ナ・リーグ西地区は巨大戦力の独走か?MLB2014年シーズン前予想

2013年のナ・リーグは強大な戦力をそろえたドジャースが前半こそ、つまづいたものも終わってみれば、92勝を上げて2位には11ゲーム差をつけて、ロサンゼルス・ドジャースが制しました。

3年間で2度のワールドシリーズ制覇を果たしたサンフランシスコ・ジャイアンツは負け越して3位に沈み、2位となったダイヤモンドバックスも81勝81敗と勝ち越せませんでした。

それ以下のチームは混戦模様で2ゲームに3チームがいる拮抗したナ・リーグ西地区でした。

圧倒的な資金力で、他の追随を許さない戦力で独走したロサンゼルス・ドジャースを止めれるチームは現れるのでしょうか?

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ドジャースの独走は必死で他チームはワイルドカード狙いに?

各球団の個別の詳細な戦力分析は以下のページにまとめてあります。

そして各チームを分析するポイントは以下の5つです。

  • 攻撃面:出塁率が高く、本塁打数が多くなくても得点力がある。
  • 守備面:先発ローテが揃っていて、クローザーとセットアップがしっかりしている。守備に穴がない。
  • 体調面:故障者は続出していないか?
  • 総合面:ケガや故障へのリスクマネジメント(バックアップのオプションが豊富か?)
  • チーム力:チームのコアがあり、求心力と一体感があるか?

これらを元にした2014年のナ・リーグ西地区の順位予想は以下のとおりとなっています。


  1. ロサンゼルス・ドジャース >地区優勝
  2. サンフランシスコ・ジャイアンツ ワイルドカード有力
  3. アリゾナ・ダイヤモンドバックス
  4. サンディエゴ・パドレス
  5. コロラド・ロッキーズ

まずは最下位からですが、コロラド・ロッキーズです。打線はそこそこも打者有利の本拠地を活かしきれるほどではなく、主力が故障がちなこと、そして投手力が弱いため、最下位の可能性が高い状況です。今年の結果次第では再建モードに切り替わる可能性があります。

4位はサンディエゴ・パドレスです。故障者が続出した2013年よりは戦力が整っていますが、先発投手の弱さは隠せず、その解決策としてFAで獲得したジョシュ・ジョンソンも離脱するなど、ワイルドカードを狙うには程遠い戦力となっています。コロラド・ロッキーズよりは良いと考えられますが、ダイヤモンドバックスとジャイアンツの背中は見えない位置となりそうです。

ダイヤモンドバックスはブロンソン・アローヨを獲得し、若手の有望株を放出して野手、クローザーに実績のある選手を獲得して、このシーズンにかけています。しかし、痛いのはエースのパトリック・コービンが今季絶望となり、アローヨの加入を打ち消す大きなマイナスが出来てしまったことです。

さらに、その結果、新人王候補にも名前が上がるアーチー・ブラッドリーを開幕から使わざるを得ず、終盤にはイニング制限で外れることになりますので、ブラッドリーをシーズン終盤のプラスαとして起用できなくるなど、様々な面で痛いエースの離脱となっています。

そのためワイルドカード争いに顔をだす可能性はあるものの、ブルペンの弱さもあり、最終的にはポストシーズンは逃しそうです。

サンフランシスコ・ジャイアンツは強力ではないものの勝つために必要な点をとれる打線です。また、先発投手も強力ではないものの試合を作れる顔ぶれが揃い、後ろに控えるブルペンが強力なため、先発を補いないながら勝ち星を積み重ねそうです。

また2010年と2012年にワールドシリーズを制覇した時のコアメンバーもチームに残っていて、若い顔ぶれですが経験もあり、チーム全体での成熟度が増しています。

総合力に優れていて、個々の選手も洗練されているため、今年は再びポストシーズンに進出してくることが有力視されます。

シーズンを通してドジャースを上回ることは難しそうですが、2度ポストシーズンを勝ち抜き、短期決戦の勝ち方を知っている選手を揃えるも強みです。それを活かして、短期決戦で巨大戦力をひっくり返すことは十分に期待できます。

単純な戦力の足し算だけは測れないチームとしての強さが魅力のジャイアンツですので、ドジャースにストップをかけるとすれば、このチームはないでしょうか。

優勝候補はロサンゼルス・ドジャースで、どんなに悪くてもワイルドカードを逃すことはなさそうです。

唯一、弱さがあるのは内野の層の薄さですが、それが気にならないほど投手陣は先発とブルペンはともに強力で、しかもバックアップも事欠きません。また外野は豪華そのもので、打線も強力です。個々の選手のレベルが高く、しかも層が厚いので、レギュラーシーズンでは独走することが予想されます。

ただ、短期決戦で重要なチームとしての成熟度や一体感などでは懸念される点があり、寄せ集めのチームのため、不安が残ります。

2013年も戦力的には上回っているにも関わらず、セントルイス・カージナルスに敗れてワールドシリーズに進出できませんでした。今年もチームに生え抜きのコアとなる選手が少ないため、脆さを露呈する可能性はあります。

ただ、それは短期決戦の問題であって、ことレギュラーシーズンとなると、圧倒的な戦力のため独走することが予想されるロサンゼルス・ドジャースです。

まとめ

最後にまとめると、圧倒的な戦力で、優勝はロサンゼルス・ドジャースでほぼ確実、2位はチームとしての総合力と一体感があるサンフランシスコ・ジャイアンツで、ジャイアンツはワイルドカードを確保する可能性が高いと予想されます。

ダイヤモンドバックスは補強したものの、エースの離脱が響き、ワイルドカード争いには絡むものの、比較的早めの段階でその争いからも脱落するのではないかと予想されます。

昨年はドジャース以外は7ゲーム内に4球団がいる状態でしたが、ドジャースが完全に飛び抜け、それをジャイアンツが追うという展開となりそうなナ・リーグ西地区です。

2014年シーズン前のMLB各地区の展望と順位予想