ナ・リーグ中地区は今年もワイルドカード2枠?MLB2014年シーズン前予想

2013年のナ・リーグ中地区はセントルイス・カージナルスがワールドシリーズに進出し、ピッツバーグ・パイレーツ、シンシナティ・レッズがワイルドカードを獲得するなど、レベルが高い争いとなった2013年でした。

優勝したカージナルスが97勝、パイレーツが94勝、レッズが90勝と2013年のナ・リーグをリードし続けたわけですが、2014年はどうなるのでしょうか。

そのナ・リーグ中地区の2014年シーズンの展望並びに順位予想です。

スポンサーリンク

今年はワイルドカード確保は厳しい戦いに

各球団の個別の詳細な戦力分析は以下のページにまとめてあります。

そして各チームを分析するポイントは以下の5つです。

  • 攻撃面:出塁率が高く、本塁打数が多くなくても得点力がある。
  • 守備面:先発ローテが揃っていて、クローザーとセットアップがしっかりしている。守備に穴がない。
  • 体調面:故障者は続出していないか?
  • 総合面:ケガや故障へのリスクマネジメント(バックアップのオプションが豊富か?)
  • チーム力:チームのコアがあり、求心力と一体感があるか?

これらを元にした2014年のナ・リーグ中地区の順位予想は以下のとおりとなっています。


  1. セントルイス・カージナルス >地区優勝
  2. シンシナティ・レッズ ワイルドカードの可能性あり
  3. ピッツバーグ・パイレーツ
  4. ミルウォーキー・ブルワーズ
  5. シカゴ・カブス

シカゴ・カブスは再建モードで、3年先には上位を狙えるチームになりそうですが、今年は明らかに苦しい状態で、若手に経験を積ませる1年となりそうです。

ミルウォーキー・ブルワーズは昨年よりは良くなることが予想されるも、主砲のブライアン・ブラウンが薬物の助けなしにどれほどの成績が残せるかが重要なポイントです。ただ、普通に考えれば成績が落ちると考えるのが自然です。

そのためレッズとパイレーツはFAで大きな戦力を失っていますが、ブルワーズがカージナルスを含めた3チームよりを上回ることは難しそうな状況です。

またレッズはFAで秋信守とブロンソン・アローヨが流出し、クローザーのチャップマンが打球の直撃をうけたため、6月以降まで戻ってきません。

そして、パイレーツは終盤にトレードで獲得した主力級がFAで抜けて、バーネットも失っています。そのため両者ともに大きく戦力ダウンをしたこのオフですが、より影響が少ないのがレッズと言えそうです。

レッズは昨シーズンは11試合しか登板できなかったジョニー・クエトが戻ってきて、心配されたマット・ラオスも4月の第1週には復帰できる状況で、アローヨの穴は十分に埋めることができます。また秋信守の穴も、出塁率では劣るものの、スピードで勝るビリー・ハミルトンもいて、その影響を少なく出来そうです。

一方のパイレーツは数年後に本格的に強くなることが期待される構成で、悪いチーム状況ではありませんが、ファーストや捕手の穴は埋まらないままで、今年は苦戦しそうです。

そのためレッズが2位で、パイレーツが3位になると予想されます。ただ、この2チームとも昨年のようにワイルドカードを手にするのはやや難しそうな状況です。

東地区はブレーブスかナショナルズのどちらか、西地区はドジャースかジャイアンツのどちらかがワイルドカード争いに残ってくると予想され、戦力ダウンした両チームには厳しい状況と言えます。

そのため良くてレッズがワイルドカード争いに残るも、終盤の早めの段階で脱落するのではないかと予想されます。

カージナルスはベルトランを失いましたが、それでも得点力は高く、その穴をカバーするであろうプロスペクトも昇格してくるため、戦力ダウンは最小限に食い止めることが出来そうです。

追いかけるレッズとパイレーツが戦力ダウンしていることもあり、カージナルスが連覇するのは、ほぼ確実と予想されます。

ただ、ワールドシリーズとなるとシビアな戦いになることが予想され、今いる若い選手が飛躍することが求められそうです。

まとめ

優勝はカージナルスでほぼ間違いなく、仮に故障者が出たとしても選手層が厚いため、地区優勝は手にしそうですし、どんなに悪くてもワイルドカードには残りそうです。

レッズとパイレーツは2位と3位は確保しそうですが、オフの流出と故障者が出たことが痛く、他地区の上位チームの戦力が整っているため、昨年のようにワイルドカードを確保するのは難しそうです。

可能性があるとすれば西地区のジャイアンツがコケた時に、レッズに可能性が出てくるのではないかと予想されます。

2014年シーズン前のMLB各地区の展望と順位予想