最激戦区ア・リーグ東地区の覇者はどこに?MLB2014年シーズン前予想

ワールドシリーズ制覇を果たしたレッドソックス、戦力が整い多くの専門家が優勝候補にあげるレイズに、大型補強を行い何ふり構わずポストシーズン進出を勝ちろうとしているヤンキースがいて、激戦が必至のア・リーグ東地区です。

そこに主砲のクリス・デービスを中心にMLB屈指の破壊力を誇るオリオールズ、そして打線は他の4球団と遜色のないブルージェイズと、強豪が揃い注目度の高いア・リーグ東地区の展望ならびに予想をしていきます。

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注目度と人気の高いア・リーグ東地区はどのチームが制するのか?

各球団の個別の詳細な戦力分析は以下のページにまとめてあります。

これらの情報を元に以下のようなポイントを重視しながら、順位を予測しています。

  • 攻撃面:出塁率が高く、本塁打数が多くなくても得点力があるか?
  • 守備面:先発ローテが揃い、ブルペンがしっかりしているか?守備に穴は少ないか?
  • 体調面:故障者は続出していないか?
  • 総合面:ケガや故障へのリスクマネジメント(バックアップのオプションが豊富か?)
  • チーム力:チームのコアがあり、求心力と一体感があるか?

これらの5つのポイントを重視しながらした予測は以下のような順位となっています。


  1. タンパベイ・レイズ >地区優勝
  2. ボストン・レッドソックス ワイルドカードゲーム進出
  3. ニューヨーク・ヤンキース ワイルドカードの可能性あり
  4. ボルティモア・オリオールズ
  5. トロント・ブルージェイズ

上記の5つのポイントを一番高いレベルで満たしているのがタンパベイ・レイズで、それに次ぐのレッドソックスという印象です。

この両チームとも2013年の時点で高いレベルでバランスがとれていましたが、そのメンバーの変動がより少なかったのが、タンパベイ・レイズでした。特にこのままデビッド・プライスがチームに残れば、地区優勝の最有力で、悪くてもワイルドカードに滑りこむ勝ち星は積み重ねることが予想されます。

一方のレッドソックスはナポリが戻ったのは朗報でしたが、サルタマッキア、ドリュー、エルズペリーなどが流出し、期待されていた若い選手のパフォーマンスも今のところ冴えないため、戦力ダウンの印象は拭えません。

ただ、レッドソックスは質の高い選手が多い上に、チームを愛している選手が多く、結束力に優れているため、求心力を失いにくいタフなチームです。

また投手陣も層が厚いため、故障者へのバックアップオプションが多く、シーズンを通じて安定した成績を残すことが予測され、レイズと優勝争いをして、悪くてもワイルドカードは勝ち取るでのはないかと考えられます。

大型補強を行ったヤンキースですが、リベラ、ペティット、カノとチームの核が失われた上に、故障がちの選手を多く集め、さらにそのバックアップは手薄という状況で、年間を通じて戦力を整えることに苦労する可能性が高い編成となっています。

攻撃陣に偏った補強で、投手陣に関しては故障者が出なくても、不安が多い編成となっていることも大きなマイナスです。

個々の能力が高い選手は集まっているものの、チームとしての熟成という面でも不安な面が多く、レッドソックスとレイズには及ばず、ワイルドカードがギリギリ狙えるかどうかのライン上にいる印象です。

オリオールズは投手力の弱さがオフの補強で十分には埋めきれず、主砲のクリス・デービスが2年連続で同じようなクオリティの成績を残せるかは疑問符がつきますので、ヤンキースを下回りポストシーズンは遠そうな展望です。

ブルージェイズの先発ローテーションはア・リーグ東地区のライバルと戦うには、非常に心もとないレベルです。特に打者有利の球場が揃う地区ですので、この弱さは致命的です。

ブルージェイズ打線は強力ではありますが、弱体の投手陣を補うには不十分で、ア・リーグ東地区の最下位になることが濃厚な状況です。

まとめ

最後にもう一度まとめると、ア・リーグ東地区は、レイズとレッドソックスの2強が走って、故障者が出なかった場合にという条件付きでヤンキースがそこに割って入る可能性があります。

しかし、それが起こる可能性は極めて低くいため、レベルの高い3位でのワイルドカードを目指すにとどまりそうです。オリオールズは最下位はないものの、ヤンキースが故障者続出でコケた時にワイルドカードが狙え、ブルージェイズは残念ながら5位におさまりそうな情勢です。

レベルの高い地区のためワイルドカードが2枠くる可能性は十分にありますので、最後まで熱い戦いとなりそうなア・リーグ東地区です。

2014年シーズン前のMLB各地区の展望と順位予想