強力打線で激戦の東地区を勝ち抜けるか?オリオールズの2014シーズン前戦力分析

本塁打53本のクリス・デービスを中心に、33本塁打のアダム・ジョーンズ、25本塁打のJ.J.ハーディ、23本塁打のマット・ウィータースという大砲がならび、チームの総本塁打212本は30球団唯一の200本台です。

出塁率や打率はやや落ちるものの、それでもチーム総得点が両リーグ5位の745点は、やはりこの長打力によるところです。これだけの強力打線をもちながらもポストシーズンを逃す原因となったのは投手力の弱さで、特に先発ローテの弱さが原因でした。

チーム防御率4.20(両リーグ23位)、WHIP1.32(同20位)、そして被打率.259(同24位)と下から数えたほうが早い投手陣でした。

オリオールズは、その不安をオフの補強で解消できているのでしょうか?そのオリオールズの2014年シーズン前の戦力分析をしていきます。

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オリオールズの2014年戦力分析・評価

まずはこのオフに獲得した戦力と、失った戦力をまとめておきます。

【補強した選手の一覧】

  • ウバルド・ヒメネス
  • ネルソン・クルーズ
  • ライアン・ウェブ
  • ユン・ソンミン

【流出した選手の一覧】

  • ジム・ジョンソン(RP)
  • スコット・フェルドマン(SP)
  • フランシスコ・ロドリゲス(RP)
  • ジェイソン・ハンメル(RP)
  • ネイト・マクラウス(OF)
  • ブライアン・ロバーツ(IF)

スコット・フェルドマンがFAで流出し、クローザーのジム・ジョンソンをトレードで放出しながら、このオフの補強はあまりうまく進まなかったオリオールズでした。

しかし、ここ最近になってウバルド・ヒメネス、ネルソン・クルーズ、ユン・ソンミンと立て続けに契約し、戦力の底上げをすることができました。

しかし、一旦は、合意したグラント・バルフォアとの契約破談するなど、抜けた穴を完全に埋めたとは言い難いのですが、最後にお得な値段で、大物FA選手を獲得できたのは、大きなプラスとなりました。

オリオールズの2014年の先発ラインナップとベンチメンバーの予想一覧

予想される2014年のオリオールズの先発オーダーとベンチメンバーは以下の表のとおりとなっています。

オリオールズの2014年の先発ラインナップとベンチメンバーの予想一覧

ネルソン・クルーズはレフトも守る予定で、その場合にはデビッド・ラフは控えで、DHにノーラン・レイモンドが起用されるようです。ただ、ネルソン・クルーズがDHという起用が多くなりそうです。

またマニー・マチャドがシーズン開幕には間に合わないようですが、早い時期には復帰できるようで、それまではライアン・フラハーティが代役を務めることになりそうです。

打線はネイト・マクラウスとブライアン・ロバーツを失ったものの、ネルソン・クルーズの加入で厚みを増すことができました。

オリオールズの2014年の先発ローテとブルペンのメンバー予想一覧

予想される2014年のオリオールズの先発ローテーションとブルペンメンバーは以下の表のとおりとなっています。

オリオールズの2014年の先発ローテとブルペンのメンバー予想一覧

ジェイソン・ハンメルスコット・フェルドマンを失いましたので、ウバルド・ヒメネスの加入はやはり大きなプラスです。

ただ、ヒメネスがそのまま1番手となる布陣で、やはり手薄と言わざるを得ません。獲得に動いているアービン・サンタナが獲得できると、ようやくという状態です。

ブルペンは他に新しく加入したユン・ソクミン、エジマー・エスカローナ、ブラッド・ブラッチなどの名前があがります。

ケビン・ゴーズマンとユン・ソクミンに関してはロングリリーフと、先発ローテに穴ができたり、休養を入れる際には先発に回ることもありそうです。ライアン・ウェブも加わり、先発と比較するとブルペンの方が安定感がある布陣となっています。

クローザーは、ジム・ジョンソンが抜けた後に、グラント・バルフォアで埋まる寸前までいきましたが、破談となり、内部からの昇格でトミー・ハンターが務めることになります。クローザーの経験は乏しいので、未知数ではあります。

総括・まとめ

開幕当初は、マニー・マチャドが抜けますが、すぐに復帰する予定ですし、ネルソン・クルーズの加入で打線は強化することができました。特に右打者には有利な風がふき有利とされる本拠地ですので、アーリントンほどではなくても、ある程度の数字は期待できそうです。

ただ、クリス・デービスが2年連続で同じような数字を残せるかといえば、疑問は残ります。それでも、打線全体の厚みがありますので、その分を補うことはできそうではあります。

やはり問題は先発投手陣で、ア・リーグ東地区の各チーム共に打線が強力なので、やはりやや物足りない面があり、打線でカバーするしかなさそうです。

ただ、ア・リーグでの実績もあるアービン・サンタナを加える事ができれば、それでもレッドソックスやレイズには劣りますが、ヤンキースとは遜色ない先発ローテの顔ぶれとなりますので、面白くなりそうです。

ただ、現状だとワイルドカード争いでどうかという状況と考えられます。