残念ながら最下位はほぼ確実に・・・・マーリンズの2014シーズン前戦力分析

大型補強と大型放出で知られるマーリンズですが、ファイヤセールの後遺症は大きく、アストロズの111敗には及ばないまでの3桁の負け数となる100敗(64勝)で、ナ・リーグ東地区最下位に沈みました。

そのマーリンズの2013年の打撃と投手のスタッツは以下のとおりとなっています。

【打撃】
・得 点: 513点(30位)
・打 率: 0.231(30位)
・出塁率: 0.293(30位)
・長打率: 0.335(30位)
・本塁打: 95本(30位)
・盗 塁: 78個(18位)

【投手】
・防御率: 3.71(11位)
・QS  : 82回(21位)
・被打率: 0.251(15位)
・出塁率: 0.319(18位)
・WHIP : 1.30(17位)
・Save成功率:68.00%(18位)

打線は両リーグ最弱で、得点の513点は29位のホワイトソックスよりも85点も少ないというダントツの貧打で、最下位に沈むのもやむえない成績となっています。

その一方で、投手陣はまずずの成績を残しています。チーム防御率は両リーグで11番目、また先発投手陣だけでは3.87(13位)で、リリーフ陣は3.42(11位)と悪くありません。

課題は明白な、そのマイアミ・マーリンズの2014年の戦力分析です。

スポンサーリンク

マーリンズの2014年戦力分析・評価

まずはこのオフに獲得した戦力と、失った戦力をまとめておきます。
【補強した選手の一覧】

  • ジャロッド・サルタラマッキア(C)
  • ラファエル・ファーカル(2B)
  • ギャレット・ジョーンズ(1B)
  • ケーシー・マギー(3B)
  • ジェフ・ベイカー(UT)
  • ブライアン・ボグセビッチ(OF)
  • カーター・キャップス(RP)

【失った戦力の一覧】

  • ジャスティン・ルジアーノ(OF)
  • ライアン・ウェブ(RP)
  • チャド・クオルズ(RP)
  • ローガン・モリソン(1B/DH/OF)
  • ジャスティン・ルジアーノ(OF)

ジャロッド・サルタラマッキアはワールドシリーズ制覇のチームから100敗を喫するチームへの移籍となりました。サルタラマッキアは契約年数を重要視したとのことです。

弱い打線の強化がこのオフの最重要課題で、他には主砲のジャンカルロ・スタントンをプロテクトするためにギャレット・ジョーンズを、また楽天で活躍したケーシー・マギーも獲得しています。あとは2013年を全休したケガからの復帰となるラファエル・ファーカルが加わり、これらの選手がそのまま主力となります。

またチーム2番目の18本塁打を放ったルジアーノを出して、ボグセビッチを獲得し、FAでレンジャーズにいたジェフ・ベイカーも獲得しています。

その一方で比較的安定した投手陣からはライアン・ウェブ(防御率2.91)とチャド・クオルズ(防御率2.61)と失う一方で、獲得したのはカーター・キャップスにとどまっています。

マーリンズの2014年の先発ラインナップとベンチメンバーの予想一覧

予想されるマーリンズの2014年のスタメンオーダーとベンチメンバーの一覧は以下の表のとおりとなっています。
マーリンズの2014年の先発ラインナップとベンチメンバーの予想一覧
*ラファエル・ファーカルとケーシー・マギーの成績は2012年のものです。

ケーシー・マギーは開幕スタメンが有力視されている状態です。課題だった打線の強化には小粒ではあるものの積極的に動いた結果、改善されましたが、両リーグ最低の打線のテコ入れとしては不十分な感は否めません。

そしてアストロズと違い多くのプロスペクトがいるわけでもないため、野手に関しては将来への希望も見出しにくい状況となっています。

マーリンズの2014年の先発ローテとブルペンのメンバー予想一覧

予想されるマーリンズの2014年の先発ローテーションとブルペンのメンバーの一覧は以下の表のとおりとなっています。

マーリンズの2014年の先発ローテとブルペンのメンバー予想一覧

先発ローテがマーリンズの希望です。先発が踏ん張って、何とか打線に点を取ってもらって勝ちを拾うという戦い方にならざるをえません。

エースのホセ・フェルナンデスは2014年のサイ・ヤング賞の候補として名前が上がります。

また2番手以降も2013年にまずまずの成績を残している上に、イオバルディが24歳、アルバレスが23歳、ターナーが22歳、27歳のトム・コーラーが最年長で、伸びしろの大きい投手が揃い、さらに飛躍することが期待されます。

またマイナーにもアンドリュー・ヒーニー、ジャスティン・ニコリーノというプロスペクトの左腕が2人が2014年中に昇格してきます。

またクローザーとスティーブ・シシェック、セットアップのA.J.ラモスなども安定していますので、この投手陣を柱としたチーム再建となっていきそうです。

総括・まとめ

野手陣は寄せ集めの印象は拭えない顔ぶれとなっていますが、投手陣は将来に希望を感じさせるプレーヤーが揃っています。

これらの投手陣を大事に育てていけば、数年先にはそれなりに戦える状態になりそうですが、経営側の動きが読めないチームでもありますので、それもスンナリとは期待しにくいマーリンズです。

チームの順位は、メッツやフィリーズに故障者続出などの余程のことがない限り最下位が濃厚ですが、注目したいのは何と言ってもホセ・フェルナンデスで、このチーム状況で12勝できるその実力は並大抵ではありません。

最速99マイルの4シームに、2シーム、カーブ、チェンジアップを持ち球とし、20歳から21歳となった2013年に防御率2.19/WHIP0.98/奪三振率9.75と圧巻の数字を残していて、魅力いっぱいのホセ・フェルナンデスです。将来のスター候補ですので、今年の飛躍に注目です。