MLBでホームプレート上での捕手へのタックルを禁止する方向へ

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森友哉へのタックルやマートンのタックルで日本でも話題に

ウィンター・ミーティングが開催され、選手のFA移籍、トレード移籍に目がいってしまいますが、その影で、MLBはホームでのホームプレート上の衝突(捕手へのタックル)を禁止する動きがあるようです。

日本では昨年のU18ワールドカップで大阪桐蔭の森友哉がアメリカチームの選手からタックルを受けたり、ヤクルトの田中雅彦がマートンのタックルを受け骨折し、その後さらにヤクルトの相川にもタックルし乱闘などで、話題になりました。

アメリカでは、メジャーでは、当たり前だからとの論調もありましたが、それを禁止する動きがあるようです。

ジャイアンツのバスター・ポージーが選手生命の危機に追い込まれたことも

メジャーではサンフランシスコ・ジャイアンツのバスター・ポージー(Buster Posey)がホームプレート上の衝突で、大ケガを負って、騒然としたことがありました。

その時の映像が以下のものです。

バスター・ポージー(Buster Posey)はジャイアンツに、2008年のドラフトで1巡目(全体5番目)指名され、契約625万ドルで入団します。そして2010年には108試合で打率.305・本塁打18本・打点67>新人王に輝きます。

そして2012年には148試合で>打率.336で首位打者に輝き、本塁打も24本に103打点と活躍し、2014年からの>8年契約で総額1億5900万ドルの契約延長をするなど、強打の捕手として名を知られるバスター・ポージーです。

そのバスター・ポージーですが、2011年のフロリダ・マーリンズ戦でスコット・カズンズからホームプレート上で激しいタックルを受けて、左下腿の腓骨骨折左足首靱帯断裂の重傷で選手生命すら危ぶまれました。そこから2012年には見事に復活したわけですが、かなり重傷で靱帯断裂などもありましたので、将来的には影響が出る可能性は否定できません。

こういったことの積み重ねがあった結果、MLBはホームプレートで>走者が捕手にタックルするのを禁止するルールをつくる動きを見せているようです。

このルールが施行されるためには、選手会の同意も必要ですが、捕手の選手生命を縮める可能性の高いプレーの禁止なので、受け入れるのではないかと個人的には思います。

走者だけなく、捕手にも既存のルールが適用されるべきとの指摘も

CBS SPORTS.comのライターであるDayn Perryは”MLB likely set to ban plate collisions, and that’s a very good thing“の記事の中で、プレート上の激突はベースボールの歴史のひとつではないということと、捕手がボールを持たない状態でベースをブロックすることは、既存のルールに違反していることを指摘しています。

そのためこのライターのDayn Perryは、走者のタックルするのを禁止するなら、捕手がボールを持っていない状態でベースをブロックするのを禁止している、既存のルールをしっかりと適用すべきだと述べています。そして人と人の衝突を見たければ、ベースボールではなく、フットボールを見ればいいとしています。

個人的にも完全にアウトのタイミングにもかかわらず、タックルで何とかしようというのは、あまり好きなプレーではないので、このルールが導入されるのには賛成です。

捕手のタッチをかいくぐるプレーというのは、イチローがヤンキース移籍後に見せた”Ninja”とも言われたプレーなどに代表されるように、非常にスリリングで面白いと思いますし、より安全です。

将来有望な選手が、そしてチームの主力が、ホームプレート上でもらったタックルで、チームを離れるどころか、選手生命を断たれたら、泣くに泣けない状況です。

そしてタックルを受ける選手も生活をかけていますし、場合によってはその選手の人生全体にも大きな影響を与えかねません。

ぜひともこのホームプレート上での衝突がなくなるように、走者の捕手との接触に関するルールをつくり、捕手の捕球前のブロック禁止をしっかりと施行する流れが、うまくいってほしいと願っています。

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