カーティス・グランダーソンがFAでメッツへ移籍
ヤンキースからFAとなっていたカーティス・グランダーソンが、同じニューヨークの>メッツと4年6000万ドルで契約することで、基本合意に至ったようです。
この情報はニューヨーク・ポスト、CBSスポーツ、FOXスポーツなどで報じられています。
ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、シーズンオフ当初はグランダーソンとの再契約に意欲を見せていましたが、ジャコビー・エルズベリーを獲得し、秋信守の獲得の動向もありましたので、優先順位が落ちたのでしょうか、メッツとグランダーソンが契約に至ったようです。
グランダーソンは希望通りの4年契約をメッツから勝ち取る
グランダーソンと言えども、ヤンキースの生え抜きのブレット・ガードナー、FA移籍のジャコビー・エルズベリーに加えて、秋信守やカルロス・ベルトランが加わった場合には、ソリアーノとともにバックアップになりかねない状況でした。そのような状況を考えると、良い契約でメッツに移籍することになったのではないでしょうか。
グランダーソンは4年の契約を希望しているとの情報がありましたが、メッツが4年目を渋って、3年にこだわっているとの話が流れていましたが、4年6000万ドルで落ち着いたようです。
2013シーズンのグランダーソンの年俸は1500万ドルでありながら、ケガで61試合しか出場できず、しかも打率.229・本塁打7・打点15と冴えませんでしたので、来年3月で33歳になることを考えても、良い契約を勝ち取ったといえるのではないでしょうか。
グランダーソンは、打率こそ低いものの2011年と2012年の成績が評価されていて、41本塁打・43本塁打と119打点と106打点の>2連続の好成績は出色のものです。
ただ、2013シーズンのグランダーソンは見ていて、バッティングの内容が良くなかったのが、怪我の影響による調整不足のか、衰えなのか気になるところです。
メッツは当初、ネルソン・クルーズを追いかけていたようですが、途中からカーティス・グランダーソンに切り替えたようです。メッツはこのオフでクリス・ヤングに続いてFAで外野手を獲得したことになります。
カーティス・グランダーソンの年度別打撃成績
カーティス・グランダーソンの年度別打撃成績は以下のとおりとなっています。カーティス・グランダーソンは2002年タイガースに3巡目全体の80番目で指名されて入団しています。
2011年には、打率.262・本塁打41本・打点119でOPSが0.900を超えて、>シルバースラッガー賞を獲得しています。
本塁打がヤンキース移籍後2年目と3年目に増えているのは、左打者有利のヤンキーススタジアムの恩恵だったのか、それとも実力が向上していたのか、メッツ移籍後の成績も気になります。
2013年オフシーズン・2014年のMLBのFA・トレード移籍情報
MLBのフリーエージェントやトレードによる移籍の情報を下記のページでまとめて更新しています!!
・MLB-FA・トレード情報(2014)