トレード期限前の移籍が有力視されるプレイヤーは?MLB公式サイトが12名をピックアップ

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前回の投稿では補強に動く可能性のある19チームの補強ポイントやターゲットとなる選手に関するCBSスポーツの記事を紹介しました。

今回はウェーバー公示なしのトレード期限前に移籍する可能性が高い12名のプレイヤーをMLB公式サイトがピックアップしている記事を紹介したいと思います。

MLB公式サイトであるMLB.comのコラムニストであるジム・デュケット(Jim Duquette)が”Pump the break: A dozen deals in motion?”というタイトルの記事で、期限前にトレードになる可能性が高い12名の選手とフィットするであろうチームをピックアップしています。

その12名は以下のとおりとなっています。

1. ジョナサン・ルクロイ(捕手・ブルワーズ)
彼の今季のWAR(Win Above Replacement)は2.4でメジャー全体でも4位となっている。契約は来季550万ドルとリーズナブルで中軸を打てる捕手。フィットするチームはレンジャーズ、アストロズ、メッツ。

2. リッチ・ヒル(先発左腕・アスレチックス)
トレード市場でもっともニーズが高い選手。奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)10.66はMLBでもエリートクラスの数字。故障者リストに入ったことは休養となり、シーズン後半にも期待できる要素になる可能性がある。レッドソックスが最もアグレッシブに動くと予想され、ドジャース、オリオールズ、マーリンズもフィットする。

3. ジョシュ・レディック(外野手・アスレチックス)
健康面にやや不安があるが、外野において柔軟にポジションをカバーができ、打線にアップグレードをできる選手がほしいチームが獲得に動くと予想される。アスレチックスは契約延長に合意できる可能性が低いので、トレードに出すことを選ぶだろう。フィットするのはインディアンス、ジャイアンツ、カブス、ホワイトソックス。

4. ジェイ・ブルース(外野手・レッズ)
トレード拒否権を持つが、本人が優勝を争うチームであればそれを放棄することを明言。シーズン前半の数字は彼がトップクラスの右翼手だということを示している。インディアンス、ロイヤルズ、ホワイトソックス、ドジャース、ジャイアンツにフィットする。

5. アロルディス・チャップマン(リリーフ左腕・ヤンキース)
まだ売り手になるか決まっていないが、今月末の時点で現在と同様の状況であれば、チャップマンを獲得した際に放出した選手よりも質の高いプロスペクトを獲得できるトレードに動くだろう。シーズンオフに再契約もできることも、トレードを決断しやすくさせる。ジャイアンツ、カブス、カージナルス、ナショナルズ、レンジャーズ、アストロズにフィット。

6. ダニー・バレンシア(三塁手・アスレチックス)
バレンシアの多用途性、315万ドルという安い年俸、三塁、一塁、外野を守れるという要素は、複数のチームにとって価値あるものだ。インディアンス、ホワイトソック、メッツ、アストロズ、ロイヤルズの補強ポイントに合致。

7. ドリュー・ポメランツ(先発左腕・パドレス)
トレード市場の先発投手不足はパドレスがブレイクアウトしているドリュー・ポメランツのトレードへ繋がることを示している。制球面で課題があり、与四球率(9イニングあたりの与四球数)がリーグでもワーストの1人であるいうのは懸念材料だが、27歳と若く、被安打率5.9、ブレイキングボールは優勝を争うチームにとって魅力。レッドソックス、オリオールズ、メッツ、レンジャーズ、マーリンズらが候補か。

8. アロディス・ビスカイーノ(リリーフ右腕・ブレーブス)
ブレーブスはフリオ・テヘランをトレードに出す意欲は小さいが、ビスカイーノをトレードに出してプロスペクトを獲得する利益を享受したいはずだ。奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)11.8は多くのチームのブルペンにフィットする。カージナルス、ドジャースが候補か。

9. ジェレミー・ヘリクソン(先発右腕・フィリーズ)
今季は防御率4点を切っていて、先発ローテのバックエンド(4番手・5番手)が欲しいチームのニーズに応えることができる。オリオールズ、レッドソックス、レンジャーズ、メッツの補強ポイントに合う。

10. ジーンマー・ゴメス(リリーフ右腕・フィリーズ)
スカウトたちはゴメスを8回を任せる良いセットアップマンだと評価している。多くのチームのブルペンの層を厚くできるし、場合にはよっては9回を任せることもできる。レッドソックス、カージナルス、ジャイアンツにフィットする。

11. ユネル・エスコバー(三塁手・エンゼルス)
彼の野球選手としての本能には疑問符が残るが、柔軟に起用できる多用途性は見過ごすことができない。パイレーツ、ロイヤルズにフィット。

12. ジョー・スミス(リリーフ右腕・エンゼルス)
今季終了後にFAとなるジョー・スミスで、セットアップマンとして8回を投げることができ、状況次第ではクローザーも務めることができるのは、非常に価値がある。インディアンス、レッドソックス、カージナルス、パイレーツの補強ポイントに合致。

アスレチックスから3人、フィリーズとエンゼルスから2人、レッズ、ヤンキース、ブルワーズ、ブレーブス、パドレスから1人が選ばれています。

あくまでもトレードが成立する可能性が高い選手たちを選んでいますので、市場に出れば目玉となるようなロッキーズのカルロス・ゴンザレス、ヤンキースのアンドリュー・ミラー、カルロス・ベルトラン、ブルワーズのライアン・ブラウン、レイズのクリス・アーチャーなどはピックアップされていません。

それでもジョナサン・ルクロイ、リッチ・ヒル、ジョシュ・レディック、ジェイ・ブルース、アロルディス・チャップマンらは大きな戦力アップにつながる選手たちではありますので、まずはこれらの選手を中心にマーケットが動くことになりそうです。

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