野茂英雄と黒田博樹

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黒田博樹が野茂英雄が成せなかった4年連続二桁勝利を達成

黒田博樹が野茂英雄も成し遂げられなかった4年連続の二桁勝利をあげました。

いずれはダルビッシュが塗り替える可能性がありますが、やはり素晴らしい記録だと言えます。

そしてあらためて野茂英雄の名前が出てきましたので、あらため成績を調べてみて、その偉大さを感じました。

そこで今日は、野茂英雄と黒田博樹のMLBでの成績を比較してみたいと思います。

野茂英雄のMLB通算成績

まずは野茂英雄の成績です。
野茂英雄のMLB通算成績
黄色が付いているところは、タイトルを獲得しています。

日本人でMLBでタイトルをとっている選手は、打者ではイチロー、投手では野茂英雄だけです。

野茂は1995年と2001年にそれぞれ奪三振王をとっています。

4年連続の二桁勝利はありませんが、3年連続二桁勝利を2回もやっています。

そしてMLB12年間で10勝以上が7回もあります。

また投球回数でも200イニング以上を4回、そして190イニング以上となると7回と、野茂が先発投手として1年間働き続けれるタフさがあったことを物語っています。

あの投球フォームで、過酷なメジャーの移動をこなしながらなので、素晴らしい記録を支えた強靭な体があったことがわかります。

そして最後の1年はわずかな登板しかありませんので、実際には11年間の実績に近いわけですが、11年間で123勝と、平均でも11勝を超えています。

日本人でもメジャーでやれるんだということを示して、道を切り開いたのが、野茂でありながら、まだ野茂をこえる投手がいないのが現状です。

黒田博樹のMLB通算成績(2013年7月25日時点)

続いて黒田博樹のMLBでの成績です。
黒田博樹のMLB通算成績(2013年7月25日時点)
何と言っても安定感が光ります。

MLB入りした最初の2年も10勝以上していてもおかしくありませんでしたが、とにかく打線の援護に恵まれませんでした。

しかし、黒田自身は自分の仕事を続けていることは、MLBに移籍してから防御率は一度も3.80を超えていないという点に現れています。

素晴らしい安定感です。

その上、通常は成績が落ちていく年齢に差し掛かっているにも関わらず、年を追うごとに成績を上げていくという点は、称賛に値します。

特に2012シーズンは広島時代も含めてのキャリアハイとなる16勝をあげていますので、ヤンキースが単年で1500万ドルを出したのもうなずけます

またさらに年俸を200万ドルから300万ドルを上積みした2年契約をオファーした球団があったのも、この驚異的な安定感があるからこそだと思います。

今シーズンも順調にいけば、後10試合から12試合は登板できるかと思いいます。

そのうちの半分以上を勝てば、キャリアハイを更新する17勝も見えてきます。

またリーグ2位につけている防御率でもタイトルを獲得できる可能性があります。

38歳にして進化を続けている黒田博樹です。

既に6年間の平均が11勝に達していますが、今シーズンの残りの登板で勝利数の積み上げがあると思いますので、更にあがってくることでしょう。

ただ、野茂の123勝を黒田が超えるためには、あと5年はメジャーで活躍する必要がありますので、野茂の積み上げてきたものの凄さを感じます。

黙々と投げ続ける二人の投手

黒田博樹は、広島時代には三振をもっととるピッチャーでしたが、野茂とは違い、投球スタイルをメジャー仕様に変えました。

打たせてとるスタイルに変え、それが奪三振の少なさに顕著に現れています。

野茂はそれに対して自分のスタイルを貫き続けました。

最後の1年を除いた11年間で1915個の三振を奪っていますので、平均で170個以上の三振を奪っています。

投球回数と奪三振数はほぼ同じで、野茂らしい投球を最後まで貫いたことがわかります。

このように、二人にスタイルの違いはあるものの、共通するのは、黙々と投げ続ける姿です。

外面は静かですが、しかし野球を愛する情熱にあふれた二人だと思います。

この2人の投げる姿に、サムライのようなスピリットを、感じざるを得ません。

これからも後からくる日本人メジャーリーガーにとって目標となる二人ではないかと思います。

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