上原浩治が無失点記録を26試合に伸ばした後の米メディアの反応

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上原の防御率が0点台に突入間近に

上原浩治が、レイズ戦の9回に3-3の同点の状況で登板し、1回を17球で2つの三振を奪い、勝ち投手となりました。

これで上原浩治は4勝0敗となり、>防御率はさらに上昇し1.08でWHIPは0.57と手につけようがない状況になってきました。

こういうゾーンに入っている時の上原は、信じられないほどの集中力を見せてくれます。

そしてこの上原のピッチングに対して、日に日にアメリカでの注目が高まってきています。

素晴らしい投球をしながらも、過小評価され、その実力を認めてこられなかった上原でしたが、一気にその実力を全米に認知させ始めている上原浩治です。

そこで、今日は昨日に引き続き、アメリカでの上原に関する記事を紹介したいと思います。

ESPNも注目している上原浩治の無失点記録

今日は、ESPN BOSTONの記事です。

That’s the longest single-season scoreless streak for a Sox reliever since the Monster, Dick Radatz, had a 33-inning streak from May 13 to June 14, 1963.

ESPN BOSTONKoji Uehara timing it perfectly

(訳)上原のこの無失点記録は、1963年5月13日から6月14日の間での33イニング無失点を記録したモンスター”Dick Radatz”以来の、レッドソックスの1シーズンでの救援投手の最長無失点記録だ。

ここでMonsterと呼ばれた、レッドソックスの抑え投手Dick Radatzの記録を上原が破ったことを、まず紹介しています。

そして、以前レッドソックスにいた松坂のことを引用しながら、上原のことを賞賛します。

The Japanese word for monster, incidentally, is “kaibutsu,” a nickname that Daisuke Matsuzaka was given in Japan but was something he didn’t quite live up to in his tenure with the Sox. Certainly, Uehara has a more legitimate claim to it here, based on his body of work.

(訳)日本でMonsterは怪物と訳され、このニックネームは以前松坂が日本でつけられていたものだが、レッドソックスではそれを保持するのに相応しくなかった。成績を見れば、上原のほうが、レッドソックスではそのニックネームに相応しいことは間違いない。

怪物という肩書をもって、巨額のポスティングで入団した松坂ですが、チームから望まれたような成績からは、程遠い成績しか残せませんでした。そのことを多少皮肉りながらな、>上原のほうがMonster、怪物というニックネームが相応しいとしています。

そしてその後の記事ではいくつか上原の記録の素晴らしさを紹介しています。

その中でもこの記録の紹介は目をひきました。

— a strike percentage this season of 74 percent, the highest this century for anyone who has thrown 900 or more pitches in a season since 2000, which is when pitches began to be counted in earnest as part of the historical record. Uehara has thrown 953 pitches, 702 for strikes.

(訳)今シーズンの上原のストライク率は74%だ、これは投球数が記録として重要視されるようになった2000年以降の、900球以上を投げているどの投手よりも、今世紀で最も高い率だ。上原は953球を投げて702球のストライクをとっている。

もう上原はメジャー史上に残るコントロールを誇る投手となっているということです。

953球投げて、702球がストライクということは、上原の投球の73.7%がストライクということです。

さらに、記事の中では、8月17日からの10試合では129球中107球がストライクで、実に>ストライク率が83%となっていることを明らかにして、上原の素晴らしさを紹介しています。

しかし、上原がすごいのは、そのストライク・ゾーンで勝負して抑えていることです。レイズ戦が終了した時点での、>上原のメジャー通算の防御率は2.46で、WHIPは0.84となっています。

>メジャー屈指期のコントロールを誇り、しかも>ランナーを出さずに、>三振を奪い、抑えることが出来るのが上原です。

そしてその上原を同僚たちも賞賛しています。先日復帰したばかりのバックホルツです。

“I’ve been watching, I promise,” said Sox pitcher Clay Buchholz, whose 10th win of the season Tuesday night, after a 94-day absence, came courtesy of Uehara’s 19th save. “The guy is unbelievable. Unbelievable is the only word I can use to describe it. He’s the best there is right now. It’s fun to watch.”

全部は訳しませんが、バックホルツが語っている部分だけを訳します。

(訳)ずっと彼を見てきているが、彼はとても信じられない男だ。自分はアンビリーバブル(Unbelievable)という言葉以外で、彼のやっていることを表現できない。彼が今ベストだ。見ていて楽しいんだ。

と故障者リスト入りしなければ、今頃サイ・ヤング賞の最有力候補の一人だったあろうバックホルツ(10勝0敗/防御率1.61/WHIP1.01)がこのように語っています。

他にも、この記事ではJonny Gomes、Jarrod Saltalamacchia、David Rossなどの同僚が上原へ惜しみのない賞賛を送っています。

彼らのコメントを見ていると、上原の働きをチームメイトも認めざるを得ないということ、上原がチームメイトから好かれて、愛されていることも、選手たちのコメントを読んでいても伝わってきます。

登板後のハグの多さが話題になったこともあり、チーム1のハガーだと言われる上原ですが、そういったスピリットを表に出すスタイルもアメリカで好まれている理由の1つではないかと個人的には思います。

このままいけば、上原のシーズンMVPもあり得るかもしれませんね。

上原と同年代に生まれて、上原のこの活躍を目にできるのは、本当に幸せです。ありがとう、上原浩治!

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