千葉ロッテマリーンズのFA・トレード・新外国人補強の最新情報(2017-18)

■ 千葉ロッテマリーンズのFA契約・新外国人・トレード・退団・引退に関する最新情報

初回公開日:2017/08/23
最終更新日:2017/10/15

  1. マリーンズ所属のFA権保有選手の一覧
  2. マリーンズ所属選手の退団・引退の最新情報
  3. マリーンズのシーズンオフの戦力補強の最新情報

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マリーンズ所属のFA権保有選手の一覧

マリーンズ所属のFA権を有する選手の一覧です。

選手名(ポジション) 年俸 備考
涌井秀章(投手) 2億5000万円 FA権2度目の取得
・MLB移籍も視野に入れて検討
・海外FA権を行使へ(10/11)
→「涌井秀章のFA宣言・FA移籍に関する最新情報
井口資仁(内野手) 1億3500万円 引退
岡田幸文(外野手) 4180万円 国内FA権
唐川侑己(投手) 5200万円 国内FA権
球団との話し合いへ(10/11)
福浦和也(内野手) 3500万円 海外FA権
根元俊一(内野手) 3520万円 国内FA権
行使せずに残留へ(10/11)
井口資仁(内野手) 1億3500万円 引退表明

監督・コーチ・選手の退団・引退の最新情報

マリーンズ所属の監督・コーチ・選手の退団・引退の最新情報です。

選手名(ポジション) 年俸 備考
伊東勤(監督) 8月12日に今季限りの辞任を発表
井口資仁(内野手) 1億3500万円 ・6月20日に現役引退を発表
・新監督就任が有力
古谷拓哉(投手) 2700万円 戦力外
金森敬之(投手) 700万円 戦力外
黒沢翔太(投手) 660万円 戦力外
信楽晃史(投手) 760万円 戦力外
田中英祐(投手) 1005万円 戦力外
寺嶋寛大(捕手) 675万円 戦力外
猪本健太郎(内野手) 500万円 戦力外
柴田講平(外野手) 700万円 戦力外
脇本直人(外野手) 480万円 戦力外
菅原祥太(外野手) 240万円 戦力外

マリーンズのシーズンオフの戦力補強の最新情報

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マリーンズのシーズンオフの戦力補強・監督・コーチ人事の最新情報です。

2017年6月から9月の最新情報

6月21日の毎日新聞電子版による記事です。

ロッテの井口資仁内野手(42)が20日、ZOZOマリンスタジアムで会見を開き、今季限りでの現役引退を表明した。

(中略)
66試合を終えたところでの早期発表。実は昨年12月の契約更改交渉の席で、球団に「1年だけ頑張らせてほしい」と伝えていた。両親にも話し「最後までやり抜いて頑張りなさい」と激励された。

 早い段階で引退表明してシーズンを戦うスタイルは、05~08年にプレーしたメジャーリーグでは珍しくない。井口は昨年引退したオルティス(レッドソックス)に影響を受けたという。「いろいろな地方で自分の姿を見せていた。そういう姿で終わりたいなと思った」と、同様の開幕前の発表を望んでいた。

引用元:毎日新聞電子版(2017/06/22)

2013年に2000本安打を達成してからは、引き際について考えるようになっていたと井口資仁本人が明かしています。

2017年の契約は4500万円減の1億3500万円でした。その契約更改の席で、すでに2017年限りの引退を決断していたことになります。

この後、伊東勤監督が今季限りでの辞任を表明したため、井口資仁は次期監督の候補としても名前が浮上することになります。

2017年8月14日の日刊スポーツによる報道です。

ロッテ伊東勤監督(54)が13日、成績不振の責任を取り、今季限りでユニホームを脱ぐことを明かした。球団には既に5日に伝えており、この日、山室球団社長から正式に了承された。休養はせず、今季最終戦まで指揮を執る。後任は、山室社長は白紙としたが、今季限りで引退する井口資仁内野手(42)が最有力候補。また、球団OBで韓国プロ野球ロッテで育成打撃コーチを務めるフリオ・フランコ氏(58)の可能性もある。

(中略)

「仙台で、球団に今季限りでユニホームを脱がしてくれと言った。理由は、成績が思わしくないこと。早い段階で決めていたけど、言うタイミングがなかった」。5日の楽天戦後、林球団本部長に伝え、この日の朝、山室社長から正式に了承された。前半戦終了時には辞意を固めていたが、コーチとして出場する球宴で自身の殿堂入り表彰もあり、ここまで表明を控えていた。

(中略)

CS出場は絶望的で「ファンを失望させた。現場の責任」と、選択肢は1つしかなかった。就任5年目。昨季までの4年間でAクラス3度と結果は出したが、今季の負けっぷりが全てだった。「性格的に途中で投げ出すのは嫌。休養して(監督)代行に迷惑をかけられない」と、最終戦まで職を全うする。

(中略)

後任人事について、同社長は「現状は全くの白紙」と強調した。今後、重光代行の意向を受けながら「シーズンが終わるまで」にメドを立てる。

引用元:日刊スポーツ(2017/8/14)

シーズンオフには積極的な戦力補強が契約更新の条件となるなど、伊東監督とロッテのフロント陣との間に、方針などの違いを感じさせるところがありました。

ロッテ側が伊東勤監督の要望に最大限こたえることを条件として契約更新がなされましたが、結果としてその内容とはほど遠いものとなりました。

デスパイネの残留を試みたものの、ソフトバンクとの争奪戦に敗れ、チームの主砲を失いました。そのデスパイネは106試合で打率2割5分1厘、本塁打28.打点77と日本球界でのキャリアベストを更新する活躍を見せています。

その一方で、シーズンオフに獲得した新外国人のダフィーとパラデスの2人は打線の中軸を任せるには心もとない結果しか残せず、シーズン途中に獲得したサントスは、長距離打者ではありませんでした。

そのサントス獲得発表の際には、伊東監督がメディアの前で不満の言葉を漏らすなど意思疎通がうまくいっていないことを感じさせる状態となっていました。

チームは大きく負け越し、球団側からの積極的なサポートを得られる見込みもないことが、伊東勤監督の決断を後押ししたことは間違いありません。

後任監督には引退を発表した井口資仁、韓国プロ野球でコーチを務めるフリオ・フランコらの名前がすでに浮上しています。

ただ、どの監督が就任したとしてもいばらの道となることが予想されます。チームの編成自体にいびつなところがあり、ドラフト、選手育成など、長年の問題が蓄積してきているためです。

指導者経験のない井口資仁には、荷が重い状況であることは間違いないので、現実的には監督コーチとして経験と実績がある人物が優先されることになりそうです。

2017年8月14日の日刊ゲンダイによる報道です。

さる放送局関係者は、「後任候補は今季限りで現役を引退する井口資仁(42)、ロッテでプレー経験がある現韓国ロッテ一軍コーチのフランコ(58)、落合英二一軍投手コーチ(48)らの名前が聞こえてくるが、井口は解説者に内定しているという話もあります。外部招聘ならば、地元千葉出身の阪神・掛布雅之二軍監督(62)も候補に浮上するでしょう」と、こう続ける。

「ロッテはかつて、掛布さんに監督のオファーをしたことがある。掛布さんは当時、日テレの解説者などで億単位の収入があり、指導者として阪神のユニホームを着るという目標もあって断ったが、今も掛布さんには一軍監督就任の意欲があるそうです。『ミスタータイガース』ですから、阪神監督が一番なのでしょうが、その阪神は坂井オーナーが金本監督の来季続投を決定し、長期政権も視野に入れている。掛布監督の目は薄い。掛布さんは今のところ、二軍監督としての来季去就はハッキリしていないそうです」

引用元:日刊ゲンダイ(2017/8/14)

日刊ゲンダイの報道のため、どこまでしっかりと裏が取れた情報なのかは不透明です。しかし、千葉出身であること、阪神の二軍監督として、一定の選手育成の実績が上がっていること、阪神は金本監督の長期政権が決定的であること、千葉ロッテが選手育成が急務の課題であること、などを考慮すれば、否定できない路線でもあります。

現在の千葉ロッテのチーム状況を考えれば、誰しもが監督を引き受けてくれるわけではありません。ただ、掛布氏であれば、選手育成に情熱がありますし、二軍でくすぶっているよりも、火中の栗を拾う形でロッテの監督に就任することに魅力を感じる可能性があります。
井口資仁がいきなり監督になるのは荷が重すぎるため、中日が森監督を挟んでいるように掛布氏に白羽の矢を立てる可能性はありそうです。

2017年9月5日の報道です。

ロッテの涌井秀章投手(31)が4日、自身2度目のFA権の資格取得条件を満たした。2014年に西武からFA移籍し、昨オフに3年契約が終了。今オフの動向が注目されていたが、本紙の取材でFA権を行使しての退団が決定的であることが分かった。今後について「一人では決められない。家族とより良い人生になるようにしっかり考えていきたい」と語った涌井の本命球団は――。
(中略)
国内ならば中日、DeNA、阪神など複数球団が獲得に名乗りを上げそうだ。とりわけ昨オフのFA市場で、山口俊投手(30=巨人)の獲得に失敗し、右の先発投手不足が著しい中日が、球界関係者の間では本命視されている。また涌井の母校・横浜高出身者を熱心に獲得しているDeNAも手を挙げると見られる。

引用元:東京スポーツ

伊東勤監督ゆえにロッテに移籍したという面が強くあった涌井秀章のため、監督の退任とともに移籍を選択することは大きな驚きではありません。
昨年のシーズン終了後の伊東監督の去就のゴタゴタを目の当たりにする中、複数年契約が切れた後も単年での契約にこだわっていますので、ある意味、FAによる移籍は既定路線と言えるかもしれません。

注目されるのはMLBへの挑戦を選ぶのか、それともNPB内での移籍を選択するのかというところになります。

涌井秀章は奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)が高いタイプの投手ではなく、ボールのキレで勝負するタイプです。
MLBの球団が高く評価する要素が多くはないのですが、アメリカ行きを希望すれば、日本での実績を考慮して獲得に動くチームが複数は現れるのではないかと予想されます。

2017年9月24日の日刊ゲンダイによる報道です。

ロッテが、24日に引退試合を迎える井口資仁内野手(42)に次期監督の就任要請を行っていることが23日、分かった。さいたま市内の2軍施設で取材に応じた井口は「光栄。言ってもらえることはありがたい。引退試合が終わった後にじっくり考えたい」と前向き。受諾すれば、メジャー経験を持つ日本人監督が初めて誕生する。

引用元:スポーツ報知

井口資仁が現役引退の翌年に監督に就任することになりました。
井口資仁と契約を結ぶ時には、すでに監督の手形を渡していたのかなと思うくらいに、スムーズに事が運んだ印象です。
メジャーを経験した選手が監督になるのは初めてのことで、そのことがどのような影響をあたえるのか注目されます。

ただ、球団からの手厚いサポートがなければ、戦力的には厳しいと言わざるをえないマリーンズの現状で、コーチ経験のない新米監督が背負うには重すぎるかなという印象です。

スカウト、ドラフト指名、選手育成など、チーム全体で見直す必要がある点が目につきます。井口資仁の新監督就任は新鮮な印象はもたらしてくれますが、実際の結果にすぐにつながるとは考えにくい現状です。

2017年10月の最新情報

2017年10月3日の報道です。

ロッテ涌井秀章投手(31)が2日、モデルで夫人の押切もえ(37)の第1子妊娠を喜んだ。
(中略)
涌井は9月4日に海外移籍も可能なFA権を再取得。今オフに行使すれば夢だった米大リーグ挑戦が可能だが、ロッテへの愛着も深く、最終的な結論は明らかにしていない。何より家族を大事にしており、人生の転機となる権利行使について熟考を続けるとみられる。

引用元:日刊スポーツ

家族のことを優先するのであれば、メジャーリーグ挑戦は難しいかもしれません。
ただ、周囲からのサポートをもらえる立場ではありますので、安心して出産、育児ができる環境を整えることができれば、海をわたることも選択肢となりそうです。

海外に挑戦するのであれば、来年のオフよりも今年のオフのほうが良いとかんがえられる、メジャーリーグのFA市場の状況です。

来季のシーズンオフはFA選手に大物が多く、アメリカ行きを選んでもかなり待たされることは確実で、場合によっては良い契約を手にできない可能性もあります。

今年に関しては昨年よりは良いものの、FA市場の先発投手の質と量は今一歩のため、挑戦するのであれば今年が良さそうです。

2017年10月9日の報道です。

ロッテ・山室晋也球団社長(57)は9日、ウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)を残留させる方針であることを明らかにした。
この日、ZOZOマリンスタジアムの本拠地最終戦を前に、「ウチの打線の中では必要と思っている」と語ったもので、来季もロッテでプレーすることが濃厚だ。

引用元:デイリースポーツ

6月上旬にロッテに入団したペーニャですが、69試合で打率.242、15本塁打、38打点と長打力不足に悩む打線にあって、貴重な長距離砲として機能しています。
同じ記事の中では他の外国人選手の動向についても報じられています。

まとめると以下のとおりとなっています。

  • ウィリー・モー・ペーニャ(35歳)残留
  • ジェイソン・スタンリッジ(38歳)残留 → 国内FA権を獲得し外国人枠外れる
  • チェン・グァンユウ(26歳)残留
  • ジミー・パラデス(28歳)新外国人の動向次第で残留
  • マット・ダフィー(28歳)退団
  • ロエル・サントス(30歳)退団

スタンリッジが外国人枠を外れますので、これを上手く活かした補強をすすめたいところです。

2017年10月11日の報道です。

今季海外FA権を取得したロッテ・涌井は来週までをメドに球団と話し合いをもつことになりそうだ。球団幹部は「当然残ってもらいたい」と前置きした上で、「もしも本人にその(米挑戦の)意思があるのであれば、尊重せざるを得ない」と言及。涌井はこの日、取材対応しなかった。
また、根元は海外FA権を行使せず残留する方向で、国内FA権を取得した唐川は「球団と話をして、そこがスタート」とした。

引用元:スポーツニッポン

2017年の唐川侑己は21試合126回1/3で防御率4.49、奪三振86、WHIP1.36と良いとまではいかない成績ですが、2015年のような底の状態ではありませんでしたが、2016年の88回2/3で防御率2.84からは大きく期待はずれに終わっています。
年齢は28歳と若く、年俸は5200万円となっています。

34歳の根元俊一は40試合118打席で打率.220、本塁打1、出塁率.267、長打率.330、OPS.598という成績に終わっています。
2017年の年俸は3520万円ですが、そこからの減俸は確実で、戦力外にならないだけでも有り難いという立場です。仮に宣言してもFA移籍は困難です。

ロッテ涌井秀章投手(31)が海外FA(フリーエージェント)権を行使する意思を固めたことが10日、分かった。
(中略)
今後は米球界移籍を第一に目指すが、国内他球団、さらにはロッテへの「宣言残留」も選択肢として残している。

引用元:日刊スポーツ

3年契約の1年目が終了しましたが、ロッテ側が3年間を保証していることと、残った場合に年俸が据え置きになるというだけの契約で、実質的には単年契約に近いものです。
岸孝之が手にしている金額を考えれば、国内移籍で4億円レベルの年俸を手にできる可能性があります。

さらにMLBであればポテンシャルのある先発投手に400万ドル(4億8000万円)から500万ドル(6億円)を投資するのは、極端にリスクが高いものではありません。

いずれにしてもロッテと結んでいる契約以上の金額を手にすることは確実と予想されます。
ロッテはこれ以上の金額はということもあり、年俸の上昇を抑えられる3年契約を結んでいますので、引き止めるのは難しそうです。

2017年10月14日の報道です。

ロッテ首脳が村田に関心を示した。井口監督は「魅力ある選手。まだまだ、できると思う。僕1人では判断できないので、いろいろ相談したい」。林球団本部長も「いい選手。(獲得は)ない話ではない。(検討対象に)なり得る」とした。三塁には3年目の中村がいるが、完全なレギュラーにはなっていない。チームの長打力は不足しており、補強ポイントには合う。

引用元:日刊スポーツ

年俸が2億2000万円だった村田修一ですが、今季の成績が今季の成績が118試合で打率.262、14本塁打、打点58という数字です。しかも戦力外という経緯を経ていますので、獲得しても年俸が1億円以下になる可能性が高いと予想されます。
ロッテの外国人補強はなかなかうまく行っていませんので、下手に新外国人を獲得するよりは成功する確率が高い投資となります。
パ・リーグには指名打者という枠もありますので、村田修一を戦力として活かしやすくはなると考えられます。また代打としても悪くない選手です。

ただ、本拠地が東京ドームから本塁打の出にくいZOZOマリンスタジアムに変ることになりますので、長打力不足を完全に解消するまでを期待するのは過剰ではないかと考えられます。

2017年10月15日の報道です。

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井口新監督が、エースの残留を熱望した。涌井について問われて、即答した。
「チームに必要な、欠かせない存在。FAは選手の権利なので、意思を尊重しながら、こちらとしてはしっかり話し合いをしたい。残ってもらえるなら残ってほしい」
(中略)
涌井は、ロッテ残留も選択肢に入れており、球団も宣言残留を認める考え。そこで新監督が自ら交渉し、残留へ説得に乗り出す。「僕は(涌井と)直接、連絡を取れるので、いろいろな形で話をしていきたい」と意欲を示した。

引用元:サンケイスポーツ

自身がメジャーリーグ移籍をしていることもあり、本人が挑戦したい気持ちも理解できる立場の井口資仁新監督です。井口監督と涌井秀章の関係は近いようですが、強引な引き留めは行わないスタンスとなるのは確実です。

そのため本人と話しても「残って欲しいけど、意思は尊重したい」とメディアの前で話していること以上は言えないのではないかと思います。

伊東勤氏がチームを去った今、ロッテに残る理由が減ったとは考えられます。それでも、井口新監督体制になったことはロッテ残留の可能性を多少は高めることになっているかもしれません。

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