日本ハムファイターズのFA・トレード・新外国人補強の最新情報(2017-18)

■ 日本ハムファイターズのFA契約・新外国人・トレード・退団・引退に関する最新情報

初回公開日:2017/10/06
最終更新日:2017/11/29

  1. ファイターズ所属のFA権保有選手の一覧
  2. ファイターズ所属選手の退団・引退の最新情報
  3. ファイターズのシーズンオフの戦力補強の最新情報

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ファイターズ所属のFA権保有選手の一覧

ファイターズ所属のFA権を有する選手の一覧です。

選手名(ポジション)年俸備考
大谷翔平(投手)2億7000万円・ポスティングによる移籍へ
・代理人がCAAスポーツのネズ・バレロ氏が就任することを認め、「(代理人は)自分が向こう(米大リーグ)に行くために、必ず必要なものなので、このタイミングで決めた」と明かした。(11/07)
・このオフは譲渡金の上限を2000万ドルとする旧来のポスティングルールが適用されることで大筋合意(11/10)
増井浩俊(投手)2億2000万円・国内FA(Aランク)
・FA権の行使を視野に(10/10)
・2度交渉も条件で開きがありFA濃厚(10/31)
・FA権を行使しての宣言残留も選択肢に(11/05)
・巨人が動向を注視(11/06)
・契約年数が折り合えずFA権行使へ(11/07)
・日本ハムは2年4億4000万円超を提示(11/07)
・FA宣言の場合は他球団移籍を示唆(11/12)
・宣言残留も選択肢にしてFA宣言(11/14)
・巨人、オリックスが獲得調査(11/14)
・オリックスが4年基本として契約を提示へ(11/15)
・巨人が本格的な獲得調査(11/15)
・オリックスが3年9億円を提示。クローザー、セットアップとしての起用を示唆(11/20)
・オリックスへ3年9億円、最大4年契約で移籍へ(11/29)
大野奨太(捕手)5500万円・海外FA(Bランク)
・FA権の行使を視野に(10/10)
・中日が獲得調査(10/10)
・FA権の行使が濃厚に(11/02)
・11/10-12までに結論(11/05)
・近日中に行う3度目の交渉で結論(11/07)
・近日中に会見しFA宣言する見込みに(11/08)
・9日もFA宣言へ。16日の交渉解禁から中日が谷繁の背負った背番号7と27を用意して交渉へ(11/09)
・大野奨太が正式にFA宣言(11/12)
・中日・森監督が出馬し交渉へ(11/15)
中田翔(内野手)2億8000万円日本ハム残留
・国内FA(Aランク)
・FA権の行使を示唆(10/09)
・阪神が獲得調査(10/10)
・宣言せずに残留が濃厚か(11/07)
・8000万円減もFA宣言せずに残留(11/14)
→ 「中田翔のFA宣言・FA移籍に関する最新情報」
宮西尚生(投手)2億円日本ハム残留
・海外FA(Bランク)
・FA権の行使を視野に(10/10)
・中日が獲得調査(10/10)
・2回交渉を行うも結論でず(11/02)
・11/10-12までに結論(11/05)
・FA権を行使せずに残留へ(11/08)
石井裕也(投手)4200万円日本ハム残留
2年契約終了
矢野謙次(外野手)4000万円日本ハム残留
・海外FA
・日本ハムは来季も契約の方向(10/11)
・FA権を行使せずに残留(11/06)
飯山裕志(内野手)2200万円海外FA → 引退
武田久(投手)1500万円海外FA → 他球団で現役続行
中日が獲得調査(10/10)

監督・コーチ・選手の退団・引退の最新情報

ファイターズ所属の監督・コーチ・選手の退団・引退の最新情報です。

選手名(ポジション)年俸備考
白井一幸(内野守備走塁コーチ兼作戦担当)
マーティン(投手)退団
ドレイク(外野手)退団
飯山裕志(内野手)2200万円海外FA → 引退
武田久(投手)1500万円海外FA → 他球団で現役続行
榎下陽大(投手)900万円戦力外
瀬川隼郎(投手)800万円戦力外
宇佐美塁大(外野手)500万円戦力外

ファイターズのシーズンオフの戦力補強の最新情報

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ファイターズのシーズンオフの戦力補強・監督・コーチ人事の最新情報です。

2017年9月の最新情報

2017年9月の報道です。

2017年9月5日の報道です。

阪神が、今オフのFA補強を凍結する方針を固めたことが4日、分かった。8月17日に国内FA権を取得した日本ハム・中田翔内野手(28)の調査も行っていたが、球団首脳は「総合的に考えて動かない方向性が決まった」と明言。中田がFA権を行使した場合でも、争奪戦には加わらないことになった。
金本知憲監督(49)は就任以来、生え抜き4番打者の育成をテーマに掲げている。2年目の今季は高卒7年目の中谷将大外野手(24)、ドラフト1位の大山悠輔内野手(22)に4番を経験させ、手塩にかけて育てている最中。中田のFA加入は、生え抜き中心のチームづくりに逆行する側面があった。

引用元:スポーツ報知

2017年9月11日の報道です。

オリックスが、国内FA(フリーエージェント)権を取得した日本ハム中田翔内野手(28)の今オフ獲得に消極的であることが、11日までに分かった。
オリックス関係者は「勝負強くていい選手であるのは間違いない。ただ、興味があるかないかで言えば、今のところ興味はない。ポジションのこともある」と明言。中田がFA権を行使した場合でも、争奪戦に加わらない可能性が高まった。
中田が守る一塁にはマレーロ、小谷野、中島ら主力がおり、指名打者も候補者が多いため起用法が難しくなる。また今季2億8000万円(金額は推定)の高額年俸もネックとなっているようだ。

引用元:日刊スポーツ

今季終了後にFAで中田翔、ポスティングで大谷翔平が流出することは既定路線と、シーズン開幕前には考えられていました。
大谷翔平のポスティングは長期離脱があったものの、そのまま進展することが確実となりましたが、中田翔は争奪戦になりそうもない気配です。

年俸2億8000万円からの上積みをして、さらに3年や4年という年数を保証するには2017年の成績が悪すぎます。
打率も2割1分台、本塁打は2011年以来6年ぶりに20本塁打を達成できない見込みで、レギュラー定着以降では最小の本塁打数になりそうな気配で、日本ハムに残留しても2億8000万円からの減俸は必至です。

大谷翔平の2億7000万円の他、2億2000万円の増井浩俊、2億円の宮西尚生なども流出の可能性があるため、予算には大きな余裕が生じる可能性はある日本ハムです。
あまりにも主力が抜けすぎるのもチームとして成立しなくなるリスクがありますし、中田翔がFAを選択肢ても、買い叩かれる可能性もあるため、年俸減で残留ということは両者にとってメリットとなるかもしれません。

2017年9月14日の報道です。

日本ハム・栗山英樹監督(56)が来季も続投することが13日、分かった。この日のロッテ戦(札幌D)に1―4と敗れ、契約最終年の今季のCS出場の可能性が完全消滅した。「ファンにひたすら申し訳ない」とわびた。
だが、球団は昨季の日本一など就任6年間で2度のリーグ制覇、4度Aクラス入りした手腕を評価。栗山監督は低迷の責任を感じながらも「このままでは終わらせないし、やられたらやり返すしかない」と巻き返しに意欲。シーズン終了後にも正式に契約を結び、来季7年目の指揮を執ることになる。

引用元:スポーツ報知

今季は大谷翔平の長期離脱により、事実上の再建・移行期になってしまった日本ハムです。
本来であれば大谷、中田、増井、宮西、大野らが残る今季までは勝負をかけて、来年以降に再建・移行期にシフトする予定だったかもしれません。

栗山監督に課せられた使命は、現在頭角を現し始めている選手たちを育成して、再びAクラスで戦える状態にして、後任監督候補への移行準備をすることになるのではないかと予想されます。

2017年9月15日の報道です。

日本ハム・飯山裕志内野手(38)が今季限りで現役引退することが15日、明らかになった。堅実な守備で、“縁の下の力持ち”として長くチームを支えたベテランがユニホームを脱ぐ決断を下した。

引用元:サンケイスポーツ

飯山裕志の2017年の年俸は2200万円で、海外FA権を有していました。
守備固めが主な役割ではありましたが、毎年70試合から100試合の出場を継続してきた飯山裕志でした。しかし、2016年は36試合に出場も減り、打席に立ったのは3回、2017年は10試合の出場にとどまり打席数も4にとどまりました。

努力を積み重ねてきて生き残ってきた選手で、早速来季からはコーチとして日本ハムに残ることが決まっています。人望もある選手のため、コーチとしての再出発に期待がかかることになりそうです。

2017年9月29日の報道です。

中日が海外FA権の資格取得条件を満たしている日本ハム・大野奨太捕手(30)の獲得へ本格調査に乗り出すことが29日、分かった。今季も捕手は武山や松井雅らを併用せざるを得ず、5年連続Bクラスとなる5位が確定。巻き返しへポジションの固定が急務となっている。

引用元:スポーツ報知

2年契約が終了することによる流出はすでに想定済みの日本ハムで、後継者となる捕手の育成も着々と進めていました。
21歳の清水優心、年齢は重ねていますが32歳の市川友也といるため、流出したとしても対応できる状態とはなっています。

年俸は5500万円と現在のFA市場の相場では高い金額ではないのですが、日本ハムが年俸を抑制していることもあり、Bランクに入っているようです。
仮に中日が獲得した場合に、人的補償で欲しい選手がいるかどうかは微妙なところで、金銭補償だけになる可能性が高そうです。

2017年10月の最新情報

2017年10月の報道です。

2017年10月4日の報道です。

日本ハムは3日、白井一幸内野守備走塁コーチ兼作戦担当(56)の今季限りの退任を発表した。
14年に7年ぶりにチームに復帰し、現職を務めていた。

引用元:日刊スポーツ

日本ハムにとっては、ある意味FA選手の流出よりも痛手になるかもしれません。
年俸総額に枠があって、その中でやりくりをしているチームのため、年俸の高くなったベテランから年俸の安い若い選手への入れ替えを定期的に行う必要があります。

その移行期にあたったのが2017年で、2018年も同様の展開になる可能性があります。
そのような時期のため白井コーチの能力や手腕が最大限に発揮される状況ではないかもしれませんが、次の勝負をかけるシーズンに向けて痛い離脱となりそうです。

2017年10月7日の報道です。

日本ハム・田中幸雄2軍監督(49)が体調不良のため休養することが6日、分かった。7日に千葉・鎌ケ谷で行われる練習から欠席し、9日に開幕するフェニックス・リーグ(宮崎)にも参加しない。同リーグ開幕を直前にして突然の休養で、このまま今季限りで退任することになる。球団フロントはフェニックス・リーグ終了後に後任2軍監督の人選に着手する。

引用元:スポーツニッポン

日本ハムとしては予期しなかった人事が必要になったと考えられる田中幸雄監督の体調不良による退団です。
チームが再建・移行期に差し掛かっている時に打撃コーチとして陽岱鋼、中田翔らを育てた人材を失うのは痛手となりそうです。

選手だけでなくコーチ陣の若返りもすすめることになるのかもしれません。

2017年10月9日の報道です。

日本ハムの中田翔内野手が9日、Koboパーク宮城での最終戦後に、今季資格取得条件を満たした国内フリーエージェント(FA)権について「まだ分からないが、いろんな話を聞けたらいい」と行使に前向きな姿勢を示した。

引用元:日刊スポーツ

日本ハムはFA宣言後の残留を認めないスタンスを継続していて、当然のことながら中田翔もそのことは良く知っていることです。
そのため「他球団の話を聞く」ことを選ぶことは、そのままFAで日本ハムを離れることになることも中田翔は理解しているものと考えるのが自然です。

今年の数字が悪いため、どれだけの球団が興味を示すのかわかりません。が、年俸を2億8000万円から3億円の間で収める契約ができるのなら獲得するという球団はいるかもしれません。

2017年10月10日の報道です。

国内フリーエージェント(FA)権を保持する主力4選手が流出する可能性があることが9日、分かった。中田を筆頭に増井、宮西、大野が他球団の評価を聞いた上で、来季プレーする球団を模索していく。
(中略)
抑えの増井は今季、通算100セーブを達成。昨季は先発での適性の高さも証明し、FA宣言した場合は競合が予想される。宮西は10年連続50試合登板を達成し、球界でも貴重な変則左腕だ。「リリーフの中心として活躍したい」と、貢献出来るチームを最優先する構えだ。宮西は今日10日から1週間以内に行われる球団との話し合いに出席する予定。
大野は今季終盤に右肘痛のため、欠場を余儀なくされた。試合後「今後考えていきます」と話すにとどめた。清水ら若手の台頭もあり、出場機会を求めて他球団移籍も視野に入れている。

引用元:日刊スポーツ

日本ハムの主力は、これまで同僚だった選手たちがチームを離れていく経緯をつぶさに見ています。若手中心の選手起用になっている現状を目の当たりにし、いよいよ自分たちの順番が来たという感じなのかもしれません。

同様にFA権を獲得していた谷元圭介を放出していますし、エスコバー、メンドーサと外国人も移籍させるチーム運営をしていますので、今季終了後にはFA移籍するという心の準備はできているのではないでしょうか。

この4人の選手に加えて大谷翔平の流出も確実となっています。これらの選手の年俸は以下のとおりとなっています。

  • 中田翔:2億8000万円
  • 大谷翔平:2億7000万円
  • 増井浩俊:2億2000万円
  • 宮西尚生:2億円
  • 大野奨太:5500万円

さらにシーズン中に放出した選手の年俸は以下のとおりとなっています。

  • メンドーサ:1億9000万円
  • 谷元圭介:1億円
  • エスコバー:9000万円

これらの金額を合計すると14億500万円となりますので、FA選手の移籍がすんなりと成立した場合には、年俸総額を大幅に削減することができます。

ただ、日本ハムの主力級が軒並みチームを去ることになりますので、次世代の選手の育成が急務の課題となります。
これまでも選手育成でFA流出を乗り切っていますが、これまでにないほどの大幅なチームの世代交代をすることになりますので、日本ハムのフロントの手腕が注目されます。

2017年10月11日の報道です。

日本ハムが矢野謙次外野手(37)と来季契約と結ぶ方針であることが10日、分かった。
2015年途中に巨人からトレードで加入し、通算692試合で打率・262、29本塁打、153打点を記録している代打の切り札に対し、球団幹部は「残ってもらうことを前提に交渉していく」と明言。矢野も「やるべきことをここでしっかりやるつもり」と語った。

引用元:サンケイスポーツ

日本ハムは残留を要請する方向性で、矢野謙次もそれに応じる姿勢を示しています。

2017年の年俸は1000万円減の4000万円で更改していました。今季の成績は44試合49打席で打率.205、出塁率.286、長打率.250、OPS.536という成績に終わっています。

代打として抜群の成績を残しているというわけでもありませんが、精神的な面で評価されていることも来季契約につながっているとのではないでしょうか。ただ、年俸減は確実です。

2017年10月13日の報道です。

日本ハムは13日、大野奨太が16日に札幌市内の病院で内視鏡による「右肘関節内遊離体除去術」を受けることが決まったと発表した。
大野は今季は慢性的な痛みもあり83試合の出場にとどまった。来季を見据え不安を取り除く。国内FAの資格条件も満たしており今後は球団と残留交渉も行う予定。12日は札幌市内の室内練習場で「残留を前提に話していきたい」とする一方で「チームに(自分が)必要かどうか。それが第一条件」と権利行使の可能性も示唆していた

引用元:スポーツニッポン

主力クラスが抜ける戦力的な問題もあり、来季は引き続き、若い選手の切り替えを着々と進めていくと予想されます。
日本ハムに残ったとしても、出場機会がさらに減っていくことが濃厚で、それを優先するならば他球団に移籍する方が良いと考えられます。

残留が前提という大野奨太のスタンスで、日本ハムも不要という姿勢ではないとかんがえられるため、残留の可能性も否定できません。ただ、チームの方針として若い選手を積極的に起用していくということは伝えられるのではないかと考えられます。

そのあたりは陽岱鋼が昨年の残留交渉の際に伝えられたものと似たようなものになるのではないかと予想されます。

2017年10月15日の報道です。

「札幌が一番住みやすい。やりやすさは10年間、感じてきた」と“札幌愛”を語った一方で「若い選手が育って結果を残している中で、自分がどういう立場の人間にならないといけないか考えないと」と続けた。この日は札幌市内の室内練習場で自主練習。「決断していくのはこれから。家族のこともある。どうなるか分からない」と話した。

引用元:スポーツニッポン

日本ハムを去る選手のほとんどが「残れるものであれば残りたい」と考えているのではないでしょうか。育成力があり、若い選手に多くのチャンスが与えられるチームカラーであるからこそ、一人前のプレイヤーになれたことは多くの選手が感じていると考えられ、恩義も愛着も感じているはずです。

ただ、そのようなチームカラーで成長した選手であるからこそ、次の世代の選手にチャンスを与えていく時には、自分たちが身を引く時がやってくることも理解できるものとなります。

多くのチームは主力選手が引退間近になってから、次の選手の育成がスタートしますが、主力選手に余力が残っている時期に、選手の入れ替えを始めるのが日本ハムの最大の特徴であり、強みでもあります。
だからこそ、低予算のチームでありながら、素晴らしい成績を残すことができています。

中田翔も強い愛着はあるのでしょうが、そのようなチームの方針、チームの事情を考えると、出ていくことを選択肢として検討せざるを得ない面があると考えられます。

2017年10月20日の報道です。

日本ハム・増井が千葉・鎌ケ谷で6月に取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使を検討していることを明かした。
球団と1回目の残留交渉を行ったことを認めた上で、「宣言しないと他球団の評価も分からない。聞いてみたい気持ちがないことはない。迷うくらいなら(他球団の評価を)聞いておきたい」と話した。「宣言残留」も容認されているが、希望する契約年数などの条件に開きがあったとみられる。

引用元:スポーツニッポン

日本ハムの宮西尚生投手(32)が19日、海外フリーエージェント(FA)権行使について熟考する考えを明かした。
この日から札幌市内の屋内練習場で来季に向けて始動。練習後、球団側とすでに1度交渉したことを明かした上で、「もう一回(交渉が)あると思うので、ゆっくり話し合って決めたい」と話した。

引用元:スポーツ報知

今季の増井浩俊の成績は52試合52回2/3で防御率2.39、27セーブ、WHIP1.10、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)14.01、K/BB(奪三振/与四球)7.45と非常にレベルの高い数字を残しています。

普通に考えれば、2億2000万円からの大幅増で、3年くらいの契約が提示されても不思議ではありません。
ただ、日本ハムの予算の枠や、選手の年俸のバランスを考えると、増井が期待するような金額や年数は提示されていないものと思われます。

日本ハムでは再び来季は先発に戻ることも打診しているようで、珍しく宣言残留も認める方針とのことで、条件面さえ受け入れてくれれば戦力として残ってほしい気持ちもあるようです。

ただ、増井浩俊は昨シーズンオフとは異なり、先発かリリーフかには強いこだわりはないようで、FA市場で高く評価されるところを選ぶ可能性が高そうです。

先発ローテとしても、クローザーとしても期待できる増井浩俊で、これから2年から3年は期待ができる投手のためFA市場で争奪戦となりそうです。巨人、阪神、中日などが興味を示すことが予想されます。

宮西尚生は51試合40回2/3で防御率3.32、奪三振24、WHIP1.13という成績を残しています。2016年防御率1.52から落ちるのは仕方ありませんが、プロ入り1年目以外は防御率2点台以下を継続し、通算防御率2.45の投手としては良くない数字ではあります。

気になるのは奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)が年々落ちていることです。昨年までの通算奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は8.08でしたが、今季は5.31となっています。

徐々に奪三振率が落ちてきていたのですが、2017年に急激に落ちていますので、年齢を考えると不安な面はあります。巨人が獲得に興味を示しているとされていますが、森福允彦と同じような状態になる懸念は残ります。

2017年10月21日の報道です。

日本ハム救援左腕の宮西が取得条件を満たしている海外FA権行使の有無について揺れる胸中を語った。球団と残留交渉を1度行った左腕は「疑問に思っていたことに答えてくれたし、引き留めの言葉ももらった。うれしかった」と誠意を感じた一方で「野球人生をどこで終えるのかも大事」と語った。
この日は札幌市内の室内練習場で自主トレを実施。今月中に球団と2度目の交渉を行う予定で、決断の時期については「11月になるかも」とした。

引用元:スポーツニッポン

「野球人生をどこで終えるのかも大事」という言葉には、条件面などでだけで移籍してしまうことを躊躇していることも感じさせます。最後にどのチームのユニフォームを着ていたいのか、ということが宮西の中で重要なポイントとなるようです。

記事は選手のコメント全体を要約したり、切り取ったりして構成されていますので、記者の主観がどうしても入りこみます。そのため正確に、この言葉の真意をはかりかねるところはありますが、日本ハムに残留することが選択肢として小さくない割合を占めている可能性が高そうです。

2017年10月28日の報道です。

日本ハムの増井浩俊投手(33)が27日、早ければ30日にも今季取得した国内FA権を行使するか決断することが明らかになった。千葉・鎌ケ谷の室内で自主練習後、取材に応じた右腕は「(FA宣言の)期間が近づいてきたので詰めていかないといけない」と話した。すでに日本ハムとは一度交渉。残留を要請され、周囲の話を総合すると、現状維持プラス出来高の1年契約を提示された模様だ。
細部などを話し合う2度目の交渉が30日に行われる。チームへの愛着を語りながら「そのチームで自分が活躍するイメージができるところでプレーしたい。1年でも投げたいので長くできる環境も考えますし、もちろん金額もある」と他球団移籍も視野に入っているようだ。

引用元:スポーツ報知

すでに1回目の交渉で「宣言残留」を容認されているが、希望する契約年数などの条件に開きがある。交渉は決裂する可能性が高く、その席で球団に意思を伝えることになりそうだ。
千葉・鎌ケ谷で自主練習を行った増井は、「(FA申請の)期間が近づいているので、話を詰めていかないといけない。チームで自分が活躍するイメージができるところでプレーしたい」と話した。

引用元:スポーツニッポン

本人は長くプレーできることを保証してもらいたいようで、2年から3年、できれば4年くらいの気持ちもあるのかもしれません。
ただ、日本ハムの台所事情と、来年には34歳となる増井浩俊の年齢を考えれば、2億円を越える年俸で複数年契約を提示するのは難しいと考えられます。

増井浩俊の表面上の数字は悪くなく、ストレートの球速も出ているのですが、キレや鋭さに欠けるようで、スッキリと抑える、相手をねじ伏せるというところに至りません。クローザーとしては少々決め手にかけるところが正直あるのですが、本人がこだわって2017年はその役割を担いました。ただ、その問題の大きな改善は見られませんでした。

契約するのは「自分が活躍するイメージができるところ」という言葉ですが、日本ハムではクローザーもしくは先発ローテの軸の一つとしての役割を任せられていたことを考えると、やや不思議なコメントではあります。

特に日本ハムとしてはかなり出していると言える2億円超をしっかりと提示していますので、極端に悪い評価をしているというわけでもありません。

増井浩俊の自分自身への評価と球団側の評価とに差異があるようですが、日本ハムの判断が極端に不当なものとも言えず、ややバランスを欠いているのは増井のように見受けられます。

次の交渉でFA行使を決めたいと話していますが、日本ハムが大幅に条件を譲歩する可能性は低いと予想されるため、FA宣言による移籍の可能性がさらに高まった現状と言えそうです。

2017年11月の最新情報

2017年11月02日の報道です。

海外FA権を保有する日本ハム・大野が権利行使について言及。千葉・鎌ケ谷で手術した右肘のリハビリに励み「2回話したので結論はほぼ出ている。もう一回考えたい」。球団は来季も若手を積極的に起用する方針のため出場機会を求めて行使に踏み切る可能性が高い。
同じく海外FA権を保有する宮西は札幌で自主練習し「残って自分のためになるか、チームのためになるか」と揺れる胸中を明かした。

引用元:スポーツニッポン

2017年の選手起用にも大野奨太のFA移籍を想定していることを感じさせるものがあり、同様のことを目の当たりにしてきた大野奨太はそれ以上にその動きを感じとっていたものと思われます。来季も残れば、それなりに戦力として期待されることにはなりますが、仮に中日のような捕手に困っているチームに移籍した場合との出場機会の差は大きくなることが必至です。

30歳という年齢もあり、これからが捕手として良い時期に差し掛かることを考えれば、他球団へのFA移籍を決断することは自然なものと言えそうです。

宮西尚生の場合には、投手陣リーダー、まとめ役という役割を期待されるところもあると考えられます。ただ、金銭的にはこれ以上のものは期待できず、若い選手が台頭してきた場合には、起用が限定されることは覚悟する必要があります。
宮西尚生の成績も一時ほどの圧倒的なものではなく、やや下り坂に差し掛かっていますので、難しい判断となりそうです。

2017年11月03日の報道です。

日本ハムの増井浩俊投手(33)が今季取得した国内FA権を行使する可能性が2日、高まった。
すでに球団側と2度の交渉を終え複数年契約での残留要請を受けている。宣言残留を認められていることもあり、最終決定までには至っていないが、宣言したうえで他球団との交渉に臨むことになりそうだ。(中略)(球団から)すごい提示をしてもらったので悩みます」と話したが「使うなら1年でも早く使った方が自分のためなのかな」と心境を明かした。

引用元:スポーツ報知

2017年11月03日の報道です。

日本ハム増井浩俊投手(33)が国内FA権を行使せず、残留する可能性が出てきた。2日、千葉・鎌ケ谷で練習し「本当にファイターズの気持ちを感じた。より、どうしようかなというのは強くなった」と心境を明かした。
先月30日の2回目の交渉では球団から複数年契約を提示されたとみられる。「(権利を)取れたなら、なるべく使った方がいいのかな。1年でも早く」と、国内FA権の行使を検討しつつ、「取っておいた方がいい。ファイターズでいらないってなった時に何もなくなってしまうので」と話し、将来を見据えて残留も選択肢とした。

引用元:日刊スポーツ

巨人が狙いを定めている選手の1人が増井浩俊だとされています。その影響もあるのかスポーツ報知は増井浩俊がFA権を行使することが濃厚との見通しを伝えているのですが、日刊スポーツは行使せずに残留という逆の報道がなされています。

情報がやや錯綜気味ですが、一旦は宣言する可能性が高いのではないかと予想されます。

本人はFA権を行使せずに「取っておいた方がいい。ファイターズでいらないってなった時に何もなくなってしまうので」と話しているのものの、宣言残留をした場合でも本人が強く希望すれば自由契約にしてくれたり、トレードに出してくれる球団ではあります。

本人が「すごい提示」と話していますので、年俸を多少は上積みした上で2年ないし3年の複数年契約が提示されたのではないかと考えられます。
来季途中で34歳になることを考えると、来年オフにさらに価値が高まっているとは考えにくいのが現実なので、日本ハム残留が良い賢明な選択になるかもしれません。

巨人が興味を示しているようですが、狭い東京ドームでは増井浩俊の投球スタイルはやや懸念が残ります。

2017年11月05日の報道です。

日本ハム・増井は国内FA権を行使する可能性が高い。
10月30日に球団と2回目の残留交渉に臨み、好条件を提示されたが「宣言してからでも(球団は)交渉すると言ってくれてる」と「宣言残留」を視野に入れた上での行使を示唆。巨人など複数球団が動向を注視している。中田も行使に踏み切る可能性が高く、大野、宮西は今週中にも態度を表明する見込みだ

引用元:スポーツニッポン

スポーツニッポンによる情報では増井浩俊と中田翔ともにFA宣言をする見込みと伝えています。しかし、スポーツ報知はやや異なる報道です。

2017年11月05日の報道です。

日本ハム・中田翔内野手(28)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず残留する可能性が4日、浮上した。(中略)増井浩俊投手(33)、大野奨太捕手(30)はFA権を行使する可能性が高い。増井には水面下で複数の球団が調査。大野には中日が獲得に名乗りを上げるとみられる。宮西尚生投手(32)は行使を検討しながらも未定。全選手宣言残留が認められている。

引用元:スポーツ報知

こちらでは中田翔がFA宣言をしない可能性が浮上と伝えられています。増井浩俊に関してはスポーツニッポンと同様に行使の可能性が高いとのことです。

日本ハムの抱えるFA権有資格者の中でも大野奨太はFA宣言の可能性が高く、正捕手として出場機会が増えることが確実な中日への移籍が加速することになりそうです。

これまでと異なるのはFA宣言イコール他球団への移籍というスタンスが、宣言残留を認めるというスタンスに変わっていることです。仮に大谷翔平の新ルールで揉めているポスティングが頓挫したりした場合には、これらの選手が残れば来季に勝負をかけることも可能なチームではあります。

またこれだけ一気に主力選手が抜けるのは、さすがに日本ハムといえど痛手と言わざるを得ないことも、このオフはこれまでの方針から転換する決断につながっているのかもしれません。

宣言する場合の期限は11月14日までとなりますが、今週中には決めるとされていますので、これからの数日の動きが注目されます。

2017年11月07日の報道です。

日本ハム・増井浩俊投手(33)が、今季6月に初取得した国内FA権を行使することが6日、濃厚となった。宣言残留も選択肢にしており、宣言した上で最終決定する方針だ。
千葉・鎌ケ谷での自主練習後「球団からはいい条件を提示してもらっていますが、宣言しないと始まらないので」とFA宣言に前向きな姿勢を示した。「(他球団が)どういう評価か聞いてみたい」とも話しており、宣言残留を認めている日本ハムと、名乗りを上げた全球団と交渉した上で、残留か移籍かの決断を下すことになりそうだ。
 球団選びの決め手について「契約年数が多い方がいい」と増井。日本ハムは既に複数年契約を提示しているが、巨人も増井の動向を注視しており、熟慮を重ねて来季の所属球団を選択する。

引用元:デイリースポーツ

現時点では大野が権利行使、中田は行使せずに残留することが有力で、近日中に会見を開く見通しだ。

引用元:サンケイスポーツ

海外FA権を保有する日本ハム大野奨太捕手(30)が6日、権利行使について熟考する構えを示した。札幌市内の球団室内練習場で練習を行い「話を聞いて、最終決断になると思います」と話した。すでに2度、球団との交渉に臨んでおり、近日中に予定している3度目の交渉で結論を出すつもりだ。国内では中日が大野の動向に注視している。

引用元:日刊スポーツ

まとめると11月7日時点での日本ハムのFA選手の動向に関する状況は以下のとおりとなります。

  • 中田翔:宣言せずに残留
  • 大野奨太:FA宣言が濃厚。中日への移籍が有力
  • 増井浩俊:FA宣言が濃厚。宣言残留が選択肢も、巨人が獲得調査
  • 宮西尚生:熟考中も11月12日までに結論。巨人が獲得調査。

巨人が増井浩俊に興味を示しているのは、マイコラス、マシソンという先発ローテ、ブルペンの軸が流出することに対する備えの可能性があります。
巨人は宮西尚生にも興味を示していますが、山口鉄也が勤続疲労による衰えに直面し、森福允彦が期待はずれに終わり、戸根千明が伸び悩みと左腕不足に悩んでいることが背景にあると考えられます。池田駿はそれなりに使える投手ですが、先発ローテに入れても良い選手のため、宮西尚生がFA宣言した場合には、強力な条件を提示することが予想されます。

中田翔は2017年の成績がイマイチで、相思相愛と思われた阪神さえも二の足を踏む状況となってしまいました。各球団は一塁のポジションに関しては外国人で埋めることを選択肢としているケースが多くあります。余程2018年に成績を向上させないと、今後も望むような移籍先は見つからない可能性も否定できません。

大野奨太は中日であれば正捕手としてフルに近い起用が期待できますので、引き止めることは難しそうですし、日本ハムとしても比較的穴埋めの目途がたっているポジションでもありますので、FA移籍が確実と言えそうです。

2017年11月07日の報道です。

日本ハムが、6月に国内FA権を取得した増井浩俊投手(33)に2年総額4億4000万円以上の条件を提示して、引き留めを図っていることが分かった。巨人などが動向を注視しており、FA権行使が濃厚とみられていたが、申請期限の14日まで熟考することになりそうだ。

引用元:サンケイスポーツ

2017年11月07日の報道です。

他球団への移籍を前提にソフトバンク鶴岡が7日、国内FA権の行使を表明する。(中略)鶴岡は「できる限りは野球がやりたい」と話し、出場機会を求めて退路を断った形だ。宣言すれば古巣・日本ハムなどが獲得調査に乗り出すとみられる。

引用元:日刊スポーツ

ソフトバンクでは甲斐拓也、髙谷裕亮に続く3番手となり、29試合の出場にとどまりました。しかし、守備面でも大きな不安があるわけではなく、打撃でも少ないチャンスではありましたが、打率.321、出塁率.387、長打率.643と結果を残していますので、出場機会を求めるのは自然なことです。

ただ、日本ハムも捕手には市川友也、黒羽根利規、清水優心と頭数がいないわけではありません。そのため望むほどの出場機会増につながるかは微妙なところはありますが、年齢的に多くの球団が興味を示す可能性は低いため、日本ハムへの出戻りが現実的な選択肢となるかもしれません。

日本ハム・大谷翔平投手(23)が7日、米大リーグ挑戦を表明した。千葉・鎌ケ谷市の2軍施設での練習後に代理人がCAAスポーツのネズ・バレロ氏が就任することを認め、「(代理人は)自分が向こう(米大リーグ)に行くために、必ず必要なものなので、このタイミングで決めた」と明かした。

引用元:サンケイスポーツ

米メディアでは大谷翔平の代理人に松坂大輔のMLB移籍の際に代理人を務めたスコット・ボラス氏が有力ではないかとの見通しがありました。

しかし、青木(メッツ)や田沢(マーリンズ)などの代理人も務めているネズ・バレロ氏が筆頭代理人となるクリエイティブアーティスツエージェンシー(Creative Artists Agency)に決定しました。

ポスティングの制度に関しては日米で情報が錯綜気味で、日本メディアではこのオフのこれまでのポスティングのルールで、来オフから新しいルールが適用されるとの情報もあります。

ポスティングのルールに関しては、見通しがたっていませんが、とりあえず海外向けの窓口は確立されたことになります。

2017年11月08日の報道です。

大谷は6日に来日中のバレロ氏と都内で直接対面し、最終的に契約を交わした。10月から父・徹さん(55)ら大谷サイドは弁護士を立てて、水面下で複数の代理人と面談。大物を多数抱える「スコット・ボラス・コーポレーション」、ダルビッシュ(ドジャースからFA)、前田(ドジャース)らを抱える「ワッサーマン・メディア・グループ」、イチロー(マーリンズからFA)と契約しているジョン・ボッグス氏らも参加した。その中から数社に絞り、最終的に大谷が判断した。
バレロ氏を選んだ理由について、大谷は「一緒に頑張りたいなというか…、そこじゃないかな」と言った。面接では各社が、今後の交渉法や将来のプランなどをプレゼン。金額交渉より二刀流での挑戦や、プレー環境を優先する大谷の意向と合致したとみられる。

引用元:スポーツニッポン

メジャーデビューを果たしていないこと、そして年齢を考えれば、いわゆるプロスペクト(有望株)という存在でもある大谷翔平ですが、プロスペクトの中の最高クラスのため、代理人の契約に動いた面々もそうそうたる顔ぶれです。

金銭面などを重視した場合にはスコット・ボラス氏に託すのが、1番良い条件を引き出してくれると考えられますが、時として選手に1番マッチする環境でないケースも見受けられるため、投打でプレーしたい大谷翔平の希望を優先してくれる人物のほうが優先度が高かったと考えられます。

どちらにしても、新しいMLBと選手会の労使協定により、大谷翔平は松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大のように大型契約が結べる立場ではなくなりました。二刀流に対する理解、選手起用で柔軟に対応してくれるチームが優先されることになりますので、各チームが提示する育成プランも含めた部分が交渉の焦点として注目されます。

2017年11月08日の報道です。

日本ハムの宮西尚生投手(32)が、海外FA権を行使せず残留することが7日、分かった。8日に会見が行われる。同投手はスポーツ報知の取材に対し、「今回は金額のことよりも、ファイターズが自分のことを必要としているのかどうかを聞きたかった。(交渉の席で)今年抱いた不安などについてはっきりと答えてくれて、(不安を)払拭できたので(残留を)決めました」と、心境を明かした。

引用元:スポーツ報知

谷元圭介、メンドーサ、エスコバーらのシーズン中のトレード放出を目にすると、FA権を取得した自分はチームからどう考えられているのだろうかという部分で不安になることは自然なことと言えます。

2014年オフにも国内FA権を行使せずに残留しましたが、今回も行使せずに投手陣のリーダー格として、来季も残ることを選択したことになります。

若い選手への切り替えを進行している日本ハムですが、それらの選手を教育する、まとめる、模範を見せるリーダー的な存在がより重要になります。戦力面はもちろんのkと、精神面でも日本ハムにとっては大きな残留となりそうです。

2017年11月08日の報道です。

日本ハムの大野奨太捕手(30)が海外FA権を行使することが7日、濃厚となった。
近日中に会見を行う予定。行使した場合は中日が獲得に名乗りを上げるとみられるが、球団は宣言残留も認めている。

引用元:スポーツ報知

中田翔、宮西尚生、増井浩俊、大野奨太という4人のFA権で注目を集める選手の中でも、1番行使の可能性が高かったのが大野奨太でした。

日本ハムは若い捕手だけでなく、ソフトバンクからFA宣言で退団をすることになった鶴岡慎也の獲得調査を進めているとも報じられていることも、大野奨太の決断を後押しすることになりそうです。

後は、西武の炭谷が残留に傾きましたので、中日以外の球団が興味を示すかどうかが注目されます。

2017年11月08日の報道です。

「セントポール・パイオニア・プレス」のベラルディーノ記者が、ミネソタ・ツインズが日本ハムファイターズにマイケル・トンキン投手の契約を売却したと伝えています。

日本ハムがツインズに支払う移籍金は不明ですが、日本ハムとトンキン投手が結ぶ契約は2年210万ドル(約2億4000万円)に加えて、比較的到達が容易な50万ドル(約5600万円)の出来高がついているようです。ベラルディーノ記者によると日本ハムはクローザー候補として獲得したとのことです。

トンキン投手はツインズで146回1/3を投げて防御率4.43、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)9.2、与四球率(9イニングあたりの与四球数)3.3という成績を残しています。ファーストボールが武器で、日本の5球団が争奪戦を繰り広げた末に、日本ハムが獲得に成功したようです。

より詳細な分析、動画、成績、球種データなどは「マイケル・トンキン投手を数字で分析 – 日本ハムファイターズの2018年新外国人」でまとめています。

2017年11月09日の報道です。

日本ハムが巨人を戦力外になった実松一成捕手(36)の獲得調査を進めていることが8日、分かった。
正捕手の大野がFA権を行使することが判明。宣言残留の可能性もあるが流出に備え、経験豊富なベテラン捕手をリストアップした模様だ。

引用元:スポーツ報知

練習や試合に望む姿勢などが模範的とされる実松一成のため、清水、市川、黒羽根の教育係、模範役ということに加えて、将来的なコーチとして見込んでの獲得調査と考えられます。

出場機会を求めていて、年俸も7500万円と安くない鶴岡慎也に比較すれば、二軍でも腐らずにプレーを続けてくれ、年俸も3700万円と半額になる實松一成のほうがチーム事情には合致しそうです。

實松一成を獲得した場合には、鶴岡慎也の日本ハム復帰の可能性は低くなりそうです。

2017年11月09日の報道です。

日本ハムの大野奨太捕手(30)が9日、札幌市内の球団事務所で会見を行い、海外FA権を行使することを表明した。中日が獲得に名乗りを上げるとみられ、今後は他球団との交渉にも臨むことが出来る。「他の球団の話を聞いてみたいというのが率直な気持ちですし、聞いてみないと分からない、決断出来ない自分がいた」と心境を明かした。
ただ、球団からは残留要請を受けており、宣言残留も認められている。そういう状況も踏まえ「いつまでも待って頂けるという球団の一言があったので、他の球団の話を聞いて、最後まで悩み抜いて決断した方が自分は後悔がないかなと思ったので、こういう決断になりました」と話した。

引用元:スポーツ報知

正式にFAを宣言し、11月16日以降に全球団と交渉できる立場となりました。現時点で興味を示していると報じられているのは中日ドラゴンズだけのため、実質的には日本ハム残留と中日移籍の二択という状況になると思われます。

日本ハムへの愛着は強いと思われますが、宣言残留をすると、FA権再取得までトレードもしくは戦力外以外は動けなくなります。

岐阜県出身ということで中日ドラゴンズのお膝元となりますので、しっかりと話をして納得ができれば、出場機会が多くなることが見込まれる移籍を選ぶことが予想されます。

2017年11月09日の報道です。

日本ハム・宮西尚生投手(32)が8日、札幌市の球団事務所で、海外FA権を行使せず、チームに残留することを発表した。今季はパ・リーグ史上初の10年連続50試合登板や通算250ホールドを達成した左腕は「自分が必要とされているのか、されていないのかが一番だった。球団と話をしていて『このチームで引退してくれ』といわれた。その言葉が一番だった」と、交渉の席で吉村GMからかけられた言葉で心を決めたという。年俸2億円から減額となったが、出来高払い付きの1年契約で更改した。

引用元:サンケイスポーツ

しっかりと成績を残せば出来高により、減俸にならないような金額設定の契約であることが予想されます。
『このチームで引退してくれ』という言葉は、日本ハムの昨年までのスタンスとは異なるもので、方向性がやや変わったことがうかがえます。

大谷翔平を含めてあまりにも多くの主力が流出してしまうことに対するファンの反応に加えて、大谷翔平にポスティングによる資金増もこのオフの動きに影響を与えている可能性はありそうです。

2017年11月10日の報道です。

日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)が行うポスティングシステムに関する改定交渉で、今オフは現行制度を継続することで大筋合意した。

引用元:スポーツニッポン

ポスティングの旧制度は10月31日で失効状態となっていて、新しいルールについて交渉されていて、こちらも大筋では合意しているとされています。ですが、このオフに関しては従来どおり、日本の球団が譲渡金の上限を2000万ドル(約23億円)に設定して、支払う意思のある全球団と交渉できる内容で合意したようです。

このことで大谷翔平が希望通りにMLBに挑戦することが確実となりました。

2017年11月10日の報道です。

日本ハム・増井浩俊投手が(33)が10日、今季取得した国内FA権について悩める胸の内を明かした。「(球団側に)最後まで悩みますとは言ってあります。2通りの未来を見たいよ。見てきたい。どっちがどうなるのか。想像の世界で決めるしかないので…」と話した。

引用元:スポーツ報知

週明けの11月13日にはFA権の行使について会見を開く予定となっています。日本ハムは2年4億4000万円に出来高を加えた条件を提示しているとされています。

ただ、増井としては1年でも多い契約年数を求めているようで、獲得に動く球団は最低でも3年は保証する契約を用意することになると予想されます。宣言残留を認められていることもあり、2年4億4000万円の条件はテーブルに残ることになります。

宣言しても失うものが大きくはありませんので、一旦は行使して、興味を示しているとされる巨人などの提示と比較しながら最終的な決断に至ることになりそうです。

2017年11月10日の報道です。

日本ハムは10日、クリス・マーティン投手(31)とヤディル・ドレイク外野手(27)の退団を発表した。

引用元:日刊スポーツ

マーティン投手は2年で92試合に登板し、防御率1.12、22セーブ48ホールドと圧倒的な成績を残しました。クローザーとセットアップの両方をこなした経験は彼のキャリアにとって大きなプラスで、MLB球団がメジャー契約を提示することが濃厚です。

ドレイクは2017年途中で加入も35試合で打率.232、1本塁打に終わっています。

2017年11月12日の報道です。

自身も権利を行使するか決断が迫る。週明けに会見で表明するが「環境や起用法より、年数(複数年契約)が魅力。残留するなら、行使はしたくない」と話しており、FA宣言なら他球団移籍が濃厚となっている。

引用元:スポーツニッポン

増井浩俊が大谷翔平の移籍に関してコメントした後に、自身の身の振り方について話しています。

FA宣言をすることは、残留を選択することはなく他球団への移籍を選ぶことになることを示唆したことになります。宣言残留を認めてくれていることを考えれば、現時点でここまで話す必要があったのはやや疑問ですが、週明けの会見で日本ハム残留か、他球団移籍がハッキリとすることになりそうです。

2017年11月14日の報道です。

日本ハムは13日、前ツインズのマイケル・トンキン投手(27)と契約合意に達したと発表した。2年契約で年俸1億2000万円、背番号は未定。

引用元:スポーツニッポン

アメリカでの報道が先行していましたが、日本ハムからも正式に契約合意が発表されました。退団したマーティンに代わる役割を期待されることになります。

2017年11月14日の報道です。

日本ハムの増井浩俊投手(33)が14日、札幌市内の球団事務所で会見を行い、国内FA権を行使することを表明した。
「球団からは残ってほしい、チームが勝つために僕の力が必要と言ってもらったので、FA宣言はしますけど残留を視野に入れながら、他球団のお話を聞いてみたい。プロ野球に入ってFAを取れると思っていなかったので、この機会に色々な話を聞きたい」

引用元:スポーツ報知

球団からは慰留されたが、最終的には契約年数などの条件に開きがあったとみられ、「いろいろと悩んだけど、せっかく取得したFA権を行使して他球団の話を聞いてみたい」。今後、他球団との交渉で大事にする点については「少しでも長くプロ野球の世界でやっていたい。長い契約を頂けるのが一番」と明かした。

引用元:スポーツニッポン

2年4億4000万円プラス出来高という条件を日本ハムが提示したとされていますが、3年以上の契約を求めてのFA宣言となりました。日本ハムは残留宣言を認めているものの、条件の上積みはしないことが予想されるため、焦点は3年以上の契約を保証するチームが現れるかどうかです。

すでに増井浩俊の獲得に動くと報道されているのが、MLB移籍を希望しているクローザーの平野佳寿を失うことが濃厚のオリックス、先発ローテのマイコラスとマシソンMLBでのプレーを希望し流出の可能性が高まっているジャイアンツの2球団です。

抑えと先発ともにこだわりはないとの姿勢で、マイコラスとマシソンのどちらかは失いそうな巨人にとっては、両方の保険になるため、強く動く可能性があり、老川オーナーも補強にゴーサインを出しています。
阪神はFA戦線には参加しない方針のため、オリックスと巨人がどこまで踏み込んだ提示をするのか注目されます。

2017年11月14日の報道です。

日本ハム・中田翔内野手(28)が14日、札幌市内の球団事務所で会見し、今季取得した国内FA権を行使せず残留することを表明した。「今回、球団といろんな話をさせてもらって、残留することに決めました」と話した。

引用元:デイリースポーツ

「必要としているという言葉も頂いた」と残留要請のあったことを認めた。一方で新陳代謝の激しいチーム事情を理解。さらに今季は不振もあり、球団からの条件提示は約8000万円減の年俸2億円(推定)プラス出来高とシビアな内容だったとみられる。大幅なダウン提示に胸中は揺れたものの、入団から10年間を過ごし、日本を代表する4番打者に成長させてくれたチームには恩義、愛着もある。球団からの思いも受け止め、最終的には残留へ心が傾いた。

引用元:日刊スポーツ

打率.216、16本塁打、67打点という成績で、しかも年俸は2億8000万円のためFA宣言をしても苦戦は必至でした。それでも宣言をすることも検討したのは8000万円という大幅な年俸減が理由の一つではあったようです。

年俸2億円がベースとはなりますが、来年活躍すれば、今年FA宣言をするよりも良い契約を手にすることができます。
今年はWBCという通常のシーズンとは違う調整方法をとらざるを得なかった事情もあります。しっかりとオフを過ごせば、FA選手として争奪戦になるような数字も残せる可能性があります。

日本ハムの浮上するためにも、自身のプロキャリアのためにも、2018年での復活が不可欠な中田翔です。

2017年11月15日の報道です。

巨人は14日、FA権行使を表明した日本ハム・増井の本格調査を開始した。投手力の強化は来季へ向けた課題の一つであり、先発と抑えも出来る右腕はうってつけの存在。宮崎で秋季キャンプ中の由伸監督と相談した上で、獲得に乗り出すかを決める方針だ。

引用元:スポーツ報知

マイコラス、マシソンが流出する可能性がある巨人です。菅野、田口、マイコラスの3枚が命綱のような状態だったところから1枚抜ける可能性が高まっていましたが、ドラフトで投手指名は1人だけです。その1位指名された鍬原(中大)は粗削りなタイプで育成をする必要がありますので、即戦力とは言い難いものがあります。

増井浩俊の獲得に動くことにはなりそうです。ただ、オリックスを上回る条件が提示できるかどうかは疑問です。

2017年11月15日の報道です。

オリックスが、FA権の行使を表明した日本ハム・増井浩俊投手(33)の獲得に乗り出すことが14日、明らかになった。
守護神の平野がメジャー移籍を最優先に海外FA権を行使することを表明している。宮内オーナーはこれまでに「(平野と)同等かそれ以上の補強をする」と話しており、増井に白羽の矢を立てた。平野はメジャー移籍がかなわなければ残留することも明かしているが、球団では流出の事態を想定して、増井に対し4年を基本線とした複数年契約を用意するとみられる。

引用元:スポーツ報知

契約年数を重視する方針を増井浩俊は明かしていますので、オリックスの4年契約はかなりの魅力があると考えられます。オリックスは37歳となるシーズンまで保証することになるのですが、平野佳寿の流出の可能性が高く、それをそのままスライドできますので、予算配分としては大きな問題がないとは予想されます。

どちらにしても日本ハムへの残留の可能性はかなり低くなったと考えられるオリックスの条件提示で、すでにトンキンというクローザー候補を獲得していますが、さらなるクローザー候補の補強が必要となりそうです。

2017年11月29日の報道です。

国内フリーエージェント(FA)権を行使した日本ハム・増井浩俊投手(33)のオリックス移籍が決定的となっていることが28日、分かった。オリックスが3年総額9億円以上の好条件を提示し、宣言残留を認めていた日本ハム、巨人との争奪戦を制したもよう。近日中に正式発表される。

引用元:サンケイスポーツ

オリックスが3年9億円を提示した時点で、ほぼ残留の可能性はなくなっていたのですが、これで日本ハムは新外国人のクローザー、セットアップ候補の獲得に本腰を入れるのではないかと予想されます。

2017年11月30日の報道です。

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ソフトバンクからFA宣言した鶴岡慎也捕手(36)に対し、古巣の日本ハムが獲得に乗り出したことが29日、分かった。他球団への移籍を前提にFA権を行使した鶴岡には、現時点で他球団からのオファーは届いておらず、13年以来となる古巣復帰が決定的となった。

引用元:デイリースポーツ

實松一成が兼任コーチとしてチームに復帰するようですが、鶴岡慎也も日本ハムに復帰することになるようです。

若い捕手が多いことを考えると、これらのベテラン選手でバランスをとると同時に、層を厚くして負担を軽減する狙いがあるものと考えられます。若い投手も多いチームのため、投手陣の育成という面でも鶴岡慎也と實松一成は期待されることになりそうです。

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