平田良介のFA宣言・FA移籍に関する最新情報

日本プロ野球の昨シーズンオフのFA市場の動きは結果として地味なものに終わりましたが、2016シーズン終了から2017シーズンまでのオフは外野手に人材が揃っていることもあり、その動きが注目されます。

その中でも内部での争いの噂が絶えない中日ドラゴンズの外野手の2人です。

大島洋平、平田良介という中日ドラゴンズの主力選手、主力外野手2人が国内FA権を取得しているのですが、平田良介は2年連続で保留するなど、球団方針に異議を唱えるなど、FA権を行使する可能性があります。

その平田良介のFA宣言、FA移籍に関する最新情報です。

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目次

このページの目次です。

初回更新日:2016/09/16
最終更新日:2016/11/20

【目次】

契約更改での保留の経緯

2014年は4番として開幕を迎えたものの左足首捻挫による1ヶ月の離脱があったため119試合にとどまったものの、自身初の規定打席到達となり打率.277/本塁打11/打点65という成績を残しました。

推定年俸3500万円から1200万円アップを提示されたものの、希望額との開きは大きく、それを不服として保留しました。

2回目の交渉も難航が予想されたものの前回と提示と同額の4700万円でサイン。その理由について「チームの順位によって(金額が)変わるということなど説明してもらった。(順位についての説明は)前回もあったけど、唐突だった。自分の中で決めている数字があったので、気持ちの整理が出来なかった」と説明。この日は「納得してサインが出来たので、また来年頑張りたい」と笑顔で説明しています。

2015年はキャリアベストの130試合に出場し491打数139安打13本塁打53打点、打率.283を記録し推定年俸4700万円からの倍増を希望したものの、1回目の交渉では合意できず、年俸調停や越年も辞さない姿勢を明らかにしました。

しかし、2回目の交渉時に査定方法やチームの環境について話し合いをした結果、「プロ野球生活で一番いい契約更改になった」と納得し、2300万円増の7000万円で契約更改しています。

2016年8月の最新情報

2016年8月の最新情報です。

2016年8月1日付けのスポーツ報知の記事です。

中日が、今月中に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たす大島洋平外野手(30)、平田良介外野手(28)に、大型契約を提示して残留要請する方針を固めていることが1日、分かった。球団首脳は「もちろん2人とも必要な戦力。(引き留め策?)これから考える」と強い口調で説明。大島は今季年俸9000万円、平田は同7000万円で、単年1億円超えを最低ベースとして、複数年契約を提示して慰留することになる。

引用元:大島&平田慰留に複数年契約提示へ…今月国内FA権取得(スポーツ報知)

2016年8月1日付けの日刊スポーツの記事です。

中日が、順調なら今月中に相次いで初のFA権を取得する大島と平田に対し、早期に残留交渉する。
2人とも補償が発生する「Bクラス」とみられ、宣言すれば他球団も興味を示す可能性が高い。昨年は藤井との交渉開始が遅れ、一時期、行使に傾いた経緯がある。また高橋聡文は阪神にFA移籍した。西山球団代表は「2人とも必要な戦力」と強い意思を示した。

引用元:中日、今月中FA権取得の大島と平田早期残留交渉へ(日刊スポーツ)

2016年8月12日付けのサンケイスポーツの記事です。

「(FA権取得は)プロ野球選手になって1つの目標でした。1軍でプレーしないと取れない権利なので、非常にうれしく思っています」
12日現在で打率・264、12本塁打、62打点。自慢の打撃だけでなく、太めの体に似合わず、右翼での守備範囲の広い堅実なプレーにも定評がある。
権利行使については、「まだシーズンが残っているので今は何も考えられない。ただ選手会が勝ち取った権利だし、取得する意味とか意義をしっかり勉強してからにしたい」と、現時点での残留は明言せず、含みを持たせた。

引用元:中日・平田、FA権行使に含み「取得する意味とか意義をしっかり勉強」(サンケイスポーツ)

2016年8月12日付けのスポーツニッポンの記事です。

「非常にうれしく思っています。プロ野球選手になってからの一つの目標で、取りたいとずっと思っていた」と感慨を込め、権利行使の可能性については「まだシーズンが残っているので何も考えていない」と話すにとどめた。
(中略)
大島とともに中心戦力の流出阻止は来季の巻き返しには不可欠で、西山和夫球団代表は「必要な戦力。私に任せて下さい」と慰留に全力を尽くす姿勢を強調した。

引用元:中日・平田 国内FA権取得 球団代表残留に自信「私に任せて」(スポーツニッポン)

2016年8月12日付けのサンケイスポーツの記事です。

「プロ野球選手になって一つの目標としていたのでうれしい。行使については、まだシーズンが残っているので考えていない」と話した28歳の外野手について、西山球団代表は「必要な戦力です」と慰留する方針を示した。

引用元:中日・平田が国内FA権取得「まだシーズンが残ってるので考えてない」(サンケイスポーツ)

2016年8月18日付けのサンケイスポーツの記事です。

中日・白井文吾球団オーナー(88)が18日、国内フリーエージェント(FA)権を取得した平田良介外野手(28)、大島洋平外野手(30)の引き留めを球団に厳命した。
谷繁監督が事実上の解任となり、今後のチーム編成や運営のかじ取りを落合博満ゼネラルマネジャー(GM、62)が行うことが確実とみられるが、愛知・東郷町の自宅前で取材に応じた白井オーナーは「落合とかは関係ない! 球団として、2人はいてもらわないといかん選手だ」と説明した。

引用元:「落合とかは関係ない!」中日・白井オーナーが平田&大島引き留め厳命(サンケイスポーツ)

今季、大島の年俸は9000万円、平田は7000万円。2人とも補償が発生する「Bランク」とみられるものの、宣言すれば興味を示す球団が複数あるともっぱらなのである。
「2人はこれまでの契約更改で球団と揉めていて、待遇面に不満があるのは確か。積極的に移籍したいわけではなくても、球団に提示された条件次第では行使の可能性はありますよ」とは中日の球団関係者。
外野手が補強ポイントのひとつである巨人のさるチーム関係者は「2人とも需要がある外野手とは思う。貧打にあえいでいる球団は、1番タイプの大島より、中軸の平田が欲しいでしょう。ただ、今季2割5分そこそこの選手を獲得する代償として、若い選手を持っていかれることに、球団内で慎重論があるんです」

引用元:FA大島、平田獲得に慎重論 巨人が危惧する人的補償の痛手(日刊ゲンダイ)

「シーズン中のため考えていない」と言いながらも「選手会が勝ち取った権利だし、取得する意味とか意義をしっかり勉強してからにしたい」と話すなど、必ずしも残留が前提ではないことを感じさせます。

大島洋平と異なる点は、大島洋平が愛知県名古屋市緑区で生まれ、高校も享栄高校と地元であるのに対して、平田良介は大阪市城東区生まれで高校は大阪桐蔭高校であるところです。

大島洋平にとって地元チームの中日ドラゴンズというのは特別なチームなのですが、平田良介がそこまでの思いを抱いていることはなく、よりドライな対応になることが予想されます。

年齢も28歳と若く、プレミア12の代表メンバーにも選ばれていることによる自負もあると思われますので、強気な姿勢でFA権行使を検討するのではないかと予想されます。

一部には在京指向があるとの情報もあり、ライトの長野久義以外外野が固定できず、渡邉恒雄読売本社主筆が補強の必要性を話すなどしていますので、巨人が興味を示す可能性があります。

ただ、日刊ゲンダイの報道では、若い選手を放出してまではというスタンスともとれます。

最近のFA補強では原監督の強い意向もあり、大竹寛、片岡易之などを獲得していますが、高橋由伸監督がそこまで強い希望を出すかは未知数で、巨人フロントの判断も注目されます。

2016年9月の最新情報

2016年9月の最新情報です。

2016年9月2日付けのスポーツ報知の記事です。

中日・白井文吾オーナー(88)が1日、愛知県内で取材に応じ、国内FA権を取得した大島洋平(30)、平田良介(28)両外野手の残留を熱望しながらも資金面での不安を吐露した。
白井オーナーは「わしが(残留してほしいと)考えているのは抽象的なこと。予算があるわけではない」と、破格の大型契約による引き留めが厳しい情勢を明かした。

引用元:白井オーナーが大島&平田引き留めの資金面不安を吐露「予算があるわけではない」(スポーツ報知)

8月中旬には引き留めを厳命したとのことでしたが、9月の頭になるとトーンダウンしています。

抽象的な希望であって、現実的には予算があるわけではないと話すなど、何が何でもという姿勢でもありません。

このようなことが影響したのか8月中には引き留めに積極的だった西山球団代表ですが、その言葉とは裏腹に具体的なアクションはおこしていないようです。

2016年9月5日のサンケイスポーツの記事です。

ヤクルトが今オフ、フリーエージェント(FA)補強に乗り出す可能性が高まってきた。
小川淳司シニアディレクター(59)は「来季の戦力をどう整えるか。投手の補強が優先? 現状を考えるとそうなる。ドラフトも投手中心になると思うが具体的なことはもう少し先かな」と語り、ドラフトを含めた今オフの補強で、投手力整備を優先する方針を示した。
(中略)
とはいえ主力野手に故障者が続出し、チーム編成は窮地に陥ったこともあった。真中監督は、来季が3年契約の3年目。V奪回には球団のバックアップが不可欠で、投手にはとどまらない。今季、国内FA権を取得した中日・平田について、球団関係者は「調査に値する選手だと思う」と明らかにした。
(中略)
今季は打率・250ながら、キャリアハイの73打点をマーク。右方向への柔軟な打撃は、川端、山田らの後ろを打つポイントゲッターとして計算できる。外野守備も堅実で、評価が高い。

引用元:ヤクルトV奪還補強!FA権取得の中日・平田調査へ(サンケイスポーツ)

具体的に平田良介の獲得を検討している球団として名前があがったのがヤクルトスワローズです。

投手陣に明らかに難を抱えているため、優先順位はそちらのほうが高そうですが、FAとなる選手では有力候補が山口俊くらいしかいません。

そのため新外国人投手やドラフトでの即戦力投手が中心になる可能性があり、その場合は外野手の補強は十分に可能性がありそうです。

ヤクルトの外野は坂口智隆が主にセンター、レフトはバレンティンが務めることが多くなっています。ライトは本来は雄平のポジションですが、故障で固定しきれず、多くの外野手を試す状況となっています。

バレンティンの契約は終わるものの、来季も再契約の可能性が高いと予想され、雄平も戻ればポジションに空きはないのですが、雄平も2014年は良かったものの、2015年、2016年は期待通りではなく、年齢も32歳となっています。

その点では数年先も見据えて平田良介というのは選択肢となるかもしれません。

2016年9月15日付けの日刊スポーツの記事です。

国内FA権を取得した中日大島洋平外野手(30)と平田良介外野手(28)が流出の危機にあることが14日、分かった。2人は8月に権利を初取得。残り9試合の時点でいまだ球団側から慰留交渉がなく、方向性を白紙とせざるを得ない状況が続いている。
(中略)
絶対的な戦力と期待するなら、シーズン途中でも全力で引き留めに努めるのが一般的。だが2人に対してのアプローチはなく、大島は「まずは球団(中日)の話を聞いてみないと」と、球団の“誠意”を測りかねている。平田も同様だ。

引用元:中日平田、大島FA流出危機 球団の誠意測りかね(日刊スポーツ)

問題はメディアには「必要な選手」、「引き留める」と話しているものの、本人たちに具体的な接触をしていないことです。

最近の中日ドラゴンズで目立つは、段取り、下交渉というものが上手く行っていないことです。もしかしたら、これを必要のないことだと捉えているのかもしれません。

2016年9月16日付けの日刊スポーツの記事です。

ヤクルトが、国内フリーエージェント(FA)権を取得した中日平田良介外野手(28)の調査を本格的に進めることが15日、明らかになった。
平田がFA権を行使する場合は、争奪戦に積極的に参戦していく方針。故障者続出だった今季は、リーグ優勝を果たした昨季から一転、苦しい戦いを強いられた。実力派20代の獲得が実現すれば、チームにとって極めて大きな補強となる

引用元:ヤクルトが中日平田を本格調査 FAなら積極獲得へ(日刊スポーツ)

9月5日のサンケイスポーツの報道に続き、日刊スポーツもヤクルトスワローズが平田良介の獲得に動く姿勢であることを伝えています。

平田良介は在京指向があるもの、本命はヤクルトだと日刊ゲンダイが9月13日付けの記事で伝えています。

在京球団編成担当かの匿名の情報のため、平田良介自身の意志に関しての信憑性に疑問は残りますが、ヤクルトが関心を持っている可能性は高そうです。

投手有利のナゴヤドームから打者有利の神宮球場へ本拠地が変れば、打撃成績が向上する可能性は高く、杉村繁打撃コーチの指導によって、長距離打者として期待されてきたポテンシャルが開花する可能性もありますので、注目される動きです。

2016年9月16日付けの日刊スポーツの記事です。

注目は8月に初取得した国内FA権について。「まだシーズン中なので、球団との話は終わってからになるのかな、と思っています。まだ整理ができていない状態」としながら、他球団が自身の動向に興味を示しているという報道には「評価してくれるのは非常にうれしい」と話した。

引用元:中日平田ティー打撃再開 他球団興味に「うれしい」(日刊スポーツ)

平田良介は他球団からの関心に喜ぶなど、FA宣言、FA移籍に全く抵抗を感じさせない反応を見せています。

実際には中日と話し合ったとしても、少なくとも他球団の話を聞くことを選択しそうな平田良介です。

2016年9月17日付のスポーツニッポンの記事です。

中日の白井文吾オーナー(88)が16日、国内フリーエージェント(FA)権を取得して動向が注目される大島と平田に対し、球団では過去2例(01年の山崎武司、05年の谷繁元信)しかない宣言残留を容認した。
「有能な選手なので残った方がいい」とし、交渉は西山和夫球団代表に委ねる方針で「引き留めているんじゃないか。(予算を)度外視するわけにいかないが交渉する人の腕次第」と話した。
軽度の右肩関節唇損傷で別調整中の平田は「選択肢が広がるのでありがたい」と受け止めた。球団との話し合いは今後行われる。

引用元:中日・白井オーナー 大島&平田のFA宣言残留容認(スポーツニッポン)

白井オーナーはFA宣言後の残留も容認する姿勢であることを明らかにしました。一般的にFA宣言後は他球団との競争となりますので、条件は釣り上がっていくものです。

ベストは他球団の話を聞く前に、誠意をもって引き留めの交渉することになるのですが、それを積極的にやっていく姿勢でないとも受け止めることができます。

予算を度外視しないと述べていて、マネーゲームは嫌うことになりそうですが、そうなると他球団にもっていかれる可能性が高くなりそうです。

2016年9月17日付のサンケイスポーツの記事です。

中日は今季国内FA権を取得した大島と平田に対し、FA交渉の日時を打診していないことが16日、分かった。大島は「今月中には(打診を)していただけるとは思っているのですが…」と当惑。前日15日には「中日の評価が基準になりますけど、納得しなければ評価してもらうところに行く」と話したばかり。このままでは溝が広がっていく。

引用元:中日、FA権取得の大島&平田に交渉日時打診なし(サンケイスポーツ)

これだけマスコミの報道で騒ぎになりながらも、まだ球団幹部から日程の打診、もしくは直接的に何かしらの言葉を投げかけていないと思われる状態は、やや異様に感じられます。

また中日ファンの心境を考えてみても、ファンを軽視しているととられても仕方ない腰の重さです。

これだけ腰が重く、動きが鈍いとなる。内部が混乱している、内部でも意思疎通ができなくなっている可能性も否定できない状態で、球団と選手間に溝が深まらざるを得ない状況です。

2016年9月17日付の日刊スポーツの記事です。

4年連続のBクラスが決まった。2リーグ分立後は初の屈辱。8月に専任監督1年目の谷繁元信監督(45)を事実上解任しながら成績は上向かず、球団80周年の節目に、最悪の結果を招いた。
球団では落合博満ゼネラルマネジャー(GM=62)の処遇を検討。来年1月でGM契約を打ち切り、職位変更などで“責任”を取らせる可能性が出てきた。

引用元:中日落合GM退任も 4年連続Bクラスで“責任”を(日刊スポーツ)

ここにきて、初めて落合GMの責任論が浮上してきました。それまではオーナー、球団代表などは落合GMに責任は無いの一点張りでしたが、少し様相が変わりつつあるようです。

もし落合GMの編成における影響力を削ぐ方向で調整が進んでいるとするなら、FA権を有する選手とコンタクトして交渉できない状況にあると言えます。

2016年9月17日付の日刊スポーツの記事です。

中日が広島に投打ともに完敗し、4年連続のBクラスが決まった。2リーグ分立後は初の屈辱。8月に専任監督1年目の谷繁元信監督(45)を事実上解任しながら成績は上向かず、球団80周年の節目に、最悪の結果を招いた。球団では落合博満ゼネラルマネジャー(GM=62)の処遇を検討。来年1月でGM契約を打ち切り、職位変更などで“責任”を取らせる可能性が出てきた。
(中略)
監督解任の劇薬も効かず、組織全体の見直しを迫られている。そんな中、来年1月末で切れる落合GMとの契約を更新しない可能性があることが分かった。白井文吾オーナー(88)は「このまま続けさせるのは難しい。ほとんど残れないと思う」と明かし、「契約は契約」と任期満了での退任を否定しなかった。
(中略)
白井オーナーは監督解任後、編成部門や落合GMの責任について「ないと思っている」と強調してきた。落合GMの役割を「アドバイザー的なもの。実際には何の権限もない」と説明し、責任が及ばない立場にあると主張した。
だが、成果が目に見えて表れていないドラフトや補強戦略において、外部やファンから「監督以外」の責任論が噴出した。その声が球団内外で大きくなっていることを白井オーナーも把握。GMからの職位変更が濃厚だが、退団の可能性も残っている。最終的には年内に決まる予定だ。
最有力視されている小笠原道大2軍監督(42)の1軍監督昇格案をはじめ、組閣、編成などのほとんどを落合GMが取り仕切ってきた。来季に向けた立て直しも、落合GMを軸に進めている。来年以降、球団のかじ取りを誰に任せるのか。中日は再出発を前に、大きな決断を迫られている。

引用元:激震中日!落合GM退任も 白井オーナー否定せず(日刊スポーツ)

日刊スポーツの追加記事では、さらに内容が踏み込んだものとなっています。

「このまま続けさせるのは難しい。ほとんど残れないと思う」と白井オーナーが話したとなると、契約満了とともに少なくもGM職を解かれる可能性が高くなったと言えそうです。

本来、GM職はスカウト、スコアラー、コーチなどの内部だけでなく、トレード交渉などを含めて外部とのコミュニーケーションが必要となります。

落合GMは分析力には優れるものの、コミュニーケーションはやや一方的で、双方向の話し合いになりにく印象を受けます。

MLBのGMであれば他チームのGMと信頼関係を築くことが重要で、それができなければトレードなどを成立させることができませんので、コミュニーケーションスキルは重要です。

落合GM体制の中日がこれまで自由契約にした選手を見ると、トレードで他チームと交渉できなくなもない選手もいましたので、その点での手腕にも疑問がつきます。

FA選手たちの強気の姿勢も落合GMとの関係性が少なからず影響を与えていますので、今後が注目されます。

2016年9月17日付けのスポーツ報知の記事です。

国内フリーエージェント(FA)権を今季取得した中日・平田良介外野手(28)が16日、球団の提示額次第では権利を行使し移籍する意思があることを示唆した。
(中略)
「僕たち選手は、違う言い方をすれば商品。金銭面の評価は、その商品価値が上がるということ。非常にうれしいこと」と話した。慎重に言葉を選びながらも、より高い年俸を提示した球団に移籍することがプロとして当然との認識を示した格好だ。平田の今季年俸は7000万円で、補償が必要なBランク。打率2割4分8厘、14本塁打ながら、得点圏打率3割5分3厘で自己最多の73打点を挙げる勝負強さを発揮しており、守備と走塁にも定評がある右のスラッガーとしては“お買い得”と言えそうだ。この日までにヤクルト・小川SDが「興味はある。調査すべき選手」と話すなど、FA宣言すれば複数球団による争奪戦は必至な情勢だ。

引用元:平田FA移籍も 金銭評価に興味、大島に続き権利行使を示唆(スポーツ報知)

2016年9月17日付けのデイリースポーツの記事です。

国内FA権を取得している中日の平田良介外野手(28)が16日、権利を行使するかどうか、揺れ動く心境を明かした。
(中略)
現時点で球団から話し合いの連絡がないことを明かし、「シーズンが終わってからになるのかなと。できれば最初に中日の話を聞きたい」。まずはプロ入りから11年間育ててもらった球団の思いを受けてから決断する意向を示した。
今季は主将として自己最多の73打点を挙げるなど攻守でチームをけん引してきた。FA宣言すれば、名乗りを上げる球団が現れるのは必至。「まだ20代だし、今を頑張りたいというのと、先のことも考えないとというところ。FAについては、まだ頭の中が整理できていない」と語った。

引用元:中日・平田、国内FA揺れる心境 「できれば最初に中日の話を聞きたい」(デイリースポーツ)

2016年9月17日付けの日刊スポーツの記事です。

中日平田良介外野手(28)が16日、FA権行使に前向きな姿勢を示した。中日がFA宣言した上での残留を認めていることに「それについては何も聞いていませんが、認めてくれるなら選択肢が広がるので、ありがたいです」と話した。
「まだ整理できていない状態」と去就については白紙を強調した。ただ、移籍か残留かは別として“宣言残留”が認められるなら、FA権行使への抵抗は少なくなる。「今も頑張りたいし先のことも考えたい。野球をやめたあとのことも考えないといけない。最初に中日の話を聞きたい」。中日との初回交渉を終えてから真剣に検討に入る。
(中略)
ヤクルトが本格調査する構えを見せるなど、同じく8月にFA条件を満たした大島と同様、FA宣言した場合には他球団からオファーがあるとみられる。中日にとっては主力がダブル流出する危機的状況になっている。

引用元:平田FA権行使に前向き「最初に中日の話聞きたい」(日刊スポーツ)

FA宣言残留を認めるというオーナー発言、ヤクルトが調査に動く姿勢であることが報じられ、それを平田良介が喜ぶという構図になっています。

ヤクルトはFAとなっていた成瀬に3年6億円を提示して獲得しています。今のところこの投資は失敗と言わざるを得ないのですが、本気になればこれくらいは用意できるということではあります。

中日サイドはマネーゲームにはせずに交渉したいとしていますが、平田良介本人は金銭にこだわると話しています。

FA宣言まで具体的に踏み込んだ場合には、中日が平田良介を引き留めることは容易ではなさそうです。

2016年9月18日付けの記事です。

 国内FA権を取得した中日・平田良介外野手(28)が、複数球団とのFA交渉に向けて敏腕代理人と契約したことが17日、分かった。楽天・松井稼やソフトバンク・五十嵐らも契約するMLB公認代理人のADM社・三原徹代表(51)で「三原さんと話し合ったことを、自分の意見として球団の人に伝えてもらうようにしたい」と説明した。
まずは今月中にも行われる中日との話し合いが最優先だが、代理人交渉が認められるかどうか不透明。それでも平田は「(他球団との交渉?)三原さんを通してと思っています。(中日も?)可能であれば」。交渉はエージェントに任せ、右肩関節唇損傷のリハビリに打ち込む意向だ。

引用元:平田、FA交渉へ敏腕代理人と契約(スポーツ報知)

代理人を雇ったことで、人情味に訴えかけるような交渉が難しくなり、具体的な条件面での争いとなることが濃厚となりました。

これまであまり考えていないと表面上は話していましたが、シーズン中に代理人と契約していますので、以前からFA権行使について考えていたことがわかります。

中日は代理人との交渉を拒否することもできますが、他球団がそれに応じている中で、それをやってしまえば、不利な立場になります。

情勢的には、FA宣言をして他球団への移籍という方向性に傾きつつあると考えられるのではないでしょうか。

2016年9月21日付けの最新情報です。

中日・白井文吾オーナーが20日、FA補強への金銭面でのバックアップを明言した。
「10億、20億かかるわけじゃないだろ。それは計算できるんじゃないか」。今年のFA市場は野手ならオリックス・糸井、日本ハム・陽岱鋼、投手なら西武・岸、DeNA・山口らが注目されているが、必要とあらば金庫の扉を開ける構え。国内FA権を取得した大島、平田の残留交渉と並行して、態勢を整える。

引用元:中日FA銭闘態勢OK!白井オーナー「10億、20億かかるわけじゃないだろ」(デイリースポーツ)

中日・白井文吾オーナー(88)が20日、国内フリーエージェント(FA)権を取得した大島洋平外野手(30)、平田良介外野手(28)が移籍した場合、他球団のFA選手獲得に参戦する用意があると明かした。
(中略)
両外野手が流出した場合、その穴をFAで埋める可能性について「あり得るだろうな。代わりはいくらでもおる」と話した。さらに「10億、20億かかるわけじゃない。骨董(こっとう)品で言えば、目利きが5年たつと(価値が)倍になるとかタダになるとか、そういうことを考えて決めるんだ」と落合博満GM(62)の“目利き”に期待した。

引用元:【中日】大島&平田が流出ならFA参戦も!白井オーナー「代わりいくらでもおる」(スポーツ報知)

今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した中日・平田と大島に球団から連絡はなかった。ヤクルトが調査中の平田は20日、「まだ(連絡は)きていないです。待つしかないでしょう」と語った。大島にもまだ残留交渉の連絡はない。球団首脳は「シーズンは終わっていませんから」と話した。

引用元:FA取得の中日・平田&大島、まだ球団から交渉の連絡なし(サンケイスポーツ)

球団首脳は「シーズンは終わっていませんから」と話していますが、チームに必要な選手であればオリックスと糸井のように交渉まではいかなくても、話し合いが行われてもおかしくありません。

こういった風通しの悪さのようなものが、中日ドラゴンズのイメージを悪くし、選手からも不信感を持たれる原因になっていることを認識できているのか疑問が残る対応です。

また中日の白井オーナーがコロコロと見解を変えることも目につき、これも印象が良くありません。

「10億、20億かかるわけじゃないだろ。それは計算できるんじゃないか」と話していますが、その前には「予算があるわけではない」と話していました。

そして落合GMに関しても「責任はない」から「このままでは続けられない」となった後には、さらに「本人次第」と見解が転々としています。

また球団の編成にもかなりオーナーが具体的に口を挟んでいるともとれる発言が多く、組織としての意思決定プロセスがあまり見えてきません。

こういった状況では大島、平田の残留にこぎつけるのは容易ではなく、特に大阪生まれで、名古屋、ドラゴンズが地元ではない平田良介に良い印象は残らないと予想されます。

さらにこれからFAで獲得を目指したとして、FA選手が現状の中日に魅力を感じるかどうかも微妙なため、2人をつなぎとめることができなければ、大きな戦力ダウンにつながりそうな気配です。

2016年10月の最新情報

2016年10月の最新情報です。

10月1日付けのサンケイスポーツの記事です。

国内フリーエージェント(FA)権を取得し、動向が注目される中日・平田良介外野手(28)が30日、ナゴヤ球場で「監督が代わっても、やることは変わりません」と森繁和新監督(61)に対して、あえて“無関心”宣言。
(中略)
ヤクルトが調査を進めるなど、宣言移籍の噂もある中、森新監督は前日29日の就任会見で言い切った。「必要な戦力。チクチク電話する。FAは権利ですが、残留させる」
中日としては、もう1人の国内FA権取得者・大島とともに、是が非でも残ってもらいたい。そんな状況を後押しする人物も登場した。白井オーナーだ。この日、愛知県内の自宅で取材に応じた総帥は「もちろん、絶対に必要な選手。新監督も強いチームにしたいのなら、やってくれるだろう。そういう部分も(新監督の資質として)評価したんだから」と、交渉に乗り出す新監督への期待を口にした。

引用元:FA注目の中日・平田、心変わらず「監督代わってもやること変わりません」(サンケイスポーツ )

平田良介は特に自身のスタンスに関して変わりがないことを強調しています。

ただ、監督が交渉に長けている森繁和氏が就任しました。外国人選手の獲得でもその交渉力が光る森繁和氏ですが、その交渉力も新監督就任の決めての一つだったと白井オーナーは明らかにしています。

球界の寝業師と言われた根本陸夫の薫陶を受けている森繁和氏とのやりとりの中で心境の変化が生まれるのか、注目されます。

2016年10月3日付けの記事です。

中日の秋季練習が2日、ナゴヤドームでスタートし、森繁和新監督(61)は指揮初日に今季FA権を取得した平田良介(28)と大島洋平(30)の両外野手に残留を要請。全体練習開始前に監督として“初仕事”を行うと、今後の交渉に同席する可能性を示唆。戦力確保へ早くも動き出した。
(中略)
 「(2人と)もう話はしましたよ。出ていくなよと話をしている。権利は自分たちのものだから、ゆっくり話をしたらいいと思う。ただ、いなけりゃ困る。補強も考えないといけなくなる」
(中略)
右肩を痛め、シーズン終盤は1軍にいなかった平田は、周囲に今季お世話になったお礼をしている途中に、コーチ室で声をかけられた。「森さんから『来季の戦力として考えている』という話をしてもらった。必要と言ってもらえて、非常にうれしい」と平田が話せば、練習前に声をかけられた大島も心に刺さった様子。「必要(な戦力)だという話でした。休みの日にも電話がかかってきましたけど、きょうもそう言われた。胸に響く? それはありますね」と胸の内を明かした。

引用元:中日・森新監督、“初仕事”はFA取得の平田&大島に残留要請(サンケイスポーツ)

この日から新体制がスタート。指揮官は1日までの3日間のオフを利用して2人に電話を入れ「必要としていると言ったよ。ゆっくり(球団と)話をしろよ、ともな」と語った。2人の反応について「『出ます』とか言うわけないだろ。ここにいたくないという可能性は少ないんじゃないか」と手応え有りの口ぶりだった。
さらに「俺が交渉? 外国人だけで手いっぱいだけど、出ていけと言われれば出ていくよ」と言及。その上で個人の見解として「よその話を聞きたければ聞けばいいし、ここの球団にいたいなら、煮詰めるところを煮詰めればいい」と、白井オーナーも容認している宣言残留もOKの構えだ。
新体制での初練習をナゴヤDで行い「最下位で終わった屈辱を胸のどこかに置いてくれ」と訓示。大島は「(胸に響いた?)それはあります。ゆっくり考えていいと言ってもらえた」と言えば、平田も「非常にうれしい」とボスの男気を感じたようだ。

引用元:森監督、電光石火!FA大島&平田に“慰留工作”(スポーツ報知)

これまで淡々とした対応が続いていた平田良介ですが、ここにきて「非常にうれしい」という表現を使うなど、心を揺さぶられたところがあったようです。

強面ではあるものの、人の心を揺さぶるような雰囲気と言葉の重みがある森繁和新監督のため、平田良介も心を動かされたようです。

ただ、実際には球団が宣言残留も認める姿勢のため、FA権を行使しない状態で中日と契約を結ぶかどうかは不透明で、代理人とすでに契約しているとことからも宣言前の引き留めは簡単ではないと考えられます。

契約更改で揉めてきた経緯もあるため、それなりの金額の上積みなども平田良介が希望することは確実です。

獲得を目指していると報じられているヤクルト、オリックスあたりと競合した場合に条件面で上回ることができるかも焦点となりそうです。

2016年10月4日付けの記事です。

ヤクルトは、右打ちの外野手で、国内フリーエージェント(FA)権を保有する中日平田良介(28)の調査を本格的に進めている。
年齢的にも28歳と若く、パンチ力のある打撃と安定した守備を高く評価している。平田がFA権を行使した場合は交渉解禁後、速やかにアタックする方針だ。

引用元:ヤクルトFA平田を本格調査 若さ、打撃、守備評価(日刊スポーツ)

ヤクルトが獲得調査をしているという情報が定期的に報道されていますので、ヤクルト内部ではかなり本腰を入れて獲得に動く意志がありそうです。

バレンティンが交渉次第ではチームを去るという情報もありますので、その場合には資金面にも多くの余裕が生まれ、外野のポジションもレフトに雄平、センターに坂口、ライトに平田という布陣もしくことができますので、平田良介を獲得する動きは加速しそうです。

2016年10月31日付けのスポーツ報知の記事です。

同じくFA権を持つ平田良介外野手(28)は、ナゴヤ球場で練習。権利の行使について「決めていない。中日と残留交渉して自分が残りたい条件だったら残ると思う」と態度を保留した。

引用元:大島、残留決定!複数年契約か 平田は態度を保留(報知)

大島洋平は上積みされた条件に納得しての残留となりましたが、平田良介はまだ交渉が続行している状態となっています。

中日も残留宣言を認める方針のため、とりあえず宣言して興味を持つ球団全部の話を聞いてみたいという思いが強いのかもしれません。

大島洋平は名古屋出身でチームそのものへの愛着がありますが、大阪出身の平田からすると、そこまでのものはない可能性が大です。

すでに代理人と契約するなど、ある面、交渉へのドライな面も見せていますので、提示される条件などがより重要になることは確実です。

権利行使を示唆していた大島洋平を森繁和監督が翻意させたと言われていますし、交渉に乗り出すとの情報もありますので、その行く末が注目されます。

2016年11月の最新情報

2016年11月の最新情報です。

2016年11月3日付けのスポーツニッポンによる報道です。

今季国内FA権を取得して去就を注目される中日・平田良介外野手(28)が2日午後に名古屋市内で球団側と残留交渉を持ったとみられる。午前中にナゴヤ球場で自主トレ後、「決まるまで言いません」と交渉経過に関する明言を避け、「(権利行使の有無は)50対50ですね。お互いがいい条件で納得して決められたら。自分のやりやすい環境でプレーできるかどうか。あと何回か話をするんじゃないですか」と現在の心境を明かした。シーズン終了後にあったとみられる前回交渉と同様に代理人が同席して金額など具体的な条件提示を受けた模様。

引用元:平田残留交渉 FA宣言は「50対50」期限まで熟考(スポニチ)

ギリギリまで金銭面などの条件を中日側と交渉することになりそうです。50対50というのは悩んでいるわけではなく、本当に納得できる条件を引き出せるかどうかが不透明という意味にもとれます。

話している内容も、対応もとぢかといえば「交渉」というドライな感じの印象を受ける平田良介です。

大島洋平が大幅アップでの契約延長をしていますので、それを踏まえた金額を考えている可能性はありそうです。

難しいのはここ6年間で平均12.5本、打率.264の打者をどう評価するのかというところです。2015年にベストナインをとったのが目立つだけで、過小評価かなと思われた大島洋平とはやや事情が異なります。

その点では現在の年俸7000万円は過小評価と言い難いものがあり、逆に1億2000万円の複数年契約に値するかもやや微妙なところがあります。

2016年11月3日の日刊スポーツによる報道です。

FA去就が注目される中日平田が球団と交渉を行った。今季年俸7000万円から大幅増の推定年俸1億2000万円程度の複数年契約を提示されたとみられる。

引用元:中日、FA平田引き留めへ年俸1・2億の複数年提示(ニッカン)

2016年11月4日付けのデイリースポーツの記事です。

国内FA権取得で去就が注目される中日・平田良介外野手(28)が3日、練習に訪れたナゴヤ球場で、残留を基本線に考えていることを明かした。(中略)2日はナゴヤドームの人工芝の改善を訴え、球団の運営スタンスや目指す方向性などを確認。現時点でFA宣言して他球団と交渉に入る予定はなく、中日との交渉が決裂した場合にのみ、権利行使に踏み切る考えだ。

引用元:平田が明言!中日残留が基本線 FA権取得も「やりやすい環境なら残る」

一番疲れやすいのがナゴヤドームで芝の状態に対する問題を球団に訴えたとのことです。このことが交渉の一つのファクターになっているようです。

このことから年俸1億2000万円の複数年契約という提示には納得しているのではないかと考えられます。

ただ、球場の芝の張替えというのは予算がかかるもので、一朝一夕に約束できるものでもありません。

しかし、選手の故障のリスクを下げるというメリットが球団側にもありますので、すぐには実行できなくても、近い将来に実現するという約束まではできるのではないかと思われます。

自身の契約については決着点が見始めているようですし、仮にFAしたとしても噂されるヤクルトがこれ以上の金額を出すかは微妙なため、徐々に残留という方向に収束しつつあると考えられます。

2016年11月5日のデイリースポーツの報道です。

中日・平田良介外野手(28)が5日にも残留を表明する。4日夜、西山球団代表と交渉し、残留へ気持ちが傾いたようだ。交渉前に中日屋内練習場のトレーニングルームで汗を流した背番号6は「ドラゴンズを第一に考えているのは変わりません。話し合いは進んでいます」と充実感をにじませた。

引用元:中日・平田、5日にも残留表明へ「話し合い進んでいる」(デイリー)

西山和夫球団代表(67)が「(交渉は)詰めに来ています」と明言。一両日中にも正式発表する運びとなった。同代表は大きな仕事を終わらせたかのような表情で取材に応じた。「最後のところだから。(発表は)もうちょっとお待ちください」。2日までの交渉で、今季の7000万円から3000万円増となる年俸1億円前後の複数年契約を提示されたとみられる。既に前向きな感触は得ているが、5日にも行う今月2度目の交渉で細部を詰め、晴れて合意ということになる。

引用元:平田、FA権行使せず残留へ 西山代表「詰めに来ています」(報知)

前日に報道のあった1億2000万円はやや高すぎる印象がありましたが、1億円はFA選手であることを考えれば許容範囲内の金額と言えそうです。

一時は選手は商品で金銭で価値がというような発言をしていたようですが、3日なって軟化した姿勢となり、お金が全てではないというスタンスに変わりました。

外野手としても打者としてもポテンシャルを感じさせる選手ではあるのですが、その段階をなかなかこえることができていないのも否定できない平田良介です。

他球団に移籍しても絶対的なレギュラーとなれない可能性もありますが、中日ドラゴンズの現状では健康であれば、ある程度レギュラーが確約されているに近い状態です。

とくに噂されていたヤクルトであれば同じポジションに雄平もいますし、センターには坂口智隆、レフトにバレンティンもしくは新外国人も想定されます。

ヤクルト以外には興味を示していない状態だったため、平田良介が納得できる金額での中日残留は悪くない結論ではないかと考えられます。

2016年11月5日のスポーツ報知の報道です。

「いろいろ世間をにぎわせたんですが、FA宣言せずドラゴンズに残留することを決めました」と話した。4日夜、西山和夫球団代表(67)との4回目の交渉で3年契約、1億2000万円(いずれも推定)の条件を承諾してサイン。「少なかったとも多かったとも思わない。適正な評価ととらえている」と振り返った。

引用元:平田、残留を正式発表「日本球界トップの選手になりたい」

1億円前後の複数年契約ではなく、やはり1億2000万円だったようです。払い過ぎの感は否めない再契約ですが、これまでの交渉過程でフロントに不手際が多かったことによる出遅れがあったことを考えれば、やむを得ないのかもしれません。

FAになろうとする選手への引き留め交渉の動き出しが、明らかに他球団よりも遅い中日でした。落合GMのFAは選手の権利というスタンスが影響を与えたのかもしれませんが、編成を任されている立場としては、あまり適切とは言い難いものがあります。

落合GMの影響力はどの程度あったのかはわかりかねますが、動き出しの遅さは今後解消していく必要がありそうです。

平田良介はこれまでの成績を考えると、ファンが高すぎると感じるような金額を手にすることになりました。

これで同様の成績を続けるようであれば、ファンからの批判の声は高まることが予想されます。交渉としては上手くいったと言えますが、これをファンに納得させることができるかどうかが、平田良介に課せられた課題となりそうです。

2016年11月19日のスポーツ報知による報道です。

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今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず中日に残留した平田良介外野手(28)が19日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改。年俸変動制の5年契約を締結し、来季は5000万円増の1億2000万円でサインした。

引用元:平田、5年契約だった!判子を忘れるハプニングも「糸井さんの超人ボディー」目指す


西山和夫球団代表(67)は大島と平田の年俸について「(ダウンする可能性?)あります。ただ、ものすごく悪くなっても40%ダウンということはしない。もちろん良かったら(年俸を)上げます」と説明。2014年オフに各年1億2000万円で固定する3年契約を締結した山井大介投手(38)とは違い、年俸変動制を取り入れたことを明かした。

引用元:大島は3年契約&変動制で1億5000万円

これまでウェイトトレーニングをやっていなかったというのも驚きだった平田良介です。高校時代よりも体が大きくなっていますが、それが筋肉なのかどうかと思わせるものでした。

こういった意識の低さが期待されながら開花しきれない、故障の多さにもつながっている可能性がありそうです。

5年契約と期間は長いものの年俸は変動制です。さすがに契約するにあたり、年俸減があっても40%減などはないことを盛り込んだ可能性が高く、最大でも25%程度になるのではないかと予想されます。

もしかしたら15%と言ったような金額になっている可能性もありそうです。

FA権を有していた山井大介に年俸1億2000万円の3年契約を結びましたが、完全な失敗に終わりましたので、変動制は賢明な判断と言えそうです。

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