千葉ロッテマリーンズの2014年新外国人チャッド・ハフマンを数字で分析

千葉ロッテマリーンズが外野手で元ヤンキースのチャッド・ハフマンを外野手の補強として獲得しました。俊足巧打の同じタイプの選手が多い千葉ロッテに、長打力をもたらすことを期待されての補強のようです。

チャッド・ハフマンは1985年4月29日生まれで、2014年で29歳になる右投げ右打ちの外野手です。ポジションは主にレフトとライトを守り、ファーストは少ないながらも時折守っていたようです。

MLBドラフト2006で2巡目(全体で53番目)でサンディエゴ・パドレスに指名されプロ入りしています。全体で53番目なので、有望株として期待されていたチャッド・ハフマンです。

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2009年には3Aで20本塁打を打ったチャッド・ハフマン

チャッド・ハフマンのメジャーと3Aでの成績は以下の表のとおりとなっています。

チャッド・ハフマンのメジャーと3Aでの年度別成績

メジャーでの成績は2010年にニューヨーク・ヤンキースでの9試合にとどまり、しかも18打席だけと目立った実績は残せていません。

2009年には3Aで135試合で打率は0.269も20本塁打を打ち、その才能の片鱗を見せましたが、その後は伸び悩んだことが数字に現れています。

盗塁が多くスピードで図抜けているのでもなく、また守備力も目立つ数字は残っていませんので、打撃が生命線となるプレーヤーです。しかし、近年は、年間で本塁打は10本を超える程度で、打点も50点前後と、やはり際立った数字がありません。

長打力、スピード、守備力ともに悪くはないものの、メジャー昇格するほどに際立ったものがなく、中途半端な状態になっていたチャッド・ハフマンと言えそうです。

年を追うごとに安定感を増す打撃に、対応力を感じさせるハフマン

それでも2013年には打率.282・本塁打13・打点55という成績を残し、中でも出塁率は.379と高くOPSも.852と.900に近づく数字となっています。徐々に選球眼も良くなり、打撃に安定感が増してきていることが想像されます。

打撃の指標でGO/AOというものがありますが、この数字はゴロアウトの数をフライアウトで割った数値です。この数字が1.00以下だとフライを打ち上げる選手で、1.00を超えているとゴロを打つ選手であるとなります。

チャッド・ハフマンは、2009年の20本塁打の頃には、0.78でフライアウトが多くなっています。しかし、2012年は1.17、2013年は1.09とゴロアウトが多くなっています。

つまりチャッド・ハフマンは一発狙いよりも、確実性を高める打撃にシフトしていったことが、これらの数字からも見てとれます。

対応力が求められる外国人選手として成功する資質をもっているのか?

日本の野球では、どうしてもボールになる変化球への対応が外国人打者が直面するカベになります。その対応ができるようになるには、選球眼が大切で、かつ打撃の柔らかさ、そして思考の柔軟さが必要になってきます。

打率も向上し、出塁率が年々高くなっているので、意識的に打撃スタイルを変えていっている節がありますので、しっかりと考えながらプレーするタイプではないかと予想されます。そのためチャッド・ハフマンは、日本の野球にも対応していく可能性があるのではないかと思います。

また3Aで13本塁打であれば、日本では20本程度、うまくはまれば25本から30本の間を本塁打を打てる可能性があります。

入団デストを経た上での契約ですので、その辺りは伊東監督がしっかりとチェックしていると思いますので、期待しても良いのではないかと思います。

井口資仁の23本がチームの最多本塁打で、その井口も来年は39歳で2014シーズンを迎えることになります。

そして途中から加入したブラゼルが65試合で11本塁打を打っている以外は、タイプ的に長距離砲として期待できる選手がいない状態です。

俊足巧打の同じタイプの選手があふれているロッテに、アクセントをつける長距離砲となることが期待されるチャッド・ハフマンです。

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