【新外国人分析】広島カープのマイク・ザガースキー投手を数字で分析

クライマックスシリーズで敗退した広島カープが、緒方監督の就任からもまもなく、新外国人選手の獲得を発表しました。

カープがあらたに契約合意したのはブルージェイズ傘下の3Aバッファロー・バイソンズに所属しているマイク・ザガースキーという31歳の左腕投手です。

メジャーでは89試合に登板したことがある左腕で、そのキャリアの全体ではリリーフとしての起用が主なものとなっています。

そのマイク・ザガースキーのメジャーとマイナーでの成績、そして球種や特徴などについて、動画とともにこのページで分析しています。

広島カープの新外国人投手マイク・ザガースキーのマイナーとメジャーでの成績

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マイク・ザガースキーは2005年のアマチュアドラフトの12巡目でフィラデルフィア・フィリーズに指名されて、プロ入りしています。

マイク・ザガースキーのマイナーとメジャーでの成績は以下のとおりとなっています。

Mike Zagurski Career Stats 2014

マイナー全体では325試合に登板していますが、そのうち先発は10試合だけです。メジャーでは89試合すべてリリーフとしての登板のため、基本的にはリリーフとしてのキャリアとなっています。

メジャーの89試合では75.1回で防御率7.05/1勝0敗/奪三振75/WHIP1.74/被打率.293となっています。75回1/3で与四球は46個と多いものの、奪三振率は8.96と高く、メジャーでも多く三振を奪う力は持ち合わせていたようです。

2010年以降は3AとMLBを行ったり来たりのマイク・ザガースキーですが、3A通算では202試合238.2回で防御率2.68/318奪三振/WHIP1.25/被打率.213と結果を残しています。

この3Aでも238.2回で318個の三振を奪っているため、通算の奪三振率は11.99と非常に高い数字になっています。

特に来季に向けて好材料となるのは、2014年が好調であることで46試合60.2回で防御率2.08/奪三振83/WHIP1.17/被打率.194と素晴らしい数字が並び、奪三振率も12.31と高く、三振を奪う能力は衰えていないと考えられます。

このようなマイク・ザガースキーのマイナーとメジャーを見る限りでは、(1)基本的にはリリーフタイプ、(2)三振を奪う能力が高い、(3)与四球が多い(2イニングに1個)、というような特徴があることがわかります。

マイク・ザガースキーの持ち球と球速と特徴

マイク・ザガースキーの持ち球は米メディアの情報によると、フォーシームファーストボール(きれいな回転のストレート)、チェンジアップ、スライダー、カットボールの4つとなっています。

フォーシームは2007年に最速で156キロを記録していますが、2014年の春のスプリングトレーニング(オープン戦)では、最速152キロ、平均で150キロを記録しています。

年齢のためか、ややスピードは落ちていますが、それでも左腕でこの球速は脅威となりそうです。

変化球ではチェンジアップ、スライダー、カットボールを投げている形跡がありますが、主に使われているのはスライダーです。

スライダーは2012年には最速140キロ、平均135キロを記録していますが、2014年は母数が少ないものの、最速135キロ、平均で133キロを記録しています。

メジャーの登板での球種の割合としては、フォーシームが投球の6割から7割強、スライダーが3割から2割前後、残りの1割弱がチェンジアップ、カットボールとなっています。

ただ、シーズンによっては、チェンジアップ、カットボールはほとんど投げていないケースもあります。

三振を多く奪っているマイク・ザガースキーですが、三振に占める割合としてはフォーシームとスライダーがそれぞれ50%となっています。

フォーシームが投球に占める割合が7割あることを考えれば、決め球は基本的にはスライダーで、メジャーでの被打率.250であることからも、そう考えて良さそうです。

最後にマイク・ザガースキーの2013年のパイレーツ在籍時に、メジャーで登板した試合の動画です。これらの動画で投球フォームとフォーシーム、スライダーが確認できます。

まずは決め球と考えられるスライダーです。2013年5月の登板の動画です。

フォームはオーソドックスでクセがあるタイプではありません。スライダーの曲がりが鋭いことがこの動画ではわかります。

続いて、2013年3月の登板です。こちらではフォーシームも確認できます。

基本的にはこの2つの球種で抑える投手だと考えたがほうが良いと考えられます。そしてキャリアがほぼリリーフとしてのものであるため、基本的にはブルペンでの起用で、うまくはまればクローザーというところでしょうか。

ミコライオとは契約更新せず、ザック・フィリップスは先発転向で再契約するとの情報がありますので、2015年の広島カープのクローザー候補の1人となりそうです。

最近の広島カープの新外国人獲得は高い精度で成功していますので、実際の試合での登板を目にするのが楽しみです。

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