森福允彦のFA宣言・FA移籍に関する最新情報

森福允彦(もりふくまさひこ)は2016年シーズン中にFA権を獲得しましたが、50試合27イニングで防御率2.00/奪三振23/WHIP0.93と素晴らしい成績を残しました。

またキャリア全体でも防御率2.45と左のリリーフ投手として2010年から安定した成績を残していることもあり、FA市場でも注目を集めつつあります。

年俸は1億2000万円と高額でありながら、チーム内に高給の選手が多いため補償が不要となるCランクとなるなど、より魅力が高まる要素も備えています。

左の強打者が多く、左のリリーフ投手の価値がより高まりつつありますので、FA宣言すれば争奪戦必至の投手です。

その森福允彦のFA宣言、FA移籍、契約に関する最新情報をまとめています。なお、森福允彦の来季契約が確定するまで、随時情報を更新追加する予定です。

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目次

このページの目次です。

初回更新日:2016/10/26
最終更新日:2016/12/09

2016年10月の最新情報

2016年10月の最新情報です。

2016年10月16日付けのデイリースポーツの記事です。

今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した森福允彦投手(30)が権利を行使する方向であることが16日、分かった。複数球団が調査に乗り出しているもようで、年俸1億2000万円は補償不要のCランク。ソフトバンクも慰留に努めるとみられ、争奪戦に発展する可能性が高まった。

引用元:ソフトバンク森福FA宣言へ 補償不要Cランク、争奪戦に発展か(デイリー)

ソフトバンクは盤石と思われていたリリーフ投手のやりくりに困り、岩嵜翔、東浜巨らをブルペンにまわず事態を招きました。

そのような中での森福の存在感は際立ちクライマックスシリーズでの活躍は光っていました。

リーグ優勝、日本一奪回を掲げるソフトバンクにとっては、欠かすことのできないピースのため、真剣な慰留が行われることになりそうです。

2016年10月16日付けのスポーツニッポンの記事です。

この日の敗退後には「負けたばかりなので、今後のことは何も考えていない」とだけ話した。ただ、親しい関係者には「体も大きくないし、球速も遅い自分を指名してくれたホークスには感謝している」としながらも、「せっかく手にした権利だし、環境を変えて、もう一度、一から挑戦してみたい」と漏らしているという。(中略)ソフトバンクは昨オフにメジャー挑戦を視野に入れた松田のように、宣言残留を認める方針だ。森福がFA宣言した場合には、救援投手が補強ポイントの一つで、その動向を慎重に調査している巨人などが興味を示す可能性がある。球界が誇る貴重なリリーフ左腕。その決断が待たれる。

引用元:ソフトB森福 FA権行使へ 調査している巨人などが興味か(スポニチ)

ソフトバンクは宣言残留を認める方針とのことです。

森福自身は指名してもらったことに対する感謝はあるものの、「環境を変えてみたい」と関係者に話していることが事実であるならば、ソフトバンクが引き留めるのは簡単ではなさそうです。

秋山監督時代は1イニングをしっかりと任されることが多かったのですが、工藤監督になるとそうではなくなりました。

2015年は不調だったこともありますが32試合で17イニング、2016年は50試合で27イニングにとどまり、絶大な信頼を得ているとは言い難い起用でした。

2010年に一軍定着後は36試合で48回2/3、60試合で55回2/3、65試合で58回1/3、57試合で52回1/3と投げてきたことを考えると、この2年はかなり限定された起用方法となっていました。

そういったこともFA権を行使してみたいと考える理由となっているのかもしれません。

巨人は左のセットアッパーである山口鉄也が48イニングで防御率4.88、奪三振はわずかに28個で奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は5.25まで落ち込むなど、衰えを隠せません。

その後釜として期待された戸根千明は二軍落ちも経験するなど不振で防御率4.50と、こちらも信頼できる状態ではありませんでした。

右のセットアッパーにはマシソンがいるため、左のリリーフ投手が欲しい巨人の補強ポイントに合致すると考えられる森福允彦です。

2016年10月17日付けのスポーツニッポンの記事です。

阪神が、今オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使する方向のソフトバンク・森福允彦投手(30)の本格調査に乗り出す可能性があることが17日、わかった。20日のドラフト会議の指名しだいで、FA補強にシフトチェンジする。球団関係者は「まだ(FA補強について)言えることはない。まずはドラフトです」と話すが、中継ぎ投手は補強ポイントに挙げられている。今季は新入団の高橋が貴重な中継ぎ左腕としてチーム最多の54試合に登板。しかし負担が一人にかかったのは否めない。また球団は左腕の筒井と小嶋に戦力外を通告しており、外国人選手を除くと現有投手は右投手15人に対して、左投手10人と少ない。ドラフトを含めた補強は急務だった。森福は実績は申し分ない。また今季の推定年俸は1億2000万円と決して低くはないが、補償不要のCランクに属しており、獲得に動きやすい条件は整っている。ドラフトとFAの両にらみで戦力整備を取り組む中で、森福の名前はその中心に近いところにいる。

引用元:阪神 ソフトB森福に興味 貴重中継ぎ左腕、FA補償も不要(スポニチ)

阪神はドラフト会議で8名指名し、その内訳は投手5人、内野手2人、捕手1人という内訳となりました。その投手5人はいずれも右投手ということで、さらに左右のバランスが悪くなっています。

ブルペンで頼れる左腕投手が不足する一方で、先発ローテタイプの投手は複数いるため、能見篤史をリリーフに転向させる構想もあります。

ただ、実績十分の森福允彦のほうが、より計算が見込めることは間違いありません。このオフはFA市場で積極的な補強をする姿勢を見せている阪神のため注目されます。

2016年10月17日付けのサンケイスポーツの記事です。

国内FA権行使の可能性を示唆したソフトバンクの中継ぎ左腕、森福について、西武・鈴木本部長は17日、「(獲得の可能性は)ゼロではない。ドラフトや外国人など、いろいろ照らし合わせながら」と話した。

引用元:西武、鷹・森福獲りも ドラフト指名選手は当日決定へ(サンスポ)

可能性はゼロではないのは事実だとは思われますが、現実問題として今季の1億2000万円から上積みした金額の複数年契約が必要な森福允彦の獲得に本腰を入れるのは想像しにいところがあります。

あくまでも可能性がゼロでないだけで、そのパーセンテージは高くはないのではないかと考えられます。

2016年10月24日付けのサンケイスポーツの記事です。

「他のチームにどう評価されているか聞いてみたい」と権利行使に前向きな姿勢を示した。一方で残留の要請を受けているソフトバンクについても「もう少し話をしたいのもある。今は悩んでいる」と揺れる心境も吐露した。

引用元:ソフトB・森福「評価聞いてみたい」FAに前向きも揺れる心境も吐露(サンスポ)

2016年10月24日付けのデイリースポーツの記事です。

「何とも言えないのが今の気持ち。悩んでいるし、迷っている」と揺れる胸の内を明かしながら、「他のチームからどう評価されているのかを聞いてみたいし、話をもらってどういう気持ちになるのか」と話した。

引用元:ソフトバンク森福FA行使に前向きな姿勢(デイリー)

2016年10月25日付けのスポーツニッポンの記事です。

国内FA権を行使する考えのソフトバンク・森福はヤフオクドームでの秋季練習初日に顔を出し、基本姿勢に変わりはないことを明かした。「他チームにどう、評価されているかは聞きたい。これから正式な話をもらって気持ちがどうなるか…」と話した。チームからも条件提示を受けており「そういう話はもらっている。ありがたいことです」と残留交渉に感謝していた。

引用元:森福FA行使姿勢変わらず 残留交渉感謝も他球団の評価聞きたい(スポニチ)

これらの記事を総合するとソフトバンクの残留要請の内容は姿勢には感謝しながらも、FA権を行使して他球団の話を聞くというスタンスは変わらないことは確実なようです。

条件面でソフトバンクがどれだけのものを提示したかはわかりませんが、これまでのFA選手への対応からして、それなりの金額を提示したと考えられます。

興味を示している巨人と阪神はともに資金力があるチームではありますが、ソフトバンクほどの提示をできるかは不透明です。

ソフトバンクは宣言残留を認める姿勢のため、森福允彦がFA権を行使することは確実で、あくまでも現時点ではソフトバンク、巨人、阪神の3球団による争奪戦に発展する可能性が高そうです。

2016年11月の補強最新情報

2016年11月の最新情報です。

森福はFAの権利行使解禁日の手続きは行わなかったが、関係者の話を総合すれば節目の権利を行使する可能性が高い。10月24日の練習ではソフトバンクへの愛着を示しつつ「他のチームにどう評価されているか聞いてみたい」と話していた。
(中略)
巨人は中継ぎ左腕が補強ポイントにもなっており、調査を本格化させることになりそうだ。9年連続60試合登板の山口が左のセットアッパーの大役を長年、担ってきたが勤続疲労もあり、今季は不振だった。戸根が2年連続40試合登板しているが安定感はまだない

引用元:ソフトバンク森福FA行使へ 巨人などが本格調査(日刊スポーツ)

巨人は山口鉄也に3億2000万円の年俸を2016年に支払っていて、複数年契約を結んでいるため2017年も同様の金額になると予想される状況です。

ただ、リリーフ投手にもこれだけの金額を支払っていて、左投げのセットアッパー不在が大きな悩みとなっていますので、現在は1億2000万円の森福允彦はリーズナブルに感じるかもしれません。

現実的にはソフトバンク以外での方が働き場所、活躍の機会は増える可能性が高いため、その点はソフトバンクにとっては不利に働くかもしれません。

阪神に関しては一時名前が上がっていましたが、岩崎優を先発ではなくセットアッパーとして起用するという報道がなされていますので、以前ほどの興味はない可能性がありそうです。

2016年11月3日付けのスポーツニッポンの記事です。

スポニチ本紙の取材に応じた左腕は、慎重に言葉を選びながら心境を明かした。
 「シーズンが終わってから、ずっと考えてきました。ホークスには感謝してもしきれないし、いつも変わらず応援してくれていたファンの方に対しても、同じ気持ちです。ただ、一人の野球選手として、他球団が自分をどう見ているのか、評価を聞いてみたいという思いが強く、権利を行使することを決めました」

引用元:森福FA決断!中継ぎ左腕争奪戦も 巨人本格調査(スポニチ)

メディアにFA権を行使することを明言しましたので、これで一旦はFA宣言に至ることが確実となりました。

記事でも巨人が獲得に動くことが報じられていて、その他にも一時は阪神が興味を示していることなどが報じられています。

リリーフのFA投手に1億円以上の金額を出せる球団は限られるため、オリックスと阪神が手を挙げなければ、基本的にはソフトバンクと巨人の一騎打ちとなるのではないかと予想されます。

2016年11月4日のサンケイスポーツの報道です。

ソフトバンク森福がFA権行使を表明 「自分が一番輝ける場所を」(サンスポ)
「本日、FAの申請を球団に提出させていただきました」と発表した。 「いろいろな球団の話を聞いてみたいし、ホークスとも話はしたいと思います」ソフトバンクへの愛着も語った上で、「自分が一番輝ける場所を」と移籍も視野。

引用元:ソフトバンク森福がFA権行使を表明 「自分が一番輝ける場所を」 

自分が一番輝ける場所と話していることからも、金銭面以外の起用方法、与えられる責任も重視していることがうかがえます。

ソフトバンクに残っても左のワンポイント起用がメインになる可能性が高いですが、他球団であればセットアッパー、場合によってはクローザーの代役ということも期待されるかもしれませんので、今後の動向が注目されます。

2016年11月5日づけのスポーツ報知の記事です。

左のリリーフは来季に向けた補強ポイントの1つだった。「ポスト山口」の発掘はここ数年来の課題だが、今年も解消できなかった。
(中略)
変則サイドの公文が日本ハムへトレード。若手の成長も期待する一方で、13年のWBCにも出場するなど実績十分な森福の動向にも注目してきた。
(中略)
権利行使を決断した理由を「他球団の話を聞いて、どう評価されているか聞いてみたい。ここ2年間はワンポイント。自分の置かれている立場というのに満足いっていなかった」と明かした。今季、2年ぶりの50試合登板も、投球回はわずか27回。工藤監督就任後は、起用法が限定されていた。
巨人側も交渉が解禁となり次第、アタックする見込み。同じくFA権を取得しているDeNA・山口俊投手の動向も追っている段階で、日本一奪回への補強は佳境を迎えている。ますます目が離せない状況となってきた。

引用元:FA宣言のソフトバンク・森福獲りへ調査…左リリーフは補強ポイント(報知)

金銭面では十分なものを用意するはずのソフトバンクですが、それでも他球団の話を聞きたいというのは、起用方法以外に理由は考えにくいものがありました。

巨人は山口鉄也が以前のように左右を問わずに抑えるというような絶対的なセットアッパーの役割はきついものの、左へのワンポイントなど起用方法を限定すれば、まだ十分にチームに貢献することができます。

しかし、そうなると左のセットアッパーが不在となってしまいます。

その点では右打者にもある程度の結果を残せる森福允彦は期待される人材とはなります。

どちらにしても戸根千明が伸び悩み、山口鉄也も衰えが隠せない現状で、優勝を狙うためにには、試合終盤を任せられる左のリリーフ投手が必要です。

森福允彦は起用方法にこだわっていたため、ソフトバンクとの話し合いでもそのことに言及したようです。ですが、監督の権限にかかわるところで、フロントは約束できないと話したとされています。

森福の獲得に動く巨人が起用方法まで踏み込んで交渉を行うのかどうかは、金銭などの条件面以上に注目したいところになっています。

11月9日のスポーツ報知による報道です。

関係者の話を総合すると、FA宣言した選手が公示される10日の午後3時以降に、山口俊側へ連絡。交渉が解禁される11日にも“即交渉”を仕掛ける。条件面でも最大限の誠意を見せる方針で、契約金やインセンティブも含めた3年総額6億円超を提示する見込みだ。背番号も、右腕の意向に沿うよう配慮する考えで、全力でラブコールする。
さらに同日にソフトバンク・森福とも交渉の席につけるよう調整する意向だという。この日まで、山口俊と合わせて調査を進めてきた。森福もFA権の行使を表明しており、巨人側は11日を待っている状態にあった。両投手に差をつけないよう気を配った結果、“解禁即Wアタック”という異例のプランが浮上。森福に対しても、複数年契約を用意しているもようだ。

引用元:DeNA・山口に3年6億円超、SB・森福は複数年…交渉解禁11日にダブルアタック

阪神がすでにこのオフのFA市場では糸井嘉男一本に絞り込むという方針が伝えられていますので、多くの球団による争奪戦には発展しにくくなっています。

上手くいけばセットアッパーとして期待できるものの、そうでない場合には左のワンポイント起用になる投手に対して1億円以上の金額を用意できる球団は限定されます。

巨人の補強ポイントと非常にマッチしているため、本腰がはいった条件提示をしてくることが予想されます。

森福允彦は事実上、ソフトバンクに宣言残留か、巨人へのFA移籍の二択になっていると考えて良さそうです。

2016年11月10日のスポーツニッポンによる報道です。

巨人は行使の手続きを取ったDeNA・山口俊投手(29)とソフトバンク・森福允彦投手(30)と交渉解禁となる、11日に交渉を行うとみられる。山口には3年総額6億、森福には2年総額4億円を用意したもようで、さらに背番号も山口にはDeNAで背負っている「11」、森福には今季限りで現役を引退した鈴木尚広外野手(38)が背負っていた「12」の提示を検討している。

引用元:巨人 山口&森福獲り総額10億円用意!FA交渉解禁即Wアタックへ

森福允彦には1億2000万円から8000万円増となる2億円平均の年俸で2年契約が提示されるとのことです。

条件的にはソフトバンクが提示した金額と同等もしくはそれ以上の金額となっている可能性が高そうです。

森福允彦は巨人の補強ポイントに合致する選手ではあるのですが、やや払い過ぎの感が否めません。

巨人はこれから契約更改となりますが主力クラスでは長野久義が1億7500万円、菅野智之が1億3000万円と、この2人よりも低い金額となりますし、FA移籍してきた大竹寛や片岡治大らの1億前後を大きく上回ります。

森福允彦は左へのワンポイント以上の起用方法を希望していますが、現状では山口鉄也が3億円を越える年俸でその役割をになう可能性が高く、セットアッパー的な役割を巨人から期待される可能性が高くなっています。

金銭的も、起用方法も森福允彦が納得するものになりそうです。

2016年11月12日の西日本スポーツによる報道です。

堤GMから携帯電話を手渡され、「小さい頃からのスーパースター」という指揮官と初めて言葉を交わした。

 高橋監督「(今季は)2位で終わって悔しかった。来年の優勝に向けて力を貸してほしい」
 森福「はい!」

 堤GMによると、直接ラブコールの時間はわずか1分半だったという。森福は「はい!」という答えについて、正直に「何て答えていいか分からなかったから」と明かした。緊張のあまり飛び出した返事だったが、ベテラン左腕の胸に憧れの人の言葉が響いた。

 来季の覇権奪回を狙う巨人にとって、課題の投手陣の補強は不可欠。森福は「『来年の優勝のためにセットアッパーとして力を貸してほしい』と言っていただいた」と明かした上で、あらためて「(交渉の)初日からそういうお声をいただくことはすごくありがたい」と目尻を下げた。交渉では複数年契約の2年3億円プラス出来高払いの好条件を提示されたとみられ、「しっかりとしたものをいただきました」と口にした。さらに背番号13も提示された左腕は「これまでの19に愛着はあるけど、巨人のエースの菅野君が着けているから」と、新たな背番号にも抵抗はない。
(中略)
「自分の中でセットアッパーへのこだわりがあるし、『まだまだいける』という気持ちもある。(巨人の)熱意は伝わりました」。11年目の来季は7月に31歳となるが、ホークスで10年間積み重ねた実績と自信がある。自分の求める舞台と、巨人から求められる選手像は合致していた。森福は「まだ決まったものは何もない。(巨人での)イメージは湧かない」と話す一方で、何度も「ありがたい」という言葉を繰り返した。「いつまでに、というのはない。ゆっくりといろんな方に相談しながら決めたい」。今後、ホークスと直接交渉する予定はなく、このまま「巨人・森福」の誕生となりそうだ。

引用元:森福、巨人決定的 由伸監督直電にメロメロ

本人の希望が左のワンポイントではなく、セットアッパーといった重要な役割でした。さらに条件面でもソフトバンクが用意したものと遜色ないものを提示しています。

そして何より巨人ファンであることを匂わせる言葉、背番号への話も出ている上に、ソフトバンクとの再交渉の日程も設定されていないようなので、移籍はほぼ決定的となりました。

ただ、すぐに即答すると印象もよくありませんので、一旦、寝かしてから正式な合意発表ということになりそうです。

2016年11月21日の夕刊フジによる報道です。

巨人はFA宣言した2投手と交渉中。ただし、ソフトバンクからFAの森福允彦投手(30)よりも、横浜DeNAからFAの山口俊投手(29)との契約を絶対に先にしなくてはならない、特別な事情がある。(中略)両投手からは今月末にも吉報が届く見通しだが、その順序は山口が先でないと困る。さもないとかつて阪神が味わった、苦渋を繰り返すことになるからだ。FA規約では、チーム内の外国人選手を除く年俸上位3人までをAランク、10人までをBランクと定めており、該当するFA選手を獲得した球団は、前所属球団に補償をしなければならない。
2011年1月、阪神がロッテからFAの小林を獲得した際に日本野球機構(NPB)に確認したところ、先に楽天からFA移籍で合意していた藤井も補償選手の対象であることが判明。藤井を補償対象外の28人枠(プロテクト枠)に加えたせいで、人選はさらに難航。その結果当時21歳の有望株で、07年高校生ドラフト1位の高浜をロッテにさらわれた。
山口はBランク、森福は補償不要のCランク。巨人が先に森福との契約を公示してしまったら、山口との契約に際しDeNAから人的補償を求められた場合、森福も補償対象に含まれる。主力はもちろん、日本ハムからトレードで来た吉川光と石川、入団1年目の若手など、ただでさえ道義的にプロテクトから外せない選手は多い。森福で余計に1枠を使わないためにも、先に山口と合意して速やかにリストを提出後、森福と契約という手順を踏むことになる。

引用元:FA交渉、巨人の特殊事情 DeNA・山口俊投手最優先、11年の阪神の“失敗”教訓に

 

巨人と森福允彦が仮に内々に合意していたとしても、正式な契約までは保留し、その発表を遅らせている可能性もあると考えられる情報です。

巨人は相川のFA獲得の際に、ヤクルトに入団1年目を終えたばかりの奥村展征を人的補償で獲得されるということがありました。戦力的にどうこうというものではないですが、ドラフトして1年しか経過していない選手をプロテクトしなかったのか?という道義的に疑問を呈する声が、少なからずアマチュア球界からあったとされます。

巨人は桜井、重信、山本といった戦力として期待できる選手はプロテクトから外せないのはもちろんのこと、それ以外の指名した5人の扱いにも頭を悩ませることになります。

また高額年俸ではあるのですが、チームの功労者となるためプロテクトせざるをえない阿部慎之助、山口鉄也、内海哲也らのベテランもいます。またFAで獲得した片岡治大、大竹寛らの扱いも問題となります。

ただでさえ制約が多いところに、森福までプロテクトせざるを得ない事態だけは避けたいところです。

そのため現時点では山口俊の去就が決定しない限りは、森福允彦の巨人移籍は発表されない可能性が高そうです。

意外なのは、スンナリと決まりそうだった山口俊が決断まで時間がかかっていることです。FA会見のときにも涙を流し、その朝まで悩んでいたと話していましたので、やや優柔不断なところがあると考えられます。

注目されるのは23日の祝日を終えたあとの24日、25日に動きがあるかどうかです。長期化すると外国人補強のバランスにも影響を与えることになりますので、巨人としては、山口俊にそろそろ決断して欲しいのではないでしょうか。

2016年11月24日のスポーツ報知による報道です。

巨人の老川祥一オーナー(75)が23日、東京Dで行われたファンフェスタを視察した。(中略)現在FAで獲得に乗り出しているソフトバンク・森福允彦投手(30)、DeNA・山口俊投手(29)の交渉状況について「我々が希望する選手は他球団も希望しているので、そこらへんがどういった交渉になっていくのかは、まだ先の話は見えていないと聞いています」と話した。

引用元:老川オーナー、森福&山口との交渉「まだ先の話は見えていない」

森福本人は「もう少し時間がかかると思います」と話すなど、結論を先送りをしていますので、その点では老川オーナーの言葉と一致します。

ただ、先の記事で紹介したように山口が決まらないと森福の契約を動かせませんので、ただ、それを森福は待っているだけの可能性が否定できません。

また仮にある程度、交渉の決着点が見えていたとしても、正式にサインしていない状態で軽々に話せるはずもありません。

森福がソフトバンク残留を選択するならば、これだけ待つ必要はありませんので、現状では山口俊の返事待ちというところでしょうか。

山口俊は11月中にも結論を出すと話していますので、森福允彦の巨人入りは12月に入ってからにずれ込むことになりそうです。

2016年11月30日のデイリースポーツによる報道です。

山口は11日に巨人と交渉し、3年6億円超の提示を受けていた。この日「中日さんの方からもお話が来ています。そこも視野に入れて、もう一度しっかり考えたい」と明かしたことから、中日からも巨人に近い条件提示があったと思われる。
判断基準として「誠意が一番になります」と言う。「最終的に自分で判断したい。12月頭には、決めたい」とし、週明けにも結論を出す。

引用元:山口は巨人か中日!条件近い?判断基準は「誠意が一番になります」

中日と巨人が残っていますので、この2球団からの条件提示の内容を比較するということになりそうです。

当初は11月中にはということでしたが、少しではあるもののずれ込むことになりました。

表面上は考えているという状態になる森福允彦ですが、実際にはプロテクトの問題で山口俊の決断を待っているだけという可能性が、より高まっています。

森福允彦は山口俊に早く決断して欲しと考えているかもしれません。

2016年12月の最新情報

2016年12月の最新情報です。

2016年12月1日のスポーツ報知による報道です。

ソフトバンクからFA宣言した森福允彦投手(30)が、獲得に乗り出していた巨人に移籍することが30日、決定的となった。この日、福岡・朝倉市で行われた選手会納会ゴルフに参加した左腕は「もうすぐ決まると思います。12月上旬? そんなにかからないと思います」と話し、近日中に巨人移籍を正式に表明する見込みとなった。
巨人と11月11日に初交渉を行っていた森福。2年総額3億円と背番号「13」を提示され、その席上では、秋季キャンプ中だった高橋由伸監督(41)からのラブコールの電話を受けた。「今年は2位で終わって悔しかった。来年の優勝に向けて力を貸してほしい」という熱いメッセージに対し「はい!」と回答。移籍に前向きな姿勢を示していた。

山口俊の決断の時が近づくことに歩調を合わせるかのように森福允彦の情報も出始めてきました。

もしソフトバンク残留を選ぶ意志があれば、巨人の提示を受けた後に再交渉するのが自然な流れですが、少なくとも報道にでるレベルでの接触はなかったようです。

森福がFAする時に、巨人の補強ポイントと自分が合致するということをわかってはいたと思われます。山口鉄也、戸根千明らが不安定で、巨人の泣き所になっていたことは多くの人が知るところだからです。

正式には山口俊の決断後にはなると思いますが、今週中くらいには巨人入りが表明されるのではないかと予想されます。

2016年12月1日のスポーツニッポンによる報道です。

11月11日に福岡市内のホテルで巨人と初交渉に臨んで以降、残留か移籍かで熟考を重ねてきたが、その苦悩や決断の理由をスポニチ本紙に独占激白した。悩んで、悩んで、悩み抜いて、巨人に移籍することを決めました。10年間お世話になったソフトバンクには、今日、球団事務所にうかがい、最後のごあいさつをさせていただくつもりです。
お世話になってきた球団にとどまって「精進」するのか。それとも新天地での「挑戦」を選ぶのか。寝付けない日もありました。許されるならもっと時間をかけたかった。これが本音です。ただ、これ以上長引かせると、ソフトバンク、巨人の両球団に迷惑をかけてしまう。だから「11月30日」を一つの期限にしようと考えていきました。

引用元:森福、巨人移籍決断の理由激白…精進より挑戦、杉内さんとプレーを

まだ正式な契約には至っていませんが、ソフトバンクと巨人から発表される前に、本人がスポーツ紙の独占インタビューに答えるという流れで、FA移籍が発表されました。

色々と迷った末の決断ということをスポーツニッポンだけに明かすという、やや不思議な流れではありますが、巨人入りが決まったことだけは間違いありません。

巨人にとっては山口鉄也に代わるセットアッパーとしての役割が期待されています。澤村にはやや不安が残りはしますが、マシソンもいるため森福が活躍すれば、簡単には攻略できないブルペン陣となります。

なれないと簡単には打てないタイプの投手であり、しかもリーグが変わることになりますので、新天地での活躍が期待されます。

2016年12月5日の日本経済新聞による報道です。

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DeNA、ソフトバンクからそれぞれフリーエージェント(FA)宣言して巨人への移籍を決めた山口俊(29)、森福允彦(30)の両投手が5日、東京都内で入団記者会見を行った。山口俊は「一試合でも多く完投して、貯金ができるようにしたい」と話し、森福は「モットーは強気の投球。ピンチで一試合でも多く救えればいい」と意気込んだ。山口俊が3年総額約7億円で背番号42、森福が2年総額約4億円で背番号13。

引用元:山口俊、森福が巨人入団会見 FA移籍

森福は2年総額4億円ということで年平均で2億円という契約を手にすることになりました。当初2年3億円とも報じられていましたが、保証されている額だけではそれくらいの金額になるのかもしれません。

2016年の年俸が1億2000万円だったため、FA移籍のルール上、2017年は据え置きで1億2000万円となります。それだと2018年が残りの2億8000万円となるのですが、契約金があるためそうはならないと考えられます。

移籍した場合は翌シーズンの年俸の半額が契約金の上限と設定されています。そのため森福の場合は契約金6000万円、年俸1億2000万円の合計1億8000万円を2017年に受取、2018年に2億2000万円を受け取ることになるのではないかと予想されます。

どちらにしてもワンポイントリリーフに払う金額ではないため、セットアッパーとしての活躍が必要となりそうです。

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