ディーン・グリーン内野手を数字で分析!東京ヤクルトスワローズの新外国人をデータで評価

東京ヤクルトスワローズは2015年にリーグ優勝し、クライマックスシリーズも制して日本シリーズに進出しました。

ソフトバンクに圧倒されるかたちで日本シリーズに敗れたため、その雪辱が期待された2016年シーズンでしたが、主力選手に故障者が相次いだことにより、選手層の薄さを露呈してしまいました。

そのヤクルトが2017年の巻き返しに向けて早々に新外国人野手の補強に踏み切りました。

まだ正式合意ではないものの、保有権を有していたデトロイト・タイガース、そして本人も基本合意を認めているディーン・グリーン内野手の獲得が確実となりました。

そのディーン・グリーン内野手のプロフィール、マイナー時代の成績、そして動画などで分析していきます。

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プロフィール・経歴

ディーン・グリーンは1989年6月30日生まれの27歳で、2017年シーズン開幕時も27歳となります。身長は1メートル93センチ、115キロの巨漢で左投げ右打ちの野手で、出場は一塁もしくは指名打者がメインとなっています。

フロリダ州マイアミにあるバリー大学出身で、2011年のMLBアマチュアドラフトで11巡目全体347番目でデトロイト・タイガースに指名されてプロ入りしています。

その後、他球団へトレードなど移籍することはなく、タイガーズ傘下のマイナーでプレーを続けてきましたが、メジャー昇格の経験はありません。

マイナー時代の成績による分析

メジャー昇格した経験がないためルーキーリーグから3Aまでのマイナーのシーズン別成績を以下の表にまとめました。

dean-green-stats_2016

2Aの通算では272試合1113打席で打率.304/本塁打41/打点197/出塁率.368/長打率.481/OPS.849という成績を残しています。

これを日本の143試合に換算し直すと本塁打は21.6本、打点は103.4点となり、アベレージの出せる中距離打者という数字となります。

3Aの通算では84試合329打席で打率.294/本塁打8/打点41/出塁率.356/長打率.446/OPS.802で、143試合換算では本塁打は13.6本、打点は69点と、やや物足りない数字となります。

3Aでの成績が悪いわけではないのですが、長打力を要求される一塁手、指名打者タイプとしては非力な感が拭えず、2Aと3Aの間で滞っている状態だったようです。

三振率は2Aでは15.2%、3Aでは17.3%、四球率は2Aで8.0%、3Aで7.6%となっています。

2016年のセ・リーグでこれらの数字に近いのは三振率が山田哲人(17.1%)、小林誠司(16.6%)、菊池涼介(16.6%)、丸佳浩(16.4%)、鳥谷敬(15.0%)、鈴木誠也(15.0%)、四球率ではゴメス(8.7%)、ギャレット(8.4%)、小林誠司(7.9%)、川端慎吾(7.4%)となります。

三振が極端に多いわけではないものの、それなりの数にはなり、四球に関しては極端に多いわけではないものの、しっかりと選べている数字となっています。

全体で見るとアベレージを出せる中距離打者という印象が強く、極端なパワーヒッターではないものの、ツボにハマった時にはしっかりとスタンドインさせることができると考えられるディーン・グリーンです。

盗塁に関してはマイナー全体でも10盗塁と、巨漢ということもありスピードはないようです。走力がなくてコンタクトに優れると起こりやすい現象が併殺打となるのですが、2016年は130試合で15個と多くなっています。

2016年のセ・リーグで、この数よりも多かったのは村田修一の21個、バレンティンの19個、山田哲人の16個となっていますので、この点ではヤクルト打線の課題でもありますので、気になるところではあります。

守備面に関しては2015年には2Aと3Aの通算で一塁手としては不安になる守備率.968となっています。

2016年は改善して.996となったのですが、一塁手としての出場は130試合中31試合にとどまるなど指名打者としての出場が多く、守備面ではあまり信頼をされていなかったようです。

実質的に指名打者がメインで一塁の守備は限定的、さらに走力がなく、長打力が乏しいことが、上に昇格しきれない原因となったようです。

ディーン・グリーン内野手の動画

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ディーン・グリーンはメジャー昇格したことがないため、動画にかぎらず情報は限定されています。そのような状況のため画質もよくないものではなあるのですが、見つかった今シーズンのマイナーで本塁打を打った時の動画2つを紹介します。

2016年7月16日に3Aで本塁打を打った時の動画です。

2016年7月21日に3Aで本塁打を打った時の動画です。

ボールを捉えるまでの無駄な動きが少なくコンパクトで、リストの使い方も柔らかい印象で、強引に振りまわすようなスイングではないようで、安定した打率を残しているのもうなずけます。

ただ、やはり一塁手としては物足りない非力なタイプのため、アメリカではこれ以上のキャリアはなかなか見えてこない状況でした。

ヤクルトであれば本拠地の神宮球場は本塁打が出やすく、パ・リーグに比較してセ・リーグは狭い球場が多いため、このディーン・グリーンのパワーでも年間20本塁打以上は打てるのではないかと予想されます。

データなどが乏しいのですが、その中で予想されるのは安定した打率で、ツボにハマった時の長打力が期待できる一方で、守備と走塁面では多少が我慢が必要になるかもしれません。

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