オリックスがジョーイ・バトラー外野手を獲得へ!新外国人を数字で分析

2014年好調なオリックス・バファローズがさらなる補強に動きました。マイク・ジェイコブスの獲得に動くと一部報道がありましたが、実際にはそうではなかったようです。

カージナルスに所属するジョーイ・バトラー(Joey Butler)外野手の契約を、オリックス・バファローズが買い取ったことが、セントルイス・カージナルスの公式Twitterで発表されました。

ジョーイ・バトラーは右投げ右打ちの28歳の外野手で、主なポジションはライトで昨年の8月にメジャーデビューを果たしている選手です。

そのジョーイ・バトラーの特徴やプレーなどを数字や動画で分析していきます。

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安定した打撃と高い出塁率が魅力の中距離打者であるジョーイ・バトラー

ジョーイ・バトラーは2013年にテキサス・レンジャーズでメジャーデビューをしたものの、そのシーズン終了後にDFAとなり、そのバトラーをカージナルスが獲得しています。

そのジョーイ・バトラーのマイナーとメジャーの年度別成績は以下のとおりとなっています。

ジョーイ・バトラーのマイナーとメジャーの年度別打撃成績

2012年には3Aで20本塁打、メジャーデビューを果たした2013年には3Aで打率.291/本塁打12/打点51という成績を残し、メジャー昇格した後は、8試合の出場で12打数ではありますが、打率.333という打率を残しています。

2014年は31試合86打数で打率.360/本塁打4/打点20と非常に高い打率で好調だったため、この5月に入ってからメジャー昇格したものの、そこでは結果を残すことができませんでした。

メジャーにはやや足りないものの、3Aでは上位クラスの力を持っている選手であることがわかる数字となっています。

また本塁打数はさほど多くなく、3A通算では400試合1431打数で打率.304/本塁打48/打点206という数字で、日本の144試合換算では17本塁打・74打点となります。

ただ3Aでの通算打率は3割を超えていて、さらには通算出塁率は.397と高く、バットコントロールに優れていて、選球眼がよく四球を奪える打者であることがわかります。

また通算長打率も.472と悪くない数字で、本塁打こそ多くはないものの、二塁打は多く打っていますので、中距離と長距離の間くらいの打者と考えられます。

これらの数字を見ると、三振が試合数と同数になっているのがやや懸念されますが、基本的には、ボール球と変化球で勝負する日本向きの選手である考えられます。

続いて、守備面ですが、3Aでは外野の3つのポジションを経験しています、3A通算の守備率ではライト、レフト、センターの3つのポジションを合わせた数字で.981と悪くありませんので、大きな不安はなさそうです。

また昨年リーグ優勝するなど、攻守揃った優秀な生え抜きの選手を育成するのに長けているカージナルスで、メジャー昇格できるだけの評価は受けていますので、守備面も一定の期待はできると考えられます。

ジョーイ・バトラー外野手の打撃と守備の動画

ジョーイ・バトラーが2011年に打った本塁打の動画・映像です。

続いて、今年の3月のオープン戦で二塁打を打った時のバッティングの動画です。

打撃フォームは、テイクバックが小さく、ミートポイントまでのムダが少なくコンパクトなので、打率が良いのもうなずけます。そのため安定性のある打撃が期待できますし、右方向に柔軟に打てるのも日本向きだと考えられます。

最後に守備の動画で、昨年のメジャーデビュー時のものです。

際立つほどのスピードは感じられませんが、守備面でも一定のものが期待できそうです。

カージナルスは今後、メジャー全体でもトップクラスの評価を受けている大型新人外野手(オスカー・タベラス)が6月に昇格してくるため、このジョーイ・バトラーが今後起用される可能性が低くなります。そのためカージナルズがリリースすることに応じてくれたようです。

先日、報道されたマイク・ジェイコブスは当たり外れの振り幅が大きそうで、大当たりの可能性もありましたが、大ハズレの可能性も同等に潜めている印象でした。

その点では、このジョーイ・バトラーのほうが日本向きで、本塁打量産は期待できないものの、20本塁打で打率3割を期待できるような中距離打者タイプで、日本であれば本塁打は増える可能性もありますので、成功する確率はこちらのほうが高そうです。ベタンコートで大外れしている経験がありますので、確実性を選んだのではないかと考えられます。

またポジションも外野手ということで、外野のレギュラーを固定しきれていないオリックスのチーム事情にもあっていて、ファーストでT-岡田やペーニャとポジションのかぶるジェイコブスよりも、戦力アップにつながる可能性が高そうです。

オリックスはCS進出、リーグ優勝に向けて、面白い補強をしたのではないでしょうか。

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