【NPB新外国人】楽天が獲得に動くニック・エバンス内野手を数字で分析

打線の補強として獲得したザック・ルッツが打率.314/本塁打/打点18と活躍していたものの、死球を受けて骨折し、長期離脱が濃厚となりました。

そのため再度、打線の補強としてダイヤモンドバックスのニック・エバンス内野手/外野手の獲得に動いていると、一部日本メディアで報じられています。

そのニック・エバンス内野手をマイナーとメジャーでの成績、そして動画などで分析しています。

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打撃面で安定した数字を残しているニック・エバンス

ニック・エバンスは28歳の右投げ右打ちの野手で、2004年MLBドラフトで5巡目全体134番目でニューヨーク・メッツに指名されてプロ入りしています。

ニック・エバンスは、すでにMLBでもプレーしいていて、メッツでは159試合、そして今シーズンはアリゾナ・ダイヤモンドバックスで16試合に出場しています。

ニック・エバンスのポジションはメジャーではファースト、サード、レフト、ライトを守っていて、マイナーでも同じようにポジションをこなしていますので、内外野を守れるプレーヤーとなり、楽天が補強を必要とするポジションを埋めることができるプレーヤーとなります。

そのニック・エバンスの年度別のマイナー(2Aと3Aのみ)とMLBの年度別成績は以下のとおりとなっています。

ニック・エバンスの年度別のマイナー(2Aと3Aのみ)とMLBの年度別成績

マイナーでは2Aでは321試合1202打数で打率.286/本塁打53/打点198/出塁率.361/OPS.862、3Aでも237試合895打数で打率.286/本塁打37/打点143/出塁率.354/OPS.844となかなか良い数字を残しています。

出塁率も高く、ずば抜けてはいないものの長打力も兼ね備えていて、日本の144試合換算にすると、2Aでは年間23本塁打/88打点、3Aでは年間22本塁打/86打点となります。

MLBでも175試合407打数で打率.256/本塁打9/打点50/出塁率.302/OPS.713という数字で、そこそこMLBでも打撃面では通用していたことがわかる成績となっています。

メジャーでも3割を超え、マイナーでは3割5分を超えるなど出塁率が高く、四球を奪える選球眼と忍耐強さがあると考えられ、打率も悪くありませんし、三振の数も試合数を下回るなど、バットにあてる技術はしっかりとしていると考えられる数字となっています。

また安定性だけでなく、OPS(出塁率+長打率)もマイナーでは.800台中盤となるなど、長打力もあることを示しています。

ただ、メジャーでは、頭ひとつ出た攻撃力が求められる一塁や、打撃力もしくはスピードが求められる外野を守れるプレーヤーとしては、もうひと押しがほしい数字です。また守備も図抜けてうまくなかったため、メジャーに定着しきれなかったと考えられます。

守備面ではマイナーでの守備率が一塁が.993、三塁が.923、レフトが.973、そして試合数が少ないライトは1.000となっています。メジャーでも一塁かレフトで起用されていて、守備面ではあまり大きな期待はできなさそうではありますが、大きな穴にもならないと考えられます。

重心が低く、逆方向にも長打が打てる柔軟な打撃のニック・エバンス

続いて、今シーズンのニック・エバンスの動画を見ていきたいと思います。

ニック・エバンスのMLBでの2014年7月19日の動画です。

内角の球もうまく腕をたたんで、さばくことができています。

続いて、2014年7月7日に右中間に2ベースを打った時の動画です。

コンパクトに振りぬいて、右中間にも大きな打球を打てています。

最後に2014年6月3日にメジャーで本塁打を打った時の動画です。

これらの映像を見る限りでは、強引に振りまわすことなく、器用にバットコントロールできていますので、安定した打撃が期待できそうです。

バッティングフォームは、重心が低く、逆方向にも打てる上に、スタンドインさせることもできるパワーがあるため、日本向きの打撃で、かつ一発もある程度期待できると考えられます。

では、なぜ重心が低く、逆方向に打てると良いのか?ということになるのですが、日本の野球の特徴の1つであるボールになる変化球の多投に対応しやすいためです。

重心が低いと低めのボールになる変化球にもうまく対応ができますし、逆方向に、柔軟には打てる技術があると、外角のボールゾーンに外れる変化球にも対応しやくすくなりますので、三振する確率が減り、安定性のある打撃が期待できます。

シーズン中に獲得する選手は、オープン戦があるわけではありませんので、すぐに日本の野球に馴染むことが必要とされます。その点ではニック・エバンスは日本向きのタイプと考えられますので、後は、日本向きの性格で、ハングリー精神があれば、活躍が期待できそうなニック・エバンスです。

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