日本ハムの新外国人投手アンソニー・カーターを数字で分析

北海道日本ハムファイターズが、シーズン中の補強として新外国人のアンソニー・カーターを獲得しました。カーターの背番号は70になっています。

アンソニー・カーターは1986年4月4日生まれの右腕で、2005年のドラフト26巡目全体で785番目にホワイトソックスに指名されて入団しています。

メジャーでの経験はなく、そのプロとしてのキャリアはマイナーリーグのみとなっています。

2014年シーズンはサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、開幕ロースターを目指しましたが、オープン戦で結果を残せず、3Aでのスタートとなっています。

そして日本ハムファイターズと契約した新外国人投手のアンソニー・カーターを数字で分析します。

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高い奪三振率と比較的少ない与四球率のアンソニー・カーター

アンソニー・カーターのマイナーリーグでの年度別成績は以下のとおりとなっています。カーターは2012年からは3Aでプレーをし続けています。

アンソニー・カーターのマイナーリーグ年度別成績

2Aでは通算58試合(先発2試合)で71.2回を投げて防御率3.39/27セーブ/奪三振72/WHIP1.12、3Aでは129試合(先発1試合)で175回1/3を投げて、防御率4.93/29セーブ/奪三振181/WHIP1.51という成績を残しています。

ルーキーリーグと1A時代には先発をやっていた時期もありますが、その後は適性はブルペンにあると判断されたようで、2Aと3Aではほとんどリリーフで起用されています。

目につくのは投球回数を上回る奪三振数です。奪三振率は2A通算で9.04、3A通算で9.29を記録していて、特に2013年は62回1/3で79個の三振を奪い、奪三振率は11.41と素晴らしい数字を残しています。

この2013年の防御率は3.47とやや不安定ではありますが、27回のセーブ機会のうち24回セーブ成功していて、そのセーブ成功率は88.9%と高い数字を残しています。

また、三振が奪えるタイプにありがちな四球を連発するということもなく、与四球は2.7イニングに1個とそれほど多くありません。そのためストライクをとれなくてアップアップすることも少なく、かつ三振がとれる投手であることがわかります。

アンソニー・カーターの持ち球として、最速94マイル(151.3キロ)の4シームと2シーム(シンカー)に、86マイル(138.4キロ)のスライダーとチェンジアップ(スプリット?)を持っているとのことです。

少し懸念されるのは、2013年は好調だったようですが、2014年の成績があまり良くないことです。2013年はレッドソックスに所属し、メジャーのオープン戦でも10試合11.0回で防御率1.64と素晴らしい結果を残したものの、メジャーには残れませんでした。しかし、その2013年は24セーブをあげ、3Aで一定の結果を残しました。

しかし、2014年の春はパドレスのメジャーキャンプに参加し、オープン戦では6試合5イニングで防御率12.60、その後の3Aでのレギュラーシーズンも3試合3.0回で防御率6.00と冴えません。

昨年からリストアップしていたとのことですが、昨年の良い時の状態とはかけ離れている可能性もありますので、実際の投球を確認する必要はあります。

日本ハムはクローザーの武田久が4月21日時点では5試合4回1/3で防御率4.15とやや不安を感じさせる結果となっていますので、好投するようであれば、28歳と若いため、その代役も検討されそうなアンソニー・カーターです。

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