【新外国人分析】広島カープのヘスス・グスマン内野手を数字で分析

広島カープが矢継ぎ早に外国人の補強に動いています。

ヒューストン・アストロズに所属していた30歳の内野手であるヘスス・グスマンの獲得に成功しました。

ヘスス・グスマンは右投げ右打ちの野手ですが、主なポジションは一塁となりますが、メジャーでも三塁の他、外野の両翼を守っています。ただ、特に足は速い方ではなく、盗塁などを多くするタイプではありません。

そのヘスス・グスマンのマイナーとメジャーの成績の数字、動画などを元に分析していきます。

3Aでは頭ひとつ抜けた存在感のある成績を残しているヘスス・グスマン

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ヘスス・グスマンのマイナーとメジャーの年度別の成績と通算成績は以下の表のとおりとなっています。

Jesus Guzman Career Stats

ヘスス・グスマンの2Aでの通算成績は314試合1202打数で打率.288/本塁打32/打点184/OPS.793となっています。ただ、2008年を最後に2Aではプレーしていません。

基本的にはメジャーと3Aを行き来している選手で、より参考になる成績はメジャーと3Aでの成績となります。

メジャーでは3チームで403試合に出場し、通算で打率.247/本塁打25/打点136/OPS.706という数字を残し、2014年はアストロズで69試合に出場し165打数で打率.188/本塁打2/打点9/OPS.520の数字を残しています。

この数字を見るとメジャーではやや役不足だった印象です。

しかし、パドレス時代に年間で120試合ちょっとの出場で9本塁打を2年連続で記録するなど、メジャーでもフルで出れば二桁本塁打を打てる長打力をもっていることがうががえます。

そして長打力を持っているであろうことは3Aの数字にも現れています。

3Aの通算では322試合1213打数で、打率.322/本塁打44/打点214/出塁率.386/長打率.509/OPS.895と素晴らしい数字を残しています。

この数字からも、マイナーでは力量的に頭ひとつ抜けた存在ではあるのですが、メジャーとなるとやや足りないという印象のヘスス・グスマンです。

3A通算の44本塁打は、日本の144試合換算では19.7本塁打となりますし、2009年には115試合452打数で打率.321/本塁打16/OPS.885、2010年には125試合492打数で打率.321/本塁打18/OPS.886を記録していることからも、長打力があると考えられます。

またメジャー全体での打率は低いのですが、マイナー通算で打率.322、2011年には3Aで打率.332、メジャーでも.312を記録するなど、率も残せるタイプのバッターです。

忍耐強くボールを選ぶことができるヘスス・グスマン

ヘスス・グスマンはメジャーでは通用しませんでしたが、3Aでの打率と出塁率が高いことからも、選球眼とバットコントロールに優れたものがあると予想されます。

また打席での忍耐強さがあることはP/PAという数字に現れています。これは投球数を打席数で割ったものですが、2014年のメジャーリーグでのヘスス・グスマンの数字は4.12となっています。

つまりヘスス・グスマンは1打席あたり4.12球は投手に投げさせていることになるのですが、この数字は2014年のメジャーリーグで150打席以上の203人の選手の中で37番目に多いものです。

またBB/PA(四球÷打席数)は.103で、10回の打席で四球を1回選んでいることになり、これも150打席以上の203人の中で41番目に多い数字です。

もちろん、これらの数字はトップクラスとは言えないものの上位ではあり、メジャーリーグの中でも忍耐強くボールを待てるタイプの選手であることがわかるのではないでしょうか。

さらに詳細な数字では、ストライクゾーンのボールは66%をスイングする一方で、ストライクゾーンを外れるボールは18%しかスイングしないというデータも残っています。

また、メジャーでは役不足だったためか、4.5打席に1回の三振ですが、3Aでは6.6打席に1回となっているため、基本的にはエルドレッドのように、三振の山が積み重なっていくことはなさそうだと予想されます。

ヘスス・グスマンの2014年のメジャーでの動画

ヘスス・グスマンの2014年のメジャーでの動画です。4月1日のヤンキース戦で本塁打を打った時の映像です。

続いて、2014年8月29日の試合でタイムリーヒットを打った際の映像です。

他の動画でも膝の使い方が柔らかく、低めと外角のボールの拾い方に柔軟性がある印象です。

エルドレッドよりも長打力では劣りそうですが、安定性や柔軟性がある分、安定した成績が期待できそうです。

選球眼もよく、忍耐強さがあり、さらに打撃フォームも柔軟性があるため、日本に向いていると考えられる要素は揃っています。

広島カープの新外国人決定は、これで3人目ですが、楽しみな選手が多い印象で、実戦で目にするのが今から楽しみです。

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