【新外国人分析】日本ハムのジェレミー・ハーミッダ外野手を数字で分析

ニューヨーク・ポストの名物記者であるジョエル・シャーマンが、日本ハムファイターズがブランドン・レアードと契約し、さらにジェレミー・ハーミッダ外野手と合意に近づいているとTweetしています。

ジェレミー・ハーミッダは2015年1月に31歳となる、右投げ左打ちの外野手です。ポジションに関しては、キャリアの序盤ではセンターを守ったこともあるようですが、最近はライト、もしくはレフトの両翼を守っています。

そのジェレミー・ハーミッダのマイナー・メジャーでの成績などで分析していきます。

メジャー通算65本塁打のジェレミー・ハーミッダ

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2002年ドラフト1巡目全体11番目でフロリダ・マーリンズから指名されるという、かなり高い評価を受けてプロ入りしています。

メジャーではマーリンズ、レッドソックス、アスレチックス、レッズ、パドレスという5球団でプレーしています。

ジェレミー・ハーミッダは基本的にはメジャーと3Aを行き来し、ここ最近はどちらかと言えば3Aで多くプレーしていた選手です。

そのジェレミー・ハーミッダのマイナー(3A)とメジャーでの年度別成績と通算成績は以下の表のとおりとなっています。

Jeremy Hermida Stats 2014

メジャー通算では打率.257/本塁打65/打点250/出塁率.334/長打率.415/OPS.749という成績を残しています。

2007年には打率.296/本塁打18/打点63/出塁率.369/長打率.501/OPS.870と活躍し、ドラフト1巡目指名選手としての片鱗を見せていました。

しかし、その後は徐々に成績を落としていき、2007年の成績がメジャーでのキャリアハイとなってしまいました。

そして日本の各球団が外国人選手を獲得する際に、重視するとされる3Aの成績ですが、通算では打率.271/本塁打55/打点227/出塁率.368/長打率.446/OPS.815となっています。

OPS.815(2014年パ・リーグでOPS.800以上は10人)などは良い成績なのですが、キャリアが10年以上ありますので、直近のデータがより重要になります。

2013年は打率.247/本塁打17/打点66/出塁率.365/長打率.416/OPS.781、2014年は打率.256/本塁打16/打点67/出塁率.370/長打率.456/OPS.826となっています。

ジェレミー・ハーミッダの打撃の特徴

特徴的なのが出塁率が高いことで、出塁率と打率の差が、2013年は.118、2014年が.114となっています。

2014年のプロ野球で規定打席に到達した選手の中で、出塁率と打率の差が1割を超えているのは6人だけで、パ・リーグでは角中勝也(ロ)が.108、栗山巧(西)が.106、中村剛也が.127という3人だけです。

四球に関しては、2013年が6.4打席に1回、2014年が6.6打席に1回と非常に多く、中村剛也の5.9打席に1回には及ばないものの、栗山巧の6.4打席と同等の数字となっています。

このことからもジェレミー・ハーミッダは、3Aでの成績ではありますが、打者のタイプとしては、打席でボールをしっかりと見ることができ、四球を選べる忍耐力があると考えられます。

続いて、長打力に関してですが、本塁打は162試合(メジャーの試合数)に換算すると、MLBでは年間平均17本塁打、3Aでは22本塁打となっています。

メジャーで年間15本以上の本塁打を打っている日本人選手は、松井秀喜(31本を含む6回)、イチロー(2005年15本)、城島健司(2006年18本)、井口資仁(2005年15本/2006年18本)の4人しかいません。

これらの数字から見ても、ジェレミー・ハーミッダは長打力に関しては、日本であれば申し分のないレベルであると考えられます。

気になるのは三振の多さで、2013年は3.8打席1回、2014年は4.5打席に1回となるなど、打率が低くなる要因の1つとなっています。

パ・リーグ規定打席に到達した選手では中村剛也の3.8打席、柳田悠岐の4.7打席、ペーニャと西川遥輝の4.6打席に1回が近い数字で、ジェレミー・ハーミッダも三振の数は多くなりそうです。

MLBでの動画とデータから見るジェレミー・ハーミッダ

MLBのデータを集計しているブルックスベースボールによると、得意としているのは高目のコースで打率が高くなっていますが、低めを苦手としているようで打率も低く、空振りの割合も高いため、落ちるボールを使う投手が多い日本では、その対応が必要となりそうです。

打球の方向に関しては、基本的にはライト方向が多くなっていますが、極端に偏っているわけではなく、センター、ライト方向へも打ててはいますが、長打はライト方向で多くなっています。

2012年のパドレス時代に打ったライトへの本塁打の動画です。

この動画を見る限りでは、ミランダよりはボールの捉え方に柔軟性があるように見受けられます。続いて、レフト方向への打球です。

レフト方向へは、この動画のように合わせる感じでは打てても、逆方向のスタンドまで運ぶような技術はないかもしれません。

続いて、ライトを守っている際の守備で肩の強さを確認できる動画です。

図抜けた強さではないようですが、肩も十分なものがありそうです。

日本の野球にアジャストできれば、打者のタイプとしては出塁率が高くなりそうなので、その後を打つ打者が重要になりそうです。

日本ハムは2014年シーズン終盤に3番に陽岱鋼、4番に中田翔という並びでしたが、勝負強い小谷野がいなくなりましたので、陽を5番に回し、ハーミダを3番に置くか、5番に置く場合には、もう1枚後ろにいれば、得点力アップが期待できそうです。

契約間近という情報であって、正式発表ではありませんので、その後の情報を待ちたいと思います。

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