陽岱鋼のFA宣言・FA移籍に関する最新情報

北海道日本ハムファイターズの陽岱鋼は2016年に国内FA権を取得しました。

2015年は86試合の出場にとどまり打率.259/出塁率.306/長打率.358と低迷したものの、2014年には打率.293/本塁打25/打点85/出塁率.367/長打率.495で20盗塁、2013年には打率.282/本塁打18/打点67/出塁率.367/長打率.430で47盗塁と実績は十分です。

29歳の2016年シーズンは肋骨骨折などがありましたが、129試合で打率.292/本塁打14/打点61/出塁率.359/長打率.430で5盗塁と、昨年よりは成績を戻してきています。

守備力にも優れる上に、来季で30歳というFA選手としては比較的年齢が若いことも魅力で、FA権を行使すれば争奪戦は必至と見られています。

その陽岱鋼のFA宣言・FA移籍に関する最新情報です。

スポンサードリンク

目次

このページの目次です。

2016年9月1日から30日までの最新情報

2016年9月1日から30日までの最新情報です。

9月10日付けの日刊スポーツの報道です。

巨人が2年連続でリーグ優勝を逃し、今オフのフリーエージェント(FA)補強へ調査を本格化する。
(中略)
3季ぶりのリーグ優勝奪回へ、戦力補強に本腰を入れる。今オフにFA権行使の可能性のある他球団の主力選手の動向を注視しており、調査を継続中。野手ではオリックス糸井、中日平田、大島、日本ハム陽岱鋼、投手では西武岸、DeNA山口が対象となりそうだ。

引用元:巨人2年連続V逸 FA補強へ糸井、岸ら本格調査

2016年9月20日付けのスポーツニッポンの記事です。

今月上旬に都内で星野仙一副会長(69)も参加して編成会議を実施。来季に13年以来4年ぶりの優勝を狙うため、今オフも積極的に補強に動く方針を確認した。球団関係者は「全ての可能性を考慮し、後れを取ることなく準備したい」と話した。
(中略)
野手では日本ハムの陽岱鋼を調査中だ。チームは慢性的に右打者が不足しており、FA加入した今江も、ここまで82試合で打率・288、3本塁打、21打点。(中略) 今オフはオリックスの糸井、中日の平田ら外野手がFA権を行使する可能性があるが、球団は陽岱鋼を誰よりも高く評価している。

引用元:楽天、今オフFA岸&陽獲り!来季4年ぶりVへ先発の柱と右打者補強(スポーツニッポン)

2016年9月25日付けのデイリースポーツの記事です。

今季のBクラスが決定した楽天は、FA権を保有している西武・岸孝之投手(31)の獲得調査を本格化する。最大の課題である先発投手の大型補強、地元・宮城県出身という点から照準を定めている。また、同時に、国内FA権を取得した日本ハム・陽岱鋼外野手(29)の調査も進めており、いずれも、権利を行使した際には獲得に参戦する方針。

引用元:楽天 FA権行使ならL岸、F陽岱鋼獲りへ(デイリースポーツ)

2016年9月29日付けのスポーツ報知の報道です。

来季のV奪回が至上命令となったソフトバンクが、国内FA権を取得している日本ハム・陽岱鋼外野手(29)、中日・平田良介外野手(28)の獲得調査に乗り出していることが28日、分かった。
(中略)
陽岱鋼は台湾から福岡第一高へと野球留学し、ソフトバンクが本拠地を置く福岡は第二の故郷。05年の高校生ドラフトで1位指名しながら、競合した日本ハムが交渉権を得て、獲得に至らなかった十年来の“恋人”でもある。

引用元:【ソフトバンク】本塁打増へ日本ハム・陽岱鋼、中日・平田獲得調査(スポーツ報知)

2016年9月29日付けのスポーツニッポンの報道です。

陽岱鋼は今年4月25日に国内FA権の資格取得条件を満たし、熟考に熟考を重ねてきた。今オフのFA権行使について、近い関係者には「本当に自分を必要としてくれるチームでやりたい」と漏らしており、行使する意思を固めている。
(中略)
FA権を行使する背景には「僕の野球人生。家族もいる。一年でも長く野球がやりたい」という強い思いがある。プロ入りから過ごした北海道への愛着は強く、妻、娘とともに居を構える。ただ、昨オフ、球団に複数年契約を希望したが、交渉は難航。単年契約で4000万円減となる年俸1億6000万円の提示に一度は保留した。最終的に出来高がプラスされてサインしたが、一年でも長くプレーするためにも複数年契約を望んでいる。今後、球団側はFA交渉で引き留めるものの、原則、FA権を行使しての残留は認めていない。そのため、移籍の道を選ぶことが濃厚だ。

引用元:陽岱鋼 国内FA権行使へ 阪神、楽天など争奪戦必至(スポニチアネックス)

V逸があった時には大型補強に動くことが多い巨人ですが、昨年は賭博問題もあり、それも大手を振って行えるような状態ではありませんでした。

何とか高橋由伸監督就任にこぎつけたものの、それを後押しするような大々的な補強も行える状況ではありせんが、渡辺恒雄読売本社主筆が補強へのゴーサインを出しているため、大型補強に動く可能性が高まっています。

ただ、陽岱鋼はすでに1億6000万円の年俸で、年齢も若いため総額はそれなりになるところに、本腰を入れると一番資金を惜しみなく投入するソフトバンクも控えています。

巨人は2011年のオフに杉内俊哉と4年20億円、村田修一と2年4億円と巨額投資していますが、陽岱鋼は杉内レベルはないと予想されますが、村田以上は確実に必要となりそうです。

注目されるのは高校時代からマークしていて、本人も高校時代を福岡で過ごしたこともあり、意中球団とされるソフトバンクが動く予想があることです。

ソフトバンクが動き出すと、巨人といえども以前のようには大盤振る舞いをしなくなっていますので、厳しい争いになると予想されます。

楽天に関しては興味を示していることは間違いありませんが、岸孝之の方がどちらかと言えば優先順位が高く、総額12億円の契約を準備するとまで報じられていますので、ソフトバンクに競り勝つような金額を提示するのは難しそうです。

ただ、問題はソフトバンクは来季に関しては主砲候補の新外国人を獲得する可能性が高く、その選手のポジションによっては、外野手がかなり余る状態となってしまいます。

すでに韓国球界で2年連続40本塁打をマークした韓国NCのエリック・テイムズ外野手(29)の獲得を目指していると報じられていて、仮に獲得して指名打者を任せるとしても、一塁と外野を守れる内川と中村晃、柳田、長谷川勇也らがいます。

強いチームが直面する問題ではあるのですが、主力がしっかりしているがゆえに、メンバーが固定され、結果として主力の高齢化が進むことになるのですが、徐々にソフトバンクもその時期に差し掛かりつつあります。

柳田悠岐は27歳、中村晃は26歳、今宮健太が25歳ですが、内川聖一は34歳、松田宣浩が33歳、長谷川勇也が31歳、本多雄一が31歳、明石健志が30歳です。

陽岱鋼はやエリック・テイムズは来季開幕時点では30歳のため、獲得し移籍した場合でも数年は戦力として大丈夫だと思われますが、中長期的な観点では20代前半の若い選手を将来の主力候補として育てたいところではあります。

そういったバランスも含めてソフトバンクがどのような動きを見せるかは、巨人、楽天、阪神など興味を示している球団に影響をあたえることになりそうです。

昨オフに日本ハムと複数年契約を結ばず、その日本ハムはマネーゲームには参加しませんので、FA宣言しての争奪戦となる可能性が高いと言えそうです。

9月30日付けの最新情報です。

9月30日付けのデイリースポーツの記事です。

日本ハム・陽岱鋼外野手(29)が29日、今季取得したFA権の行使を検討していることを明かした。「まずは、日本ハムを最優先に考えたい」と球団への愛着を示しつつも「(他球団から)純粋にどういう評価をされているか話を聞いてみたい」と話した。

引用元:日本ハム・陽岱鋼 FA行使を検討「話を聞いてみたい」(デイリースポーツ)

続いて9月30日付けのスポーツ報知の記事です。

4年ぶりのリーグ優勝から一夜明け、羽田空港で取材に応じ「シーズンが終わってからゆっくり考える」と前置きした上で、「一番最初にファイターズと話をしてみて、純粋に野球選手として、他球団の評価を聞いてみたい思いはある」と語った。
(中略)
球団側はシーズン終了後に行うFA交渉で引き留める方針だ。ただ、年俸2億円の2年契約を満了した昨オフの契約更改交渉では、4000万円減の単年契約を提示したことから、今オフも希望する複数年ではなく、単年契約が提示される見込みだ。
陽の今季の年俸は1億6000万円で獲得には補償が必要なBランクとなるが、FA行使なら、ソフトバンク、楽天などが獲得に動く可能性が高いだけに、日本シリーズ終了後の動向に注目が集まりそうだ。

引用元:【日本ハム】陽岱鋼、FA示唆「他球団の評価聞きたい」(スポーツ報知)

日本ハムも必要な選手だと考えていることは間違いありませんが、予算とのバランスなども考えて、過剰な投資になると感じれば、若い選手を育成することを選ぶことで、継続的に強いチームを作ってきているチームです。

そのため仮に陽岱鋼が希望する複数年契約を提示したとしても、興味を示しているとされるソフトバンク、阪神、楽天が提示するような年数と金額にはならない可能性が高いと予想されます。

日本ハムは中長期的な観点を持ちながら、ドラフト指名した選手を育成することで勝ってきているチームだけに、陽岱鋼がFAで流出する可能性があることはすでに織り込み済みで動いていると考えられます。

人材が豊富で二軍にも有望な選手が多いとされるソフトバンクで流出先であれば、人的補償で面白い人材を釣り上げる可能性もあるので、そうなった場合には、そこも注目点となりそうです。

これまで周囲からの情報として漏れてきていましたが、本人が「他球団の評価を聞いてみたい」と話していますので、日本ハムと交渉は行うもの、少なくともFA宣言に踏み込む可能性がさらに高くなったと言えそうです。

2016年10月の最新情報

2016年10月1日から10月31日にかけての最新情報です。

巨人が今オフのFA補強に参戦することが分かった。今季は戦力層の薄さを露呈し、投打ともに大型補強が必要と判断。来季V奪回の主力となり得る選手獲得を目指し、調査を本格化する。
「今年は外野手と投手にいい選手が多い。チームの(補強が必要な)部分と合う」と球団関係者。攻撃面では打撃だけでなく、機動力アップも課題だ。今年35歳で盗塁王を獲得したオリックス・糸井を筆頭に、日本ハム・陽岱鋼(ヨウダイカン)、中日の大島らFA権を持つ野手の動向を注意深く見守る。

引用元:巨人 FA外野&投手獲りへ「いい選手多い」(スポーツニッポン)

リーグ優勝だけでなく、日本一も逃すことが確定した巨人があらためて興味を示していることが報じられています。

外野手はセンターが固定しきれず、ライトの長野久義は物足りない数字に終わり、ギャレットもシーズン終盤に良くはなってきましたが、守備に大きな難があり、打撃にもムラがあります。

外野手と投手が補強ポイントとなっていますので、陽岱鋼に関心を持つのは自然な流れと言えそうです。

外野手のFA選手が多いため、各球団が駆け引きしながら本命の選手を落とすことを試みると予想されます。情報戦の様相も呈していますので、現時点ではどれだけ本気かはわかりませんが、巨人にとって補強候補の1人であることは間違いないなさそうです。

2016年10月30日付けのスポーツ報知の記事です。

日本ハムの陽岱鋼外野手(29)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することが29日、濃厚となった。すでに親しい関係者に移籍を前提とした権利行使の意向を示している。(中略)一方、陽岱鋼をめぐっては、オリックスが獲得調査に本腰を入れることも分かった。陽岱鋼がFA権を行使すれば、阪神、楽天など複数球団が獲得に名乗りを上げるとみられる。

引用元:日本ハム・陽獲りへ!(報知)

2016年10月30日付けのスポーツニッポン

近日中にも行使を正式に球団に申し入れる見込みだが、揺れる胸中を明かした。「やっと日本シリーズが終わってゆっくり(他球団と)話ができる」と話しつつ、「まだ(日本ハムに)残りたい気持ちもある」と続けた。FA宣言すれば、調査を進めている楽天、オリックスなど国内他球団の争奪戦に発展することは必至だ。中継ぎ左腕の宮西は、FA権を行使せず残留する見込みだ。

引用元:陽岱鋼 うれし涙も…FA権行使を近日中申し入れへ(スポニチ)

2016年10月30日付けのデイリースポーツの記事です。

「FA権を行使することになる。家族にも相談はした」と明かした。残留の可能性は低く、移籍を目指す方向だ。(中略)「これまで育ててくれた球団には感謝している」と陽岱鋼。「チーム、場所は問わない。自分を一番必要としてくれるところ」と、どの球団でも交渉には応じる姿勢だ。(中略)楽天など複数球団が獲得に名乗りを挙げるとみられるが、オリックスの指揮官は、陽岱鋼が日本ハム入団時の2軍監督で「一番、お世話になった人」と尊敬する福良監督。

引用元:日本ハム・陽岱鋼FA移籍へ「チーム、場所は問わない」オリックスなどが獲得調査(デイリースポーツ)ル

2016年10月31日付けのスポーツニッポンの記事です。

この日は球団と話し合いを持ち、「試合が終わったばかりで整理できていない部分がある。残りたい気持ちもある」と揺れる胸中も吐露。(中略)権利行使となれば楽天、オリックスなどによる争奪戦に発展する可能性が高いが、「“何日間か時間をください”と伝えた。休んでゆっくり考える」と話した。

引用元:残留か移籍か…FAのハム陽岱鋼「残りたい気持ちもある」(スポニチ)

2016年10月31日付けのスポーツ報知の記事です。

陽岱鋼をめぐっては、オリックスが獲得調査に本腰を入れ、楽天など複数球団が獲得に名乗りを上げるとみられている。「日本ハムでずっとやりたい気持ちはある。試合を終えたばかりで気持ちの整理ができてない。また球団と話して、いい方向へいけば」と胸中を吐露した。

引用元:陽岱鋼、FA権行使結論を先送り「時間をくださいと伝えた」(報知)

10月30日の時点ではスポーツ各紙は陽岱鋼がFA宣言をすることが濃厚だと伝え、楽天、オリックス、阪神などの球団による争奪戦に発展する見込みであることを伝えています。

ところ翌日の10月31日の各紙の報道はややトーンダウンします。

球団と話しあいをする中で心が揺れてきたようで「FA権を行使することになる。家族にも相談はした」という言葉から「日本ハムでずっとやりたい気持ちはある。試合を終えたばかりで気持ちの整理ができてない。また球団と話して、いい方向へいけば」と大きく変わっています。

日本ハムは宣言残留を認めない方針のため、FA権行使はそのまま日本ハム退団を意味することになります。

チームへの愛着も含めて、色々と揺れているようです。日本一を達成した翌日にチームを去る決断をするというのは簡単ではありません。

日本一になった翌日のため残留した場合の条件提示などはなされていないと考えられ、次回の交渉などで具体的な話になるのではないかと予想されます。

ただ、FA権を行使するかどうかを考える時間が多く残されているわけでもありませんので、悩ましい日々をしばらくは過ごすことになりそうです。

2016年11月の最新情報

2016年11月の最新情報です。

2016年11月1日付けのサンケイスポーツの記事です。

日本ハム・陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が、今週中にも球団との交渉に臨む見通しとなった。2日から千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で行わる秋季練習には参加せず、札幌で自主練習。前日30日には札幌ドームで球団幹部らと話し合い、「ゆっくり話し合いたい。残りたいのが一番。もともと日本ハムでやりたいと決めていた」と話していた。

引用元:日本ハム・陽岱鋼、今週中に球団と交渉へ「残りたいのが一番」(サンスポ)

この記事では「もともと日本ハムでやりたいと決めていた」という言葉が紹介されていて、どれが本当に本人が話したのかと思うくらいに情報は錯綜気味です。

本人が本当にそう話したのかもしれませんが、もしそうだとしたら日に日に考えが揺れているのではないかと考えられます。

FA宣言すればオリックス、楽天、阪神、ソフトバンクなどが獲得に乗り出すため、条件面では日本ハム以上になる可能性は高いと予想されます。

ただ、チームへの愛着もあることをうかがわせる苦悩ぶりです。日本一の余韻を味わう時間もなく、決断を迫られている陽岱鋼です。

2016年11月5日のスポーツニッポンによる報道です。

日本ハムの陽岱鋼外野手(29)が移籍を前提として国内フリーエージェント(FA)権行使を決断したことが4日、分かった。7日にも正式に球団に申し入れ、申請手続きを行う模様。走攻守の三拍子そろったプレーで今季も日本一に貢献した大型外野手のFA宣言により、楽天、オリックスなどによる激しい争奪戦は必至となった。

引用元:陽FA決断!7日にも申請 楽天&オリックスなど競合(スポニチ)

これでFA権の行使が確実な状況となりました。日本ハムは残留交渉の段階で流出やむなしという感触を得ていた可能性が高く、それが大田泰示と吉川光夫のトレードに踏み込ませたと言えそうです。

陽岱鋼に関心を示すチームとして一時は名前が出ていたソフトバンクと巨人はあまり名前がでず、オリックス、楽天が先行していて、それに続くのが阪神という状況になっています。

ただ、ソフトバンクは興味を示してもおかしくはありませんし、巨人も中堅を守れる強打者はニーズに合致します。

巨人も堤GM体制になって積極的な編成をしようとする姿勢がうかがえますので、正式にFA権を行使した場合には興味を示す可能性はありそうです。

このオフで一番多くの球団による争奪戦となりそうな陽岱鋼です。

2016年11月7日のサンケイスポーツによる報道です。

糸井の去就に気をもむオリックスがFA戦線に殴り込む。陽岱鋼が手を挙げれば、獲得に名乗りを上げることを決めた。「うちの最大のウイークポイントはセンターライン。ここを固定しなければ戦いにならない。手を挙げてくれれば、糸井の動向に関係なく、どうしてもほしい選手」(中略)糸井が流出すれば4年18億円といわれた糸井マネーを陽岱鋼獲得にまわせる。糸井残留でも、今オフの補強の目玉は1点勝負。本社から大型契約提示へGOサインも出ている。

引用元:オリ、7日FA宣言・陽岱鋼獲りへ!糸井去就関係なく熱望(サンスポ)

糸井の残留のために4年18億円を用意しながら、別途、陽岱鋼の獲得に必要な資金も用意するなど、一時のソフトバンクと巨人を彷彿とさせる資金力を見せているオリックスです。

ソフトバンク、楽天など資金を用意できる態勢の球団もいますが、それ以上のものを条件面では提示することが十分にできるオリックスです。

陽岱鋼がどのような目的をもってFA宣言するかが、まずは重要なポイントとなります。これが明らかになることで、争奪戦のポイントも明確になりそうです。

2016年11月8日のスポーツニッポンによる報道です。

その表情が一瞬にしてゆがんだ。目には涙が浮かんだ。愛着ある北海道、そしてファンとの決別――。球団事務所でFA宣言の手続きを終えて臨んだ会見。陽岱鋼は言葉を詰まらせながら「プロで11年間、お世話になった北海道のファンの皆さん、球団、裏方さん、チームメート。感謝の思いしかない」と語った。(中略)今季年俸1億6000万円からの金額増や複数年契約の希望も胸にあったが、話し合いの途中で球団の限られた予算や若手を積極的に起用する方針を感じ「自分が戦力構想に入ってないと感じた」と言う。ただ、自身もプロ入り当初から出場機会をもらって成長してきただけに「球団も僕のために考えてくれた。(育成)システムも予算も分かってる」とわだかまりはない。

引用元:陽岱鋼、涙のFA宣言「戦力構想に入ってないと感じた」

構想に入っていないことはないかったと思われますが、どうしても残したいほどその優先順位が高くなかったことは間違いありません。

レアードの残留のために条件を上積みし、さらに大谷翔平、中田翔、その他主力選手の年俸増を考えれば、陽岱鋼が納得できるような条件を提示するのは難しい状況だと考えられます。

陽岱鋼も年俸が高い選手を長期間抱えるのは難しく、一定期間毎に若い選手に入れ替えることを継続して強いチームを作っている日本ハムです。

その方針があったからこそ、陽岱鋼にもチャンスが多く与えられていて、それは本人もよく理解していることがわかるコメントで、比較的円満なFA宣言と言えそうです。

年俸2億円を越えることが予想される争奪戦の今後が注目されます。

2016年11月8日のスポーツ報知による報道です。

オリックスは7日、国内FA権の行使を表明した日本ハム・陽岱鋼の獲得に乗り出すことを決めた。すでに獲得へ向けた本格調査を進めており、球団幹部は「走攻守そろった選手。陽に限らず調査はしていきます」と説明した。(中略)一方、楽天の球団幹部は「能力の高い選手ということは分かっている」と評価しつつ「(FA公示の)10日までに球団内で検討します」と慎重な姿勢もみせた。獲得に名乗りを上げた場合、最低でも年俸2億円の複数年契約プラス出来高以上の条件を用意するとみられる。

引用元:FA陽岱鋼の行方は…オリックス補強の軸に、楽天慎重姿勢も

2016年11月9日のサンケイスポーツによる報道です。

公示前とあり、慎重に言葉を選ぶスタンスは変わらない。それでも、前日7日に陽岱鋼(日本ハム)が国内FA権の行使を表明したことを受け、オリックスの長村球団本部長は、一歩踏み込んだ発言を口にした。「魅力のある選手だと思います」公の場で初めて、編成部門の責任者が興味を抱いていることを認めた。それだけ、のどから手が出るほどほしい人材だ。陽には現状、楽天も獲得調査を進めているが、オリはFA宣言した糸井の去就にかかわらず、名乗りを上げる。意気込みは十分。10日午後3時のFA宣言選手の公示後にも、速攻で代理人サイドにコンタクトをとる可能性が高くなった。

引用元:FA陽岱鋼魅力ある!オリ・長村本部長が初公言

シーズンオフ当初に名前が挙がっていたソフトバンクは、一切FA市場に乗り出すという情報が出てきていません。

同じく名前が挙がっていた巨人も山口俊、森福允彦という投手に関心は示すものの、FA市場の野手に関する情報はありません。

そして一時は名前が挙がっていた阪神もFA補強は糸井嘉男一本に絞り込んでいて、なおかつ合意する可能性が高まっています。

その上で、楽天が岸孝之を優先して、陽岱鋼を回避した場合には、実際には争奪戦にならず、オリックスに絞り込んだ交渉になる可能性も否定できなくなってきました。

競争相手が少ないため、楽天にもチャンスがあるのですが、糸井嘉男に用意した4年18億円と、FA移籍による金銭補償で最大1億6800万円も手に入る資金が手元にあるオリックスに勝つのは難しそうです。

2016年11月10日のスポーツ報知による報道です。

オリックスが、日本ハムからFA権行使を表明した陽岱鋼外野手(29)に3年を基本線とした大型契約を準備することが9日、分かった。長村裕之球団本部長(57)は「魅力的な選手。編成の中であらゆることを想定してやっていく」と話しており、10日の公示日にも早速、代理人を通して接触を図る構えだ。

引用元:日本ハム・陽岱鋼獲得へ3年の大型契約準備

3年を基本線とした契約を提示するとの報道です。陽岱鋼の獲得には年俸で2億円が必要と見られていますので、3年総額6億円程度の条件が提示されるのではないかと考えられます。

後は、糸井嘉男の阪神との交渉をにらみながら、競争相手が現れた時に、オリックスが条件の上積みなどをしていくのではないかと予想されます。

ここにきて楽天の動きも鈍くなってきていますので、すんなりとオリックス移籍で合意することになるかもしれません。

2016年11月11日のスポーツニッポンの報道です。

阪神などが交渉解禁へ向けて早々に動きだした中、糸井の慰留がかなわなかった場合には日本ハムからFA宣言した陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の獲得へ動く方針を固めているオリックスは表立った動きを控えた。楽天などが関心を示す“陽岱鋼争奪戦”への出遅れを覚悟の上で糸井からの返答を待つ方針が改めて浮き彫りになった。

引用元:オリックス 糸井残留が最優先 “陽獲り”出遅れ覚悟

当初、予想されたほどには争奪戦になっていない陽岱鋼です。

オリックスは糸井嘉男の去就に関わらず、陽岱鋼の獲得に動くと報じられていましたが、ここにきて様子見の姿勢に変わりました。

現時点では陽岱鋼の獲得に動くと見られていた各球団に動きがないこともあり、もう少し時間に余裕があると判断した可能性がありそうです。

また糸井嘉男が阪神移籍を即決しない方針のようで、阪神からの提示を受けた後にオリックスの条件と並べて検討するとも報じられています。

そうなるとオリックスにもチャンスがあるため、やや陽岱鋼の獲得の動きがトーンダウンした可能性がありそうです。

ただ、糸井嘉男がオリックスに残っても、オリックスが動く可能性がありますし、糸井を取り逃がした阪神が陽岱鋼に動く可能性もあります。まずは糸井嘉男の動向を見守ることになりそうです。

2016年11月12日のデイリースポーツによる報道です。

注目の移籍先について「環境を重視します。代理人に任せていますが、自分の野球人生なんで最後は自分で決めたい」と話した。現地では移籍に伴い単身赴任するとの報道も出たが「どの球団に行っても家族も連れて行く」と明言した。陽岱鋼についてはオリックス、楽天などが獲得に向けた調査を行っている。現地では「オリックスが最も積極的だ」と報じるメディアもある。

引用元:FA陽岱鋼 移籍先は「環境を重視」台湾帰国会見で明言

環境を重視するという方針ですが、どのようなことを指しているのかまではわかりません。

楽天はあくまでも岸孝之の交渉を決着させた上で、余裕があればという程度にとどまるのではないかと予想されます。ソフトバンクは外国人選手以外には興味を示していません。

オーナー会議に出席したオリックス・宮内義彦オーナー(81)がFA宣言して阪神が獲得交渉に乗り出すなど去就を注目される糸井について「残ってもらわないと困る」と改めて残留を望んだ。一方で日本ハムからFA宣言して移籍濃厚とみられる陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)に初めて言及し、「格好いいし。良いものは(年俸が)高いけどね」と興味をほのめかす発言が出た。

引用元:オリ宮内オーナー FA陽岱鋼に初言及「良いものは高い」

一時に比較すれば、陽岱鋼に対して慎重な姿勢を見せいたオリックスですが、絶大な影響力をもつ宮内義彦オーナーが興味、関心を抱いていますので、確実に獲得候補になっていると考えられます。

糸井嘉男が残留するか否かで、予算の配分も変わってきますので、もう少し時間がかかるかもしれませんが、その後はオリックスが陽岱鋼と単独で交渉することになりそうです。

2016年11月15日のスポーツ報知による報道です。

オリックスの長村裕之球団本部長(57)は15日、FA権の行使を表明している日本ハム・陽岱鋼について「今は代理人と話をしている段階」と、獲得の意思を初めて明かした。

引用元:初めて陽岱鋼獲得の意思表明 長村本部長「代理人と話をしている段階」

宮内オーナーが公の場で言及しているので、近々動きがあるかと思われましたが、実際には水面下で交渉を行っていたとのことです。

争奪戦になるような気配は今のところありませんが、オリックスが水面下で交渉をしていたように、隠密に声をかけている球団がいても不思議ではありません。

ただ、条件面でオリックスに勝るものを用意できる球団はソフトバンクくらいに限定されるため、そこが動かない限りはオリックスが優位に展開することになりそうです。

2016年11月18日のスポーツ報知による報道です。

オリックスがFA宣言している陽岱鋼を獲得し、日本ハムから補償選手を求められる場合に備えて、プロテクト名簿の作成に着手していることが分かった。球団関係者によると、日本ハムが機動力を重視する編成方針とみて、選手の実績以上に「足が使える選手」(同関係者)を優先的にプロテクトしていく方針だという。

引用元:陽岱鋼獲得に備え、日本ハム対策“俊足プロテクト”へ

オリックス側から陽岱鋼の人的補償に関する話がメディアに出ているということは、交渉は順調に進んでいると考えて良さそうです。

オリックスから糸井嘉男が流出することは、ほぼ確実な状況となっていますので、日本ハムに残留するよりは、出場機会も多くなってきます。

当初、名前が上がっていたソフトバンク、巨人、楽天らが表立った動きがないため、このままスンナリとオリックス入団という流れになりそうです。

2016年11月19日の日刊スポーツによる報道です。

球団関係者が「監督に出ていただくことも考えている」と明かした。福良監督は日本ハムの2軍監督とコーチ時代に、入団したばかりの陽岱鋼を指導。1軍戦力へと押し上げた恩師に当たる。師弟による直接交渉が実現すれば、他球団との争奪レースを進める上で大きなプラスに働きそうだ。

引用元:陽岱鋼獲得へオリックス福良監督出馬も 元師弟関係

2016年11月19日のスポーツ報知による報道です。

楽天の星野球団副会長は、岸について「15勝は彼の力ならいとも簡単にやってしまうと思う。あとはどれだけ貯金を作れるか。則本と両輪でやってほしい」と期待した。
今後の補強については「攻撃の方で1、2枚欲しい」と話し、今後も日本ハムからFA宣言した陽岱鋼や、外国人選手の獲得に動く姿勢を示した。西武側に岸の人的補償として提示するプロテクト28選手については、近日中にまとめる予定。

引用元:星野副会長、FA陽岱鋼獲りも示唆

楽天は岸孝之と早々と契約合意にこぎつけ、しかも4年総額16億円の大金を投資しました。

しかし、補強は打ち止めということではなく、かねてから噂があった陽岱鋼の獲得に動く可能性もあるようです。

星野副会長が陽岱鋼の名前を具体的に挙げたわけではないため、野手の補強が外国人になる可能性もあるようです。

しかし、ウィーラー、ペゲーロ、アマダーの外国人野手3人が残留の方向性となっていますので、外国人枠の問題もあり、新外国人を獲得してもダブつきが多くなるだけです。

そのため普通に考えればFA市場で残っている陽岱鋼がターゲットになるのではないかとは考えられます。

すでにオリックスが陽岱鋼のプロテクトの選手の準備もはじめたとの報道がありました。ただ、日本ハム時代から師弟関係にあった福良監督に交渉の出馬を要請するとの情報もあり、まだ安泰とは言えない感もあります。

もしかしたら、楽天が水面下ですでに陽岱鋼に接触している可能性もあるため、続報が注目されます。

2016年11月21日のスポーツニッポンによる報道です。

日本ハムから国内FA権を行使した陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)も優勝パレードに参加し、年内に去就を決めたい意向を示した。「そんなに焦る必要はない。代理人に全て任せている。12月とかに良い報告ができれば」(中略)オリックス、楽天が獲得に積極的で、移籍先について問われると「どちらかですね」と話した。

引用元:陽岱鋼 認めた!移籍先はオリか楽天「どちらかですね」

2016年11月21日のスポーツ報知による報道です。

陽の獲得に乗り出している楽天の球団関係者は「星野副会長が動いている。球団としての評価はできています」と条件提示は終わっている模様。出来高を含めた4年総額10億円の好条件を提示したとみられる。また、オリックスは、長村球団本部長が今月15日に「代理人には『オリックスとして興味がある』と伝えている」と交渉を明言。福良監督も日本ハム2軍監督やコーチ時代に指導した間柄で、3年契約を基本線として好条件を整えている。

引用元:陽、FA決着は「年内。自分が納得できれば」V旅行は辞退

楽天とオリックスの争奪戦であることを本人が認めていますので、この2球団のどちらかになることが確実になっています。

金銭の条件面ではオリックスが3年契約で2億円を越える程度の金額を用意しているようですが、楽天はそれを遥かに上回る4年総額10億円を提示しているとのことです。

星野副会長が補強の陣頭指揮をとると、補強に投資する金額が跳ね上がってくるので、楽天もオリックスと遜色のない数字を提示してきます。

2016年11月21日のデイリースポーツによる報道です。

陽岱鋼獲得に向け交渉中のオリックス・長村裕之球団本部長(57)は20日、長期化に理解を示した。「複数球団と交渉している以上、時間が掛かるのはやむを得ない。ウチとしてはマネーゲームには参加せず、環境面をアピールしていきたい」公平を期したいという陽岱鋼の希望もあり、代理人との交渉に限られている。
(中略)
一つは住環境。外国人が多く暮らす神戸の住みやすさを訴える。一つは働く場としてのチーム状況。日本ハム入団時の2軍監督だった福良監督の存在は大きい。遊撃手だったデビュー当時、可能性を信じてどれだけエラーしても使い続けた恩人だ。一つは戦力面。右の外野手が手薄という実情から必要性を訴えていく。オリックスはどこよりも気持ちよくプレーできる環境でくどき落とす。

引用元:オリックス 陽岱鋼争奪戦“マネーゲーム”に参加しない!環境面でくどき落とす

楽天が4年総額10億円というかなり大きな金額を提示しているのですが、オリックスはそれにマッチアップしない姿勢であることを明かしています。

陽岱鋼が環境面を重視する発言をしたことを受けて、その面を強調しているのかと思われます。ただ、実際には条件面で上積みする可能性が高いことは否定できません。

本人は関西の雰囲気を気に入っているとも伝えられていますので、条件面で大差がなければ、環境面でオリックスが優位に立てるかもしれません。

2016年11月21日のスポーツ報知による報道です。

楽天の星野仙一球団副会長(69)が21日、日本ハムからFA宣言した陽岱鋼外野手(29)の獲得に動くことを正式表明した。この日、仙台市内で行われた球団納会後に「チャンスがあれば行く。動くとなればウチが出せる最大の条件でいく」と明言。水面下では獲得に向けて準備を進めていたが今後、陽の代理人と接触し本格的な交渉に入る。
3年契約を準備するオリックスが最大のライバルとみられるが、球団は4年で総額10億円の大型契約を基本線とし、オリックスの動向をうかがいつつ、さらなる好条件の準備を検討していく構えだ。
また、星野副会長は「教え子なんだから梨田が動かんといかん!」と2008~11年まで日本ハムを指揮していた梨田監督の直接出馬も要請した。

引用元:FA陽獲り正式表明、星野副会長「出せる最大の条件で行く」梨田監督出馬を要請

陽岱鋼は交渉は代理人に任せるスタンスをとっています。交渉にいずれも日本ハム時代に縁がある福良監督と梨田監督が出てくると、少々難しい面が出てくることは否定できませんので、賢明な決断と言えそうです。

星野副会長は場合によっては、直接出馬する意向のようのですが、相当煮詰まった状態で、陽岱鋼が本人が決断しきれずに、直接話しを聞きたいという局面以外は、その出番がなさそうではあります。

オリックスはマネーゲームにはせず、付帯条件で戦う姿勢ですが、楽天は4年10億円からさらに上積みする姿勢です。

オリックスも糸井嘉男の流出が決定していますので、さらに陽岱鋼を獲得する必要性は高まっていますので、状況次第では方針が変わる可能性はあります。

現時点では金銭の条件面で楽天が上回りそうですが、陽岱鋼が決断の比重をどこに置くのか注目されます。

2016年11月30日のスポーツニッポンによる報道です。

楽天、オリックスが獲得意思を表明しているが、移籍先については「ゆっくり考えたい。12月半ばくらいには決めたい」と、自ら期限を設けて結論を出す考えを示した。代理人と話し合いの場を持ってから、30日に再び故郷・台湾に戻る予定。「(新天地は)家族が安心して暮らせる環境が最優先。みなさんに良い報告ができるようにしたい」と話した。

引用元:陽岱鋼 移籍先は「12月半ばくらいには決めたい」

最終的な決断は12月半ばとなる見込みとなりました。楽天としてはすでにゼラス・ウィーラー内野手、ジャフェット・アマダー内野手、カルロス・ペゲーロ外野手など外国人野手の残留が正式に決定して、大枠はすでに決まっています。

そのため戦力補強として上積みができるのは陽岱鋼の獲得くらいとなります。獲得できればより戦力アップにはなりますが、慌ててその獲得失敗を埋めるような補強が必要なわけではありません。

またオリックスも糸井嘉男が抜けたことにより穴ができましたが、とりあえずは新外国人のステファン・ロメロを獲得することで、それを埋める期待ができる状態にはなっています。

楽天とオリックスともに「果報は寝て待て」ということになりそうです。

2016年12月の最新情報

2016年12月の最新情報です。

2016年12月7日の日刊スポーツによる報道です。

日本ハムから国内フリーエージェント(FA)権を行使した陽岱鋼外野手(29)の巨人入りが6日、決定的になった。獲得に名乗りを上げていたオリックスに断りの連絡があり、楽天は本格的な交渉にまで至らなかったとみられる。巨人は4年総額10億円程度の条件を提示した模様。3年7億円の山口俊、2年4億円の森福に続き、1シーズンでのFA3選手獲得となれば史上初。総額21億円にも上るとみられる世紀の大補強で、3年ぶりのリーグ制覇に向けて着実に態勢を整える。
巨人が陽への獲得オファーを公表してから2日後、争奪戦が一気に動いた。6日、オリックスに陽サイドから断りの連絡が入った。楽天も獲得に動いていたが、本格的な交渉の席まで発展しなかった模様。陽が重視していたとされる住環境や母国台湾との利便性などが合致して大本命と目されていた巨人が、ラブコールを実らせたようだ。

引用元:陽も巨人決定的!4年10億 史上初FA3人獲り

巨人は日本プロ野球では史上初となる同一年のFA選手3人補強に成功することになりそうです。そして当初は名前が出ていたオリックスと楽天は逆転を許す形になりました。

一旦はオリックスと楽天のどちらかとも口にしていた陽岱鋼でしたが、元々の本命はソフトバンクかジャイアンツだったと考えられます。

そのため金銭面でしっかりとジャイアンツが用意すれば、争奪戦に勝つことは難しくなかったと思われます。

また獲得に乗り出していることを堤GMが明かした時点で、「年内には良い報告ができる」と話していましたので、実際には水面下で大きく動いていたと考えられます。

そして陽岱鋼側も結論を出すのを12月半ばと遅めに設定していましたので、すでに何かしらの打診が早い段階であった可能性もありそうです。

1球団がFA選手を獲得できる人数の制限は その年のFA権を行使した選手が20人以下の場合、獲得上限は2人となります。しかし、この対象となるのはFA選手の旧球団での年俸順位がAランク(1-3位)とBランク(4-10位)だけで、Cランク(11位以下)は対象外となっています。

山口俊と陽岱鋼はその対象となりますが、森福はCランクとなるため、史上初のFA選手3人補強が成立することになりました。

巨人の2016年は6人がセンターで先発出場するなど、セカンドとともに固定しきれなかったため、守備力と走力のある陽岱鋼の加入は大きなプラスとなりそうです。

2016年12月15日のスポーツ報知による報道です。

スポンサーリンク

巨人は14日、日本ハムからフリーエージェント(FA)宣言していた陽岱鋼外野手(29)との契約が合意したと発表した。背番号は「2」に決定。条件面は3年総額10億円超から5年総額15億円超に上方修正された見込みだ。

引用元:陽岱鋼と5年15億円超で合意 広沢、清原、片岡と並ぶFA移籍史上最長タイ!

記事のタイトルに広沢、清原の後に、片岡が入っているため、片岡治大のように見えてしまいますが、阪神にFA移籍した片岡篤史のことです。

94年オフにヤクルトからFAとなった広沢克己、96年オフに西武からFAとなった清原和博、2001年オフに日本ハムからFAとなって阪神に移籍した片岡篤史に並ぶFA移籍最長の5年契約となりました。

当初は3年10億円と報じられていましたが、楽天もかなり本腰を入れていましたので、条件面で大きく上積みしたようです。

陽岱鋼の来季は30歳でシーズンを迎えることになりますので、35歳までの契約を約束してもらったことになります。

スピードタイプの選手のため最後の2年くらいのパフォーマンスが落ちる可能性が高いため、3年契約が妥当なところですが、それ以上にセンターラインを強化したかったようです。

広い札幌ドームから東京ドームに本拠地が変わることで、本塁打などの長打も増える可能性が高く、場合によっては中軸を任せることもできるポテンシャルがあるだけに、年俸に見合った活躍が期待されます。

また守備面でもレフトを守ることが多くなるギャレットもいますので、その面でのカバーも期待される陽岱鋼です。

ジャイアンツの2017年シーズンの予想スターティンメンバーの情報ページを開設しました。

⇒ 読売ジャイアンツの2017年のスターティングメンバー最新情報

スポンサードリンク

よく読まれています

    

このページの先頭へ