本塁打王クリス・カーターがNPB(日本プロ野球)へ移籍か!2016年に41本塁打のスラッガーが契約先として検討

2016年シーズンに41本塁打を放ち、ナショナル・リーグの本塁打王に輝いたのが一塁と指名打者をポジションとするクリス・カーターです。

長打力が魅力的な一方で打率.222/出塁率.321/長打率.499と打率が低く、644打席で206個の三振を喫してしまった安定性を欠く打撃と、守備面はマイナスとなることがネックとなり、2017年の契約を手にしていない状況が続いています。

そのクリス・カーターが日本球界入りを検討していると米メディアの大物記者が伝えています。

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FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者がクリス・カーターの代理人であるデイブ・スチュワート氏への取材で以下のような情報を得たとして伝えています。

Chris Carter, who remains a free agent after hitting 41 home runs for the Brewers last season, might leave North America to find a new club.
Carter’s agent, Dave Stewart, told FOX Sports on Tuesday that his client soon might entertain offers from teams in Japan.
“I think at some point we have to make it a serious consideration,” Stewart said. “It’s getting late there, too. Those teams are filling their spaces, too.”

『昨年41本塁打を打った後にFAとなったクリス・カーターは新しい契約先を見つけるために北アメリカを離れるかもしれない。カーターの代理人であるデイブ・スチュワート氏は火曜日に間もなくクリス・カーターは日本からのオファーを検討することになるかもしれない、と話した。「ある時点で私たちはそれを真剣に検討しなければならない。日本でも時間がなくなりつつある。各球団が空いている枠を埋めつつあるからだ」とスチュワート氏が話した』

Stewart said that Carter also drew interest from Japanese clubs last off-season before joining the Brewers on a one-year, $2.5 million free-agent contract.
The Brewers, rather than risk paying Carter a projected $8 million in arbitration, declined to extend a contract offer to Carter in November, marking the second straight year he was non-tendered.

『スチュワート氏は「クリス・カーターは1年250万ドルでブルワーズと契約を結ぶ前に、昨シーズンオフに日本の複数球団から関心を集めていた」と話した。ブルワーズはカーターに年俸調停により800万ドルを支払うことをリスクが高いと考え、11月に契約を提示しなかったため、クリス・カーターは2年連続でFAとなった。』

そして現状でクリス・カーターがメジャー契約を手にできる可能性がある球団としてレイズとレンジャーズとの交渉についても言及されています。

The Rays appear to be Carter’s best major-league possibility, according to Stewart and major-league sources.
“We’ve had enough conversations — I know what they’re thinking,” Stewart said. “We just haven’t advanced in that direction yet.”
The Rangers, another team in need of a first baseman/DH, appear to a more logical destination for Mike Napoli, who — like Carter — is a right-handed hitter.
Stewart said the Rangers also have told him that they still could rotate younger players at first base, and also might want to address pitching needs.

『クリス・カーターがメジャー契約を手にできる可能性が最も高いチームがレイズのようだと、代理人のスチュワート氏と複数のメジャーリーグ関係者は話している。「私たちは十分な話し合いをもってきた。私は彼れらが何を考えているか知っている。ただ、私たちはその方向には進んでいないだけだ」とスチュワート氏は話した。
スチュワート氏はさらに「レンジャーズは一塁は若い選手をローテーションで起用し、投手の補強を優先するかもしれないと伝えてきた」と話した。』

レイズは関心は示していて実際に話し合いも行ってきたようですが、メジャー契約を結ぶ方向には話が進展せず、保留された状態のようです。レイズはできればマイナー契約でスプリングトレーニングは招待選手で、メジャー昇格した場合に契約が切り替わるスプリット契約を狙っているのかもしれません。

それはレンジャーズも同様の可能性があり、現時点で強力に必要とはしないと話しているようです。

マイナー契約からメジャー昇格した場合に契約が切り替わるようなものであれば、日本球界からのオファーの方が魅力的なものになる可能性は十分あります。

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クリス・カーターの年俸の推移は以下のとおりとなっています。

  • 2013年(26歳)49万4000ドル
  • 2014年(27歳)51万ドル
  • 2015年(28歳)417万5000ドル
  • 2016年(29歳)250万ドル

2015年には417万5000ドルと5億円ほどの年俸を手にしていましたが、年俸調停で上昇するのを嫌ったアストロズが契約を提示せずFAとなりました。

そこをブルワーズが250万ドルで獲得したのですが、年俸調停のプロセスで800万ドル程度に膨れ上がるのを嫌って、契約を提示しませんでした。

来季の年俸はマイナー契約からスタートした場合には、メジャー契約に切り替わっても100万ドルから200万ドル、日本円では1億2000万円から2億4000万円程度にとどまる可能性が高いため、出来高などを含めれば日本の球団からのオファーが上回る可能性は十分にあります。

クリス・カーターのシーズン別の成績は以下の表のとおりとなっています。

Chris Carter Stats 2016

フルシーズンをプレーし始めた2013年以降は29本塁打、37本塁打、24本塁打、41本塁打と長打力は折り紙付きです。

その一方で打率は.223、.227、.199、.222、三振率は36.2%、31.8%、32.8%、32.0%と粗さが目立つ数字となっています。

四球は多く選べる方で、打率と出塁率の差は通算成績でも.096(.314-.218)をと大きくなっています。

三振は多く、打率はあまり期待できませんが、どの球場でもスタンドインさせることができる圧倒的なパワーを持っている選手であることは間違いありません。

日本球界入りをチラつかせたことの目的の半分はメジャー球団に決断を急がせるというもので、もう半分は本気で日本の球団に契約する可能性があるというサインを送ったと考えられます。

メジャーで本塁打王となった選手が翌年に日本の球界でプレーするのは大きなインパクトがありますので、実現するかどうか今後の動向が注目されます。

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