東京ヤクルトスワローズの2016-17オフのFA・トレード・新外国人補強の最新情報

東京ヤクルトスワローズは2015年にはリーグ優勝を果たし、日本シリーズにも進出しましたが、主力の故障が相次いだ2016年はリーグ5位に転落し、クライマックスシリーズ進出さえも逃してしまいました。

故障者続出により、他の若い選手にも多くのチャンスが与えられ野手の選手層に厚みは増したものの、バーネットを失い、オンドルセクを放出せざるを得なくなったブルペンと試合を作れる先発投手の少なさは解消されていません。

その東京ヤクルトスワローズの2016-2017シーズンオフのFA、トレード、新外国人補強に関する最新情報です。なお、情報は随時追加していきます。

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目次

このページの目次です。

初回更新日:2016/10/21
最終更新日:2016/11/23

【目次】

2016年9月の補強最新情報

2016年9月の補強に関する最新情報です。

2016年9月6日付けのサンケイスポーツの記事です。

球団ではこの日、編成会議が開かれた。小川淳司シニアディレクター(59)は「来季の戦力をどう整えるか。投手の補強が優先? 現状を考えるとそうなる。ドラフトも投手中心になると思うが具体的なことはもう少し先かな」と語り、ドラフトを含めた今オフの補強で、投手力整備を優先する方針を示した。
(中略)
真中監督は、来季が3年契約の3年目。V奪回には球団のバックアップが不可欠で、投手にはとどまらない。今季、国内FA権を取得した中日・平田について、球団関係者は「調査に値する選手だと思う」と明らかにした。
(中略)
平田は大阪桐蔭高から2006年、高校生ドラフト1巡目で中日入り。13年から4年連続で100試合以上に出場し、今季は打率・250ながら、キャリアハイの73打点をマーク。右方向への柔軟な打撃は、川端、山田らの後ろを打つポイントゲッターとして計算できる。外野守備も堅実で、評価が高い。

引用元:ヤクルトV奪還補強!FA権取得の中日・平田調査へ(サンスポ)

チーム防御率4.73が両リーグ最下位、セ・リーグでは5番目のDeNAが3.76のため1点近く下回る投手の補強を最優先課題とするの当然のことと言えます。

ただ、投手陣だけでなく野手も補強に動くという方針であることが明らかにされています。そのヤクルトのトップターゲットが中日の平田良介のようです。

どちらかと言えば中距離ヒッターという平田良介ですが、本拠地のナゴヤドームが本塁打の出にくい球場の一つであることを考えれば、本塁打の出やすい打者有利の神宮球場であれば20本塁打以上も可能性があります。

バレンティンの契約が終了したことも、この動きと関連していると考えられます。

2016年9月15日付けの日刊スポーツの記事です。

ヤクルトが、国内フリーエージェント(FA)権を取得した中日平田良介外野手(28)の調査を本格的に進めることが15日、明らかになった。平田がFA権を行使する場合は、争奪戦に積極的に参戦していく方針。
(中略)
ただし、チームとしての補強の最重要ポイントは、あくまで投手力アップだ。10月のドラフト会議でも、1位候補には即戦力投手の獲得を検討している。同時に先発タイプの新外国人選手も調査を本格化させている。
(中略)
 並行して、右打ちの強打の外野手を探していた。今季は日本ハムを戦力外となった同じタイプの鵜久森を補強したが、さらなる厚みを持たせたい考えがある。その中でまだ30歳手前で、パンチ力に定評がある平田の名前が候補に挙がった。またチームはディフェンス力向上も重視しており、そつなくこなす守備にも注目している。

引用元:ヤクルトが中日平田を調査、どうなるFA主砲争奪戦(ニッカン)

補強ポイントとして右打ちの強打の外野手、そして先発投手タイプの新外国人というものが伝えられています。

ただ、優勝時のブルペンを支えたのは外国人投手でバーネットとオンドルセクの活躍が大きかったことは否定できず、逆に今年はそこが安定せず勝ちきれない試合が目立ちました。

ルーキがいるものの、完全なクローザータイプの投手もチーム内部で見当たらないため、このあたりのやりくりは気になるところです。

外野手はバレンティンがチームを去ったとしても、平田、坂口、雄平の3人で固めることができれば、攻守の両面でその抜ける穴を埋めることも期待できそうです。

2016年10月の補強最新情報

2016年10月の補強に関する最新情報です。

2016年10月3日付のデイリースポーツとスポーツニッポンのバレンティンの残留に関する動向です。

日本への愛着は強かった。「日本でプレーすることを大事にし、優先するという選択肢になると思います」と真剣な表情で語った。さらに「個人的にはヤクルトで10年ぐらいお世話になりたい」と改めて残留を熱望した。(中略)球団は既に本人サイドとの交渉に入っており、奥村国際グループ担当部長は「こちらも残すという意思はある。具体的な話はこれから」と説明した。今季年俸は3億6000万円と高額。条件面で折り合いがつくかどうかが焦点で、退団の可能性もある。“60発男”の今後の動向に注目が集まりそうだ。

引用元:バレンティン残留熱望「ヤクルトに10年ぐらいお世話に」移籍なら日本最優先(デイリー)

3年契約の最終年を終え、来季以降の残留を熱望しているバレンティンについて、ヤクルトの奥村政之編成部国際グループ担当部長が「昨日と今日で話すことが変わるわけではない。彼の代理人と交渉してからになる」と現状を改めて説明した。

引用元:ヤクルト バレ残留は交渉次第 減俸提示も来季戦力構想内(スポニチ)

本人の希望はヤクルト残留が第一で、それが難しければ日本でプレーを続けたいというものとなっています。

すでにヤクルト、日本プロ野球でのプレーは6年となっていて、「10年は」と話していますので、36歳となるまでヤクルトでできればベストとのことです。

ただ、ヤクルトは守備面や故障の多さを懸念していますので、その時点までの契約をしてくれる可能性は低く、ブランコのようにいずれはパ・リーグで指名打者という流れになりそうではあります。

2016年10月4日付けの日刊スポーツのバレンティンの去就に関する記事です。

ヤクルトが、バレンティンを来季の戦力構想から外した。(中略)球団関係者は「来年のことは分からない。ちょっと厳しいかもしれない」と慎重な姿勢を見せた。
真中監督は日頃から「数字的には、助っ人外国人の数字を残している。でもディフェンス面を考えると、もう少し頑張ってほしいところ」と話していた。奥村編成部国際グループ部長もこの日「来日初年度は守備範囲も広かった。最近は肩も弱くなったし、バレンティンの前に打球が落ちると、コーチャーが迷いなく三塁(走者)を回す」と、守備力の低下を指摘する。
故障がちな面も、要因の1つだ。昨季は左アキレスけん痛と、左太もも肉離れの手術の影響で、出場15試合で1本塁打に終わった。今季も開幕前に左脇腹の肉離れを発症するなど、シーズンを通しての貢献度が低いという見解。陽気な性格でチームを盛り上げる一方、練習に臨む姿勢など不真面目な態度が和を乱すと懸念する声も上がっている。
高額年俸もネックとなっている。球団側はすでに、代理人を通じてバレンティン側と交渉を始めている。今季年俸はチームトップの3億6000万円(推定)だが、大幅減となる2億円程度を提示するとみられる。さらに通常、大物外国人に対して流出を避けるために結ぶ複数年ではなく、1年契約を提示している模様だ。

引用元:ヤクルト・バレンティン退団へ 大幅減俸提示か(ニッカン)

まとめると打率.269/本塁打31/打点96 /出塁率.369/長打率.516という成績は外国人選手として評価できるものの、問題は狭い守備範囲と弱い肩で、それをカバーできるほどの打撃成績とは言い難いとも言えます。

一時は一塁を試したこともありましたが、レフトよりもさらに守備面で足を引っ張ることが確実になったため、その話は即座に立ち消えになりました。

年俸も3億6000万円にプラス出来高と高額であることを考えると、やはり二の足を踏む面があるバレンティンです。

守備面では基本的に今より良くなる可能性は低く、故障離脱も増えてきましたので、さらに悪くなっていくことが想定されます。

ヤクルトは2億円であれば引き留めたいけど、というスタンスのようです。

ただ、指名打者としてバレンティンに興味を持つ球団であれば、3億円は出す可能性があります。

特に強打の外国人選手をソフトバンクが狙っていますし、今季で契約が切れて退団濃厚のブランコに2億5000万円を払っていたオリックスなども興味を示す可能性があります。

指名打者であればバレンティンの故障のリスクも軽減できるためパ・リーグの方がフィットしていることは否定できませんので、やはりヤクルト残留は流動的と言えそうです。

2016年10月14日付けのサンケイスポーツの記事です。

ヤクルト・真中満監督(45)が13日、来季の守護神を白紙に戻したことを明らかにした。「秋吉は頑張ったけど、(来年も)クローザーのイメージが持てない。外国人らと比べて、ふさわしい投手を後ろに回す」。オンドルセクが今季開幕から抑えを務めていたが、6月26日の中日戦(神宮)で首脳陣へ暴言を吐き、謹慎処分を経て7月に退団。代わりに秋吉が抑えを任され、19セーブを挙げた。指揮官は秋吉のセットアッパー再転向を検討中だ。新外国人や、今季69試合に登板して残留が濃厚なルーキらを候補に、来年2月の春季キャンプ、オープン戦を通じて適性を見極める。

引用元:来季の燕抑え白紙…ルーキ、新外国人が候補 真中監督「ふさわしい投手を」(サンスポ)

ヤクルトがクライマックスシリーズを逃したのは、開幕時のクローザーだったオンドルセクが不安定で、その後の秋吉も絶対的な信頼を置けるような存在にはなれなかたのも理由の一つです。

64回2/3で防御率3.06/奪三振60/WHIP1.33、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は8.35、与四球率(9イニングあたりの与四球数)は2.78と、ミドルリリーバーには良いものの、セットアッパーとしても物足りない数字ではあります。

その点では秋吉亮は70回で防御率2.19/奪三振68/WHIP0.93、奪三振率8.74、与四球率1.93と全てで上回ってはいます。

ただ、タイプ的にはやはりクローザーというよりも、セットアッパーとして起用したいタイプではあります。

FAでの補強とも絡んできそうですが、平田良介を仮に獲得した場合には外国人枠4人を全て投手にしてもよいほど、投手陣の立て直しが重要になっています。

平田良介を獲得でき、打撃陣に故障がなければ外国人選手なしでも、それなりの得点力をキープできると考えられます。

ドラフトでは大学生3人、社会人1人といずれも即戦力候補の投手を獲得していますし、1位指名の寺島も即戦力に近い評価をしているようですが、当然のことながら未知数です。

FA戦線で思ったとおりの補強ができれば、バレンティン残留よりも新外国人投手に注力する可能性がありそうです。

2016年11月の補強最新情報

2016年11月の補強に関する最新情報です。

バレンティンの残留交渉の状況とオリックスが関心を示しているとの2016年11月4日のスポーツ報知の報道です。

4年ぶりの最下位に沈んだ今季は12球団中11位の84本塁打、12球団ワーストの499得点と打線が不振を極め、一発がある助っ人の補強が急務となっている。(中略)外野守備に不安があり、故障がちな点はマイナス材料だが、DH制を採用するパ・リーグでは力が発揮できると判断。一方のヤクルト側は、今季で3年契約が満了する助っ人に対して残留を前提に交渉を進める方針だ。バレンティン本人も「このチームに残ることがベスト」と話し、すでに今季の年俸300万ドル(約3億879万円)をベースに下交渉が行われている模様。オリックスでは交渉状況について水面下で調査を進め、決裂した場合に備えて態勢を整えている段階だ

引用元:バレンティンの獲得を調査…ヤクルト残留決裂に備え(報知)

2016年の契約が3億6000万円にプラス出来高でしたので、それよりは年俸を減額した約3億900万円程度で交渉を行っているとのことです。

オリックスは糸井嘉男の引き留めのためにすでに4年18億円を提示し、さらにFA宣言後の交渉では20億円まで用意するとの報道があるなど、補強に対して資金を惜しまない姿勢を見せています。

オリックスがバレンティンと交渉できることになれば、ヤクルト以上の金額を提示することは確実です。

そのため金銭面以外のところでバレンティンがヤクルトを選べば残留することになり、より良い条件を求めた場合にはヤクルトを退団することになりそうです。

2016年11月4日のスポーツ報知の報道です。

ヤクルトが来季の新外国人選手として、ディーン・グリーン内野手(27)=タイガース3A=を獲得することが3日、決定的となった。タイガースの公式サイトがヤクルトに契約を譲渡したと球団が発表したと報じ、本人も自身のTwitterで“フライング発表”。球団側は「グリーン選手についての状況は、4日に話します」とした。

引用元:グリーン獲得…ツイッターで本人がフライング発表!(報知)

まだヤクルト球団側から正式に発表されていないものの、保有権を有していたデトロイト・タイガーズがヤクルトに譲渡したことを正式に発表し、本人はTwitterでヤクルトで来季プレーできることを喜ぶツイートをしています。

4日にはヤクルト側からも正式に発表される見込みです。

メジャー経験はないものの27歳と若い年齢で身長193センチ、体重116キロの巨漢で、主に一塁を守る左打ち打者です。

今季は3Aで61試合に出場し打率.309、7本塁
打、36打点。ただ、2Aでもプレーしていて2Aと3Aの合計での成績は139試合で打率.296/本塁打23/打点108という成績を残しています。

長打力もあるようですが、マイナー通算591試合で打率.306、76本塁打となっていますので、どちらかと言えば中距離ヒッターと言えるタイプのようです。ただ、狭い神宮球場であれば十分な長打力と言えそうです。

さらに詳しい分析は以下のページにまとめています。

関連:ディーン・グリーン内野手を数字で分析!東京ヤクルトスワローズの新外国人をデータで評価

2016年11月7日のスポーツニッポンの報道です。

右の長距離砲として評価が高かった中日・平田がFA権を行使した場合、獲得に乗り出す予定だったが、残留を決断したため交渉はならず。資金面の事情もあり西武・岸、DeNA・山口らの争奪戦には参加しない。真中監督は「投手は層が薄い。新人や新外国人が競争に入ってくる余地が十分ある」と強調。

引用元:ヤクルト 平田残留で今オフFA補強見送りへ…(スポニチ)

平田良介の残留により、FA補強には動かないことになったようです。疑問なのは明らかに投手力に問題がある現状で、平田良介に用意してきた資金をまわせば山口俊の獲得ならできないこともないにも関わらず、動かないことです。

新人や新外国人に期待するのも悪くありませんが、平田良介に年俸で1億円前後は用意していたはずで、山口俊はそれよりも多少値がはるかもしれませんが、必要としている先発ローテ投手を獲得することができます。

ただ、山口俊に手を出さないということは、外国人投手で期待できる選手が見つかっていて、すでに交渉が順調なのかもしれません。

素行に問題はありましたがオンドルセクも悪くない投手でしたし、バーネット、ルーキなど外国人補強の精度は悪くありません。

今後は新外国人補強を中心にシーズンオフが進んでいくことになりそうです。

2016年11月17日のスポーツ報知による報道です。

ヤクルトが、楽天を戦力外になった榎本葵外野手(24)の獲得を検討していることが16日、分かった。(中略)ヤクルトは今季で契約切れとなったバレンティンの去就が不透明ということもあり、外野手の補充は急務。多角的な線で補強を進めていく。

引用元:楽天戦力外の榎本獲得検討…トライアウトでは5打数1安打

ヤクルトからすると平田良介がFA宣言をしなかったのが、まずは誤算だったと言えそうです。平田良介が獲得できれば攻撃面ではバレンティンに劣るものの、守備力と合わせて考えれば、バレンティンが流出しても、それなりに大きな戦力ダウンにならないことも予想されました。

しかし、平田良介がFA宣言をせずに複数年で契約し、バレンティンは他球団も興味を示すなど、大幅には条件を落としにくい状況となっています。

頭数を確保するという面では榎本葵の獲得は理解できますが、大幅な戦力アップは想定しにくいため、バレンティン流出に備えた補強は急務の課題となりそうです。

2016年11月18日の夕刊フジによる報道です。

ヤクルトがウラディミール・バレンティン外野手(32)に年俸アップで残留オファーを出していることがわかった。今季で4年契約が切れる大砲に、退団や大幅減俸での残留がささやかれていたが、球団関係者は「年俸ダウンということはありません。アップです」とキッパリ。今季の推定年俸3億6000万円からアップとなる4億円程度を提示し、返事を待っている段階だという。保留者名簿にも載せる予定で「もう少し時間はかかると思うけど、切羽詰まっている感じではありません」と他球団に流出する可能性は低いようだ。
なんだかんだ言われながら今季も31本塁打、96打点。小川シニアディレクターは「『練習するから(米国の自宅に)帰る』と言っていたのに、インスタグラムには海で遊んでいる写真しか載っていない」と、オフを満喫している相変わらずの姿に頭を抱えているが、それでもバレ砲抜きの打線は考えられない。
一方この日、タイガース3Aのディーン・グリーン内野手(27)の獲得を発表。右投げ左打ちで、一塁しか守れないものの、マイナー通算76発で、今季は3Aで61試合、・309と打率も残している。
奥村国際グループ部長は「一番大きいのは(投手を)左右関係なく打つし、本塁打も右左どこでも打てる。パワーはバレンティンかそれ以上という評価」と太鼓判。年俸は5000万円プラス出来高だが、それ以外に「うちにしては高額」(奥村部長)と推定1000万円のトレードマネーを払ってまで獲得した。

引用元:ヤクルト・バレンティン年俸アップで残留へ 「大枚」はたいて打線維持

バレンティンと新外国人のグリーンに関する情報です。

バレンティンが残した31本塁打、96打点を打てる外国人選手を獲得することは簡単なことではありませんので、年俸アップしてでも引き留めることは理解できます。

現在の成績だけを考えると1年4億円は高すぎる面もありますが、これまでの貢献度も踏まえる日本の契約スタイルや、他球団が関心を示している状況ではやむを得ない面があります。

投手力には不安がどうしても残りますし、そもそも本拠地が神宮球場という打者有利の環境のため、投手力で勝つことには限界があり、打線で圧倒したいヤクルトです。

また打線では山田哲人を守る存在としても重要なため、その点からしてもやはりバレンティンは外せません。

新外国人のグリーンは畠山と一塁を争うことになりますが、やはり畠山の健康面を不安視しているようで、打線の得点力の低下を防ぐために、あらかじめ手を打ったようです。

奥村部長は「畠山は3箇所もケガをしていた。どこまで回復するかわからないので危機管理としては必要」と話しています。

2016年11月20日のスポーツ報知による報道です。

 

ヤクルトが、ソフトバンクを戦力外になった巽真悟投手(29)の獲得を目指していることが19日、分かった。12日に行われた12球団合同トライアウト(甲子園)では最速148キロをマークするなど、直球の威力は健在。今季、12球団ワーストのチーム防御率4・73に終わった投手陣再建に向けて、まずは元ドラ1右腕に狙いを定めたもようだ。
昨季、7年目でプロ初勝利を挙げた巽だが、今季は1軍登板なし。ソフトバンクの分厚い選手層に阻まれ続けた。それでも、2軍ではリリーフで38試合に登板し、4勝1敗、防御率2・72。チーム事情もあり、近年は中継ぎとしてのマウンドが増えていたが、先発を務める力はまだ十分にあるとみている。もちろん、リリーフとして起用できることも大きな強みになる。
 今季、チームトップの勝ち星は小川、石川の8勝。規定投球回に達したのは小川一人だった。ドラフトでは寺島(履正社)、星(明大)ら即戦力投手を獲得。新外国人投手も探している最中で、石山ら先発再転向組もいる。ただ、真中監督は「課題は先発。(候補は)多ければ多い方がいい」と話しており、投手陣の層を厚くすることは最重要課題の一つ。一人でも多くの戦力補強を狙う

引用元:ソフトバンク戦力外の巽真悟獲得へ…トライアウトで最速148キロ

ドラフト1位であること、二軍では結果を残していることを考えれば、もう少しチャンスが与えられても良いのですが、ソフトバンクの選手層に阻まれていました。

現在も最速148キロを記録するということですが、平均球速はそこまでないと考えられます。

それでも技巧派ばかりの投手陣に違う味を加えてくれる可能性はありそうです。

投手陣は先発、リリーフともに補強が必要となっていますので、巽真悟本人にとっても多くチャンスが与えられることになります。

またその両方をこなせることは投手陣の層が薄いヤクルトにとっては大きな魅力です。

故障者が続出しながらも野手は様々な選手でやりくりすることで、それなりになっていましたが、いかんせん投手陣が脆弱でした。

投手陣がもう少し頑張っていれば、2016年もクライマックスシリーズに進出できていましたので、やはり重要な補強ポイントです。

まずは第一弾となりますが、昨年の坂口智隆に続いて、良い補強になる可能性を秘めている巽真悟の獲得となりそうです。

2016年11月21日のサンケイスポーツによる報道です。

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ヤクルトは21日、米大リーグ、タイガース傘下3Aのプレストン・ギルメット投手(29)=1メートル88、90キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表。1年契約で年俸は60万ドル(約6700万円)。背番号は61。ヤクルト・奥村政之・国際グループ担当部長は「中継ぎ、抑えの候補。五十嵐亮太のようなタイプ。真上から投げ下ろす投球は角度があり、制球もいい」と説明。今季はタ軍3Aで65試合に登板し、3勝3敗、防御率2・77。68回1/3を投げて82奪三振、四球は12だった。「ストレートは146-148キロ。スプリットを武器にしている。ツーシームとスライダーも織り交ぜる。2年前にオリオールズにいたときから注目していた。(新外国人のディーン・)グリーンとチームメート。お互い心強いでしょう」と奥村部長。メジャー通算は19試合で0勝1敗、防御率8・22だが、マイナー通算104セーブを記録。来季は勝ちパターンの一角として期待される。

引用元:ヤクルト新助っ投ギルメット、奥村国際グループ担当部長「五十嵐亮太のようなタイプ」

ブルペンの補強としてプレストン・ギルメット投手の獲得に成功しました。

ファーストボールそのものは強力ではないものの、まずまずの力があり、スプリットがどれくらい日本で落ちるのかが注目されます。

詳しい分析は以下のページで行っています。

2016年11月22日の産経新聞による報道です。

プロ野球ヤクルトは22日、ウラディミール・バレンティン外野手(32)と、来季の契約を結んだと発表した。現状維持の年俸300万ドル(約3億3千万円)プラス出来高払いの1年契約。今季が3年契約の最終年で去就が注目されていた。小川シニアディレクターは「1年間フルで動ける体を作ってほしい」と期待した。来年3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、オランダ代表として招集されれば、球団は出場を認める方針。2013年に行われた前回のWBCにも出場し、その後プロ野球新記録となる60本塁打を放っている。奥村国際グループ担当部長は「(WBC出場は)本人の希望。けがするリスクはあるが、60本につながった要因ならそこにかけてみたい」と語った。

引用元:バレンティン残留決定 現状維持3億3千万円・1年契約 WBC出場OK

ヤクルトにとってはまずは一安心のバレンティン残留となりました。平田良介を獲得していた場合には、この残留がなかった可能性もありますので、このあたりのアヤが来年どう出るか注目されます。

バレンティンは気分にムラがあり、ややもすると調整がいい加減になってしまうところがありますが、本人が出たいWBCのためならしっかりと仕上げてくる可能性が高いと予想されます。

プレーすることで故障のリスクはありますが、中途半端に調整した状態でシーズンを迎えるのもリスクがあります。本人のモーチベーションが高めるという上では、WBC出場は良い作用をもたらすかもしれません。

年俸が現状維持にできたのもヤクルトにとっては大きなプラスで、新外国人獲得の選択肢も広がることになりそうです。

ヤクルトのシーズン開幕時のスターティングメンバーと先発ローテーションの編成に関する最新情報は以下のページで更新しています。

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