楽天イーグルスの2016-17オフのFA・トレード・新外国人補強の最新情報

梨田昌孝氏を新監督に、星野仙一氏を球団副会長に迎えて出発した2016年の東北楽天ゴールデンイーグルスですが、3年連続の最下位から脱出するという前進を見せた一方で、大きく負け越しクライマックスシリーズからは遠い位置になっています。

昨シーズンオフは打線の強化のために千葉ロッテからFAとなった今江敏晃を2年4億円+出来高で獲得するなど、星野副会長が編成の実権を握ったことを感じさせる動きとなりました。

さらに今年は昨年よりもFA市場に人材いる上に、楽天イーグルスの補強ポイントと合致することもあり、積極的に動く姿勢を見せています。

その東北楽天ゴールデンイーグルスの2016年から2017年シーズンオフにかけてのFA戦力補強、新外国人獲得などに関する情報をまとめています。なお、情報は随時追加していきます。

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目次

このページの目次です。

2016年9月の補強最新情報

2016年9月に報じられた東北楽天ゴールデンイーグルスの補強に関する最新情報は以下のとおりとなっています。

2016年9月1日から24日にかけての最新情報

2016年9月8日付のスポーツ報知の記事です。

楽天が、フリーエージェント(FA)権を取得している西武の岸孝之投手(31)の獲得に向けた本格調査を行っていることが7日、分かった。(中略)今季の開幕ローテでは10勝のエース・則本以外に2ケタ勝利を挙げている投手はいない。来季2年目の梨田監督も「則本に続く投手が出てほしい」と話す。そこで白羽の矢が立ったのが宮城県出身の岸だ。過去9年間で7度の2ケタ勝利を挙げるなど、通算101勝65敗1セーブと申し分ない実績を誇る。
球団幹部は「地元の選手。当然、調査はしないといけない。あれだけの投手。(獲得できれば)ローテの底上げになることは間違いない」と明言。14年に国内FA、15年に海外FA権を取得している右腕の来季去就は現時点では未定だが、本人がFA権を行使すれば今オフのFA市場最大の目玉になる可能性が高いだけに熱視線を送り続ける構えだ。楽天は昨オフにロッテからFAとなった今江を獲得。FAでの投手獲得となれば球団初となる。

引用元:【楽天】西武・岸獲得へ本格調査 課題の先発整備へ地元出身右腕ターゲット(スポーツ報知)

2016年9月10日付の日刊スポーツの記事です。

17年シーズンに向けては、則本とともに先発ローテの柱となれる投手の整備が重要課題に挙がっている。地元宮城県出身の通算101勝右腕は、球団が進める地域密着の方針にも合致。
現時点で岸本人の来季去就は未定だが、球団幹部は「あれだけの成績を残している先発投手。地元出身という観点からも、調査をしなければいけない選手です」と備えを万全にする。権利行使なら今オフの争奪戦は必至。動向を注視していく。

引用元:楽天がFA西武岸を調査 地元宮城出身101勝右腕(日刊スポーツ)

楽天の先発ローテは5試合を残した時点で、則本昂大が189イニングを投げて防御率3.00ですが、それに続く2番手格の美馬学が147回2/3で防御率
4.27、塩見貴洋は143回で防御率3.97となっています。

釜田佳直が106回1/3で防御率3.89、安樂智大が76回1/3で防御率3.66、辛島航が72回で防御率3.88と若い選手が育ち始めてはいますが、確固とした2番手投手は見当たりません。

投手を高校生で指名した方が効率が良いとの方針でやってきた楽天ですが、これに関してはまだ完全に上手くいっているとは言い難く、先発候補は多いものの、どの投手も完全な一本立ちにいたらず、エースとなっているのは大卒の則本昂大となっています。

地元出身の選手を重視して、地域密着の球団を志向する楽天イーグルスとしては岸孝之は願ったり叶ったりの選手で、先発ローテの軸をもう一人増やすことができ、ポストシーズン進出への起爆剤として期待できます。

星野仙一副会長は失敗を恐れない大胆な補強をすることで知られていますので、どのような動きとなるか注目されます。

2016年9月21日付のスポーツニッポンの記事です。

楽天が宮城県仙台市出身の西武・岸孝之投手(31)を獲得に向け調査していることが20日、分かった。保有するフリーエージェント(FA)権を今オフに行使した際は、獲得に名乗りを上げる方針だ。野手では日本ハムの陽岱鋼(ヨウダイカン)外野手(29)も調査中。
(中略)
昨年はロッテから今江を獲得した楽天が、今年もFA戦線に殴り込む。今月上旬に都内で星野仙一副会長(69)も参加して編成会議を実施。来季に13年以来4年ぶりの優勝を狙うため、今オフも積極的に補強に動く方針を確認した。球団関係者は「全ての可能性を考慮し、後れを取ることなく準備したい」と話した。
(中略)
補強リストの最上位にあるのが、西武・岸の名前だ。(中略) 実績、年齢などを考慮しても岸は補強対象としてうってつけの存在だ。
(中略)
野手では日本ハムの陽岱鋼を調査中だ。チームは慢性的に右打者が不足しており、FA加入した今江も、ここまで82試合で打率・288、3本塁打、21打点。

引用元:楽天、今オフFA岸&陽獲り!来季4年ぶりVへ先発の柱と右打者補強(スポーツニッポン)

投手陣の補強だけでなく、野手の補強としてターゲットとなっているのが、今年国内FA権を獲得した陽岱鋼です。

ウィーラー、アマダーの外国人2人が右打ちですが、期待されていた今江敏晃は87試合で打率.279/本塁打3/打点23/出塁率.337/長打率.330と非常に寂しい成績となっています。

また機動力という点でもシーズン47盗塁を記録したことのある陽岱鋼は魅力となりそうです。

今年の楽天イーグルスは本塁打が出ないにもかかわらず盗塁も少ないという状態で、最多が茂木栄五郎の11個、続くのが島内宏明と岡島豪郎の7個という少なさで、両リーグ最低の52盗塁となっています。

走れて、一発の魅力のある右打ちの陽岱鋼は楽天にとってマッチしますが、すでにソフトバンクなども興味を示していると報じられているため、争奪戦はタフな戦いとなりそうです。

2016年9月25日から30日にかけての最新情報

2016年9月25日付のスポーツ報知の記事です。

楽天が、海外FA権を持つ藤田一也内野手(34)と嶋基宏捕手(31)に残留要請を出す方針であることが24日、分かった。チームはこの日、CS進出が完全消滅。球団幹部は「2人とも日本一を目指す上で必要な選手。残留の方向で話し合っていきます」と話した。

引用元:【楽天】藤田&嶋のFA組に残留要請(スポーツ報知)

直接的な補強ではありませんが、この2人の動向次第では、オフの新外国人、ドラフトの方針も大きく変わるため重要になります。

藤田は4月に左肋骨を骨折して1か月程度離脱しましたが、規定打席にも到達しました。打率.263/出塁率.296/長打率.321と打撃面での貢献はいまいちですが、安定感抜群の守備と内野手のリーダーとしての存在感を発揮しています。

本人は権利行使に関しては「シーズンが終わってから考えます」と慎重な姿勢で、残留を明言するようなコメントは出ていないようです。

嶋基宏は複数年契約を結んではいるものの、条件を満たしたい場合にはFAを選択できる契約となっているため、その決断が注目されます。

2016年9月25日付のデイリースポーツの記事です。

今季のBクラスが決定した楽天は、FA権を保有している西武・岸孝之投手(31)の獲得調査を本格化する。最大の課題である先発投手の大型補強、地元・宮城県出身という点から照準を定めている。また、同時に、国内FA権を取得した日本ハム・陽岱鋼外野手(29)の調査も進めており、いずれも、権利を行使した際には獲得に参戦する方針。
また、今季25本塁打のゼラス・ウィーラー内野手(29)、カルロス・ペゲーロ外野手(29)、ジャフェット・アマダー内野手(29)、フェリックス・ペレス外野手(31)については来季も残留の方向で、シーズン終了後に本格的に契約交渉を行う。

引用元:楽天 FA権行使ならL岸、F陽岱鋼獲りへ(デイリースポーツ)

ゼラス・ウィーラー内野手、カルロス・ペゲーロ外野手、ジャフェット・アマダー内野手、フェリックス・ペレス外野手を残留させる方向性で、来季も外国人3人がスタメンに並ぶことが多くなると予想されます。

岸孝之の争奪戦との兼ね合いもありますが、新外国人を獲得するとしても、基本的には投手が中心の動きになるのではないかと予想されます。

今季はブリガムとレイが4試合、リズが2試合の先発にとどまるなど、ローテに入って貢献できる投手は現れませんでした。ミコライオはセットアッパーとして43回1/3で防御率2.49という結果を残しましたが、1億5000万円という年俸もあるためか、まだ残留の情報は流れていません。

2016年9月27日付のデイリースポーツの記事です。

関係者によると、岸は長年在籍した西武に対する愛情を強く持っている一方で、純粋に一選手として他球団の評価を知りたい思いもあるという。行使となれば、出身地の仙台市が本拠地の楽天を中心とした複数球団が、獲得に動くとみられる。
プロ入りから10年で7度の2桁勝利をマークしている球界屈指の右腕に対し、西武もエースの慰留に努める方針だ。球団幹部も「絶対に必要な選手」と明言。既に内々に条件提示も行われたもようで、あらためて複数年契約を提示したとみられ、今後も話し合いを重ねる考えだ。

引用元:西武・岸、FA権行使も 楽天中心に争奪戦の可能性(デイリースポーツ)

2016年9月28日付の日刊スポーツの記事です。

球団関係者の話を総合すると、行使なら今オフの補強の最優先事項として動く態勢を整えているという。岸は13年、出来高払いの条件を満たせば最大12億円に達する3年契約を西武と結んだ。12月に32歳を迎える今季も、登板19試合で平均6・8イニング以上を投げるなど、先発として高い完投能力を維持。楽天は複数年にわたる活躍を見込み、同等以上の大型契約を用意しているとみられる。

引用元:楽天、FA岸に3年12億以上準備 宮城出身も魅力(日刊スポーツ)

2016年9月29日付のサンケイスポーツの記事です。

球団はここ数年、FA権を行使した上での残留(宣言残留)を認める方針を示し、片岡(巨人に移籍)、涌井(ロッテに移籍)らと交渉してきた。鈴木本部長は「チーム編成が遅れるので、早めにはっきりしようと思う。(過去にFA権を行使せずに残留した)複数年契約の選手と同じようにしたい」と、方針転換することを示唆した。岸には楽天が強い興味を示し、FA宣言すれば獲得に動くとみられる。それだけに鈴木本部長は「マネーゲームになるのは避けたい」と強調した。

引用元:宣言残留認めず!? 西武、FA岸に早期決断を要望(サンケイスポーツ)

岸孝之が楽天の補強のトップリストにあることは間違いないようで、西武が結んでいた3年最大12億円に遜色ない契約を用意するとのことです。

この岸孝之の契約は最大12億円であって、保証額だけだとそこまでの規模には至っていません。

2016年の契約は2億2500万円+出来高のため、12億円というのはあくまでもインセンティブを全て達成した場合の総額です。

2014年は2億円、2015年は2億2500万円、2016年の2億2500万円とされているため、保証されている金額は3年6億5000万円程度で、出来高部分が5億5000万円となっていると考えられます。

出来高の設定や条件がわからないため推測でしかありませんが、故障による離脱が多かったこともあり、総額で10億円には達していないのではないかと考えられます。

西武はすでに残留交渉を行っていて、複数年契約を提示しているとされますが、前回は28歳だったのに対して、今回は31歳という年齢もあるため、34歳まで保証する3年契約を提示しているかは微妙な情勢です。

FA宣言をすれば楽天が中心になるとは予想されていますが、巨人もすべてのFA選手を調査し、なおかつ渡辺恒雄読売本社主筆が補強の号令をかけていますので、激しい争いとなりそうです。

2016年9月30日付のサンケイスポーツの記事です。

球団幹部が「中軸を打てる貴重な右打者として、チームの補強ポイントに当てはまるのは事実。実力と実績も申し分ない。今オフにFA権を行使するかどうか、しっかり見守りたい」と明かした。順調な球団経営を背景に、3~4年で10億円超の大型契約を用意する可能性もある。

引用元:楽天、FA取得の日本ハム・陽を調査へ!3~4年10億円超契約も(サンケイスポーツ)

岸孝之に3年12億円を出す準備をしているので、陽岱鋼にまわせる資金まであるのだろうかという懸念があったのですが、この報道によると3年から4年の10億円超の契約を準備しているとのことです。

陽岱鋼は2014年と2015年は2年契約で年俸は2億円でしたが、昨年オフに4000万円減(20%減)という大幅減棒の1年契約に切り替わりました。

日本ハムは引き留めの交渉はするものの、1年契約しか提示しないとの情報もあり、さらには本人も他球団の評価を聞いてみたいと話していますので、FA宣言をすることが濃厚です。

台湾から野球留学をして高校時代を過ごした福岡を本拠地とするソフトバンクホークスがすでにリードをしているとの情報があります。

マネーゲームとなると現在ソフトバンクホークスに太刀打ちできるチームは見当たりませんので、陽岱鋼が難しくなった場合には、他のFA外野手でも右打ちの平田良介などに興味を示す可能性も残ります。

ただ、現時点で平田良介に関心があるとの情報は流れていませんし、平田良介とヤクルトが相思相愛との情報もありますので、陽岱鋼が難しければ、他の野手は左打ちばかりのため、野手のFA補強は見送ることもありそうです。

2016年10月の補強最新情報

2016年10月の補強に関する最新情報です。

2016年10月4日の最新情報です。

海外FA権を取得している楽天の藤田一也内野手(34)と青山浩二投手(33)が今オフの権利行使を視野に入れていることが3日、分かった。藤田は今季119試合で打率2割6分6厘、0本塁打、46打点の成績ながら、持ち前の守備力でチームに貢献してきた。「トレードで加入して、いろいろな経験もさせてもらって球団には感謝しています」としたうえで「最後のチャンスなので他球団の話も聞いてみたい」と悩める心境を明かした。
11年目の青山は今季、50試合で1勝5敗、防御率4.83。中継ぎ陣のリーダー格として若手の信頼も厚いが「(行使と残留)両方を考えています。今後交渉していく中で(提示)条件も踏まえて決めます」と話した。両ベテランの流出となれば、来季日本一奪回を目指すうえで大きな痛手となる。

引用元:藤田&青山がFA行使視野…藤田「最後のチャンスなので他球団の話も」(スポーツ報知)

海外フリーエージェント(FA)権を保有している楽天・藤田一也内野手(34)が、今オフの権利行使を熟考していることが3日、分かった。
藤田は「仙台でプレーできることが一番いい」と前置きしつつ、「今年の成績(打率・266、0本塁打、46打点)では失礼だと思いますが、プロ野球選手として、純粋に(他球団の)評価を聞いてみたい気持ちはあります。年齢的なこともあり、これが最後の機会だと思うから」と説明した。
今季は肋骨(ろっこつ)の亀裂骨折の影響もあり、出場119試合にとどまっているが、得点圏打率・330はリーグ1位。勝負強さと堅実な二塁守備で、権利を行使すれば他球団の注目を集めそうだ。

引用元:楽天・藤田、FA権利行使を熟考 他球団の「評価聞いてみたい」(サンケイスポーツ)

藤田一也は34歳の今季の年俸は1億1000万円、青山浩二は33歳の今季の年俸が9000万円となっています。

楽天の最高年俸が今江敏晃で2億円、続くのが松井稼頭央で1億6000万円、則本昂大が1億5000万円で、藤田一也が日本人では4番手、青山浩二が同6番手となっているため、両者ともにBランクとなっています。

そのため獲得するチームは金銭補償(旧年俸の60%)、もしくは人的補償+金銭補償(旧年俸の40%)を負担する必要があります。

藤田一也は守備力は非常に高いのですが、今季の打率.266、本塁打0、46打点という成績で、さらに来季は35歳となりますので、年俸1億1000万円に加えてこのような補償を負担したいチームがどれだけいるのかは不透明です。

防御率4.83の青山浩二はそれ以上にこの補償の問題と年齢と高年俸がネックになると予想されます。

というのも防御率5点台に近い中継ぎ投手に1億近い金額の年俸に加えて、補償を払うチームが現れるのは想像しにくいものがあります。

2016年10月6日の最新情報です。

海外フリーエージェント(FA)権を保有している楽天・嶋基宏捕手(31)が、今オフの権利行使を熟考していることが5日、分かった。
ロッテ戦(QVCマリン)終了後に「これから考えます」と話し、球団との残留交渉について「まだ深くは話していません。秋季練習(13日)までに話す機会があれば」と説明した。今季は左手骨折の影響で80試合出場にとどまり、打率・271、2本塁打、17打点だった。
また球団はキャム・ミコライオ投手(32)と残留交渉を行っていることが判明。ミコライオも前向きで来季も楽天のユニホームを着そうだ。

引用元:楽天・嶋、FA行使熟考 球団と「秋季練習までに話す機会があれば」(サンケイスポーツ)

海外FA権を持つ楽天の嶋は権利行使について「分からないです」と話すにとどめた。今季は4年契約の3年目。球団とは一定条件を満たせば行使できる申し合わせをしており、「これから考えます」と語った。

引用元:嶋 FAは「これから考えます」藤田、青山も権利保有(スポニチアネックス)

楽天・嶋基宏捕手(31)は今季全日程が終了した5日、保有しているFA権について、熟考する考えを示した。これまでも球団と話し合いの場を重ねているが、「まだ分からないです。これから考えます」と話した。
 また昨季中に国内FA権を取得している聖沢諒外野手(30)は出場機会を求めており「半々くらいの気持ちです」と、今オフの権利行使も視野に入れていることを明らかにした。

引用元:楽天・嶋FA権行熟考「これから考えます」 聖沢は「半々ぐらい」(デイリースポーツ)

ミコライオの今季の年俸は1億5000万円で、セットアッパーとしての役割はこなしているため、チームに残留させることができるかどうかは大きなポイントとなりそうです。

ここでは新たに嶋基宏と聖澤諒の名前が上がっています。

嶋基宏は4年契約ですが年俸変動制で、条件を満たせばFAを選択できるという契約になっています。今季の年俸は1億1000万円で藤田一也、青山浩二と並ぶBランクとなっています。

しかし、捕手としてのリードやリーダーシップもあり、来季開幕時点で32歳と年齢も比較的若く、捕手として良い時期に差し掛かってきますので、FAとなれば争奪戦は確実です。

球団と話し合いをしているにも関わらず「まだわからない」と話していますので、状況次第ではFA権行使の可能性もありそうです。

聖澤諒は年俸6240万円で、推定年俸が正しければチーム内の日本人選手としては10番手となるため、ギリギリBランクになるのではないかと考えられます。

そうなると金銭補償(旧年俸の60%)、もしくは人的補償+金銭補償(旧年俸の40%)に引っかかることがネックとなる可能性がありそうです。

Cランクであれば走力にも優れ、今季は出場機会に恵まれない中、打率.294/出塁率.388/長打率.335という成績を残していますので、興味を示す球団は多くなりそうです。

特に外野手でFA権を有する選手が多く、FA権行使でポジションが空く球団が出て来る可能性もあるため、その動向は注目されます。

2016年10月12日付けのスポーツニッポンの記事です。

楽天が昨季までソフトバンクに所属し、今季はマリナーズでプレーした李大浩(イ・デホ)内野手(34)の獲得に向けて調査していることが11日、分かった。(中略)アマダーやペゲーロら新外国人がレギュラーに定着した8月以降は本塁打を量産したが、101本塁打はリーグ4位、544得点は同5位に終わった。
李大浩は韓国通算216発、日本でも昨季までの4年間で98発を量産した右の大砲。今季は夢だったメジャー挑戦を実現させ、マリナーズと1年契約を結んだ。マイナー契約からはい上がり、104試合で打率・253、14本塁打、49打点の成績を残した。しかし、先発出場は70試合で、スタメンは主に相手の先発が左腕の場合に限られた。
李大浩は今季終了後に母国の韓国メディアに対し「(来季は)主戦として機会を与えてくれるチームに行きたい。どこの舞台になろうと待遇を受け、ゲームに出ないと成績を出せない」と語っていた。日本行きを決断すれば古巣のソフトバンクを含めた複数球団の争奪戦に発展する可能性もあるが、他球団に負けない条件を提示する方針。9月にオーナー会議に出席した三木谷浩史オーナー(51)も「できるだけ補強して来年に優勝争いができるよう頑張ってもらいたい」とサポートを約束していた。

引用元:楽天 元ソフトB李大浩獲り 出場機会求め移籍希望、争奪戦に発展か(スポーツニッポン)

李大浩が主力選手として起用されることを希望するならメジャーは厳しいかもしれません。

前半戦は64試合188打席で打率.288/出塁率.330/長打率.514/OPS.844、12本塁打でしたが、後半戦になってからは40試合129打席で打率.200/出塁率.287/長打率.296/OPS.582で2本塁打と低迷しました。

年齢的にも来季は35歳となることもネックで、メジャー球団はスプリングトレーニングは招待されるマイナー契約しか用意しない可能性があります。

そこから主力クラスになるのは簡単ではありませんので、李大浩の希望を叶えるのは日本もしくは韓国が現実的な選択肢となりそうです。

本人も「どこの舞台になろうと待遇を受け、ゲームに出ないと成績を出せない」と話していますので、メジャーに強いこだわりがあるわけでもなさそうなので、年俸などの条件を考えると日本が第一候補となります。

またメジャーでは1年100万ドル、約1億円という契約でしたが、ソフトバンクは年俸5億円を提示したとも言われています。今回も日本復帰となればソフトバンクが同様の契約を用意する可能性があるため、楽天がそれに競り勝つのは簡単ではなさそうです。

2016年10月19日付けのスポーツ報知の記事です。

楽天の嶋基宏捕手(31)が18日、保有する海外FA権を行使せず、残留することを表明した。
コボスタでの秋季練習後に「入団して10年がたち、育てていただいた感謝があります。FA権を行使するなら今年が最後だと思っていましたので、行使しないということで『生涯楽天』でいきたいなと今のところ考えています」と明かした。

引用元:嶋、海外FA権行使せず残留「『生涯楽天』でいきたい」(スポーツ報知)

FA権を行使しないだけでなく、楽天でプロキャリアを終えることも合わせて表明ました。まだ31歳のため今後どうなるかは誰にもわからないところはあり、本人も「今のところ考えています」と付け加えています。

ですが、少なくとも4年契約中にチームを去ることはなくなったと言えそうです。

2016年10月28日付けのサンケイスポーツの記事です。

国内FA権を保有している楽天・聖沢が27日、今オフの権利行使を検討していることが分かった。球団と2度、残留交渉を持ったが平行線のまま。今季は96試合に出場して打率・294と数字を残したものの、後半戦の先発出場は8試合にとどまった。「外で勝負するか、このまま残るか、悩んでいます」と打ち明け、31日からのFA行使期間中も熟考の構えだ。

引用元:楽天・聖沢、FA悩み中「外で勝負するか、このまま残るか…」(サンスポ)

糸井嘉男、陽岱鋼、大島洋平、平田良介の後に続く評価となるため、どうしてもこの4人の動向に影響を受けることになります。

選手が流出する球団がオリックス、中日などであれば興味を示してくれる可能性があるという段階で、どこの球団も是が非でもというわけではありません。

また阪神が糸井嘉男や陽岱鋼を取り逃がした場合には声がかかる可能性があります。

楽天も陽岱鋼の獲得に動いていますので、なおさら聖澤の立場は芳しくありません。難しい決断を迫られることになりそうです。

2016年10月30日付のデイリースポーツ、スポーツニッポン、ニッカンスポーツの記事です。

海外FA権を持つ西武の岸孝之投手(31)が、権利行使の意思を固めたことが29日、関係者への取材で分かった。西武一筋10年で通算103勝を挙げたエースはこの日、球団側に対して行使の意向を伝えたもよう。今後は出身地の仙台市を本拠地とする楽天など、複数球団による争奪戦へ発展することになりそうだ。

引用元:西武・岸FA権行使へ 他球団の評価に興味、楽天など争奪戦へ(デイリー)

海外移籍の考えはなく、西武残留を含めた国内球団に絞って、決断を下す意向だ。西武球団はFA宣言しての残留を認める方針。一方で、楽天など複数球団が獲得に乗り出すとみられる。

引用元:西武岸FA宣言へ、西武残留含め国内絞って決断(ニッカン)

楽天のこのオフのトップターゲットとなっている岸孝之がFA宣言をすることが確実な状況となりました。

しかも、海外移籍、メジャーリーグ移籍を視野に入れたものではなく、日本国内移籍に限定してのFA宣言となり、楽天にとっては、まずはライバルが減ったかたちになりました。

現時点では噂されていた巨人が山口俊をターゲットにし、西武が岸の宣言残留を認める姿勢のため、その西武と楽天の一騎打ちの様相を呈しています。

2016年10月30日の日刊スポーツの記事です。

楽天は、青森出身の細川について、西武とソフトバンクでリーグ優勝6回の経験値を高く評価。宮城出身でもある岸については、権利行使なら補強の最優先事項として動向を注視してきた。岸が13年に西武と結んだ3年12億円(出来高込み)と同等以上の大型契約を用意。

引用元:楽天、FA岸とソフトB退団細川のダブル獲りへ(ニッカン)

ソフトバンクから戦力構想外でコーチ打診を受けながら、現役続行を選んでソフトバンクを離れることになった細川捕手にも関心を示しています。

細川を獲得できれば嶋基宏との併用になることが予想されます。リード面が優れている細川の獲得は楽天の投手陣にとっても大きなプラスになる可能性がありそうです。

2016年11月の最新情報

2016年11月の最新情報です。

2016年11月1日付の日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポンの記事です。

鈴木球団本部長は「もし宣言しても待ちたい」と、あらためて宣言残留を認める考えを強調。同投手は、近日中に行使を表明する見込みだが「勝つために残ってほしい選手。手を挙げても、戻ってきてくれるという期待感を持ちながらやりたい」と望みをかけた。辻監督も「もしそう(移籍)なったら痛い。宣言して残留が一番いい」と話した。
球団は岸と複数回の話し合いを重ねる中で、流出の危機感を募らせてきた。同本部長が「提示内容は最初の時とは変わっている」と明かしたように、当初から条件を上積み。最大4年の複数年契約を提示しているとみられる。

引用元:西武FA岸へ全力慰留 最大4年複数年契約を提示か(ニッカン)

球団側は複数年契約を提示しているとみられるが、「これ以上の条件の見直しはない」とも説明した。

引用元:西武、岸の宣言残留容認 条件見直しなしも「待ちたい」(スポニチ)

当初は2年5億円程度の契約を残留交渉で提示したとされますが、楽天の3年12億円の報道の影響もあってか、総額こそ不明ではあるのですが、4年契約へと切り替えたと報じられています。

ただ、それも残留交渉での感触が芳しくなかったため上積みした金額で、最初からマックスを提示していなかったようにもとれるため、微妙なところがあります。

西武はすでに最大限の条件を提示していて、これ以上の条件見直しはしないとの方針のため、楽天がそれ以上の条件を提示できれば勝機はありそうです。

大型補強に臆することのない星野副会長の意向が強く働く補強であれば、かなりの金額が動くことが予想されますので、FA宣言後の交渉が注目されます。

2016年11月3日付けのスポーツ報知の記事です。

岸は海外FA権を行使すると表明し、申請書類を球団に提出。西武プリで練習後、会見を行い「この世界で10年やってきて、他球団がどう評価してくれているのか聞いてみたいと思いました」と権利行使の理由を説明した。(中略)交渉を重ね条件も当初の2年から4年へ延ばし、総額10億円前後に見直されたとみられるが、合意には至らなかった。「自分が必要だという言葉もいただいたし感謝しかない。愛着もあります」と育ててくれた西武に恩義も示した。(中略)鈴木球団本部長は「来季の構想に一番欠かせない選手」としながらも「誠意は示せたと思う」と、マネーゲームには否定的で今後、条件の見直しは行わない予定。

引用元:FA宣言の岸、4年総額10億円も球団と合意に到らず(報知)

2016年11月3日付けのスポーツ報知の記事です。

通算103勝の右腕を落とすために、慣れ親しんだ背番号「11」を用意するプランも浮上。闘将は「手を挙げてからが勝負。誠意をもって(交渉を)進めていく」と話し、4年10億円前後とみられるライバル・西武以上の条件として4年総額で最大16億円の大型契約も視野に入れ、全力で“恋人”を落としにかかる。

引用元:星野副会長、FA岸に史上最高オファー!西武上回る4年16億円+背番「11」(報知)

当初は2年5億円という提示だったようですが、楽天の3年12億円という報道や交渉での感触から4年10億円前後に見直したようです。

それでも総額は楽天よりも劣る金額となりますので、岸孝之が他球団の話を聞いてみたいと思って、決断することは自然なながれといえそうです。

楽天は最大で16億円ということで、インセンティブ、出来高が含まれた金額ではあるようですが、活躍すれば西武の1.5倍以上の金額は稼げることになります。

星野副会長が陣頭指揮をとっていますので、おそらくですがベースサラリーだけでも西武の金額を上回っていることが濃厚です。

欲しい選手を口説き落とすことに星野副会長は長けていますし、実績もありますので、楽天が現時点では一歩も二歩もリードという印象です。

後は東北の寒さに対して、健康面で不安を抱える岸孝之本人がどう判断するかも焦点となりそうです。

楽天としては岸と則本の2枚看板にできれば、たの先発投手への負荷を減らすことができます。美馬学は先発ローテのNO.2というほどの実績もありませんし、そこまでの信頼をおける投手ではありませんが、3番手、4番手くらいであればそんなに悪い投手でもありません。

現時点では西武との争奪戦となりそうですが、来季の躍進に向けて重要なポイントとなりそうです。

2016年11月5日のスポーツニッポンによる報道です。

日本ハムの陽岱鋼外野手(29)が移籍を前提として国内フリーエージェント(FA)権行使を決断したことが4日、分かった。7日にも正式に球団に申し入れ、申請手続きを行う模様。走攻守の三拍子そろったプレーで今季も日本一に貢献した大型外野手のFA宣言により、楽天、オリックスなどによる激しい争奪戦は必至となった。

引用元:陽FA決断!7日にも申請 楽天&オリックスなど競合(スポニチ)

楽天が獲得を目指しているとされる陽岱鋼のFA権の行使が確実な情勢となりました。そのため楽天は岸孝之と陽岱鋼という大物FA選手2人の獲得交渉を並行して進めていくことになりそうです。

岸孝之に関しては西武との一騎打ちの様相を呈していますが、陽岱鋼に関しては少なくともオリックスが参戦すると見込まれ、さらに糸井嘉男の状況次第では阪神、そして高校時代から注目していたソフトバンクも動く可能性があります。

現時点では陽岱鋼の獲得に関しては全く先が読めない状況のため、星野副会長どのように動くのか注目されます。

後は、陽岱鋼がFA宣言をした時点で、権利の行使を検討している聖澤がどう判断するのかも注目したいポイントです。

2016年11月8日のスポーツ報知による報道です。

オリックスは7日、国内FA権の行使を表明した日本ハム・陽岱鋼の獲得に乗り出すことを決めた。(中略)一方、楽天の球団幹部は「能力の高い選手ということは分かっている」と評価しつつ「(FA公示の)10日までに球団内で検討します」と慎重な姿勢もみせた。獲得に名乗りを上げた場合、最低でも年俸2億円の複数年契約プラス出来高以上の条件を用意するとみられる。

引用元:FA陽岱鋼の行方は…オリックス補強の軸に、楽天慎重姿勢も

一時は岸孝之と陽岱鋼の同時獲得も報じられていましたが、陽岱鋼に関してはトーンダウンしているようです。

一番優先順位の高い岸孝之にどれくらい必要になるかもまだ見定められない中で、糸井の穴を埋めるために本腰を入れるオリックスと金銭面でマッチアップするのは容易ではありません。

陽岱鋼と比較すると格が落ちるかもしれませんが、残留を決断した聖澤諒など能力のある外野手もいますので、岸孝之に比較すれば優先順位が低くならざるをえません。

ただ、星野副会長がどう判断するかによりますし、複数年で2億円ベースの出来高契約を用意しているとの情報もありますので、FA公示後の動きに注目したい楽天です。

2016年11月11日のデイリースポーツの報道です。

プロ10年で通算103勝を誇る宮城県が生んだ右腕。その揺るぎない実績に、星野副会長も「ウチの投手の見本になってくれると思う」と計り知れない期待を口にしている。破格の4年16億円を提示するだけの逸材であることは言うまでもない。

引用元:楽天、FA岸に4年16億円提示 11日に星野副会長が速攻アタック

2016年11月11日のスポーツニッポンの報道です。

どうしても欲しい人材。だからこそ最大限の誠意を示す。球団が岸に用意している条件は4年総額20億円の超大型契約。交渉に直接出馬する意向の星野仙一副会長も「誠意を持って前に進める」と語っていた通り、どこにも負けない条件を引っ提げて交渉の席に着く。

引用元:楽天 FA西武・岸に4年総額20億円提示へ 11日即日アタック

2016年11月11日に河北新報による報道です。

関係者によると、岸は既に残留交渉を終えた西武と東北楽天との二者択一の状況で、地元仙台での野球生活に思いを強くしているという。

引用元:<岸FA>楽天入り濃厚に

岸孝之に4年16億円から20億円という大型契約を提示するとのことです。

西武が提示していたのが4年10億円程度とされていますので、条件面は楽天が大きく上回ることが確実となりました。

契約規模が僅差であれば西武残留の目もあるかと思われましたが、大きな開きがあり、さらに交渉に長ける星野副会長が登場しますので、楽天が断然有利となりました。

これだけでも楽天入りが濃厚と考えられるのですが、さらにスポーツ新聞ではなく、地域の日刊紙である河北新報が、関係者からの情報として伝えていますので、なおさら可能性が高まります。

楽天は来季の開幕を岸孝之、則本昂大という2枚看板で迎えることになる気配です。

2016年11月11日のデイリースポーツによる報道です。

楽天はFA交渉解禁日となった11日、都内で、西武からFA宣言した岸孝之投手(31)と初交渉を行った。星野球団副会長が同席し、約1時間の交渉を終えると、「手応え?僕自身はポジティブに考えているから、僕と会ってくれるということは、前向きに考えてくれていると取るようにしてるよ」と笑顔。本拠地・宮城県出身の右腕に「『コボスタのマウンドで躍って、跳びはねてほしい』と熱く語ってきました」とラブコールを送ったことを明かした。星野副会長と初対面したという岸は、「きのうの夜から緊張していましたが、すごく緊張しました。緊張しすぎて申し訳ないです」と、額ににじませた汗をハンカチでぬぐっていた。

引用元:楽天・星野副会長、FA岸との交渉に手応え「僕自身はポジティブに考えている」

2016年11月12日のスポーツニッポンによる報道です。

闘将の口説き文句も心に響いた様子。「地元出身ということで、どうしても必要と言っていただいた。凄くうれしかった」。生まれ育った地元・仙台を「野球を始めた原点」と表現。条件面でも最大限の誠意を感じ取ったようで「家族やいろいろな人と相談してなるべく早く結論を出したい」と話していた。

引用元:岸 楽天の条件にも誠意感じた「なるべく早く結論」

他球団からも打診があるとの情報がある岸孝之ですが、実際に交渉を行ったことが明らかになっているのは楽天だけです。

ただ、中日は隠密で交渉を行うことを示唆していて、岸孝之に興味を示しているともされています。

それでも条件面では西武を圧倒していますし、中日が楽天の提示した金額にマッチアップするのは難しいため、岸孝之の楽天入りが現実味を帯びてきています。

2016年11月14日のサンケイスポーツによる報道です。

楽天は、西武、ソフトバンクで通算5度の日本一となった細川の経験がチームに与える影響は大きいと判断。西武から海外フリーエージェント権を行使し、獲得を目指している岸孝之投手(31)とのバッテリー経験も重視し、獲得に踏み切った。

引用元:前ソフトBの細川が楽天入りへ!近日中に発表の見込み

細川の加入は成長しきれない投手が多い楽天にとってプラスになる可能性がありそうです。嶋基宏も良い捕手ではありますが、リード面では細川には及ばないのではないかと考えられます。

その細川の加入は投手陣の底上げとともに、嶋基宏に対する良い刺激となることも期待できます。

ソフトバンクの工藤監督はクライマックスシリーズでも多くの試合でマスクをかぶらせるなど、まだまだ健在です。

2016年11月16日のスポーツニッポンによる報道です。

楽天は16日、今季限りでソフトバンクを戦力外となった細川亨捕手(36)と契約合意したと発表した。背番号は68。細川は西武、ソフトバンクで6度のリーグ優勝を経験。球団は豊富なキャリアを高く評価し、若手が多い投手陣のけん引役として期待している。青森出身の細川は「出身地の青森のためにも、東北に帰って心機一転、楽天イーグルスでも優勝ができるように頑張ります」と力強くコメント。

引用元:楽天 元ソフトB細川獲得を発表 背番68「東北に帰って心機一転」

捕手は年齢を増すほどにリード面で味わいが出てきます。年齢とともに盗塁阻止率が落ちることにはなるのですが、リード面での貢献度は高く、古田敦也、谷繁元信らが、正捕手の座を簡単に明け渡すことがなかったのもそのためです。

現状では嶋基宏が正捕手としての起用となるとは予想されますが、年齢的に休養を挟む必要がありますので、その際には細川がいることは大きな強みとなりそうです。

また嶋基宏では実力や才能を引き出しきれなかった投手を活かしてくれる可能性もありますので、その点でも期待されます。

新聞のトップを飾るような大型補強ではないものの、地味ながら戦力アップにつながる可能性の高い動きとなりそうです。

2016年11月17日のスポーツニッポンによる報道です。

海外フリーエージェント(FA)権の行使を宣言した西武の岸孝之投手(31)が、楽天移籍を決断したことが16日、分かった。西武は通算103勝を誇るエースの引き留めに4年契約を提示していたが、岸はこの日までに残留しない意思を伝えた。決め手となったのは、故郷・仙台に恩返しをしたいとの強い思い。(中略)。関係者によると、プロ10年間で7度の2桁勝利をマークしている右腕に対しては、水面下で複数の球団から獲得に向けた動きがあったが、岸の中では当初から西武残留か、移籍するなら楽天の二者択一だった。その上で熟慮を重ね、既に西武の球団幹部には残留しない意思を伝えたという。
岸の背中を押したのは、「地元愛」だった。生まれ育った仙台には愛着があり、以前から周囲には「いつかは地元でプレーしてみたい」と話していた。11日に都内で行われた楽天との初交渉では、4年契約の提示を受けた。出来高払いを含めると最大20億円にも上る大型契約で、さらに西武で背負い続けた背番号「11」も用意された。星野球団副会長からは「復興に向けて東北を元気にしよう」「もう一度、奇跡の扉を開いてほしい」などとラブコールを送られ、心が震えた。岸は「非常にいい評価をしていただいてありがたい」と感謝しながらも「それ(条件面)だけではないので」と語っていた。宮城県をはじめとする東北地方は、11年3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けた。「今までもずっと(復興に対する)気持ちがあった」。地元球団でプレーすることで、道半ばでもある震災からの復興の一助になりたいという思いがさらに強くなった。

引用元:西武・岸 楽天へFA移籍決断 残留しない意思伝える

2016年11月17日の日刊スポーツの報道です。

楽天からは4年で最大16億円(推定)の大型契約に加え、日本一奪還へ必要不可欠な戦力と最大級の評価を受けた。星野副会長からは「もう1度、奇跡の扉を全開にしてほしい。たった1人でも、チームは大きく変わるものだから」と、熱い言葉を受け取った。

引用元:
FAの西武岸が楽天入りへ 4年16億円大型契約

岸孝之が西武に残留しないことを伝えたとのことで、楽天入りが決定的になったことが報じられています。

条件面ではスポーツニッポンが4年最大20億円、日刊スポーツが4年最大16億円と分かれていますが、いずれにしても大型契約であることに変わりはありません。

それ以上に楽天入りを後押ししたのが、地元への恩返しのようです。

岸孝之が東北学院大学3年生在籍時に、楽天が仙台に誕生しているのですが、地元密着を球団が志向していましたので、ドラフトの希望枠での獲得を打診していたようです。

しかし、高校時代から追いかけてくれていた西武に対する義理を通して、西武の希望枠でプロ入りしています。

ですが、東北大震災からの復興がまだ完全にできたとは言い難い、東北を元気づけるためにも、楽天への入団を決意したとのことです。

すでに残留しない意思は伝えたようですが、今日中にも直接、西武の関係者に会って挨拶を済ませる予定のようで、早ければ11月18日にも楽天・岸孝之が誕生することになりそうです。

2016年11月19日のデイリースポーツによる報道です。

岸とともにひな壇に並んだ星野副会長は、晴れ晴れとした表情で口を開いた。「とにかく『迷ったら前に出たらどうだ』と。私のモットーとしている言葉を何度も何度も告げた中で、ようやく今日という日を迎えることができた」
(中略)
岸は迷っていた。故郷・仙台で野球がしたい。5年前の東日本大震災。甚大な被害を目の当たりにし「自分に何かできないだろうか」との思いが芽生えた。一方で、古巣への感謝の念もあった。揺れる心にくさびを打ったのは、闘将の一言。「『迷ったら前に進め』という言葉を聞いた時、そうだなと思った。その言葉ですごく前に進めた」と岸は言う。
背番号は「11」に決定。来季年俸は2億2500万円、4年総額16億円の大型契約だ。「常にキャリアハイを目指し来季は15勝したい。日本一を奪回しないと、地元に帰ってきた意味がない」。星野副会長に背中を押され、右腕が野球人生の新たな1ページを歩み始めた。

引用元:仙さん殺し文句再び…楽天入団の岸へ「迷ったら前へ出ろ」

星野仙一の交渉力が遺憾なく発揮されての、岸孝之の楽天移籍決定となったようです。

FA移籍1年目の年俸は据え置きというルールが存在するため今季と同額の2億2500万円となります。

総額16億円ということは契約金や出来高なども含まれるため、ベースサラリーそのものは年平均で4億円ということはないと考えて良さそうです。

それでも西武が4年10億円を用意していましたので、基本給だけで年3億円平均は提示したのではないかと考えられます。

星野副会長が補強を主導すると大金が動くことになります。ただ、これまで優勝などの結果を残すこと、シーズンチケットを売りまくることなどで、回収してきた実績があります。

岸孝之に大金を投資しましたが、これでは終わりではないようです。

2016年11月19日のスポーツ報知による報道です。

楽天の星野球団副会長は、岸について「15勝は彼の力ならいとも簡単にやってしまうと思う。あとはどれだけ貯金を作れるか。則本と両輪でやってほしい」と期待した。
今後の補強については「攻撃の方で1、2枚欲しい」と話し、今後も日本ハムからFA宣言した陽岱鋼や、外国人選手の獲得に動く姿勢を示した。西武側に岸の人的補償として提示するプロテクト28選手については、近日中にまとめる予定。

引用元:星野副会長、FA陽岱鋼獲りも示唆

これで補強は打ち止めということではなく、かねてから噂があった陽岱鋼の獲得に動く可能性もあるようです。

ただ、星野副会長が陽岱鋼の名前を具体的に挙げたわけではなく、野手の補強が外国人になる可能性もあるようです。

しかし、ウィーラー、ペゲーロ、アマダーの外国人野手3人が残留の方向性となっていますので、外国人枠の問題もあり、新外国人を獲得してもダブつきが多くなるだけです。

そのため普通に考えればFA市場で残っている陽岱鋼がターゲットになるのではないかとは考えられます。

すでにオリックスが陽岱鋼のプロテクトの選手の準備もはじめたとの報道がありました。ただ、日本ハム時代から師弟関係にあった福良監督に交渉の出馬を要請するとの情報もあり、まだ安泰とは言えない感もあります。

もしかしたら、楽天が水面下ですでに陽岱鋼に接触している可能性もあるため、続報が注目されます。

2016年11月20日のスポーツニッポンによる報道です。

FA宣言して楽天に移籍した岸の補償について、西武の球団関係者は「(人的補償の)プロテクトのリストを見ていないので何とも言えないが、金銭補償で外国人獲得の資金にすることが現実的かもしれない」と明かした。年俸2億2500万円の岸はAランク選手で、金銭のみ(年俸の80%)の補償を求めた場合は1億8000万円。鈴木葉留彦球団本部長は「外国人補強を考えている」と話しており、新外国人を獲得する上で「岸マネー」は大きな資金になる。

引用元:西武 岸の補償に金銭要求か 球団本部長「外国人補強を考えている」

星野副会長は28名をプロテクトするのは難しいと話していましたが、西武側からすると魅力的な選手は少ないのが否定し難い現実なのかもしれません。

西武は野手は核がしっかりとある一方で、投手が補強ポイントだったところに、追い打ちをかける岸孝之の流出です。

そのため欲しいのはやはり投手となるのですが、西武が魅力を感じるような投手がプロテクトから外れる可能性は極めて低いと思われます。

野手でも西武が現在、抱えている選手以上に魅力的な選手がプロテクト外になるかも微妙であることを考えれば、金銭のみを選択するというのは十分に理解できます。

昨年の今江や外国人野手3人体制など、選手を育てきれない面があることを否定できない楽天で、それは今後も引き続き課題となりそうです。

2016年11月21日のスポーツニッポンによる報道です。

日本ハムから国内FA権を行使した陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)も優勝パレードに参加し、年内に去就を決めたい意向を示した。「そんなに焦る必要はない。代理人に全て任せている。12月とかに良い報告ができれば」(中略)オリックス、楽天が獲得に積極的で、移籍先について問われると「どちらかですね」と話した。

引用元:陽岱鋼 認めた!移籍先はオリか楽天「どちらかですね」

2016年11月21日のスポーツ報知による報道です。

陽の獲得に乗り出している楽天の球団関係者は「星野副会長が動いている。球団としての評価はできています」と条件提示は終わっている模様。出来高を含めた4年総額10億円の好条件を提示したとみられる。また、オリックスは、長村球団本部長が今月15日に「代理人には『オリックスとして興味がある』と伝えている」と交渉を明言。福良監督も日本ハム2軍監督やコーチ時代に指導した間柄で、3年契約を基本線として好条件を整えている。

引用元:陽、FA決着は「年内。自分が納得できれば」V旅行は辞退

2016年11月21日のスポーツ報知による報道です。

楽天の星野仙一球団副会長(69)が21日、日本ハムからFA宣言した陽岱鋼外野手(29)の獲得に動くことを正式表明した。この日、仙台市内で行われた球団納会後に「チャンスがあれば行く。動くとなればウチが出せる最大の条件でいく」と明言。水面下では獲得に向けて準備を進めていたが今後、陽の代理人と接触し本格的な交渉に入る。
3年契約を準備するオリックスが最大のライバルとみられるが、球団は4年で総額10億円の大型契約を基本線とし、オリックスの動向をうかがいつつ、さらなる好条件の準備を検討していく構えだ。
また、星野副会長は「教え子なんだから梨田が動かんといかん!」と2008~11年まで日本ハムを指揮していた梨田監督の直接出馬も要請した。オリックス側も当時2軍監督とコーチだった福良監督の出馬を検討しており、両者とも出馬となれば激しい争奪戦に発展することになりそうだ

引用元:FA陽獲り正式表明、星野副会長「出せる最大の条件で行く」梨田監督出馬を要請

楽天とオリックスの争奪戦となり、本人が認めていますので、この2球団のどちらかになることが確実になっています。

金銭の条件面ではオリックスが3年契約で2億円を越える程度の金額を用意しているようですが、楽天はそれを遥かに上回る4年総額10億円を提示しているとのことです。

星野副会長が補強の陣頭指揮をとると、補強に投資する金額が跳ね上がってくるので、楽天も十分にオリックスに競り勝てる可能性があります。

2016年11月22日のデイリースポーツによる報道です。

楽天が、新外国人として、今季フィリーズでプレーし傘下3AリハイバレーをFAになったフランク・ハーマン投手(32)の獲得に動いていることが21日、分かった。ハーマンは主にリリーフとしてメジャー通算109試合に登板した右腕。そして名門ハーバード大卒という経歴の持ち主で、異色の“秀才助っ人”が加わることになりそうだ。

引用元:楽天新助っ人はハーバード大卒右腕!ハーマンと大筋合意

投打ともに補強ポイントが多い楽天ですが、新外国人に関してはブルペンの補強がまずは動いたようです。

残留の方向性となっているミコライオ、来季も再びクローザーを任される見込みの松井裕樹とのトリオで勝ちパターンの確立が期待されます。

フランク・ハーマンの詳細な分析は以下のページにまとめています。

2016年11月28日の時事通信による報道です。

楽天は28日、ゼラス・ウィーラー(29)、ジャフェット・アマダー(29)両内野手、カルロス・ペゲーロ外野手(29)、育成のソン・チャーホウ投手(24)と来季の契約を結んだと発表した。年俸はウィーラーが1億円、アマダーが3000万円、ペゲーロが8500万円、ソン・チャーホウが440万円。

引用元:ウィーラーらと契約更新=プロ野球・楽天

元々、残留の方向性と報じられていた外国人野手と無事に再契約に成功したようです。

ウィーラーは140試合に出場して、打率2割6分5厘、本塁打27本、88打点という成績であったことを考えれば、1億円での契約はコストパフォーマンスが良いと言えそうです。

50試合で10本塁打のベゲーロは長打力に関しては、3人の中でも一番優れているといえる実績を持っていますので、日本でフルシーズンをプレーした場合に、どの程度の数字を残してくれるのかは興味深かいものとなりそうです。

2016年11月30日のスポーツニッポンによる報道です。

楽天、オリックスが獲得意思を表明しているが、移籍先については「ゆっくり考えたい。12月半ばくらいには決めたい」と、自ら期限を設けて結論を出す考えを示した。代理人と話し合いの場を持ってから、30日に再び故郷・台湾に戻る予定。「(新天地は)家族が安心して暮らせる環境が最優先。みなさんに良い報告ができるようにしたい」と話した。

引用元:陽岱鋼 移籍先は「12月半ばくらいには決めたい」

最終的な決断は12月半ばとなる見込みとなりました。楽天としてはすでにゼラス・ウィーラー内野手、ジャフェット・アマダー内野手、カルロス・ペゲーロ外野手など外国人野手の残留が正式に決定して、大枠はすでに決まっています。

そのため戦力補強として上積みができるのは陽岱鋼の獲得くらいとなります。獲得できればより戦力アップにはなりますが、慌ててその獲得失敗を埋めるような補強が必要なわけではありません。

楽天としては「果報は寝て待て」ということになりそうです。

2016年12月の補強最新情報

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2016年12月5日のスポーツニッポンによる報道です。

巨人・小山雄輝投手(28)と楽天の柿沢貴裕内野手(22)の交換トレードが4日、成立し、両球団が発表した。
若手野手の層を厚くしたい巨人と、投手陣強化を求めた楽天の思惑が一致した。巨人・堤辰佳GMは「若手野手の底上げのため、ユーティリティープレーヤーの柿沢選手を指名させていただいた」と意図を説明した。柿沢はここまで1軍出場はないが、今季は2軍で98試合に出場し、4本塁打、49打点。力強い打撃が売りだ。一方の小山は14年には6勝(2敗)を挙げ、防御率2・41をマーク。同年の交流戦で3勝を稼ぎ、パ・リーグ球団に強烈な印象を残した。堤GMは「楽天の星野(球団副会長)さんから“小山投手をぜひ欲しい”という話をいただいていた」と話した。

引用元:巨人・小山と楽天・柿沢 交換トレード 両球団の思惑一致

表向きは補強ポイントに合致していたとのことですが、実際には人的補償での小山雄輝のDeNA流出を回避するのが巨人側には一番の目的だったと考えられます。

小山雄輝がプロテクトから外れることがほぼ確実な情勢で、山口俊の代償としてDeNAに移籍した場合には、巨人にとって脅威になる可能性があります。

先発ローテとしてもそうですし、ブルペンにまわってもある程度チャンスが与えられば、結果を残せなくはないレベルの投手ではあります。

ただ、巨人の場合は結果を残せなければ、すぐに二軍降格となるため、才能を開花させきれなかった面があります。

先発ローテの層が薄いチームであれば、先発5番手、6番手でもっとチャンスが与えられる投手のため、山口俊を獲得したことによって、戦力ダウンしたDeNAにある程度の穴埋めをさせない戦略だったと言えそうです。

このトレードそのものでは釣りあいがとれているとは言い難く、楽天ではある程度小山を戦力として見込めるものの、柿沢は完全に未知数です。

早急にプロテクトリストを作成するため、星野副会長の希望していた小山を即座に出したという面がありそうで、この後どこかで楽天と巨人の間でトレードが行われ、2つのトレードでバランスをとる可能性はありそうです。

2016年12月7日の日刊スポーツによる報道です。

日本ハムから国内フリーエージェント(FA)権を行使した陽岱鋼外野手(29)の巨人入りが6日、決定的になった。獲得に名乗りを上げていたオリックスに断りの連絡があり、楽天は本格的な交渉にまで至らなかったとみられる。巨人は4年総額10億円程度の条件を提示した模様。3年7億円の山口俊、2年4億円の森福に続き、1シーズンでのFA3選手獲得となれば史上初。総額21億円にも上るとみられる世紀の大補強で、3年ぶりのリーグ制覇に向けて着実に態勢を整える。
巨人が陽への獲得オファーを公表してから2日後、争奪戦が一気に動いた。6日、オリックスに陽サイドから断りの連絡が入った。楽天も獲得に動いていたが、本格的な交渉の席まで発展しなかった模様。陽が重視していたとされる住環境や母国台湾との利便性などが合致して大本命と目されていた巨人が、ラブコールを実らせたようだ。

引用元:陽も巨人決定的!4年10億 史上初FA3人獲り

日本プロ野球では史上初となる同一年のFA選手3人補強に成功することになりそうです。

一旦はオリックスと楽天のどちらかとも口にしていた陽岱鋼でしたが、元々の本命はソフトバンクかジャイアンツだったと考えられます。

そのため金銭面でしっかりとジャイアンツが用意すれば、争奪戦に勝つことは難しくなかったと思われます。

また獲得に乗り出していることを堤GMが明かした時点で、「年内には良い報告ができる」と話していましたので、実際には水面下で大きく動いていたと考えられます。

そして陽岱鋼側も結論を出すのを12月半ばと遅めに設定していましたので、すでに何かしらの打診が早い段階であった可能性もありそうです。

楽天からすると岸とはことなり、獲得できればベターではあるけれど、獲得に失敗した場合に新たな補強が必要になるというわけでもありません。

外野の両翼はペレス、ペゲーロ、ウィーラーが守れますし、センターも島内、聖澤がいて、オコエも控えています。

全くあてがないポジションではありませんので、大きな問題にはならない陽岱鋼の争奪戦の敗北と考えられます。

2016年12月15日のスポーツニッポンによる報道です。

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7日に人的補償が可能なプロテクトのリストが届いていたが「名簿を精査したが、(球団の)ニーズにマッチする選手がいなかった」と鈴木本部長。即戦力の投手を中心に検討したものの、この日までに金銭での補償を求めることを楽天側に回答した。岸は今季の推定年俸が2億2500万円のAクラスで、補償額は80%に当たる1億8000万円となる。

引用元:西武 岸のFA補償は金銭に、球団本部長「ニーズに合う選手いなかった」

先発投手が不足し、ブルペンにも多くの不安を抱える楽天のプロテクトリストから外れた選手で、即戦力と呼べる選手がいなかったであろうことは想像できないことではありませんでした。

西武としては巨人やソフトバンクのような球団に行ってくれれば、人的補償である程度の穴埋めも期待ができましたが、投手力が大きな弱点の楽天へ移籍したことは痛手となりました。

楽天からすると外れていた可能性がある若い野手を獲られなくてホッとしたとことはあるかもしれません。

ただ、育成を重視したドラフト戦略をとりながら、人的補償で獲得したいと相手チームから思われる選手がいないというのも寂しい現実で、楽天が常勝チームに届かないところに位置している原因でもあります。

人的補償で戦略ダウンがなかったことは喜ばしくもあり、楽天の選手層の薄さも浮き彫りにしてしまっています。

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