DeNAベイスターズの2016-17オフのFA・トレード・新外国人補強の最新情報

横浜DeNAベイスターズが初めてクライマックスシリーズに進出するだけにとどまらず、シーズン2位の巨人を破って、ファイナルステージまで勝ち進みました。

そのファイナルステージでは広島に力負けし、日本シリーズの進出はならなかったものの、中畑前監督が撒いたタネが、ラミレス監督で実りの時を迎えつつあることを感じさせる2016年でした。

しかし、シーズン成績では69勝71敗と負け越し、得失点差は-16(得点572/失点588)とまだまだクライマックスシリーズの常連となるようなチーム戦力ではないことも浮き彫りとなっています。

若い選手の台頭に希望を感じさせるもののリーグ優勝を狙うとなると、まだまだバランスをとるべき内容がある横浜DeNAベイスターズです。

そのベイスターズの2016年から2017年シーズンオフにかけてのFA戦力補強、新外国人獲得などに関する情報をまとめています。なお、情報は随時追加していきます。

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目次

このページの目次です。

2016年9月の補強最新情報

2016年9月の補強に関連する最新情報です。

DeNAは23日、ホセ・ロペス内野手(32)と来季から新たに2018年まで2年契約を結ぶことで合意に達したと発表した。年俸は2年総額4億6000万円プラス出来高払い。ロペスは球団を通じ、「横浜に残ることができ、とてもうれしい。来季もこの若いチームの力になれるよう頑張る」とコメントした。

引用元:ロペスと18年まで契約延長=プロ野球・DeNA(時事通信)

来季のさらなる躍進を狙うDeNAにとってホセ・ロペスとの契約延長は大きな軸となります。

123試合で打率.263/本塁打32/打点95/出塁率.299/長打率.534という打撃成績に加えて、守備面での貢献も見逃すことができません。

セイバーメトリクスの守備の数字でも日本プロ野球の一塁手としてトップクラスというだけでなく、全ポジションの選手の中でもトップ15にランクされるほどです。

メジャーではマリナーズ時代に正二塁手を4シーズンにわたり務めることができた身体能力とグラブさばきがあるロペスですが、一塁守備でもそれが遺憾なく発揮されています。

早打ちで四球を選ばないフリースインガーの傾向がありますが、攻守での貢献を考えると外せない存在です。

欲を言えば日本ハムのレアードと同様に6番くらいにおいた方が怖い打者ではありますので、梶谷3番、筒香4番、新外国人5番、ロペス6番というようなオーダーを組めるような補強がでれきば、得点力の大幅な上積みが期待できそうです。

2016年10月の補強最新情報

2016年10月の補強に関連する最新情報です。

2016年10月15日から18日にかけてのラミレス監督の補強に関する発言・コメントに関する記事です。

筒香はファイナルSでは16打数1安打。マークが集中し、勝負を避けられる場面が多くあった。指揮官は「何よりも筒香で勝負してもらえる次の打者が必要。もう少し補強があれば長くAクラスで戦えるチームになる」と課題を挙げた。

引用元:筒香徹底マークされ終戦…ラミ監督補強訴え「次の打者が必要」(スポニチ)

DeNAのアレックス・ラミレス監督(42)がCSファイナルS敗退から一夜明けた16日、広島市内で取材に応じた。来季の大型補強に向けて高田繁GM(71)に直談判する考えを明かした。「何が必要かは分かっているつもり。近日中にGMと会うことがあるので、リクエストしたい」。今季は筒香を中心に1番から5番打者までが自己最多の本塁打数を記録。個々の成長が、CS初出場の原動力となった。その一方で痛感したのは選手層の薄さ。「3位を争う力はある。ただ、優勝争いに必要な戦力はない」と話した。

引用元:DeNAラミレス監督が大型補強をGMに直談判へ 選手層の薄さを痛感(デイリー)

DeNA・ラミレス監督が横浜市内の球団事務所でオーナー報告を行い、大型補強を要望した。就任1年目の今季は球団創設5年目で初のCSに導き、最終Sに進出した。来季の優勝を狙う指揮官は「強いチームにするための補強をお願いしたい」とリクエスト。「今季は合格点」と評価した南場オーナーも「無尽蔵とはいかないが、できる限りのことをしたい」とがっちり握手を交わし、約束した。

引用元:ラミレス監督、オーナー報告で補強おねだり(報知)

若い選手の台頭があったものの、まだまだ上にいるチームに比較すれば選手層は薄い状態であることは否めません。

打線の得点力はリーグ3位と悪いわけではありませんが、筒香嘉智に依存する度合いが大きいことは否定できません。

筒香に次ぐ打者となるホセ・ロペスとなりますが、長打力と勝負強い打撃は光るものの、フリースインガーの傾向もあるため、あっさりと凡退してチャンスを潰してしまうことも少なくありません。

筒香の後ろにもっと怖い打者がいれば、筒香を歩かせても良いという攻め方を相手バッテリーはできなくなり、ストライクゾーンで勝負せざるを得なくなっていきます。

また高い出塁率の筒香をしっかりとホームに返すという意味で、後ろを打つバッターに強さが求められますので、DeNAのオフの補強ポイントは筒香とロペスの間に挟めるような攻撃力のある外国人選手となりそうです。

ベイスターズは2016年1月28日、株式公開買い付け(TOB)で横浜スタジアムの運営会社を総株式の71.12%を総額74億2500万円で取得し子会社にすることに成功しました。

16年1月期という野球のシーズンオフに純利益は4億4400万円も出している会社を74億円で買収することに成功しましたので、DeNAにとっては大きな財源となりました。

また観客動員も参入前の2011年に110万人だったところから、今季は史上最多の193万人まで増やすなど、球団そのものも黒字化となり、長期的なビジョンでの補強も行いやすくなっています。

補強資金を捻出できない、FA選手は流出させるしかないという財務状態ではなくなりましたので、シーズンオフの動きにも注目したいDeNAベイスターズです。

2016年10月15日から19日かけての山口俊のFA権に関する最新情報です。

国内FA権を取得しているDeNA・山口俊投手(29)が、他球団に移籍する可能性が15日までに浮上した。高田繁GM(72)は「宣言残留を認めないわけではない」と明言しているが、その一方で「他球団の条件を聞いて、こちらの出した条件から上積みすることはない。マネーゲームには応じることはない」と説明。査定額など諸条件の見直しはしない球団の方針を示した。
 山口は右肩の違和感でCSは欠場した。16日にも球団側と下交渉を行い、条件提示を受ける予定。

引用元:DeNA・山口、FA流出も 高田GM、条件見直しはせず(デイリー・10/15)

この日までに「こちらのできる限り、最大限の条件を提示した。こちらとしては残してほしい」と3年以上の大型契約を用意し、慰留に努める。山口は残留を基本線としながらも権利行使の可能性も視野に入れているとみられる。

引用元:DeNAがFA山口にすでに3年以上契約提示(ニッカン・10/19)

広島とのCS最終Sで敗退した15日以降に直接交渉を行ったという。スカウト会議のため、球団事務所を訪れた高田GMは「もちろん、戦力として残ってもらいたい。最大限の条件を提示させてもらった」と話した。金額は明かさなかったが、今季年俸8000万円から上積みした上で3年の大型契約を提示したもようだ。(中略)高田GMは「よその球団がいくら出すからと条件を変えることはしない」とし、マネーゲームには応じない構え。

引用元:FA権取得・山口に3年契約提示…高田GM「もちろん残って …」(報知・10/19)

今季は規定投球回数には到達しませんでしたが、138回2/3とそれに近いイニングを投げて防御率2.86、11勝5敗と負け越したチームの中にあって、貯金を6つ作っていますので、年俸増は確実です。

1億円をこえることは確実で、1億2000万円くらいの提示になった可能性もあり、それで3年契約というのであれば、規定投球回数に到達したことのない投手には悪くない条件提示です。

DeNAとしては最大限の提示を最初から出して、他球団との駆け引きはしないし、FA選手だからという理由で査定方法を変える方針でもないことを明らかにしています。

ですが、宣言残留は認める方針のため、後は本人が他球団の話を聞いてみたいと思うかどうかにかかってきそうです。

問題は宣言した残留した場合には4年間はFA権を再取得できないため、次にFA権を行使できるのは33歳となります。

現在は年齢が比較的若いことも評価される理由となっていますが、4年後にはベテランとなりますので、FA権を行使するにはそれなりの実績が必要になります。

また球速と球威で押すタイプの山口俊にとって気にかかるのは、年齢による衰えです。そのあたりも踏まえると難しい決断となりそうです。

DeNAは条件闘争をしない方針のため、山口俊が流出することも想定しているはずで、その場合には新外国人を含めた補強動向も変わってくることになりそうです。

2016年10月17日付の外国人選手の去就に関する報道です。

DeNAは17日、ジェイミー・ロマック内野手(31)、ヨスラン・エレラ投手(35)、マイク・ブロードウェイ投手(29)の3選手が今季限りで退団すると発表した。

引用元:ロマック、エレラ、ブロードウェイ3外国人が退団(報知)

2年契約の2年目となった今季は、登板13試合で5勝7敗、防御率5・18。7月から2か月半、2軍暮らしが続いたが、広島とのCS最終ステージ第1戦で先発するなど、チームに貢献した。「個人としては波の激しいシーズンとなってしまいましたが、最後には大事な場所にいることができました。若い選手たちが成長し、プレーオフに出ることができたことは、これからのベイスターズにとって大きな意味がありますし、この一員になれたことを誇りに思います。1年を通して応援してくれたファンが力をくれました」と感謝を述べた。(中略)「東京ドームや広島でのファンの声援には本当に驚かされ、素晴らしいファンだと改めて感じました。チームメートもファンも私のことをよく知ってくれていますし、来年もぜひベイスターズに帰ってきたいです。最高の準備をして待ちたいと思います」と希望した。

引用元:モスコーソが帰国!「ベイスターズに帰ってきたい」来季残留を希望(報知)

ロマックは30試合85打席で打率.113/出塁率.247/長打率.127/OPS.374で0本塁打、エレラは一軍登板がなく、ブロードウェイは5試合6イニングで防御率4.50に終わっています。

また去就が明らかになっていないペトリックが47回1/3で防御率5.51、サガースキーが32回2/3で防御率4.96、そしてモスコーソが80回で防御率5.18と、こちらも期待はずれの成績に終わっています。

さらにシーズン中に獲得したエリアンは79試合で打率.218/出塁率.258/長打率.339で5本塁打とベンチ要員に近い成績しか残せませんでした。

このような外国人選手が思ったように働いてくれなかった中、若い選手が台頭したことでクライマックスシリーズに進出することができました。

ただ、これだけ抱えている外国人選手が外れてしまうと、スカウティングも含めて見直す必要があると言えます。

ラミレス監督が求めるようなレベルアップをするためには、やはり先発、リリーフ、野手でそれぞれ一人ずつ戦力として貢献できる外国人を獲得したいと考えられます。

ドラフトと選手育成では一定の成果が出始めていますので、それを外国人選手獲得でも改善ができるか注目されます。

2016年10月22日付けのサンケイスポーツによる新外国人選手の補強に関する情報です。

DeNAが、新外国人選手として独立リーグ、ルートインBCリーグ・石川のアウディ・シリアコ内野手(29)=1メートル92、103キロ、右投げ右打ち=を獲得する方針であることが21日、分かった。ドミニカ共和国出身で、インディアンス傘下マイナー3Aコロンバスなどでプレー。3Aでは7季で317試合に出場し、打率・228、34本塁打、147打点。今季は石川で正三塁手としてリーグ8位の打率・332、同2位の15本塁打、同5位の53打点と活躍した。DeNA・高田繁ゼネラルマネジャー(71)は既に入団テストを行ったことを明かし、「パワーがあって面白そう。こんないいバッターがいるのか、と思った」と説明。交渉が順調なら来季に向けた補強の“第1弾”となる。

引用元:DeNA、補強“第1弾”右の強打者シリアコ獲り!BCLで15発(サンスポ)

68試合で打率.332、本塁打15、打点53、三振は299打席で29個多くありませんが、四球に関しては19個と多い方ではありません。

評価が難しいのは独立リーグのレベルが高くないためです。一時オリックスに在籍したカラバイヨは打率.345/本塁打20/打点60、巨人に在籍していたボウカーは 打率.322/本塁打11/打点50と、かなり活躍しています。

これらのカラバイヨ、ボウカーがNPBでどれだけやれるかと言われると、「大きな期待は出来ない」と言わざるを得なくなります。

ただ、29歳と年齢が比較的若く、日本にもすでに馴染んでいること、そして実際にテストを行った上での獲得ということに期待することになりそうです。

しかし、保険にとどめておいた方が良い選手ではありますので、正三塁手候補を探すことは継続する必要がありそうです。

2016年10月25日付けのデイリースポーツの記事です。

DeNAは25日、アウディ・シリアコ内野手(29)と来季の選手契約を結んだことを明らかにした。

引用元:DeNAがシリアコと契約 石川で15発の内野手(デイリースポーツ)

報道されていたシリアコ内野手と契約を結びました。ただ、本気で来季に勝ちに行くのであれば保険と考えたほうが良さそうです。

2016年10月28日付けのスポーツ報知の記事です。

権利行使を視野に入れながら「生え抜きとしてやっていくのか、最大の評価をしてくれるチームに行くべきか、自問自答している」と悩める胸中を告白。「時間をかけて、しっかりと結論を出したい」と強調した。(中略)球団はすでに3年以上の大型契約を提示して宣言残留を認める方針を確認済み。宣言すれば複数球団が獲得に乗り出す可能性が高い。「『評価=金額』だけど、金額一つで動くつもりはない。宣言したから(金額を)つり上げてほしいというようなこともない」と慎重に言葉を選んだ。「チームへの愛着はある。残留が一番望む道だけど、自分の野球人生なので」と悔いのない結論を出す。

引用元:山口、FA移籍か残留か「自問自答している」(報知)

「チームへの愛着はある。残留が一番望む道だけど、自分の野球人生なので」というやや矛盾した発言をしたり、また「最大の評価をしてくれる球団に行くのか、横浜で優勝を目指して生え抜きでやっていくのか。葛藤がある」と言いながらも、「『評価=金額』だけど、金額一つで動くつもりはない。」と辻褄が合わない発言をしています。

自分の野球人生であれば、自分の一番望む道を選ぶべきで、それが残留であれば決断は比較的簡単なはずです。「残留がたぶん一番良い選択肢なのだろうけど、他球団の話と評価を聞いてみたい気持ちもある」という印象の言葉です。周囲からは残留を勧められているのかもしれません。

条件にこだわる、起用方法にこだわる、育ててもらった生え抜きのチームへの愛情にこだわるなら、優勝できる可能性が高いチームにこだわる、など自分の中での優先順位が整理されていないことがうかがえます。

今のこの時点でこれだけ混乱していて、他チームにFA移籍して結果を出せるのか不安が残る面を垣間見せています。特に噂される巨人ではプレッシャーが大きく、マスコミやファンからの批判の量も異なりますので、その点は気になるところです。

まだ現時点ではFA権の行使はフィフティ・フィフティといった状況です。

2016年10月28日付けのサンケイスポーツの記事です。

DeNAは28日、エリアン・エレラ内野手(31)と来季契約を結ぶことを発表した。エリアンは球団を通じ「まずは神に感謝いたします。私がここにこうしていられるのも、神のおかげだからです。来シーズン、再び横浜DeNAベイスターズでプレーできることを、私も、私の家族も大変嬉しく、光栄に思っています。目標はチームの優勝に貢献することです。私を信頼してくださるチームに感謝すると共に、私の100%の努力に期待してください。球界一のファンの皆さんに再びお会いできることを、楽しみにしております」とのコメントを発表した。

引用元:DeNA、エリアンの来季残留が決定「目標はチームの優勝に貢献すること」(サンスポ)

これでDeNAの来季の野手はホセ・ロペス、エリアン・エレラ、アウディ・シリアコに3人が確定したことになります。まだラミレス監督が要請しているような筒香の後を打てるような打者とは言い難い選手ばかりのため、今後の補強が気になるところです。

2016年10月30日付けのスポーツ報知の記事です。

巨人が、フリーエージェント(FA)権を取得しているDeNA・山口俊投手(29)の調査を開始したことが29日、分かった。本人が去就を決断していない状況だが、FA宣言した時に備えているもよう。交渉が解禁となり次第、交渉に乗り出す準備も進めている。来季の日本一奪回へ、先発投手の補強が課題となっており、FA権を取得した選手の中からに山口俊に絞り込んだ。(中略)巨人は、右腕の動向を見守っていき、FA宣言して、国内全ての球団との契約交渉が解禁となり次第、速攻で交渉に乗り出す方針を固めたもようだ。他球団も山口俊の動向を探っている見込みで争奪戦は必至。目が離せない状況となってきた。

引用元:DeNA・山口を本格調査へ!(報知)

FA宣言をする可能性が高まっているとの情報が流れる中、それに呼応するかのように巨人が獲得に興味を示しているとの情報がスポーツ報知から流れています。

同じFA先発投手となると岸孝之が実績も格も上回りますが、4年12億円以上という金額もあるためか巨人はパスをするようです。

FA宣言すれば速攻で獲得に乗り出すという情報がメディアに流れていますので、事実上の巨人から山口俊へのラブコールとなります。

山口俊の意中の球団が巨人だと報じられていますので、実際にFA宣言すれば巨人が有利になる可能性が高そうです。

2016年10月31日付けのスポーツ報知の記事です。

DeNA・山口俊投手(29)が30日、横須賀・ベイスターズ球場で行われた全体ミーティングを欠席した。来季に向けた新体制の発表の場にチームでただ一人、姿を現さず、これまでも視野に入れてきたFA権の行使に踏み切る可能性はさらに高くなった。すでに巨人が本格調査に乗り出す方針を固めており、高田GMは「今日は全員集合だった。本人なりに考えがあったんだろう。FAするんじゃないのかな…」と複雑な表情を見せた。

引用元:山口、全体ミーティング欠席!高田GM「FAするんじゃないのかな」(報知)

全員集合がかけられた全体ミーティングに選手会長でありながら欠席していますので、FA権行使は確実になりました。

ただ、FA権行使を考えていたとしても、選手会長であれば、それなりの役割を任されているわけですから、この行動自体はやや疑問を感じるところがあります。

後は、現時点では獲得に動くと報じられている巨人以外に名乗りを上げる球団が現れるのか、それ以外はなくDeNAと巨人の一騎打ちになるのかが今後の焦点となりそうです。

また最悪のケースを想定して先発投手のやりくりを考える必要が生じてきています。若い投手の台頭が著しいDeNAではありますが、山口俊の担っていた役割を代わる投手を探すのは簡単ではありません。

外国人の補強戦略にも影響をあたえるため、今後の動向が注目されます。

2016年11月の補強最新情報

2016年11月の補強に関連する最新情報です。

2016年11月4日付けのスポーツニッポンによる報道です。

DeNAは今季はFA補強を行わない方針を決めた。三原一晃球団代表が「今の段階で進んでいるものはありません」と明かした。チームは育成による戦力強化を図っており、今季は球団初のCS進出を果たした。編成の責任者である高田繁GMも「若い選手が育ってきているからね」とFA市場参入には消極的な姿勢を見せていた。球団は今後、今季チーム最多の11勝を挙げ、国内FA権を取得したエース右腕・山口の慰留に全力を注ぐ。

引用元:DeNA、今季はFA補強なし(スポニチ)

FA補強には参戦しないということで、残る補強の方法は新外国人獲得、トレード、トライアウトからの選手獲得などになります。

ただ、主力なるような選手を獲得するとなると、巨人と日本ハムのようなトレードに踏み込まない限りは、新外国人の獲得に期待することになりそうです。

後はやはり山口俊の動向次第となりますが、巨人に加えて、阪神も興味を示すなどしていて、条件面は釣り上がる可能性が高いため、やはり流出を覚悟した方が良さそうです。

2016年11月6日のスポーツニッポンの報道です。

DeNAの山口俊投手(29)が、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することが5日、分かった。8日に球団幹部と会談し、行使する意思を伝える。DeNAは宣言残留を認めており、残留の選択肢もあるが、他球団への移籍も視野に入れている。
(中略)
特に熱視線を送っているのが巨人だ。トレードで日本ハムから吉川光を獲得。FA権を行使するソフトバンク・森福の調査も進めるなど、3年ぶりのV奪回を目指す来季に向けて投手陣の補強を進めている。興味を示していた山口についても調査を本格化させ、正式にFA選手として公示されれば獲得に動く可能性は高い。中日も興味を示しており、宣言残留を認めているDeNAも含めて争奪戦になることは必至だ。

引用元:DeNA山口がFA行使決断!巨人&中日が興味 残留含め争奪戦に(スポニチ)

山口俊がFA宣言をすることが確実になったようです。

そしてこれまで本命と見られれてきた巨人だけでなく、先発ローテの編成に苦労している中日ドラゴンズも興味を示しているとの情報も流れています。

ただ、中日ドラゴンズが条件面で巨人やDeNAを上回るものを準備できるかは微妙です。

最下位は避けたいところですが、若い選手の育成によるチーム再建を託されている状態の森繁和監督のため、現在いる若い選手にチャンスを与えること優先する可能性が高そうです。

来年にクライマックスシリーズを狙いながら、選手を育成していくという方針なのであれば、先発ローテのテコ入れは欠かすことのできない課題となっていますので、中日の動向も注目していきたいところです。

しかし、現実を冷静に見れば、DeNAが十分な条件を提示しながらもFA宣言をしているので、やはり山口俊の中に巨人という意識があることは否定できない状況です。

DeNA、巨人、阪神、中日の4球団の名前が上がっていますが、現時点では巨人有利となりそうです。

2016年11月7日のスポーツニッポンの報道です。

DeNAが国内FA権を行使する山口俊投手(29)の引き留めに、条件の見直しを検討していることが分かった。(中略)複数関係者の話を総合するとチームトップの11勝をマークしたエース右腕の流出を防止するために、新たな条件を提示するものとみられる。球団は今季はFA補強は行わない方針で、山口の慰留が最重要課題となっている。

引用元:DeNA 山口引き止めへ全力、条件見直しも検討(スポニチ)

ここまで条件の見直しに否定的だったDeNAですが、方針を変更したようです。

今季のクライマックスシリーズも山口俊がいれば、もう少し良い方向に展開が変わっていた可能性がありますし、シーズン全体で見ても負け越しを回避できたかもしれません。

現状で5割前後の結果を残せるチーム状態から山口俊を失うことは、あまり好ましいことではありません。

また外国人で同等の成績を残す投手を探すことも容易ではなく、ここ最近のDeNAの外国人補強の精度を見ると不安を感じざるを得ません。

多少、成績に見合わない金額になるかもしれませんが、引き留めることは重要な課題になります。

また興味を示していると報じられたのが巨人、中日、阪神といずれもクライマックスシリーズを争う同リーグのチームばかりとなっていますので、その面でもダメージが大きくなります。

今後の交渉で不利と思われる形勢を逆転できるか注目されます。

2016年11月7日の日刊スポーツによる報道です。

DeNAは7日、今季マリナーズなどでプレーしたジョー・ウィーランド投手(26)と、17年シーズンの契約を結ぶことで合意したと発表した。身長188センチ、体重93キロの右腕。背番号は未定。ウィーランドは08年にドラフト4巡目でレンジャーズに入団。12年にパドレスでメジャーデビューし、通算4シーズンで12試合(うち先発10試合)に登板して1勝6敗、防御率6・32の成績を残した。今年はマリナーズで1試合先発にとどまったが、マイナーでは26試合(うち先発24試合)に登板して14勝6敗、防御率5・43をマークしている。

引用元:DeNA 右腕ウィーランド獲得 今季3Aで14勝

DeNAが先発ローテーション候補としてジョー・ウィーランドを獲得しました。MLBでも有望株のランキングでチーム内ではトップ20にランクされることもあった若い投手です。

今年もマリナーズ在籍時に先発のチャンスが与えられましたが、十分な結果を残すことはできませんでした。

詳しくは以下のページで詳細に分析しています。

参考記事:ジョー・ウィーランド投手を数字で分析!横浜DeNAベイスターズの新外国人をデータで評価

2016年11月8日の日刊スポーツによる報道です。

今季国内FA権を取得したDeNA山口俊投手(29)が8日、権利行使の意思を表明した。横浜市内の球団事務所を訪れ、申請書類を提出した。囲み取材では「選手としてせっかく取れた権利ですし、自分の評価を、プロ野球選手として聞きたい気持ちが強くなりました」と説明。今季初めてCSに進出し、来季以降優勝を狙うチームにとって、11勝した右腕の流出は大きな戦力ダウンとなる。この日の朝まで行使するか否かを悩んだと言い「チームに対する愛着もある。これから優勝できるチームだということもプレーしてきてすごく感じている。その中で自分がFAする意味も分かっている」と話すと、目から涙があふれた。チームは宣言残留を認めている。高田GMは「よその球団の話を聞いて、またDeNAでやろうと思ったら、我々は喜んで待ってるからと伝えた」と話した。

引用元:DeNA山口が涙のFA表明「自分の評価聞きたい」

書類の提出直前には再度、残留のための交渉の場をDeNAが設けてまで引き留めに動きました。

しかし、意思は変わらずにFA権行使となったようです。

日本ハムが宣言残留を認めていないため陽岱鋼のFA宣言は同時に日本ハムを去ることを意味していましたので、涙を流すのがわからないわけではありません。

しかし、DeNAは宣言残留を認めていて、今後も交渉する意志を示してくれています。それにもかかわらず、この時点で涙を流しているということは、他球団から評価を聞きたいという段階ではなく、他球団への移籍を前提としてFA宣言と考えて良さそうです。

中日や阪神も興味を示していると報じられていますが、実際には巨人が最有力となります。一通り手を挙げてくれた球団の話を聞き終わった後に、巨人入団という流れが強まったと言えるFA宣言の会見でした。

ウィーランドを獲得したばかりのDeNAですが、さらなる投手の補強を模索する必要がありそうです。

11月9日のスポーツニッポンによる報道です。

山口から国内FA権の申請書類を受けとったDeNAの高田繁GMは「来年優勝するために彼は必要な戦力だから」と話した。かねて宣言残留を認める方針を示しており「他球団の評価を聞いて、DeNAということならば喜んでという話をした」と説明。球団は山口引き留めに総額3年5億円以上の条件を提示しているもよう。

引用元:DeNA 山口慰留へ3年5億円超提示か 高田GM「優勝するために」

11月9日の日刊スポーツによる報道です。

山口は「先発で勝負したい。まずはそこが最低条件」と新天地に求める条件を挙げた。

引用元:山口涙のFA「先発で勝負したい」新天地へ条件示す

11月9日のスポーツ報知による報道です。

関係者の話を総合すると、FA宣言した選手が公示される10日の午後3時以降に、山口俊側へ連絡。交渉が解禁される11日にも“即交渉”を仕掛ける。条件面でも最大限の誠意を見せる方針で、契約金やインセンティブも含めた3年総額6億円超を提示する見込みだ。背番号も、右腕の意向に沿うよう配慮する考えで、全力でラブコールする。

引用元:DeNA・山口に3年6億円超、SB・森福は複数年…交渉解禁11日にダブルアタック

山口俊の2016年の年俸は8000万年+出来高でした。DeNAが提示したとされる3年5億円超は年平均で1億6000万円を超える金額となりますので、倍増以上の条件を出したことになります。

ローテを守って11勝をあげたものの、一番肝心な時期に離脱し、クライマックスシリーズでは1試合も投げることができませんでした。

それらを考えると破格の提示と言えるもので、DeNAが最大限のものを提示しているので、これ以上に見直しはないというのもうなずけるものです。

それでも山口俊はFA宣言をしていますので、やはり巨人が意中の球団で評価を聞いてみたかったと考えられます。

その巨人が報道されているとおりの3年6億円を用意するかはやや疑問が残りますが、少なくともDeNAと同程度のオファーはしてくることは確実で、より流出の可能性が高まったと言えそうです。

2016年11月11日の日刊スポーツによる報道です。

交渉後、山口は「地元が九州ですし、常に見ていたのは巨人戦だった。プロ野球といえば巨人かなというイメージは強い。高橋監督には『一緒に強いチームを作って優勝しよう』と言っていただいたので『前向きに考えさせていただきます』と答えさせていただきました。自分のこだわっていた先発というところでの評価を高くしてくれているので、自分の思う部分と一致しているのかなと感じた。(誠意は)すごく感じました」と話した。

引用元:FA山口、巨人と交渉 由伸監督直電に「前向きに」

「プロ野球と言えば巨人」「前向きに考えさせていただきます」「自分のこだわっていた先発というところでの評価を高くしてくれている」という一連の言葉からして、巨人への移籍がほぼ確実になりました。

FA会見で泣いていたのも、実際には巨人への移籍が希望だったことは見て取れましたので、驚きのない結論と言えます。

2016年11月14日の日刊スポーツによる報道です。

DeNAは14日、ヤクルトで戦力外となった田中浩康内野手(34)を獲得したと発表した。1年契約で年俸は1500万円。ヤクルトから来季のコーチ就任を打診されたが、現役続行を希望していた。
田中浩は2005年に早大から自由獲得枠でヤクルトに入団。ベストナインに2度選ばれた。12年間で通算1195試合に出場して打率2割7分、30本塁打、328打点。歴代6位の293犠打を記録している。

引用元:DeNA、ヤクルト戦力外の田中浩康を獲得

良い選手なのですが、ヤクルトでは山田哲人の大ブレイクもあり、ほぼチャンスがない状態でした。

また少ない出場試合数では打率.186と結果を残せませんでしたが、ファームでは打率.336/出塁率.423/長打率.425/OPS.847と好成績のため、まだチャンレジしたいというのは理解できます。

選手層が厚いとは言えないDeNAにとっては、厚みを加えてくれる期待をかけることになりそうです。

2016年12月の補強最新情報

2016年12月の補強最新情報です。

2016年12月2日のサンケイスポーツによる報道です。

DeNAからフリーエージェント(FA)権を行使した山口俊投手(29)の巨人入りが1日、決定した。山口から11月29日に移籍の報告を受けていたこともあり、高田繁GMも巨人移籍を淡々と受け止めた。人的補償については「(巨人のプロテクト)リストを見てから検討する。将来性ある若手や、すぐにチームの戦力になる選手がいれば、もちろん獲得する。まずはリストを見てみないと」と話した。

引用元:DeNA・高田GM、山口の巨人入りで人的補償検討「リスト見てから」

巨人のプロテクトリストから外れ、人的補償として獲得できる可能性がある見られていた小山雄輝は楽天にトレードで移籍しました。

表向きは補強ポイントが合致したとなってはいるものの、実際には釣り合いのとれていないトレードで、楽天が現時点でプラスになると考えられるものでした。

現時点で巨人の二塁手はある程度頭数がいますし、今年のドラフトでも1位で吉川尚輝を獲得しています。小山と交換で獲得していた柿沢がどうしても欲しかったと言われる疑問です。

逆にDeNAからすると柿沢よりも小山の方が魅力があっただけに、巨人にうまくかわされたという印象があります。

巨人のFA戦略は自チームの戦力アップのみならず、他チームの戦力ダウンを狙う意味合いもありますので、その点でも抜かりなくやられてしまったという面があります。

2016年12月11日のデイリースポーツによる報道です。

DeNAが獲得を目指していた韓国No.1左腕・梁ヒョンジョン投手(28)と破談になった。関係者によるとFA権を取得していた梁は10日、代理人と接触し、古巣のKIAに残留することを告げた。
DeNAは梁側と順調に交渉を進め、大型契約間近まで迫っていたが急転、獲得を断念する結果になった。今後は並行して調査を進めてきた大物外国人投手獲得を目指す

引用元:DeNA 韓国No.1左腕の梁ヒョンジョンと急転破談

一時はほぼ合意という報道も流れたヤン・ヒョンジンの獲得に失敗することになりました。

様々な動画を見る限り、日本でも活躍できそうな要素が揃っていた投手だけに、山口俊が抜けたDeNAにとっては痛い交渉失敗となりそうです。

このヤン・ヒョンジンくらいの投手を探すのは簡単ではなさそうですが、並行して調査を続けてきた大物外国人投手がいるとのことなので、そちらでの補強に期待することになりそうです。

2016年12月13日のサンケイスポーツによる報道です。

DeNA・三原一晃球団代表(48)は13日、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した山口俊投手(29)の人的補償のプロテクト選手のリストが12日に届いたことを明かした。「いただきました。中身、一個人に関してはいえません。GM(高田繁ゼネラルマネジャー)と相談しながら、後悔のないように決めたい。基本的にはGMに決めていただきます」
三原代表はチームの補強ポイントは投手、内野手と明言し、「重点的にみていくことになると思います」と語った。高田GMはこの日、球団事務所に姿を見せなかった。

引用元:記事タイトル

巨人のプロテクトリストから外されている可能性があると考えられているのが、投手では江柄子裕樹、西村健太朗、長谷川潤、中川皓太、内野手では吉川大幾、辻東倫、中井大介らとなってきます。

これらの顔ぶれを見ると、小山雄輝のトレードはDeNAの戦力アップを阻止することが目的の一つだったことは否定できないものとなっています。

リストの内容次第では外れている可能性があるとされているのが片岡治大、今村信貴あたりですが、もし外れているとすればこの2人が有力候補となります。

それに続くのがチーム自体が若い選手を育成していく方向性となっていますので、江柄子、長谷川あたりとも有力な候補なりそうです。

2017年1月の補強最新情報

2017年1月の補強最新情報です。

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2017年1月5日のスポーツ報知の報道です。

DeNAが、巨人にFA移籍した山口俊投手(29)の人的補償として、平良拳太郎投手(21)を獲得することが4日、明らかになった。若手投手が不足するチーム事情と合致して、3年目の昨季1軍デビューした有望株に白羽の矢が立った。すでに昨年12月22日に開いた編成会議で平良を獲得する方針を固めていたが、仕事始めとなったこの日、横浜市内の球団事務所で高田GMらが最終確認。巨人側に通達した。5日にも両球団から発表される。

引用元:FA山口俊の人的補償で平良がDeNAへ移籍

「内野手はいらない」「投手優先」と話していた高田GMの言葉どおりに、若い投手の獲得を選んだDeNAベイスターズです。

巨人の次代を担うことを期待されていたエース候補を獲得することになりました。

2016年はで一軍昇格を果たしたものの、初登板初先発の阪神戦では4回途中4安打3四球4失点でプロ初黒星を喫しています。ただ、1回から2回にかけてヘイグ、福留、ゴメス、鳥谷から4連続三振を奪うなどポテンシャルを感じさせる投球も見せています。

2016年は右肘痛でシーズン途中に離脱したものの、イースタン・リーグでは12試合74イニングで防御率2.31/6勝2敗/奪三振37という成績で翌年に期待される数字となっています。

その後、順調に回復したため、メジャーリーガーも参加するプエルトリコのウィンターリーグで投げています。そこでは中継ぎとして5試合で防御率3.60とまずまずの結果を残しています。

岡本和真、高木勇人ともにプエルトリコに送られていますので、巨人としても期待していた投手の1人であることは間違いありません。

ただ、2017年に絶対に勝ちに行くという方針で大型補強を敢行しましたので、将来性よりもすぐに戦力となる選手が優先された可能性が高く、それゆえにプロテクトから外れたと言えそうです。

平良は181センチ、77キロの沖縄生まれの21歳です。。体をひねるトルネード気味の変則サイド右腕、スリークオーター右腕で「斎藤雅樹2世」とも呼ばれていました。140キロ台の直球に、カットボール、シュートで両コーナーを突く横変化の投球スタイルです。イースタン・リーグでは通算35試合で11勝5敗、防御率3.30となっています。

高田GM体制になってからは投手陣整備のため即戦力に偏った指名で大学生、社会人が中心とならざるえませんでした。下位指名では高校生を獲得していたものの、同学年では砂田くらいがいるくらいという現状のため、編成面でのバランスの悪さを補う上でも期待される獲得となりそうです。

巨人では先発ローテに入るチャンスがほぼない状況でしたが、DeNAは左に先発投手が偏っていることや、まだ競える枠も残っているためキャンプ、オープン戦での動きが注目されます。

またDeNAは人的補償を選んだため、金銭補償は山口俊の2016年の年俸の40%となる3200万円も合わせて受け取ることになります。

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