広島東洋カープの2014年の新外国人・ザック・フィリップスを数字で分析

広島東洋カープの新外国人は、左腕のザック・フィリップス中継ぎ陣の補強としての獲得です。

テキサス・レンジャースに2004年のMLBドラフトで23巡目全体で681番目で指名されてプロ入りしています。

1986年9月21日生まれの27歳で、左投げ左打ちの投手で、メジャーではボルチモア・オリオールズマイアミ・マーリンズの2チームで通算19試合に登板しています。

カープの外国人獲得は派手さはないものの、質の良い選手を獲得してきていますので、このザック・フィリップスも注目されます。

このザック・フィリップスの3AとMLBでの成績、持ち球、投球の特徴などについてまとめ、分析してみました。

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ザック・フィリップスのキャリアのほとんどが中継ぎ・抑えとしての登板

ザック・フィリップスの3AとMLB(メジャー)での年度別成績は以下のとおりとなっています。

ザック・フィリップスの3AとMLB(メジャー)での年度別成績(2010-13)

3Aとメジャーでは先発しているのは1試合だけです。1A時代には先発をしていた時期もありますが、2A昇格後は、ほぼ中継ぎ・抑え専任でのキャリアとなっています。

3Aではまずまずの数字を残していますが、MLBでは満足のいく結果を残せていません。ただ、3Aではセーブがつく場面でも登板していますので、クローザーのバックアップとしても期待ができる可能性があります。

ザック・フィリップスの持ち球は、フォーシーム、スライダー、シンカーが中心で、他にツーシーム、カーブ、チェンジアップ、スプリットも投げれるようです。

フォーシームは最速で最速92.7マイル(149.2キロ)で、平均では90.0マイル(144.8キロ)となっています。この数字は2013年の記録なので、ほぼ同じ程度は日本でも出せるのではないかと予想できます。

空振り率が高く、被打率が低いのもこのフォーシームで、生命線となりそうです。あとは、スライダーもフォーシームと並んで空振り率が高い球種となっています。

奪三振率が高い方ではありませんが、フォーシームも日本ではまずまずのスピードがある部類になりますし、左腕ですので、もう少し数字も良くなる可能性があります。

ザック・フィリップスはメジャーでの登板も少ないので、MLB.comでも動画が少なく、短い動画ですが、投球フォームは確認できます。オリオールズ時代のものです。

投球するときに、インステップ(クロスステップ)していますので、左打者にとってタイミングがとりずらい投手となりそうです。

計算できる左投手が不足している広島東洋カープの投手陣

右投手は先発・中継ぎともにある程度揃っているカープですが、左投手は明らかに不足している状況です。

左投手では久本祐一(防御率3.00)はまずまずの数字を残していますが、河内貴哉(防御率4.15)菊地原毅(防御率4.50)の2人は防御率4点台で、篠田純平と江草仁貴はともに計算できない状態です。

一軍の外国人枠は4人ですので、その枠をバリントン、ミコライオ、キラ、エルドレッドと争うことになります。この4人は投打の重要な位置を占めていますので、ザック・フィリップスにとって、なかなか厳しい競争になります。

枠に余裕があれば、左打者へのワンポイントもしくは左打者が続く場面などで使うためにベンチに置きたいところですが、そうもいかない状況です。

ですが、ザック・フィリップスは、広島では貴重な左腕という価値がありますので、そこに突破口を見いだせるかにかかりそうです。

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