中日ドラゴンズの2014年新外国人アンダーソン・エルナンデスを数字で分析

中日ドラゴンズに復帰した森繁和ヘッドコーチがドミニカ共和国から4人の外国人選手を連れてきましたが、その1人がアンダーソン・エルナンデスです。

アンダーソン・エルナンデスは1982年10月30日生まれで、右投げのスイッチヒッターでポジションは内野手です。メジャーや3Aでの実績を見ると、サード、ショート、セカンドを守れるユーティリティプレーヤーです。

メッツ、ナショナルズ、インディアンス、アストロズなどメジャー4球団でプレーしていますが、2011年から3年間はメジャーでのプレーはありません。

このアンダーソン・エルナンデスの3AとMLBでの成績を見ながら、特徴やタイプ、適性などを検討していきたいと思います。

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打撃は未知数も守備力に大きな期待ができそうなアンダーソン・エルナンデス

アンダーソン・エルナンデスのMLBとメジャーでの年度別成績と通算成績は以下の表のとおりとなっています。上段が3Aで下段がMLBでの成績となっています。

アンダーソン・エルナンデスのMLBとメジャーでの年度別成績と通算成績

メジャーでの通算成績は240試合643打数で、打率.241/本塁打4/打点60/出塁率.300という成績で目立つものはありません。

2013年は3Aでプレーではありますが、メキシカンリーグでのプレーです。メキシカンリーグはMLB30球団の傘下にはいないものの、MLBから3Aのランクが与えられているリーグです。

2013年のアンダーソン・エルナンデスの3Aの成績は、そのメキシカンリーグでは66試合で打率.295/本塁打11/打点41/出塁率.368OPS.844と高い数字を残しています。ややレベルに疑問符があるものの、打撃面で上昇気配にある選手であることはあります。日本でのプレー前年が上り気配がどうかも重要なので、その面ではプラスと考えられます。

3Aを通じて言えるのは、ゴロアウトの比率が高く、フライアウトの1.5倍程度です。そして本塁打数や長打率を見ても、長距離打者ではないと考えられるアンダーソン・エルナンデスです。

また盗塁数の変動を見ていると、盗塁できるスピードがありながらも、ムラッ気があって、走ったり、走らなかったりしているような節も見られるので、真面目にやってくれれば盗塁も期待できそうです。

特に中日は、盗塁も両リーグで11番目の57盗塁にとどまっています。その面でもエルナンデスのスピードには期待したいところです。

アライバがいなくなった二遊間の新しい目玉になる可能性もあるエルナンデスの守備力

そして打撃やスピードもさることながら、守備力の面での期待も大きいアンダーソン・エルナンデスではないかと思われます。打撃が図抜けているわけではないながら、メジャーで240試合に出れているのは、この守備力が大きな理由だったようです。

MLB.com:Hernandez’s nice scoop

グラブさばきが良いです。

次はセカンドでの守備です。
MLB.com:Astros turn two

少し見えづらいですが、さりげなく、とんでもない難度のトスを正確かつスピーディにこなして、ダブルプレーをとっています。
最後はショートでのセンターへの打球を処理するプレーです。
MLB.com:Hernandez’s slick fielding

身体能力の高いことがわかるプレーではないかと思います。

MLB.comの動画でも、アンダーソン・エルナンデスの動画は守備に関するものが多いです。特にダブルプレーに関する動画が多くあります。そして守備率なども良い数字が残っています。

常勝中日の強みの一つはセンターラインの圧倒的な安定感でした。守り勝つ野球を谷繁監督が標榜していますし、それは落合GM、森繁和HCも同じ考えと思われます。

その点で打撃力はある程度のレベルにあれば、二遊間には守備力の高い選手を優先して起用するのではないかと思われます。ドミニカンの華麗なステップを、中日ドラゴンズの二遊間で目にすることになるかもしれません。守備だけでお金がとれるようなプレーを見せてくれることも期待できそうです。

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