ヤクルト・スワローズの2014年新外国人クリス・ナーブソンを数字で分析

ヤクルトが先発ローテーション候補のクリス・ナーブソンを獲得

ヤクルト・スワローズが先発ローテーションの補強としてブリュワーズからFAとなったいたクリス・ナーブソンの獲得を発表しました。

クリス・ナーブソンは2012年に肩の手術をしたため、ここ2年の成績は良くありませんが、2010年と2011年に2年連続二桁勝利をMLBであげた先発タイプの左腕です。

肩の手術後の成績はイマイチですが、ウィンターリーグで状況を確認し、提携先のインディアンスに確認した上で獲得を決定したいようです。

MLBドラフト2000で2巡目(全体で53番目に)セントルイス・カージナルスに指名されて入団しています。2014年シーズンは32歳で迎えることになります。このクリス・ナーブソンの成績や持ち球などを見ながら、特徴などを見ていきたいと思います。

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肩の状態に不安があるものの実力はあるクリス・ナーブソン

クリス・ナーブソンのメジャーと3Aでの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。上段が3Aで、下段がMLBでの成績となっています。

クリス・ナーブソンのメジャーと3Aでの年度別成績

MLBでは、2010年に37試合167回2/3で防御率4.99・12勝9敗・WHIP1.38、2011年に37試合167回2/3で、防御率4.99・11勝8敗・WHIP1.39という数字で、2年連続二桁勝利をあげています。

左肩の故障、手術がなければ、もう少し高い評価を受けて移籍先が見つかっていたと予想されるクリス・ナーブソンです。

持ち球は、フォーシーム、チャンジアップ、カーブ、ツーシーム、カッター、スライダーがあるようです。速球は最速で93.5マイル(約150キロ)を2009年に出していますが、2013年は、ツーシームの86.7マイル(約140キロ)が最速で、平均で85マイル(約137キロ)程度となっています。奪三振率は高くなく、打たせてとるタイプの投手です。

手術前の二桁の勝ち星を上げている頃でも、速球は84-85マイル(135-137キロ)程度なので、術後に極端に球速が落ちたわけではなく、元から力で押すタイプではないようです。

制球力と変化球のキレが重要なポイントとなりそうなクリス・ナーブソン

2011年9月に好投した時の動画です。

MLB.com:Narveson’s strong start

ファーストボールは早くありませんが、制球力で勝負するタイプで、カーブが良い投手であることがわかるのではないかと思います。実際に数字上でカーブの被打率が低く、空振り率も高い重要な持ち球となっています。

次は、クリス・ナーブソンが、2012年の5月に手術を受けて、2013年のスプリングトレーニングで軽めに投げている時の映像です。

MLB.com:Narveson on his comeback

映像を見る限りでは、クセの少ないタイプの左腕なので、身長は192センチと長身ですが、日本でも制球力と変化球のキレがカギを握ることになりそうです。

先発ローテーションの軸というには、故障歴もがあり、復帰後に武器のカーブを多く投げていないことが気になります。ですが、制球力を重視するタイプで安定感はある方だと思われますので、先発ローテーションの4番手・5番手くらいであれば、十分に期待できる投手ではないかと思います。

ヤクルトの外国人の目利きの良さには定評がありますので、実戦で投げるところを早く見てみたい投手です。

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