阪神タイガース4番候補の新外国人・マウロ・ゴメス(Mauro Gomez)の成績と分析

阪神タイガースが、2014年シーズンに向けて新4番候補としてドミニカ共和国出身のマウロ・ゴメス(Mauro Gomez)を獲得しています。両リーグ最低の82本塁打に終わった阪神打線の強化のための補強です。

契約金と年俸を含む総額が1億2000万円の1年契約で、2014年を阪神でプレーすることとなりました。マウロ・ゴメスは、2013シーズンは、ブルージェイズ傘下の3Aバッファロー・バイソンズで110試合に出場し、405打数で打率.249・本塁打29・打点73の成績を残しています。

マウロ・ゴメスは、身長188センチに体重は100キロを越える巨漢の内野手です。中日のヘッドコーチに就任したドミニカ共和国のプレーヤーに精通している森繁和氏も名前を記憶していたマウロ・ゴメスです。

スポンサードリンク

長打力が魅力も、打撃と守備は荒いマウロ・ゴメス

マウロ・ゴメスは2014年の9月で30歳になる右投右打の選手で、主なポジションは一塁で、アメリカでは、一応三塁も守っていたようです。

ドミニカ共和国からブランコを始め、優良な外国人選手を獲得してきた森繁和氏も「粗さもあるけど、ハマればやっぱりものすごいパワーだよ。三振数が多く、粗いのは少し気になるけどな。」(スポニチより)とコメントしているマウロ・ゴメスです。

そのマウロ・ゴメスのメジャー、3A、そしてマイナー通算などの成績を以下の表にまとめてみました。

阪神タイガース新外国人選手・マウロ・ゴメスの成績

2005年からルーキリーグに参加していますが、3Aだけの成績をのせています。

まず守備ですが、三塁は守ったことがあるものの、そのクオリティはひどく、三塁での守備率はマイナー通算で.841で、メジャーでは.778という悲惨な数字が残っています。そのため実際にはファーストしかできないと思ったほうが賢明と思われます。

3Aでは、2011年と2012年に24本、2013年は29本の本塁打を打っていて、中日の森ヘッドコーチが語るように、長打力があることは間違いなさそうな数字を残しています。そして2011年と2013年には131個の三振を記録するなど、その打撃の粗さも森ヘッドの指摘がうなずける数字が残っています。

特に気になるのが、2011年は506打数で131三振ですが、2013年は405打数で131三振と、三振率が悪くなっていることです。

2012年にはメジャーで37試合に出場し、うち19試合が先発出場となっています。メジャーで102打数で打率.275・本塁打2・打点17とそこそこの数字は残せていますが、ファーストやDHなどの打撃力を問われるポジションを得るには厳しい成績でした。

そして2013年はブルージェイズがオフに行った大補強で、ポジションに空きがなかったのも影響して、メジャー昇格は果たせていません。特にファーストのポジションは相当に打撃が良くないと、メジャーではレギュラーをとれませんので、サードの守備に難があったマウロ・ゴメスには厳しい状況だったことが想像できます。

長打力と三振の多さが目立つマウロ・ゴメス

3Aでの通算は345試合で77本の本塁打で、日本の144試合に換算すると1シーズン32本超となります。その一方で345試合での三振数は350個なので、日本の1シーズンに換算すると三振は146個となります。

これは今年セ・リーグの最多三振を記録した中日・クラークの130個よりも、計算上ではありますが多くなります。パ・リーグでは、アンドリュー・ジョーンズの164個よりは少ないものの、日本ハムの陽岱鋼の142個より多くなります。

セ・リーグの投手は、パ・リーグの投手と比較して、変化球でかわす投球スタイルの投手が多く、捕手の配球もその傾向が強いです。そのためこの3Aでの三振数の多さは気になるところです。外の変化球や落ちるボールに対応できないのではという懸念があります。

ただ長打力は期待できますので、4番におくよりも、6番とか7番で2割2分から2割3分で30本の本塁打を打ってもらうという感覚で期待した方が、阪神打線にも厚みがでるような気がします。

ブランコのように日本の野球に適応していく例もありますので、来年で30歳と比較的若いマウロ・ゴメスでもありますので、適応力に期待することになりそうです。

スポンサードリンク

よく読まれています

    

このページの先頭へ