ヤンキースの2016-17シーズンオフの補強はどうなる?名物記者が伝える最新情報

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースはレッドソックスとの3連戦に勝利したものの、ワイルドカードを争う対象チームのオリオールズが勝利したことで、2016年のポストシーズン進出の可能性は潰えました。

トレード期限前に主力選手を放出したことを考えれば、若い選手に切り替えながらのポストシーズン争いで希望を感じさせる面もあれば、ライバル球団との差を認めざるを得ない面もありました。

そのため来季に巻き返すためには若手の成長はもちろんのこと、足りない部分を補う動きも必要になります。

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そのヤンキースの2016年シーズンオフから2017年シーズン開幕までの補強の動向について、移籍などの情報の正確さと速さで知られるFanragSportsのジョン・ヘイマン氏が”Heyman: Passing out the MLB awards”というタイトルの記事で言及しています。

The Yankees are expected to seek power, plus pitchers this winter. The Yankees aren’t used to seeing division rivals Boston, Baltimore and Toronto all have multiple 30-homer hitters while their leader has in the low 20s, and that’s an issue for them.

「ヤンキースはパワーヒッターと投手の補強に動くと予想されている。というのもライバルチームであるレッドソックス、オリオールズ、ブルージェイズらが複数の30本塁打以上の選手を抱えている一方で、ヤンキースは一番本塁打が多い選手でも20本塁打前半にとどまるなど、問題となっている。」

ヤンキースは20本塁打以上が4人いるもののチームを去ったカルロス・ベルトランの22本塁打が最高の数字で、スターリン・カストロが21本塁打、ディディ・グレゴリウスとゲーリー・サンチェスがともに20本塁打で、それに続くのはブライアン・マッキャンの19本塁打となっています。

オリオールズが30本塁打以上が3人、20本塁打以上となると6人、ブルージェイズは30本塁打以上が2人、20本塁打以上は6人、レッドソックスは30本塁打以上が2人、20本塁打以上が5人となっています。

打者有利の球場が多いア・リーグ東地区で、これだけ長打力で差をつけられてしまうと不利であることは否定できません。

そのためパワーヒッターをヤンキースは必要としているのですが、それに続いて投手陣の補強についても言及しています。

They will also look to improve the rotation and back end of the pen … Dellin Betances may be worn out, and if so, who could blame him? But there are some with Yankees ties who simply believe he is better off setting up than closing. That will mean a look at ex-Yankee Aroldis Chapman, as was noted in this space last week, or possibly Kenley Jansen. Since Mark Melancon came up with the Yankees and wasn’t seen as that type of pitcher, he might be somewhat less likely …

「ヤンキースは先発ローテーションと試合終盤を任せる投手の改善を目指すだろう」と予想しています。

「デリン・ベタンセスはもしかしたら擦り切れてしまっているのかもしれないが、誰も彼を責めることはできない。しかし、ただ単にクローザーよりもセットアップマンのほうが向いているだけだと考えているヤンキースに近い人々もいる。」と述べた上で、アロルディス・チャップマン、ケンリー・ジャンセンといったクローザーの獲得に動くのではないかと伝えています。

オフのFA市場にはパイレーツからナショナルズにトレード移籍した、マーク・マランソンもいて成績は防御率1.70/45SV/WHIP0.91と申し分のない成績なのですが、ヤンキースがほしいタイプの投手ではないと述べています。

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アロルディス・チャップマンは奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)が13.9、ケンリー・ジャンセンが同13.6なのですが、マーク・マランソンは同8.4にとどまります。

つまりヤンキースが気に入るようなパワークローザーではないということで、アロルディス・チャップマンやケンリー・ジャンセンの方が可能性が高いだろうとジョン・ヘイマン氏は予想しています。

そして話題はブレット・ガードナーとルイス・セベリーノにも及びます。

Some Yankees people believe they need more production from the outfield. While Brett Gardner is still very good in the outfield, offensively, one scout says “he’s regressing.” … There could be a debate within the Yankees’ front office over whether Luis Severino is a starter or reliever, but the likelihood is that he’ll be given a chance to start next year. They will also look outside the organization for starters …

ブレット・ガードナーは守備面ではいまだに優れているものの、打撃面は衰えつつあると評価しているスカウトがいるようです。

そしてルイス・セベリーノに関しては先発が良いのか、リリーフが良いのかについてヤンキース内部でも議論が行われているだろうが、来年も先発のチャンスが与えられることになるだろうと、ヘイマン氏は予想しています。ただ、補強によって先発ローテのグレードアップを模索することにはなるだろうとも述べています。

ヤンキースの外野に関してはアーロン・ジャッジはデビュー当初は華々しかったものの、その後苦しみました(打率.179/出塁率.263/長打率.345) し、アーロン・ヒックスは肩は素晴らしいものの、打撃は119試合344打席で打率.214/出塁率.274/長打率.332と冴えません。

ジャコビー・エルズベリーとブレット・ガードナーともに守備面では貢献度が高いものの、攻撃面ではやや弱さを隠せません。

同地区のライバルが強力な打線を形成する中で、現時点で来季に30本塁打の期待ができるのが、2年目で徹底的にマークされることが予想されるゲーリー・サンチェスくらいです。

そのゲーリー・サンチェスへの負担を減らすためにも、打線の中軸を打てる選手がほしいところではあります。

長期契約も徐々に切れ始めていることもあり、来季の確定している年俸は1億2765万ドルと比較的余裕がある状態となっていて、昨シーズンオフとは異なり、補強に動くことは可能です。

またブライアン・マッキャンのブレーブスへのトレードはこのオフの注目すべき動きで、それが成立すればさらに1700万ドルを予算から外すことができます。

ただ、以前のような大型契約には踏み込まないことが予想されるため、どのようにブライアン・キャッシュマンGMを始めとするヤンキースのフロントがやりくりして補強を進めるのか注目されます。

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