ヤンキースがスターリン・カストロのトレードも検討か!ニューヨーク・ポスト記者が伝える

New York Yankees Top Catch

ヤンキースはアロルディス・チャップマンと5年8600万ドルの大型契約を結んだ後に、ブライアン・キャッシュマンGMは年俸の高いベテラン選手のトレードがない限り、さらなる補強はないと話していました。

その時点ではそのトレードになる候補の選手としてブレット・ガードナーとチェイス・ヘッドリーの2人の名前が報道されていたのですが、どうやらスターリン・カストロも含まれていたようです。

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ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン記者が”What Yankees’ bullpen freeze tells us about Hal’s budget”という記事で以下のように伝えています。

Meanwhile, the Yankees have been unable to deal Brett Gardner, Chase Headley or Starlin Castro, who they let some clubs know was available. To date, that has kept them from pushing for a pricey reliever.

「ヤンキースは幾つかのチームにトレードに出せる選手として伝えていたブレット・ガードナー、スターリン・カストロ、チェイス・ヘッドリーらを放出できていないままだ。そのため値段の高いリリーフ投手を獲得することができていない。」

この記事ではブルペンの補強がメインのトピックのため、これ以上スターリン・カストロのトレードについては触れられていることはなく、さらっと書かれているのですが、ヤンキースがトレード放出を模索していたことが明らかになっています。

スターリン・カストロはアダム・ウォーレンとブランダン・ライアンとの交換トレードでヤンキースに移籍して、2016年が移籍後1年目のシーズンとなりました。

そのカストロは151試合に出場し打率.270/出塁率.300/長打率.433/OPS.734で、キャリアベストとなる21本塁打、70打点という成績を残しました。

ヤンキースにとってセカンドはロビンソン・カノが去った後の泣き所で、毎シーズンの課題となっていました。

そこに26歳と若く2020年まで契約が残るスターリン・カストロはヤンキースの課題を解消する存在となったかに思えました。

しかし、トレード放出に応じる姿勢であることを他球団に伝えているということは、そこまでの評価ではなかったということになります。

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スターリン・カストロは本塁打を21本打ったのは良かったのですが、打率と出塁率の差は0.030しかないことからもわかるように四球をあまり選べないフリースインガータイプです。

この四球を選べない打撃スタイルで出塁率が低いため21本塁打を放ちながらOPSは.734という数字しか残せていません。

さらに三振が多く610打席で119三振と、三振率は19.34%に達するなど、打撃面で洗練されいているとは言い難いものがあります。

それでもセカンドとして守備力があればまだ目をつぶれるのですが、そうではないと考えられる数字が残っています。

2016年のセカンドとしての数字は守備防御点(DRS)が-8、アルティメット・ゾーン・レイティング(UZR)が-6.6といずれも平均を大きく下回る数字で、相手に点を多く与えていることを示しています。

それでも年俸が安ければ長打力を買ってチームに残すことを選ぶ可能性が高いのですが、大型契約により年俸はFA選手並です。

2016年の年俸は785万ドルだったのですが、2017年は985万ドル、2018年は1085万ドル、2019年は1185万ドルと年々上昇する設定になっています。

加えて2020年はチームオプションで1600万ドルの契約を更新しない場合には100万ドルのバイアウトを支払うことになっています。

これらを合計すると4年で4140万ドルの契約が残っていることになります。

この残契約4年4140万ドル、打撃面での粗さ、守備面での物足りなさを考えると、ヤンキースとしては長期的な構想としてチームに絶対に必要だとはなっていないようです。

またヤンキースは二塁と遊撃を守れるミドルインフィルダーに関してファームの層が厚いことも、この方向性に影響を与えていると考えられます。

1AではありますがMLB公式サイトの最新のプロスペクトランキングでMLB全体で3位にランクされているグレイバー・トーレス(Gleyber Torres)、同47位のホルヘ・マテオらがいて、2Aにはタイラー・ウェイドもいます。

ショートにはディディ・グレゴリウスがいて2019年まで契約が残っていますので、年俸総額をぜいたく税の基準内に削減したいヤンキースにとっては、スターリン・カストロに1000万ドル前後を支払う価値を感じない状況とはなっています。

ただ、トレード交渉は発展しなかったようなので、現状ではこのまま2017年シーズンをスターリン・カストロとディディ・グレゴリウスの二遊間コンビで迎える可能性が高くなっています。

しかし、2017年シーズン前半でポストシーズンが難しくなれば、昨年のようにヤンキースがファイヤーセールに踏み切る可能性があり、その場合には候補としてスターリン・カストロの名前が上がることもありそうです。

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