ヤンキースはカイル・シュワーバーの獲得に再び動くか!?トレード期限前の注目動向に浮上

New York Yankees Top Catch

ヤンキースが、昨年のトレード期限前にアロルディス・チャップマン、アンドリュー・ミラーについてシカゴ・カブスと交渉していた際に、交換要員として要求されたとされているのがカイル・シュワーバーです。

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しかし、カブスのフロント陣はカイル・シュワーバーの放出に関しては全く応じる姿勢ではなく、最終的にはグレイバー・トーレスを放出することでアロルディス・チャップマンを獲得しました。

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グレイバー・トーレスは今年のスプリングトレーニングでも結果を残し、シーズン開幕前にはMLB公式サイトがMLB全体で3位、ベースボールアメリカが同3位にランクするMLB屈指の評価を得るプロスペクトとなりました。

そしてシーズン開幕後も2Aで結果を残して早々に3Aに昇格し、今夏には低迷するチェイス・ヘッドリーに代わって三塁手として戦力になると期待がもたれています。

その一方でカブスのカイル・シュワーバーはレフトをポジションとし、打線のリードオフマンという立場で開幕を迎えたものの、56試合で打率.171/出塁率.295/長打率.382/OPS.677、11本塁打、26打点と低迷しています。

打率の悪さも問題ではあるのですが、元々捕手をポジションとし、運動能力が高い選手ではないこともあって外野守備に不安があり、守備防御点(DRS)が-4と足を引っ張っています。

本来であれば捕手、一塁、もしくは指名打者という役割が良いのですが、ナ・リーグのため指名打者はインターリーグのアウェイのときのみで、捕手にはウィルソン・コントレラス、一塁にはアンソニー・リゾがいるため、そうすることもできません。

ただ、低迷している今季であっても11本塁打を記録し、2015年のポストシーズンでは9試合31打席で5本塁打を放った長打力は変わらずに魅力的なものがあります。そのためカブスが今年のトレード期限前に先発投手を獲得するために、カイル・シュワーバーを交換要員にするのではないかとの予想もありました。

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そのカブスのトレード交渉の候補として、ヤンキースの名前が挙がっているようです。

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ニュージャージー・アドバンス・メディアのJOE GIGLIO氏が以下のように伝えています。

According to two MLB insiders, the Cubs might want a do-over on that thought — and brought up the idea of New York and Chicago reconnecting on a Schwarber deal.

2人のMLBのインサイダー(ESPNのバスター・オルニー氏とキース・ロー氏)によると「カブスはヤンキースとのカイル・シュワーバーのトレード交渉をやり直したいかもしれない」とのことです。

バスター・オルニー氏は「もし私がヤンキースの立場なら、カブスがカイル・シュワーバーのトレードの交渉に応じる姿勢であれば、それに応じるだろう。ただ、グレイバー・トーレスをカブスに戻すということではなく、他のプロスペクトを交換要員としての話し合いをするということだ。カイル・シュワーバーはヤンキースタジアムであれば話が変わってくるからだ」と見解を述べます。

それに対してキース・ロー氏は「そうだね。彼は打てるからね。今年は厳しいスタートになっているだけで諦めるようなものではなく、そこは問題ではない。膝がまだ100%でないのかもしれないし、レフトを守らないほうが良いのかもしれない。もしカブスが求めるとしたら複数の投手ではないか。」と応じています。

カブスはジェイク・アリエッタ、ジョン・ラッキーが今季終了後にFAとなる上に、先発投手陣のパフォーマンスが良くありません。そのため今季だけでなく来季以降も戦力になる若い投手を必要としていますので、それが手に入るのであればカイル・シュワーバーの放出に応じる可能性があると考えられています。

ニュージャージー・アドバンス・メディアのJOE GIGLIO氏も、このトレードの可能性を否定できないとして、「マット・ホリデーとの契約が2017年限り」であることや、「2018年の中軸にアーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェス、カイル・シュワーバーとパワーヒッターが並ぶのは魅力」であることを指摘しています。

ヤンキースはグレイバー・トーレス、クリント・フレイジャーなど優秀なプロスペクトを抱えていますが、難点があるとすれば左打者が有利なヤンキースタジアムを本拠地としながら右打ちの野手ばかりだということです。

左打ちで素晴らしいパワーをもつカイル・シュワーバーはその問題を解決することができます。そして、ブライアン・キャッシュマンGMは、「ヤンキースタジアムであれば50本塁打を打てる」と考えて、昨年のトレード期限前に獲得を検討したと報じられています。

And atop that list is Schwarber, whose monstrous left-handed swing is made for Yankee Stadium. “Cash thinks he can hit 50 home runs there,” one source with knowledge of the Yankees’ plans said,

カイル・シュワーバーを獲得できればアーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェスの3人だけでシーズン120本塁打を期待できるような中軸を形成できる可能性があります。さらに年齢が若く、契約上もこれから4年、5年とチームがコントロールでき、FAとなる前に契約延長してチームのコアとしてロックすることも可能なため、非常に魅力的な構想ではあります。

ただ、問題はカブスが欲しがるような若い先発投手は、ヤンキースも必要としている状況にあることです。ジョーダン・モンゴメリーが頭角を現したことにより、不安は軽減されつつありますが、それでも今季終了後にはCCサバシアとマイケル・ピネダがFAとなり先発ローテ2枠が空くことになります。

現在はロングリリーフを担当しているチャド・グリーン、3Aで先発ローテを回しているルイス・セッサ、同じく3Aにいるプロスペクトのチャンス・アダムスらも控えていますが、野手ほどにはファームの選手層は厚くありません。

しかし、スターリン・カストロ、アダム・ウォーレン、そしてアロルディス・チャップマンとトレードを成立させてきた良好な関係がヤンキースとカブスにはありますので、何かしらのクリエティブな解決策を見出す可能性は十分にあります。両者のニーズが噛み合うところがあるため、今後の動向が注目されます。

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