ヤンキースはなぜサバシアを諦めないのか?直近の4試合で防御率9.58と炎上も・・・

New York Yankees Top Catch

シーズン当初の3試合は好調で防御率1.47で2勝0敗と、開幕のレイズ戦で痛手からカムバックする上で重要な役割を果たしました。

しかし、最近の4試合20回2/3では防御率9.58と打ち込まれ、今シーズン全体での防御率も5.77に後退しています。

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21勝10敗とチーム全体が好調なため、このサバシアの低迷は大きなダメージをヤンキース全体に与えるには至っていません。

ただ、いつまでサバシアにチャンスを与えるスタンスなのかというところが気になるところです。そのことについて質問されたジョー・ジラルディ監督は以下のように答えています。

“Plenty,” Joe Girardi said, when asked how much patience he can have with Sabathia. Asked why, the Yankees’ manager said, “Because I’ve seen what he’s done. I saw what he did last year. I saw what he did his first three starts this year. So he’ll find it.”

引用元:ニューヨーク・ポスト

多くの時間、多くの機会を与える方向性であるとジラルディは話し、その理由として「私は彼がやってきたことを見てきたし、昨年やってくれたことも知っているし、今年の最初の3試合での投球も見ている。彼はいずれ自分の姿を見出すだろう」と述べています。

年俸が2500万ドルと高いことも理由と考えられる面がありますが、これに関しては2017年の契約まで支払い義務が残るアレックス・ロドリゲスに、昨シーズン途中で引導を渡していますので、このことは大きな影響を与えないと考えられます。

それよりは、C.C.サバシアは若い選手が多いチームの中で、リーダーの役割を果たしていて、2009年のワールドシリーズ制覇の経験もあるなど、ヤンキースがポストシーズン、優勝を争う上で働いてもらいたい選手であることが大きな理由だと考えられます。

さらにCCサバシアの代わりとなる投手が、必ずしもグレードアップになるとも見込めないことも、このような方針を後押ししていると考えられます。

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現時点でヤンキースが先発ローテのオプションとして選択できるのが、ルイス・セッサ、チャド・グリーン、ブライアン・ミッチェルとなり、サバシア以上の投球をしてくれると見込むのもリスクがあります。

また、早い段階でサバシアに見切りをつけてしまっては、セベリーノ、モンゴメリーらの調子が落ちてきた時のバックアップも乏しくなります。

現在のヤンキースの先発ローテは田中将大、CCサバシア、マイケル・ピネダ、ルイス・セベリーノ、ジョーダン・モンゴメリーの5人で回しています。

田中将大は5勝1敗と貯金を作っているものの、打線の援護によるところが大きく防御率4.36と、サバシアのように崩れてはいないものの、まだ今一歩の状態が続いています。

しかし、マイケル・ピネダが34.2回で防御率3.12、ルイス・セベリーノが39.2回で防御率3.40、ジョーダン・モンゴメリーが28.1回で防御率3.81と、しっかりと試合を作り、強力な打線との噛み合うことで、勝ち星を重ねる状態を維持してきました。

ただ、これらの投手の現在の状態は「出来過ぎ」との声もあり、特にフルシーズンを投げきったことのないセベリーノとモンゴメリーが、どこまで先発ローテに相応しい投球を続けられるかは未知数です。

また、シーズン終盤には、これらの投手のイニング制限の問題が出て来る可能性があり、それはルイス・セッサ、チャド・グリーンらにも同様のことが言えますので、現時点ではサバシアが復調することを待つというスタンスが賢明なものとなります。

ただ、懸念される材料として、打たせてとる投球スタイルに変えているものの、最近はハードヒットされることが多く、レッズ戦での連打は象徴的なものでした。その原因として、シーズン当初に有効だったカットボールが機能していていないことを、ニューヨーク・ポストは指摘しています。

さらに、39イニングで奪三振が27と少なく、与四球が17と多いという投手としての能力にも不安を感じさせるものがあり、期待どおりに復調、復活してくれるかは疑問符がつくことも指摘されています。

次の登板が投手有利の球場であるカウフマン・スタジアムで、1試合平均3.3点と両リーグでダントツ最下位のロイヤルズとの対戦となりますので、復調のキッカケをつかむには絶好のチャンスです。

逆に、もし低調なロイヤルズ打線にさえも打ち込まれるようであれば、サバシアの状態への懸念は深まり、いつまで先発ローテに残ることができかが、クローズアップされることになりそうです。

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