ヤンキースの2017-18シーズンオフの補強は活発に!?ハル・スタインブレナー共同オーナーが明言

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースのこの2年間のシーズンオフの補強は、かつて「悪の帝国」と呼ばれた時とは程遠いものでした。

2015-16シーズンオフはFA選手とのメジャー契約は一つもなく、2016-17シーズンオフもアロルディス・チャップマンに5年8600万ドル、マット・ホリデーに1年1300万ドル、クリス・カーターに1年350万ドルを費やすにとどまりました。

2018-19シーズンオフのFA市場がブライス・ハーパー、マニー・マチャド、クレイトン・カーショーらに代表されるように豪華なため、その前に年俸総額を削減して、ぜいたく税の税率をリセットすることが目的ではあったのですが、寂しい動きであったことは否定できません。

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しかし、今季終了後の2017-18シーズンオフは、これまでの2年よりも活発な動きとなりそうです。

MLBのオーナー会議に出席したハル・スタインブレナー共同オーナーが、多くのメディアリポーターの前で以下のように話しています。

“We do have a significant amount of money coming off at the end of this year and as we always do, we’re going to take as much as we can and put it back into the club,” he told a group of reporters. “We will be active in the free agent market. I can assure you. To what to degree and what areas, that remains to be seen.”

「今シーズンが終わると、かなりの金額が予算から外れることになる。そしていつもしてきたように、それをできる限りにチームの補強資金にまわす。」「私たちはFA市場でアクティブに動くことを、断言できる。」とハル・スタインブレナー氏が話しています。

ヤンキースは今季終了後に2500万ドルのCCサバシア、1300万ドルのマット・ホリデー、740万ドルのマイケル・ピネダがFAとなります。さらに引退しているものの契約の支払い義務が残っていたアレックス・ロドリゲスの2100万ドルも予算から外れることになります。

また田中将大が契約を破棄してFAを選択した場合には、さらに2200万ドルの負担がなくなります。

それらのことを踏まえて、スタインプレイナー氏は「かなりの金額が予算から外れることになる。」と話し、そのことにより生じる資金を補強に回せるため、今季終了後のシーズンオフはアクティブに動く姿勢であることを明言したことになります。

さらに補強ポイントについては、先発投手になることを示唆しています。

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スタインプレイナー氏は以下のように話したと伝えられています。

“Clearly we’ve got a lot of guys, starting pitchers, coming off. Whether they come back or not remains to be seen.”
He added, “We’re going to have some spots in the rotation to fill, for sure.”

「先発投手が多くFAとなるが、彼らが戻ってくるか、それとも去ることになるのかを見る必要がある。」と話し、『間違いなく埋めるべき先発ローテのスポットが生じることになる」と付け加えています。

今季終了後にはサバシアとピネダがFAとなり、田中将大もFAを選択した場合には、一気にローテから3枚が抜けることになりますので、さすがに若い投手だけで穴埋めするのは難しくなりますので、補強に動かざるをえません。

しかも、今季終了後のFA市場は層は厚くないものの、ダルビッシュ、ジェイク・アリエッタ、ジョニー・クエトらが市場に出る可能性が高いため、エース級が欲しいチーム事情にあう補強を行うことができます。

ただ、ネックとなるのは、ぜいたく税の問題です。

2018年のぜいたく税の基準は1億9800万ドルとなりますが、2018-19シーズン前に税率をリセットするためには、このライン以内に抑える必要があるためです。

現時点で確定している2018年の契約が田中将大を含めて1億120万ドル程度となっています。しかし、デリン・ベタンセス、ディディ・グレゴリウス、アダム・ウォーレン、アーロン・ヒックス、オースティン・ロマインといった年俸調停権を有していて、それなりの上昇が予想されるため、2000万ドルから2500万ドルは見込む必要があります。

さらに保険などのベネフィットの支払いが1300万ドル程度が加わるため、トレード放出がなければ1億4000万ドル程度には達することになり、補強に使える枠は4500万ドルから5000万ドルになると予想されます。

現在のFA市場の投手の相場を考えるとトップクラスのスターターを一人、それに次ぐクラスを1人というのが妥当ならラインとなります。

ただ、田中将大がFAを選択した場合には、2200万ドルがさらに削減され、来季終了後で契約が切れるチェイス・ヘッドリーやブレット・ガードナーらをトレード放出すれば、より予算の柔軟性は高まり、ヤンキースが大型補強を敢行するが可能になります。

まだ2017年シーズンも序盤を終えた段階のため、若い選手たちが、シーズンを通じて、どれだけの結果を残すか次第で、補強ポイントも変わってくることになります。

が、どちらにしても、アクティブにFA市場で補強に動くことを”I can assure you.”とハル・スタインブレナー共同オーナーが話していますので、シーズンオフの動きは面白いものとなりそうです。

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