シカゴ・ホワイトソックスの2016-17シーズンオフの補強ポイントと来季の展望

Chicago Whitesox Top Catch

ホワイトソックスのシーズンオフの動向はまだ定まらず流動的であると見られています。

2012年に地区2位となった後は、5位、4位、4位、4位と低迷しているため、再建モードのスイッチを押すべきではないかとの声が根強いホワイトソックスです。

そのホワイトソックスの2016-17シーズンオフのの補強ポイントと来季の展望です。

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ホワイトソックスのシーズンオフと来季の展望については、MLB公式サイトの”Offseason to bring familiar questions for Sox”と、CBSシカゴの”White Sox GM Rick Hahn: We Know Fans Are Open To A Complete Rebuild”いう記事をベースに情報を加えています。

積極的な戦力補強にも、主力を売り払う再建モードのどちらにも状況次第では踏み込む可能性があるため、大幅に戦力構想が変わる可能性があるのですが、チーム編成に関しては、あくまでも優勝を目指すというスタンスで見ていきます。

年俸調停権有資格者:トッド・フレイジャー(3B)、ブレット・ロウリー(2B)、ザック・パットナム(RP)、ジェイク・ペトリッカ(RP)、ダン・ジェニングス(RP)、JBシャック(OF)、ジェイコブ・ターナー(SP/RP)、ミゲル・ゴンザレス(SP)、アビサイル・ガルシア(OF)、ダニエル・ウェッブ(RP)

年俸が高騰するのが確実なのが、今季は850万ドルも40本塁打のトッド・フレイジャーで、ブレット・ロウリー、ミゲル・ゴンザレスあたりも上昇幅が大きくなる見込みです。

フリーエージェント(FA):オースティン・ジャクソン(OF)、アレックス・アビラ(C)、ジャスティン・モーノー(DH/1B)

ジャスティン・モーノーはこのまま引退することも選択肢のようです。

続いてポジション別に見ていきます。

先発ローテーション:クリス・セール、ホセ・キンタナ、カルロス・ロドンまでは確定で、ジェームズ・シールズ、ミゲル・ゴンザレスがローテに入ることが有力。2015年ドラフト1巡目指名のカーソン・フルマーもその枠の争いに加わる可能性も。

ブルペン:デビッド・ロバートソン、ザック・パットナム、ジェイク・ペトリッカ、ネイト・ジョーンズと勝ち試合の終盤のコマは揃っている状態。2016年ドラフト1巡目全体26番目指名のザック・バーディは100マイルのファーストボールを投げ、今季も優勝を争っていれば昇格していた投手で、来季は戦力として期待できる。

捕手:補強が必要なポジション。将来的な正捕手として期待されているのが2016年ドラフトの1巡目全体10番目指名のザック・コリンズだが、2017年はまだ昇格できない見込み。110-120試合を任せられるレベルの正捕手候補が必要に。

一塁手/指名打者:ホセ・アブレイユ(率.293/出.353/長.468/本25/点100)がメインも、休養のためのDH出場が増える見込み。三塁のトッド・フレイジャーが一塁を守ることも想定されるが、一塁も守れる指名打者タイプも補強ポイントに。ジャスティン・モーノーは候補となるが、引退する可能性も。

二塁手:ブレット・ロウリーの故障でユーティリティプレイヤーから正二塁手になったタイラー・サラディーノが来季もメインで、カルロス・サンチェスと争うことに。ブレット・ロウリーは年俸調停権を有するため契約を提示しないノンテンダーの候補に。

遊撃手:ティム・アンダーソン。多くのポジションが流動的な中、レギュラーが確定している。高い運動の力と守備力、打撃面でも優れている(99試合:打率.283/出塁率.306/長打率.432/9本塁打)。

三塁手:トッド・フレイジャー。得点圏打率が2割を切るという弱点はあるものの、攻守で必要な存在。期待されたマット・デビッドソンはもう少し時間がかかるし、プロスペクトもこのポジションを埋めるには長い道のりが残っている。

外野手:優勝を争う意志があればアダム・イートン、メルキー・カブレラがレギュラーとして残ると予想される。ただ再建モードにスイッチする場合は1年1500万ドルの契約が残るカブレラは攻守のパフォーマンスも良いのでトレード要員に。アダム・イートンはチームのコアとなっていく選手だが、本格的な再建であればクリス・セール、ホセ・キンタナと同様にトレード候補になる可能性も。チーム内にはチャーリー・ティルソン、ジェイコブ・メイ、アダム・エンゲルらも外野の枠を争う候補も控える。

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ホセ・アブレイユが2019年まで、オプションを含めるとクリス・セールが2019年、ホセ・キンタナが2020年までチームがコントロールできますし、アダム・イートン、ティム・アダンーソンという若くてチームの軸となる選手はいます。

資金を投入したり、プロスペクトを代償として主力級を獲得すれば2017年に勝負ができないこともないホワイトソックスです。

ホワイトソックスの年俸総額は2011年の1億2779万ドルが最高額で、2016年開幕時は1億1450万ドルでした。来季の確定している契約は7431万ドルのため、補強に動く資金の枠は残っているには残っています。

補強に動くとすれば捕手、一塁手/指名打者、外野手、左のリリーフ投手、先発ローテのバックアップなどがターゲットとなるのですが、2年連続でシーズンオフに積極的な補強を行いながらも空振りに終わっているため、このシーズンオフも難しい選択となっています

ホワイトソックスのリック・ハーンGMはまだ具体的なプランを明かしてはいないものの、大規模な再建モードも選択肢となっていて、ファンからの理解も得られる感触だと話しています。

“Ultimately, it’s got to be about what path puts us in the best position to win and if that does entail a full rebuild, there certainly isn’t the concern based on those reactions that the fans aren’t going to get it or aren’t going to support it. It’s just a matter of whether this makes the most sense to put us in the position that the fans and ourselves want to be in — and that’s the ability to win on an annual basis.”

「勝つためのベストの状態になることが重要なので、もし大規模な再建モードがともうなうことになっても、ファンから理解されない、サポートされないというような懸念はないという感触を得ている。問題は私たちとファンが望んでいる状態、毎年優勝に絡むことができるようなチームになるために、最も合理的かどうかというものだ。」というような内容をリック・ハーンGMは語っています。

もし再建モードのスイッチを押した場合にはクリス・セール、カルロス・キンタナ、ホセ・アブレイユ、アダム・イートン、トッド・フレイジャーと多くのチームが関心を持つ選手をかかえるため、その決断は大きな関心を集めることになりそうです。

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