ヤンキース、アストロズら4球団がホセ・キンタナの争奪戦を展開中か

2016-17シーズンオフにトレード市場で、その動向が注目されたのがホセ・キンタナでした。

ホワイトソックスはリック・ハーンGMが再建モードに移行することを明言し、実際にエースのクリス・セール、センターのアダム・イートンと主力クラスを放出しました。

FA市場での先発投手の人材不足が深刻だったため、NO.1スターターであるクリス・セールがトレードされて、残ったNO.2スターターのホセ・キンタナが大きな注目を浴びることになりました。

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一旦は終わったかに思われた争奪戦は水面下で続く

多くのチームが獲得に関心を示したのですが、ホワイトソックス側の要求が高すぎると判断するチームが多く、交渉は本格化するまでには至らず、一旦はその流れは消えたかに思われました。

しかし、現地の2月26日にシカゴ・ホワイトソックスの地元メディアの一つであるCBSシカゴのBruce Levine氏が、ホセ・キンタナの争奪戦が続いていることを伝えています。

It may not be headline news given that no trade has taken place yet, but the demand for White Sox left-hander Jose Quintana appears to be as robust as ever a couple weeks into spring training.

The Astros, Cardinals, Pirates and Yankees are teams believed to be dug into the sweepstakes for the 28-year-old Quintana, who’s on the trade block as the White Sox have embarked on a rebuild. The White Sox’s focus in a potential Quintana trade is the quality of prospects they get in return, not the quantity, sources said.

引用元:Levine: Jose Quintana Still In High Demand

「トレードがまだ成立していないのでヘッドラインニュースとなることはないかもしれないが、スプリングトレーニングが始まってから数週間たった今もホワイトソックスの左腕ホセ・キンタナへの需要は変わらずに堅調だ。」とすでに日本でいうオープン戦が始まった今も変わらずにホセ・キンタナへの関心が高いと伝えています。

そして「アストロズ、カージナルス、パイレーツ、ヤンキースがホセ・キンタナの争奪戦に加わっていると考えられている」ことを伝えています。

ホワイトソックスはそのキンタナ放出に応じる条件として「プロスペクトの数」ではなく、「プロスペクトの質」を重視しているとのことです。

安定した成績に加えてリーズナブルな契約も魅力

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ホワイトソックスはアダム・イートンのトレードで2017年のMLB全体のプロスペクトランキングで11位に評価されているルーカス・ジオリト投手、同46位のレイナルド・ロペス投手を獲得しています。

そしてクリス・セールのトレードではプロスペクトランキングで全体2位のヨアン・モンカダ内野手、同16位のマイケル・コペック投手をホワイトソックスは手にしています。

ホワイトソックスは、この主力2選手の放出でMLBのプロスペクトランキングでトップ20に入る選手を3人も手にするなど、多くの見返りをえています。

それらのトレードと同様に質の高いトップクラスのプロスペクトを、ホセ・キンタナのトレードにおいてもホワイトソックスは要求しているようです。

4シーズン連続で200イニング以上を投げ、その間の成績が防御率3.35、WHIP1.22、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)7.7、与四球率(9イニングあたりの与四球数)2.2とチームによってはエースとなる成績を、ホセ・キンタナは残しています。

それに加えて2017年が700万ドル、2018年が885万ドル、2019年と2020年がそれぞれ1050万ドルと1150万ドルのチームオプションで、破棄する場合のバイアウトも100万ドルとクラブ側にとって非常にお買い得な設定となっています。

争奪戦に参戦していると伝えられているチームのうちパイレーツは予算規模が大きいチームではないのですが、それでも十分に吸収できる年俸設定となっています。

ヤンキースはCCサバシアとマイケル・ピネダが今季終了後にFAとなり、田中将大も契約を破棄してFAを選択する可能性があるため、今季だけでなく来季以降を含めてもホセ・キンタナは魅力的な投手となります。

アストロズはダラス・カイケル、コリン・マクヒュー、マイク・フィアース、ランス・マッカラーズ、チャーリー・モートンと5人いるものの、柱となるエースと呼べる存在が見当たりません。

パイレーツはイバン・ノバと再契約したものの、エースのゲリット・コールに続く信頼できるNO.2スターターが不在なことが不安材料のひとつとなっています。

カージナルスはカルロス・マルティネス、アダム・ウェインライト、マイク・リーク、ランス・リン、マイケル・ワカととりあえずは5人揃っています。

しかし、期待されていたトッププロスペクトのアレックス・レイエスをトミージョン手術で失い、マイケル・ワカは昨シーズンは肩の問題に苦しめられ、ランス・リンはトミー・ジョン手術からの復帰となるため、不安要素は残っています。

アダム・ウェインライトもかつてのような相手を封じ込める力がなくなりつつあることを感じさせる面がありますので、ホセ・キンタナに興味を示すことは十分に可能性として考えられます。

現時点ではこれらのチームが争奪戦を継続していると考えられているようですが、優勝を狙うチームでNO.1-2クラスに問題が発生したチームが急遽、獲得に乗り出す可能性もあるため、シーズン開幕までにホセ・キンタナのトレードが成立する可能性が否定できません。

ホセ・キンタナの獲得は今季だけでなく、数年先までのチーム編成にも影響をあたえるため、今後の動向が注目されます。

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