カンザスシティ・ロイヤルズの2016-17シーズンオフの補強ポイントと来季の展望

Kansas City Royals Top Catch

2年連続でワールドシリーズに進出し、2015年には見事に制覇を果たしたカンザスシティ・ロイヤルズでした。

連覇を目指して積極的な補強も行い、年俸総額は球団史上最高額となる1億3148万ドルとなりました。

2013年までは1億ドルを越えたことがなかったロイヤルズでしたが、ワールドシリーズ制覇によって得た収入で、戦力強化に資金を投入できました。

しかし、2016年はウェイド・デービス、アレックス・ゴードン、マイク・ムスターカスなど主力選手に故障者が続出し、81勝81敗と勝ち越せず地区3位に沈みました。

そのカンザスシティ・ロイヤルズの2016-17シーズンオフの補強ポイントと来季の展望です。

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このページではMLB公式サイトの”KC has pieces for return to prominence in ’17″、カンザスシティスターの”Royals’ Dayton Moore: Payroll will ‘regress a little bit’ in 2017″と”Dayton Moore signals need to ‘mix it up,’ but will Royals make major trade?”をベースにしています。

年俸調停権有資格者:エリック・ホズマー(1B)、ダニー・ダフィー(SP)、ケルビン・ヘレーラ(RP)、ジャロッド・ダイソン(OF)、ダニエル・ナバ(1B)、ティム・コリンズ(RP)、トニー・クルーズ(C)

フリーエージェント(FA):エディソン・ボルケス(SP)、ケンドリス・モラレス(DH)、クリス・メドレン(SP/RP)、ルーク・ホッチェバー(RP)、ディロン・ジー(SP/RP)、ピーター・モイラン(RP)、ドリュー・ブテラ(C)

先発ローテーション:ダニー・ダフィー、ヨーダノ・ベンチュラ、イアン・ケネディ、ジェイソン・バルガス

先発ローテは4人が確定で、5番手が必要な状態。エディソン・ボルケスは1000万ドルの相互オプションだが、2016年は低迷したこともあり、行使しない可能性が大。故障でシーズンのほとんどを棒に振ったクリス・メドレンも同様。

バックアップとしてクリス・ヤング、マイク・マイナーがいて、新人のマット・ストラームも候補の1人に。

ブルペン:ウェイド・デービス、ケルビン・ヘレーラ、ホアキム・ソリア、マット・ストラーム

ホアキム・ソリアは期待はずれに終わったものの、高額の契約が残っているため、場合によっては先発を試す可能性も。マット・ストラームはブルペンでも有用なため、編成次第で役割は変わることに。

以前ほどのブルペンの厚みはないため補強が必要なため、ルーク・ホッチェバーのオプションを破棄した後再契約、FAとなっているグレッグ・ホランドと再契約なども選択肢に。

捕手: サルバドール・ペレスが引き続き正捕手に。攻守で優れたパフォーマンスを見せ、今季の打撃成績は打率.247/出塁率.288/長打率.438/OPS.725で22本塁打、64打点。
2021年まで契約が残る。

一塁手:エリック・ホズマーが引き続きレギュラーに。前半は調子が良く、オールスターでもMVPに輝いたが、後半に失速し。それでも打率.266/出塁率.328/長打率.433/OPS.761、25本塁打、104打点で契約延長の候補に。

二塁手:ウィット・メリフィールド、ラウル・モンデシー、クリスチャン・コロンらによるレギュラー争いとなるポジションに。モンデシーは守備力で優れるもの打撃面では力不足。メリフィールドはスーパーユーティリティとしても期待される。

遊撃手:アルシデス・エスコバーは2017年が650万ドルのチームオプションで行使されることが確実。攻撃面でも改善されつつある。 is an ironman and has one year left on his contract. Escobar was much better offensively once he was moved to the bottom of the order.

三塁手:マイク・ムスターカスがメインの三塁手に戻り、故障離脱していた間を埋めていたチェスラー・カスバート(打率.274/出塁率.318/長打率.413/OPS.731)も控えている。ケンドリス・モラレスと再契約できなければ、チェスラー・カスバートが指名打者の1人にまわることも。

外野手:ロレンゾ・ケインとアレックス・ゴードンは確定。3人目の外野手の座をパウロ・オルランド、ジャロッド・ダイソン、ビリー・バーンズ、新人のハンター・ドージアーらもポジションを争う候補に。

指名打者:ケンドリス・モラレスの2017年は相互オプションだが、打率.263/出塁率.327/長打率.468/OPS.795、本塁打30、打点93と結果を残したため、モラレス側が破棄することが濃厚。

その場合は、ロイヤルズはクオリファイング・オファー(1670万ドル)を提示することが予想され、上手くいけば再契約の可能性も。

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ほとんどのポジションがすでに埋まっている状態で、空いている先発ローテ、二塁、外野にも候補が多い状況となっています。

2015年にワールドシリーズ制覇を果たしたコアメンバーが2017年も残るため、今年のような故障者続出がなければ、大幅な補強をしなくても十分に優勝を争えるロイヤルズです。

ただ、問題は予算の制約です。

今年の年俸総額はポストシーズンを勝ち進んだ場合にペイできるもので、今年のようにポストシーズンを逃すと維持できないものであるとデイトン・ムーアGMは、シーズン終了後に話しています。

今年の年俸総額からさらに予算を増やすのは難しく、基本的には少々削減して来シーズンを迎える見通しであることもムーアGMは明かしています。

しかし、来季の契約が確定している分だけですでに1億ドル弱となっていて、そこに年俸調停権を有するエリック・ホズマー(1B)、ダニー・ダフィー(SP)、ケルビン・ヘレーラ(RP)らがいるため、今季の1億3500万ドルも間近となっています。

そのようなこともありFA市場に頼って戦力を編成するのは好ましくないと話し、クリエイティブな方法で積極的に戦力を整えていく意向であることも明らかにしています。

“We have to continue to evaluate other opportunities out there to improve our team for 2017 and beyond,” Moore says. “We’ve got to look to be creative. It’s very early, obviously, with the offseason, and there will be opportunities that are available to us that we’re not even aware of yet.“

“Once we begin to unpack what other teams are looking to do, we’ll have a better idea of how we can mix and match and line up with trades and hopefully make some quality acquisitions.”

「まだオフシーズンの早い段階のため色々と精査する必要があり、まだ私たちが認識できていないチャンスがあるだろう。他球団が何をしようとしているかを把握することで、うまく組み合わせることができ、質の良いトレードを成立させることもできるのではないか」というような見通しを語っています。

予算の制約を考えれば、トレードで戦力補強というのがメインの動きとなりそうで、場合によってはプロスペクトだけでなく、年俸調停権を有する選手なども交換要員とするような動きもありそうです。

デイトン・ムーアGMが本人が語るとおりクリエイティブに戦力補強をし、同地区のライバルであるインディアンスやタイガースに競り勝てるチームを作れるか注目されます。

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