レッドソックスの2016-17オフのプランは?デーブ・ドンブロウスキー社長が見通しを語る

Boston Redsox Top Catch

2年連続の地区最下位から地区優勝へと躍進した2016年でしたが、ディビジョンシリーズではインディアンスにスウィープを喫し、引退するデビッド・オルティーズの花道を飾るワールドシリーズ制覇はなりませんでした。

そのレッドソックスはすでに来季に向けての動きに着手し、早々にジョン・ファレル監督と現コーチを残留させたい意向であることデーブ・ドンブロウスキー社長は明かしています。

そのためシーズン終了後の記者会見では来季のチーム編成について、デーブ・ドンブロウスキー社長とジョン・ファレル監督の両者が既にコメントしています。

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今季終了後にレッドソックスを去るのは指名打者で引退するデビッド・オルティーズ、FAとなる上原浩治、田澤純一、ブラッド・ジーグラーのリリーフ投手3人です。

そのためデーブ・ドンブロウスキー社長は会見で指名打者とブルペンの穴を埋める必要があることを認めています。

先発ローテに関しては、ディビジョンシリーズで先発したクレイ・バックホルツの来季契約は1350万ドルのチームオプションになっているのですが、これは行使するようです。

以下はProvidence jounalの”Dave Dombrowski on offseason targets and futures of David Ortiz, Clay Buchholz and Pablo Sandoval”からの引用です。

However, when discussing the starting depth the Red Sox will have going into next season, Dombrowski included Buchholz as one of six returning starters, along with Rick Porcello, David Price, Drew Pomeranz, Eduardo Rodriguez and Steven Wright.

デーブ・ドンブロウスキー社長は来季の先発ローテの構想はリック・ポーセロ、デビッド・プライス、ドリュー・ポメランツ、エドゥアルド・ロドリゲス、スティーブン・ライト、クレイ・バックホルツの6人だと話したとのことです。

このシーズンオフの先発投手の市場は人材が乏しくドジャースのリッチ・ヒル、パイレーツのイバン・ノバあたりがトップクラスとなる状況です。

またバックホルツも全体の成績は139.1回で防御率4.78とかなり物足りないのですが、後半戦だけでは防御率3.22と安定しポストシーズンの先発ローテに入るほどに復調しましたので、この選択は当然と言えます。

ブルペンに関しては上原浩治の名前が上がり、ジョン・ファレル監督は能力を高く評価したものの、これからの状況によると踏み込んだ発言はなく、デーブ・ドンブロウスキー社長はこれまでのパフォーマンスを高く評価したものの、来季以降の評価に困る面があると話しています。

以下はボストンの地元FMの電子版WEEIからの引用です。

“Koji’s done an unbelievable job for this organization throughout the time period,” president of baseball operations Dave Dombrowski said. “And age factor, you always worry when a guy gets older. It’s just, it’s the aging process. … So Koji’s a very special guy when it comes to the aging process, what he does. It’s been amazing when he’s on the mound. I don’t know how you really interpret a guy going forward at that. I don’t have any special formula. But I will also tell you Koji’s a hard guy to evaluate when he’s younger and healthy. Because he’s a very abnormal type pitcher. I mean how many guys that are throwing 88 mph blow the ball by you on a consistent basis? So he’s a tough evaluation no matter what.

「誰でも年をとれば、年齢による衰えを考える必要があるが、コウジはその点で特別で、マウンドにいる時の彼は素晴らしい。ただ、これから先をどう評価するのは難しく、そのための手法を私は持っていない。さらに言えば、コウジが健康でかつ若かったとしても、普通のタイプではないので、評価が難しい。88マイルを切る球速を投げ続ける選手がどれだけいるだろうか。どちらにしても評価が難しい選手だ」

以前のベン・チェリントンGMであれば評価してくれたのかもしれませんが、デーブ・ドンブロウスキー社長は評価しかねているところが見受けられます。そのため現時点では再契約には積極的とはいえず、タイミングと条件が合えば可能性はあるという程度にとどまっている印象です。

指名打者に関しては他球団のように色々な選手で回すのではなく、ある程度軸となる選手を固定しておきたい意向であることを明かしています。

The first clarification is really whether or not the Red Sox will continue to implement a full-time designated hitter instead of somebody who bounces back and forth from the field to the DH role.

フルタイムの指名打者が希望で、多くの野手を入れ代わり立ち代わりで起用するという編成にはしたくないようです。ハンリー・ラミレスがフルタイムの指名打者の有力候補となるのですが、そのことについては「一塁と指名打者の両方をやれるだろう」とドンブロウスキー社長は話すにとどめています。

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しかし、現状から考えられる選択肢としてWEEIのRob Bradfordは以下のように述べています。

The closest potential option to finding something close to Ortiz’s production will be Encarnacion, who is slated to become a free agent this offseason after hitting 42 home runs with an .886 OPS in 160 games.
If the Red Sox did want to make a run at the 33-year-old, there could be a scenario where Hanley Ramirez and Encarnacion rotate between first base and designated hitter. There is also the possibility the Sox use Ramirez as their primary DH, with Travis Shaw, Pablo Sandoval, Yoan Moncada and Sam Travis all allowing for flexibility between first base and third base.

デビッド・オルティーズの今季の成績は打率.315/出塁率.401/長打率.620/OPS1.021で38本塁打、127打点と素晴らしかったのですが、それに近い数字を期待できる選択肢はFAとなるエドウィン・エンカーナシオンだとRob Bradfordは述べます。

160試合で打率.263/出塁率.357/長打率.529/OPS.886、42本塁打、127打点という成績を残していますので、オルティーズの穴を埋める期待ができる選手であることは間違いありません。

もしエンカーナシオンが獲得できた場合には、ハンリー・ラミレスと同様に一塁と指名打者の両方がこなせますので、2人がこの2つのポジションをローテーションしながら出場することになるだろうとRob Bradfordは予想しています。

そしてもう一つのシナリオとしては内部の選手で穴を埋める方法で、ハンリー・ラミレスをメインの指名打者に据え、一塁と三塁の両方をトラビス・ショー、パブロ・サンドバル、ヨアン・モンカダ、サム・トラビスらで埋めていくというものです。

ハンリー・ラミレスの今季は打率.286/出塁率.361/長打率.505/OPS.866で30本塁打、111打点と復活を感じさせる数字を残しています。

さらに指名打者として起用された11試合48打席では打率.364/出塁率.417/長打率.750/OPS1.167と結果を残していますので、外部からの補強が難しいとなれば、ラミレスをメインの指名打者に据えるのは悪くない編成と考えられます。

パブロ・サンドバルに関しては術後の回復は順調で、リーグチャンピオンシップにレッドソックスが進出していたら登録されていた可能性もあるとデーブ・ドンブロウスキー社長が会見で話すほどです。

元々、ハンリー・ラミレスとパブロ・サンドバルの両者を獲得した時には、いずれはラミレスが指名打者、サンドバルが一塁という構想が語られていましたので、それで落ち着く可能性もありそうです。

昨年のデーブ・ドンブロウスキー社長は先発ローテのエース、4人目の外野手、試合終盤を締めれるリリーフ投手の補強を目指すと話した後、12月の第1週までにはこれらの補強を成し遂げました。

決断力に優れ、動きの早いデーブ・ドンブロウスキー社長のため、来季でのワールドシリーズ制覇に向けて、どのように指名打者とブルペンの穴を埋めていくのか注目されます。

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