レッドソックスの最大の懸念は?ボストン・グローブ名物記者が3つの問題を指摘

Boston Redsox Top Catch

シーズンオフのトレードでメジャー屈指の左腕であるクリス・セール、クローザーとセットアップの両方をこなせるタイラー・ソーンバーグを獲得し、FAでは高い守備力と長打力もある左打ちのミッチ・モアランドを獲得しました。

若い才能あふれるコアプレイヤーがレギュラーの座に座ることもあり、メジャーでも屈指のバランスのとれたロースターになったと考えられていたレッドソックスでした。

しかし、2017年の開幕が近づくこの段階で大きな懸念材料を抱えています。

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レッドソックスが抱える3つの懸念材料は

ボストン・グローブの大物記者であるニック・カファード氏が”What are the Red Sox’ biggest concerns?”という記事で、レッドソックスが直面している大きな3つの懸念を指摘しています。

その内容の要約は以下のとおりとなっています。

1. タイラー・ソーンバーグ

レッドソックスのプランAは上原浩治との再契約だったが、それができなかったのでプランBとなり、タイラー・ソーンバーグに。レッドソックスは想像している以上に上原がいないことを残念に思うことになるかもしれない。上原は球速は速くないが打者を仕留めることができ、何よりもボストンの環境で結果を残してきて、ここで投げる上での不安がないからだ。
ソーンバーグの獲得にトラビス・ショーを筆頭に、良いプロスペクトも放出したが、レッドソックスの投球プログラムに合わず肩に不安を抱える状態に。

2. ハンリー・ラミレス

右肩の故障でリハビリを続けているものの、当初の想定よりも回復が遅い。ミッチ・モアランドがファーストのメインも、モアランドが左投手に弱いため40試合程度はラミレスがファーストに守ることを想定していたが雲行きが怪しくなっている。

3. デビッド・プライス

左肘と左前腕の痛みで離脱したデビッド・プライスは、スローイングプログラムを行っているが、マウンドからは投げていない。今は痛みがなくなったと話しているので、肩の筋肉を強化するための時間が必要な状況。レッドソックスの”ビッグ3″の一人なので、時間がどれだけかかっても体に不安がない状態になることが願われている。たとえ4月を棒に振ることになっても。

レッドソックスの中核を担う選手が体調面で不安を抱えていることをカファード氏が指摘しています。

最も優秀なロースターのはずが不安材料を多く抱えて開幕へ

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デビッド・オルティス、上原浩治、田澤純一、ブラッド・ジーグラーを失ったレッドソックスは、クリス・セールとタイラー・ソーンバーグ、ミッチ・モアランドを加えることえ補うことを選択しました。

クリス・セール自体には問題がないものの、強力な先発ローテの3枚看板となるはずだったデビッド・プライスが健康面に不安を抱えてしまい、開幕は難しくなりました。

さらにここでは触れられていませんがドリュー・ポメランツは左腕に張りを訴え、スティーブン・ライトも故障からの復帰の途上、エドゥアルド・ロドリゲスは膝に不安と、先発ローテ全体が健康面で不安を抱えています。

リリーフ陣は上原浩治、田澤純一、ブラッド・ジーグラーを失ったブルペンのテコ入れとして、クレイグ・キンブレルの前を任せために獲得したタイラー・ソーンバーグが不透明な状態となっています。

このまま開幕を迎えることになるとジョー・ケリーが8回を任され、マット・バーンズ、ヒース・ヘンブリー、ロビー・ロスらに期待することになるという、やや不安な編成です。

打線に関してはミッチ・モアランドを獲得すること、そしてパブロ・サンドバルが復帰することなど、ラインナップ全体で補う方法を選びました。

サンドバルはスプリングトレーニングではありますが、43打席で打率.349/出塁率.364/長打率.651、3本塁打と結果を残しています。

ただ、これは右投手中心に起用されていることによるもので、右投手には36打席で打率.389/出塁率.389/長打率.750/OPS1.139と極めて良い数字なのですが、左投手には7打席とサンプル数は少ないですが.143/.250/.143/.393と低迷しています。

2015年に対左投手に41打数2安打という無残な結果に終わったのを繰り返す可能性を秘めている状態で、正三塁手というよりは、プラトーンプレイヤーという計算しかしにくい状況が続いています。

質の高いプロスペクトを放出して大型トレードを成立させることに腰がひけないデーブ・ドンブロウスキー社長です。

しかし、タイガースGM時代にはファームを荒野にし、メジャーレベルでは結果を残したものの、大型契約で柔軟性がないロースターを作ってしまいました。

大型トレードで勝負をかけているレッドソックスですが、これらの不安を乗り越えてポストシーズンに辿り着けるか注目されます。

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