レイズのチーム予算は2019年には増額?観客動員がMLB最下位でも収入が増える理由

Tampa Bay Rays Top Catch

タンパベイ・レイズの2016年シーズンの年俸総額は7132万ドルとMLB全30球団で最下位の規模となり、トップとなったドジャースの2億7910万ドルとは2億ドル以上の差がある状態となっています。

そのドジャースはMLBで最も観客動員力のある球団で2016年には370万3312人を動員し、2位のカージナルスに30万人近くの差をつけました。

一方のレイズは5年連続でMLB最下位となる128万6163人にとどまっています。

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レイズの1試合あたりの観客動員の平均は1万5878人であるのに対して、ドジャースは4万5719人と3倍近い差がある状況となっています。

チームの観客動員力も低く、ロサンゼルスのような巨大なマーケットではなく、フランチャイズの市場規模も大きくないため、チームの予算に制約が多い状況下で編成を行っているタンパベイ・レイズです。

観客動員増の起爆剤として期待されているのが現在の本拠地であるトロピカーナ・フィールドから新球場への移転なのですが、幾度も話題になるものの、アスレチックスの本拠地移転とともになかなか進まない話の一つとなっている状況が続いています。

このように経済面であまり明るい話題がないレイズなのですが、2019年から大幅な収入増を期待できる要素があるとFOXスポーツのケン・ローゼンタール記者は伝えています。

But one of their revenue streams could improve soon, through a new regional television contract.
The Rays’ deal with FOX Sports Sun, which pays them a reported $20 million annually, expires after the 2018 season, according to major-league sources. A new deal, even in a changing television landscape, would figure to pay the team considerably more.

テレビのローカル放映権料の契約をFOXスポーツサンと結んでいて、現在は1年2000万ドル程度を受け取っているそうです。

その放映権契約が2018年シーズンをもって終了するため、新たな契約をどこかと結ぶことになのですが、その時に大幅な収入増が期待できるとのことです。

ただ、観客動員が両リーグ最低のチームの放映権料が値上がりするのか?という疑問が残ります。

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ケン・ローゼンタール記者は同じ記事の中で以下のように続けています。

While Rays ratings have dropped sharply in each of the past two years, according to Nielsen data compiled by RaysIndex.com, the team last season still ranked 13th out of the 29 teams that play in the U.S.

アンドリュー・フリードマンGM時代にはポストシーズンの常連となっていたレイズですが、近年は低迷が続いていることを反映してか2年間のテレビ視聴率は急激に低下しているとのことです。

しかし、そのような視聴率の急落がありながらも昨シーズンのテレビ視聴率は全米の29チーム中13位にランクされるなど、数字そのものは悪くないとのことです。

そのため新らたに結ぶローカル中継の放映権料は大幅増が予想され、そのことによるチーム編成の予算枠拡大も期待できると考えられます。

セントルイス・カージナルスは2015年にテレビ放映権の新しい大型契約が成立し2018年からの15年で10億ドルを手にすることになりました。年平均6667万ドルとなりますので、カージナルスの現契約最終年である2017年は3500万ドルからの大幅な増額となります。

カージナルスのベースとなっているセントルイス大都市圏の人口は281万人で全米20位の規模となっているのですが、レイズのベースとなっているタンパ、セントピーターズバーグ、クリアウォーターらの大都市圏は人口274万人とほぼ同じ規模のマーケットとなっています。

観客動員が両リーグ2位で、ポストシーズンが常連のカージナルスとは状況が違うため、単純には比較できない面はありますが、それでも現在のMLB全体の放映権料の動きを踏まえるとレイズが2000万ドルの放映権料から大幅な増額を手にする可能性が高いと考えられます。

ただ、放映権料による収入増で予算が増額したとしても、大物FA選手を獲得できるような規模にはならないことが確実ではあります。

それでも、これまでクリス・アーチャーに6年2550万ドル、エバン・ロンゴリアに6年1億ドルという契約延長をしたきたように、チームのコアとなる選手をつなぎとめる資金源にはなると考えられます。

テレビ放映権の新しい契約が2019年からとなります。2017年には何らかの情報が流れてくると予想されますので、注視したい今後の動向です。

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