もしレンジャーズが「売り手」になったら?地元メディアがトレード期限前の放出要員を予想

Texas Rangers Top Catch

テキサス・レンジャーズは43勝45敗と負け越し地区首位のアストロズには16.5ゲーム差となり、地区3連覇の夢は遠のきました。

しかし、ワイルドカード争いは大混戦となっていることもあり、現在その座をキープしているヤンキース、レイズの2チームとは3ゲーム差にとどまり、その望みを残しています。

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ただ、ゲーム差こそ3ゲームなのですが、その間にはツインズ、ロイヤルズ、エンゼルスの3チームがいて、すぐ下の1ゲーム差にはマリナーズ、オリオールズがいるため、ワイルドカード争いも優位というわけではありません。

そのような状況ではありますが、7月7日の時点では余程のことがない限りは、トレード期限以降もワイルドカードを狙っていくスタンスであることを、ジョン・ダニエルズGMは明かしています。

しかし、後半戦の開幕から7月末までのスケジュールを見ると、レンジャーズがポストシーズン争いから脱落してしまう可能性があると、地元メディアの一つであるスターテレグラムのジェフ・ウィルソン氏は指摘します。

レンジャーズの後半戦はロード10試合で始まるのですが、今季のロードでの成績が18勝25敗と良くありません。そして対戦相手は、調子を上げてきているロイヤルズとレイズ、そしてホームで強いオリオールズと、いずれもワイルドカードを争う容易ではないチームばかりとなっています。

そのためこの10試合で場合によっては大きく負け越してしまい、トレード期限前のポジションニングが「買い手」から「売り手」になる可能性も否定できないとジェフ・ウィルソン氏は述べます。

その上で、ウィルソン氏は「レンジャーズが売り手になった場合に、交換要員となるであろう6名の選手を、可能性が高い順番で予想しています。

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ウィルソン氏による予想と、そのコメントの要約は以下のとおりとなっています。

1. ジョナサン・ルクロイ(捕手)

すでにルクロイのトレードに関しては交渉を行っていて、ポストシーズン争いから脱落した場合に一番放出される可能性が高い選手。打率.256、4本塁打と低迷し、捕球などの守備面でも疑問符がつく状態。ロビンソン・チリノスがステップアップし、3Aのブレット・ニコラスがバックアップをできるので、ルクロイを容易に放出できる状況。

2. ダルビッシュ有(先発投手)

市場に出れば一番インパクトのある先発投手となるが、2ヶ月のレンタルになることが価値を下げる要素に。ダニエルズGMは年俸総額を削減するように上から指示を受けていないので、かなり魅力的なオファーでなければ応じないだろう。

3. アンドリュー・キャッシュナー(先発投手)

前半戦最後の当番は6イニングまでヒットを許さないなど圧倒的な投球を見せたが、これが彼が多くのチームから興味をもたれる理由だ。昨年もトレード期限前に移籍したが、今年もそうなるかもしれない。最近の故障がネックとなるが、ポストシーズンを争うチームの多くが先発投手を必要としている。

4. マイク・ナポリ(一塁手・指名打者)

打率は悪いが、18本塁打と長打力は健在で、特に左投手には強い。プレーオフにコンスタントに出場している選手で、勝ち進みたいチームにとって必要なタイプの選手。

5. カルロス・ゴメス(外野手)

打率、長打力、走力、守備と兼ね備えた選手。やや好不調の波が激しく、チームの雰囲気とマッチするところでないと力を発揮しにくいタイプであることがネックに。

6. タイソン・ロス(先発投手)

レンジャーズでの先発はまだ僅かに5試合で、そのうち1試合は良く、2試合は悪く、1試合はまあまあで、1試合はひどいものだった。また復帰したばかりで、修正、調整が必要なところがあり、それは本人も認めている。15ヶ月の離脱からの復帰の途上ではあるが、今季終了後にFAとなるので、交換要員となる可能性が高い。

と以上の6名が売り手になった場合に、トレード放出される可能性が高いとウィルソン氏は予想しています。

カルロス・ゴメスは1150万ドル、アンドリュー・キャッシュナーが1100万ドル、タイソン・ロスは600万ドルの、いずれも1年契約のため、今季終了後にFAとなります。ダルビッシュは6年5600万ドルの契約最終年で、今季の1100万ドルをもってFAとなる状況です。

マイク・ナポリに関しては保証されているのは2017年の1年600万ドルで、来季はレンジャーズが1年1100万ドルで更新するか、破棄して250万ドルを支払うかを選択することになります。18本塁打は魅力ですが、打率は.194と低く、283打席で92個の三振と不安定なため、現時点ではオプションを行使しない可能性が高い状況です。そのためポストシーズンの可能性が厳しくなった場合には、シーズン終了までとどめておく必要性はありません。

ダルビッシュに関しては「チームを気に入ってはいるものの、契約は別物」と話すなど、契約延長に強くこだわる姿勢ではありません。ただ、ダルビッシュの場合はシーズン終了後にクオリファイング・オファーを出す価値のある投手のため、ウィルソン氏が指摘するように魅力的なオファーでなければ、チームに残すことをジョン・ダニエルズGMが選ぶ可能性が高そうです。

7月14日からのロード10連戦が、今後の方針に影響を与える可能性がありますので、まずはここでの戦いぶりに注目したいレンジャーズです。

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