レンジャーズの懸念材料は「クローザー」ではなく「打線」?CBSスポーツが指摘する問題点

Texas Rangers Top Catch

ア・リーグ西地区の3強の一角で、地区3連覇を狙うテキサス・レンジャーズが5勝9敗で最下位となるなど、スロースタートとなっています。

その一番の原因として目立つのは、WBCアメリカ代表として活躍し、開幕からクローザーを務めていたサム・ダイソンの低調な出だしです。

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クローザーを務めていたサム・ダイソンの不振が際立つ序盤

サム・ダイソンはシーズン開幕から4回1/3で5四球・14安打、13失点、3度のセーブ機会は全て失敗という炎上ぶりで、防御率は27.00と悲惨な数字となりました。

ダイソンが故障者リストに入ったのは手に打球を当てたことが、表向きの理由とはなっていますが、さほど深刻な問題ではないため、休養とクールダウンをするための措置とも考えられる状況です。

レンジャーズの出遅れの中にあってクローザーのサム・ダイソンの不調が際立つことは否定できません。

しかし、レンジャーズにはクローザーの代役となる候補が複数いて、昨年ブルワーズでクローザーとして27セーブをあげたジェレミー・ジェフレス、セットアップとして力を発揮しているマット・ブッシュなどがいます。

そのためクローザーの問題を、何とか解決することが見込めるものの、影には隠れているものの、それ以上に深刻なのが『打線』ではないかと、CBSスポーツのR.J. Anderson氏が指摘しています。

レンジャーズ打線は4月19日の試合を迎える前の時点で、本塁打数はメジャーリーグ3位となる20本、得点は同4位となる71点を叩き出しています。

これだけを見れば問題はないようにも見えます。

レンジャーズ打線が抱える問題点とは

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R.J. Anderson氏は以下のような問題を指摘しています。

  • チーム打率はア・リーグ14位、チーム出塁率は同12位とチーム全体での数字が良くない
  • wRC+は両リーグ22位とメジャー平均以下の数字で、打者有利の本拠地に助けられている
  • ノマー・マザラ(打率.328/出塁率.371/長打率.586)、エルビス・アンドラス(.321/.345/.589)の2人に大きく依存。
  • マイク・ナポリ(.148/.233/.296)とジョナサン・ルクロイ(.190/.227/.262)が低調で、ジョーイ・ギャロ、ジュリクソン・プロファー、カルロス・ゴメスは、そもそも攻撃面で疑問符がつく
  • マザラとアンドラスを除いた他の選手の数字は.217/.290/.397から.183/.270/.332となっている。

ノマー・マザラが両リーグトップとなる17打点を挙げていることが、レンジャーズにとっては大きな助けとなっているのですが、打線全体で見た時には穴だらけとなっている現状です。

R.J. Anderson氏は名前を挙げて触れていませんが、秋信守は.238/.360/.333、ルーグネッド・オドーアは.214/.241/.446と、主力級でありながらOPSは.700を切っています。

マザラとアンドラスの2人以外の数字だけでは、MLB全体で22位から30位にランクされる打線となるなど、全体での脆さが目立つ状態であることを否定できません。マザラとアンドラスの2人が打てない試合は、あまり得点面で大きな期待がしにくい状況となっているためです。

シーズン開幕前の懸念材料として関心が集まっていたのは先発ローテの3番手以降の脆さ、ブルペンがしっかりと機能するかどうかなど、投手陣でした。

しかし、蓋を開けてみれば打線の低調さが気になる状態ともなっているレンジャーズです。

主軸のエイドリアン・ベルトレが不在ということも一因ではありますが、復帰は5月中旬ごろにずれ込む可能性もあるため、早い段階で現状のラインナップの復調を期待したいレンジャーズです。

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