レッドソックスは先発ローテが一転して不安材料に・・・先発投手の層の薄さが露呈

Boston Redsox Top Catch

ボストン・レッドソックスの2017年シーズンはデビッド・プライス、クリス・セール、リック・ポーセロの3枚看板が重要な役割を担う構想でした。

デビッド・オルティスという打線の核を失いながらも、そちらへのテコ入れはミッチ・モアランドの獲得と、パブロ・サンドバルの復帰というものにとどまるため、強化した先発ローテへの期待は大きいものがありました。

しかし、その先発ローテがシーズンを開幕する前から不安材料になりつつあるレッドソックスです。

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デビッド・プライス以外の先発投手も健康面に不安

デビッド・プライスは左肘と左前腕に強い痛みがあることを訴えたため、一時はトミー・ジョン手術が不可避かと思われましたが、その最悪のシナリオは回避することができました。

ただ、デビッド・プライスが実戦形式の練習に復帰するメドはまだ立っていない状態で、ジョン・ファレル監督も少なくともシーズン開幕時は故障者リストに入るとの見通しを明らかにしています。

そのため一時は4番手と5番手の2枠を争っていたドリュー・ポメランツ、スティーブン・ライト、エドゥアルド・ロドリゲスの3人が、そのまま開幕ローテに入ることが濃厚となりました。

しかし、このうちの2人も健康状態が安心できるものではないことが、レッドソックスの展望に大きな影を落とし始めています。

ドリュー・ポメランツはシーズンオフに左肘に幹細胞治療を行い、そこからのリハリビを続けていたため調整は遅れていて、ようやく実戦で登板することができた状況です。

3月14日の登板では2イニングを投げたのですが、メルビン・アップトンに本塁打を浴びるなどして2点を失うという結果となりました。

その前日の3月13日がスティーブン・ライトのスプリングトレーニングで初登板で、こちらは2イニングを無失点と無難な滑り出しを見せています。

この2人が実戦に登板できたのは朗報はあるのですが、シーズン開幕が近づく中で1回しか登板できていないことにもなります。

ジョン・ファレル監督は実戦で85球を投げれる段階まで筋肉を強化する必要があると述べ、まだ先発ローテ確定をできない段階にとどまっています。

もしさらに調整が遅れるような問題が生じた場合には、レッドソックスは先発ローテのバックアップの層を問われることになるのですが、それがあまり芳しくない状態です。

期待された若手も伸び悩み層の薄さが露呈

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これ以上の離脱者、もしくは開幕時に故障者リストに入る先発投手が出た場合には、ローテ入りの有力候補となるのがマイナー契約を結んだカイル・ケンドリックです。

2015年はロッキーズで27試合に先発するも142回1/3しか消化できず、防御率6.32、リーグ最多の33本塁打を浴びるなどしました。

そして2016年は3Aから一度も昇格することができず、その3Aでも93回1/3で防御率4.73と冴えない成績に終わっています。

ただ、救いなのはこのスプリングトレーニングは18イニングを投げて防御率1.50と好調なことですが、あまり当てにしにくい投手であることは間違いありません。

そうなると期待するのは若い投手となるのですが、それらの面々も冴えないことが懸念を大きくしています。

かつてのプロスペクトであるヘンリー・オーウェンスは7回1/3で被安打13、与四球12、13失点と冴えない投球を続けた結果、早々にマイナーのキャンプに送られ、フォームの改造に取り組んでいる状況です。

もう一人同じくプロスペクトとして期待されてきたブライアン・ジョンソンもボールに力がなく、6回2/3で被安打11、与四球6、防御率5.40という数字以上に内容が悪く、こちらもマイナーに送られています。

メジャーリーグレベルでの実績はこの2人を上回るものがあるため期待されていたロエニス・エリアスはわき腹の筋肉を痛め、3週間投げることができない状態が続き、開幕は絶望的です。

今のところは順調にきているエドゥアルド・ロドリゲスですが、昨年の春に痛めた膝をウィンターリーグで痛めるなど、全く不安がないわけではありません。

そのため現状でしっかりと先発ローテとして期待ができるのがクリス・セールとリック・ポーセロの2人になってしまっているレッドソックスです。

ですが、デーブ・ドンブロウスキー社長は「今の投手陣の層に満足している」と話し、さらなる補強には否定的、3Aレベルの投手くらいしか検討していないようだとボストン・ヘラルド紙のEvan Drellich氏は伝えています。

年俸総額を抑制するためにクレイ・バックホルツをトレードで放出したレッドソックスですが、ここにきてその動きが仇となる可能性が浮上しつつあります。

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