メッツがハービーをトレードしても見返りは期待できない!?その理由とは

マット・ハービーに関する騒動は、ニューヨークメディアにとどまらず、CBS、FOX、ESPNなど多くの大手メディアでも論評される事態となりました。

3日間の事実上の謹慎処分をうけたマット・ハービーが復帰にあたり、記者会見で謝罪をしています。

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“I made a mistake and am doing everything I can to make sure it’s something that never happens again,” Harvey said.

「過ちを犯してしまった。そして私はこのようなことを二度と起こさないように、自分ができる限りのことをやる」

“Obviously, I’m extremely embarrassed by my actions,” Harvey said. “I apologized to my teammates, to the Mets organization, to the Wilpons all the way down to the Mets fans for doing what I did. … I’m looking forward to getting things back on track and doing everything I can to help this team win and help this organization moving forward. They all have my word.

「自分のやった行いを心から恥じている。私はチームメイト、メッツ、ウィルポン(オーナー)、全てのメッツのファンに対して、私がやったことに関して謝罪したい。私は正しい方向に戻ることを心待ちにしているし、チームの勝利とこの組織を助けるために私ができるすべてのことをやりたい。これは約束することだ。」

信頼を築くには時間を要しますが、それを失うのは一瞬で可能です。特にこれまでも試合に向けての準備などに問題があると考えられてきましたので、信頼をとりもどすのは容易なことではありません。

元々、2018年シーズン終了後にFAとなるため、契約延長もしくはトレード放出が選択肢としてあったハービーでしたが、メッツが後者の方に傾いたとしても不思議ではない状況ともなりました。

しかし、仮にメッツがマット・ハービーをトレードに放出しても、多くの見返りを得ることはできないだろうと、CBSスポーツのDayn Perry氏がその理由を指摘しています。

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1. マット・ハービーの健康に関する歴史は良くない

トミー・ジョン手術を2013年10月に受け、復帰直後の2015年は良かったが、現実は肘に2つ目の内側側副靱帯を移植している状態。より懸念されるのは昨年の7月に肩の問題を抱え、胸郭出口症候群の手術を受けたことだ。この問題は一般的なものではなく、キャリアを終わらせる可能性があるもの。肘と肩の両方に不安を抱えるのは大きな懸念材料。

2. 2017年のパフォーマンスは悪い投手にランクされる

2013年にはファーストボールが平均で96.96マイルだったが、2017年は94.95マイルと2マイルも落ちていて、平均よりも急激な低下。奪三振の割合は27.7%から13.5%、ハードヒットされる割合も26.5%から34.5%に悪化している。現在肩と肘に不安がある状態で、良い時を取り戻す可能性は低く、獲得するチームはそのことをシビアに見る。

3. フィールド外での問題がある

トミー・ジョン手術のリハビリを行う場所に関してメッツともめ、さらに復帰した後にも球数の上限に関しても揉めている。そして今回の騒動が加わった。試合に向けてのコミットメントが不足していることをトレード相手は懸念するので、メッツが要求できる価格は下がることになる。

4. もう年俸が安くはない

年俸調停2年目のマット・ハービーの2017年は512万5000ドルで、2018年にはさらに上昇し、そしてFAとなる。契約延長で引き留めることもできるが、オーナーのウィルポン一家はそれを好まない。また代理人がスコット・ボラス氏なのだが、彼が担当する選手は契約延長よりもFA市場に出ることを選ぶことが多い。ただ、マット・ハービーの市場価値はFangraphsが-150万ドルと算出している。

このような状態のためトレードで見返りを得ることは難しく、契約が切れるまで抱えておくか、リリースすることをチームが選ぶプレイヤーになっていると、Dayn Perry氏は述べています。

これまでゴルフを早朝にプレーした後に偏頭痛なったと報じられてきましたが、ニューヨーク・ポストのPage SIXが、「ハービーはその日の早朝の4時までバーで飲んでいた」と報じています。

偏頭痛に関する報告をハービーからメッツの投手コーチが受け取た後、表面上は「本人のことを心配して」とされていますが、メッツはセキュリティ2名をハービーの自宅におくるなど、事実上のチェックを行っています。

そのため当初からハービーの報告に疑いがあると、メッツのフロント、首脳陣は感じていたことが伺えます。

これだけ良くないイメージがつくと、能力が高くても価値が下がりますが、パフォーマンスも悪化していましたので、自業自得ではありますが、大きな打撃となっています。

マット・ハービーは当初報道されていたよりも、さらに難しい立場に自分を追い込んでしまったようです。

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