マイアミ・マーリンズの2016-17シーズンオフの補強ポイントと来季の展望

Miami Marlins Top Catch

マイアミ・マーリンズはシーズン終盤までワイルドカード争いに絡むことができたものの、今季も手が届かずナ・リーグ東地区3位にとどまりました。

しかし、79勝82敗と勝率5割を割り込み、得失点差も-27とチームの底上げが必要な状態なのですが、エースのホセ・フェルナンデスをボート事故で失ってしまいました。

大きな悲しみも味わったマーリンズですが、来季に向けて大きな戦力の穴埋める難しいタスクも課されることになりました。

そのマイアミ・マーリンズの2016-17シーズンオフの補強ポイントと来季の展望です。

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このページはMLB公式サイトの”Marlins relying on group effort to take step forward in ’17″と”5 priorities awaiting Marlins this offseason”の記事をベースに情報を加えてまとめています。

MIAMI — Time heals, they say. The Marlins are about to find out how much and how fast as they enter the offseason with heavy hearts after the most devastating loss in franchise history.

年俸調停権有資格者:トム・コーラー(SP)、デビッド・フェルプス(SP/RP)、AJラモス(CL)、アデイニー・エチェバリア(SS)、マーセル・オズナ(OF)、デレク・ディートリック(2B)

フリーエージェント:イチロー(OF・200万ドル club opiton)、アンドリュー・キャッシュナー(SP)、マイク・ダン(P)、フェルナンド・ロドニー(RP・200万ドル club option)、ジェフ・マシス(C)、クリス・ジョンソン(IF)、ジェフ・フランコーア(OF)、ダスティン・マゴワン(P)

すでにイチローの2017年のオプションは行使しされて、来季の契約は確定しています。

先発ローテーション:チェン・ウェイン、アダム・コンリー、トム・コーラーらが軸に。ホセ・フェルナンデスの穴を埋めれるようなエースを探すような動きはしない方針。

デビッド・フェルプスはブルペンと先発の両方を務めるスイングマンに。ホセ・ウレーニャ、ジャスティン・ニコリーノ、ジェイク・エシュ、オドリサメル・デスパイネらも先発ローテ候補に。

ブルペン:AJラモス、デビッド・フェルプス、カイル・バラクロー、ニック・ウィットグレン、ブライアン・エリントン、ハンター・セルベンカ(左)

AJラモスがクローザーの最有力候補も、場合によってはデビッド・フェルプスにその座を譲り、セットアップになる可能性も。フェルナンド・ロドニーは200万ドルとオプションの基本額は低いものの、インセンティブが多いので行使するかは微妙なところ。セットアップとして期待されるのはカイル・バラクロー(72.0回:防御率2.85/奪三振率14.0)。リリーフのプロスペクトであるルイス・カスティーヨも来季には昇格か。

捕手:JTリアルミュートが正捕手に。守備面でも向上が著しく、打撃(打率.303/出塁率.343/長打率.428/本塁打11)でも期待できる。ジェフ・マシスはFAとなるが、クラブハウスでのリーダーシップが素晴らしく、打撃面でも改善されたところがあったため再契約も選択肢。トマス・テリスは攻撃面で安定しているが、守備面で磨きをかける必要があり。

一塁手:基本はジャスティン・ボーア(打率.264/出塁率.349/長打率.475/OPS.824)も、左投手の時に起用できる一塁手が必要で、リアルミュートやディートリックがその候補に。守備固めとしてはミゲル・ロジャスが控える。

二塁手:PEDで80試合出場停止後の成績は良くなかったが、来季もディー・ゴードンが正二塁手。バックアップはパワーに優れるデレク・ディートリックとミゲル・ロジャスに。

遊撃手:アデイニー・エチェバリが基本線も、年俸調停により450万ドル程度に年俸が上昇し、FAまで残り2年となるためトレードになる可能性も。トレードの場合はミゲル・ロジャスがその穴を埋める有力候補。

三塁手:3年の契約延長をしたマーティン・プラドで確定。2016年が4年4000万ドルの最終年もフィールドとクラブハウスでのインパクトが強い選手で、早々に3年4000万ドルで契約延長。ディートリックがプラドのバックアップ。このポジションにはプロスペクトのブライン・アンダーソンがいるが、まだメジャーまでには数年かかる。

外野手:クリスチャン・イエリッチ、ジャンカルロ・スタントン、マーセル・オズナ、イチローの4人。さらに選手層に厚みを加える存在としてジェフ・フランコーアとの再契約も視野に。

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ホセ・フェルナンデスの穴を埋めるようなエースを探すのは非常に困難なため、それはせずにクオリティ・スタートをしっかりとこなせるような投手を探す方針と伝えられています。

ナショナルズがジオ・ゴンザレスの1200万ドルのオプションを行使せずに、FAとなった場合には獲得に動く可能性があると考えられています。

ブルペンではクローザー候補としてAJラモス、デビッド・フェルプス、カイル・バラクローと3人がいるのですが、先発ローテが弱いこともあり、厚みを増すためにFA市場のクローザー、具体的にはアロルディス・チャップマン、マーク・メランソン、ケンリー・ジャンセンらに興味を示す可能性があると考えられています。

このような補強ポイントがあるのですが、問題は資金となります。

マーリンズの年俸総額における球団史上最高額は1億162万ドルで、2016年開幕時は7436万ドルとなっているのですが、来季の確定している金額はチェンの1550万ドル、スタントンの1450万ドル、ゴードンの780万ドル、イエリッチの350万ドル、プラドの1150万ドル、イチローの200万ドルで5130万ドル程度となっています。

しかし、年俸調停権を持っている選手がAJラモス、デビッド・フェルプス、トム・コーラー、アデイニー・エチェバリア、マーセル・オズナ、デレク・ディートリックと主力クラスばかりで、年俸は大きく上昇する見込みです。

合計で2800万ドルまで積み上がると見込まれているため、すでに2016年開幕時の年俸総額を越える8000万ドルに到達することが濃厚です。

今年の年俸総額以上の予算は与えられるようですが、1億ドルには到達しない9000万ドル程度と地元メディアは報じているため、大きな予算が残っているわけではありません。

このような状況のためFAが近づいて年俸が高くなるアデイニー・エチェバリア、マーセル・オズナ、デレク・ディートリッらを放出して年俸総額を抑制し、必要な先発投手の獲得に動くのではないかとの予想が出ています。

思わぬ形で大きな戦力ダウンに直面することになったマーリンズで、野球運営部門社長のマイケル・ヒルもチャレンジしていかなけばならないと話しています。

どのようにホセ・フェルナンデスの穴を埋めて勝てるチームに仕上げていくのか注目されます。

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