マリナーズの2017年の先発ローテは?枠を争う若手投手を地元メディアがピックアップ

Seattle Mariners Top Catch

シアトル・マリナーズが2016-17シーズンオフを迎えた時点での先発ローテーションはフェリックス・ヘルナンデス、岩隈久志、タイファンウォーカー、ジェームス・パクストンが確定的で、5番手をネイサン・カーンズ、アリエル・ミランダ、ビダル・ヌーニョといった選手が争うような状況でした。

しかし、ジーン・セグラのトレードでタイファン・ウォーカーがチームを去り、ビダル・ヌーニョはカルロス・ルイーズと交換でドジャースに移籍し、セス・スミスと交換でヨバニ・ガヤードを獲得、ジャロッド・ダイソンのトレードでネイサン・カーンズがロイヤルズに移籍しました。

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このような一連の動きがあった結果、マリナーズの先発ローテーションはフェリックス・ヘルナンデス、岩隈久志、ジェームズ・パクストン、ヨバニ・ガヤードの4人が確定し、5番手をアリエル・ミランダら若い投手が争うことになりました。

これらの一連の動きを終えた時点でジェリー・ディポトGMは以下のように話した、タコマニューストリビューンのボブ・ダットン氏は”Handicapping the Mariners’ internal search for a fifth starter”という記事で伝えています。

“Pitching-staff wise, we’d still like to add,” general manager Jerry Dipoto said last Friday after pulling off a pair of trades affecting the rotation. “We do have a little bit of room to be creative.
“The resources have always been there for us to be aggressive when the opportunity arises.”
“I’ve always been of the mind-set,” he said, “that (with) some portion of your starting rotation — your fifth starter — you have to be cultivating young players and giving them innings in order to sustain what you’re doing as a franchise.”

投手陣に関してはまだ補強する可能性があり、多くはないもののそれに動くだけの資金的な余裕があると話しています。ただ、それと同時に若い選手を育てるために5番手の座を争わせることを視野に入れていることを明かしています。

その際にジェリー・ディポトGMが候補となる若い選手を言及しているのですが、その6人の投手についてボブ・ダットン氏が現状を分析しています。

その分析の要約とそれらの投手の動画は以下のとおりとなっています。

1. クリス・ヘストン(右投手・28歳)

12月7日にトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツから移籍。2016年は腹斜筋を痛め長期離脱も2015年には31試合に先発し防御率3.95/12勝11敗という成績を残す。

2. アリエル・ミランダ(左投手・28歳)

昨年オリオールズから移籍後10試合に先発し、防御率3.57/5勝2敗。ブレイキングボールを磨く必要があり、ブルペンに左投手が現時点ではマーク・ゼプチンスキーくらいしかいないため、左のロングリリーフとして起用される可能性が高く。そうでないなら3Aタコマか。

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3. ロブ・ウェイレン(右投手・22歳)

11月28日にブレーブスから2014年ドラフト1巡目全体6番目指名のアレックス・ジャクソンを含むマイナーリーガー2人と交換で獲得。マイナー21試合で防御率2.40/7勝6敗という成績も、メジャーでは5試合に先発し防御率6.57に終わる。3Aタコマで開幕になる可能性が高い。

これ以下の3人はまだ2Aまでしか昇格していないためウェイレン以上にメジャーで開幕を迎える可能性は低いと予想されています。

4. マックス・ポブセ(右投手・23歳)

2014年ドラフト3巡目指名。ベースボールアメリカはマリナーズ内でNo.8の評価。昨年は1Aと2Aで26試合に先発し防御率3.36、9勝6敗。グラウンドボールピッチャー。

5. アンドリュー・ムーア(右投手・25歳)

2015年ドラフト2巡目指名の選手で急成長中。昨年は1Aアドバンスドと2Aで28試合に先発し防御率2.65、12勝4敗。ベースボールアメリカはマリナーズ内でNo.6の評価。メジャーの先発ローテ4-5番手タイプ。昨年のマリナーズ傘下でのマイナーリーグピッチャー・オブ・ザ・イヤー

6. ライアン・ヤーブロー(右投手・25歳)

2014年ドラフト4巡目指名選手。昨年は2Aで25試合に先発し、防御率2.95/12勝4敗。サウザンリーグで最優秀投手賞を獲得。

こういった投手の顔ぶれを見ても、層の薄さを感じざるをえない編成となっているシアトル・マリナーズです。

マリナーズのファームで比較的高い評価を得ている投手はMLB公式サイトでチーム内NO.4にランクされているニック・ネイダート(Nick Neidert)とNO.6のルイス・ゴハラ(Luiz Gohara)で、それに続くのがアンドリュー・ムーアなどとなっています。

ただ、いずれもMLB全体のプロスペクトランキング100位以内にはランクされていませんし、ネイダートとゴハラは1A、ムーアは2Aとメジャー昇格までに時間が必要です。

マリナーズのファームは選手層が薄く、特に投手でメジャーレベルで期待できる層が非常に薄くなっています。

そのため一連のトレードでメジャーですぐに起用できるクリス・ヘストン、アリエル・ミランダ、ロブ・ウェイレンといった投手を獲得してきています。

このようなファームの育成力の乏しさとドラフトの失敗は、前GMのジャック・ズレンシックが残した負の遺産です。

またズレンシックGMが大型の長期契約を次々と結んできているためチームの年俸総額にも大きな余裕はないため、ジェリー・ディポトGMは頭をフル回転さえて、クリエイティブな補強をし続けることが必要となりそうです。

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