J.D.マルティネスの評価が高まる!デトロイト・タイガース最高の交換要員に

Detroit Tigers Top Catch

デトロイト・タイガーズは6月末の時点で勝率5割を切っているようであれば、全てのベテランを対象としたファイヤーセールに踏み切る方針であることが伝えられました。

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多くのベテラン選手を抱えているデトロイトですが、その中でもJ.D.マルティネスへの評価が高まっていようです。

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デトロイト・フリー・プレスのAnthony Fenech氏がJ.D.マルティネスがライバルチームのスカウトや幹部から高い評価を得ていることを伝えています。

Several rival scouts and executives told the Free Press this week that the return for Martinez would be much greater now than the compensatory pick the team would receive if Martinez rejects a qualifying offer in the off-season.

数名の他球団幹部やスカウトたちが「J.D.マルティネスの放出によって手にできる見返りは、シーズン最後までチームにとどめてクオリファイング・オファーを出した時の代償よりも大きい」と話したとのことです。

J.D.マルティネスをシーズン終了までチームに残した場合には、クオリファイング・オファーを出せることになるのですが、新しい労使協定により、拒否されて他球団と契約した場合の見返りは小さくなりました。

特にデトロイト・タイガーズのようにぜいたく税の基準を超過するチームへの代償は小さく、J.D.マルティネスがクオリファイング・オファーを拒否して他球団と契約した場合には4巡目の指名権しか手にすることができません。その一方でトレード期限前に放出した場合には、多くの見返りを得ることができると、上述の幹部やスカウトたちが話しているようです。

The consensus among six scouts and executives polled is the Tigers could get multiple prospects — one among an organization’s higher-tier players, plus another in the next tier — and perhaps a major leaguer.

6人のスカウト、幹部たちの共通の見解は「タイガースは複数のプロスペクトを獲得でき、そのうちの1人はチーム内の上位クラスで、もうひとりはその次のレベルのプロスペクト、もしくはメジャーリーガーを獲得できるかもしれない」とのことです。

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現在29歳のJ.D.マルティネスは、8月に30歳となるのですが、年俸は1175万ドルで今季終了後にFAとなります。年俸は1175万ドルと安くはないのですが、トレード期限前に獲得する場合には400万ドル程度の負担で済むため、予算に余裕がないチームでも十分に対応できる金額となります。

今季開幕時は故障でDLに入っていましたが、5月12日の復帰後28試合で10本塁打、23打点とホットなスタートを切り、打率.305/出塁率.398/長打率.705/OPS1.103と文句のつけどころのない成績を残しています。

外野手としての守備力に関しては、右足の故障の影響もあり衰えを感じさせるものがあるものの、攻撃面においてはメジャートップクラスの水準にありますので、指名打者でも十分と言える数字を残しています。

問題なのはデトロイト・タイガーズが本格的な「売り手」になるのか、それとも「戦力を維持して必要な補強を行う」のかの判断に迷う状況にあることです。

デトロイトは30勝32敗と負け越しているのですが、首位とは僅かに3.5ゲーム差しか離されていない状況で、1試合で勝負を決することになるワイルドカードではなく、ディジョンシリーズに進出できる地区優勝を目指せる位置につけています。

昨年のワールドシリーズまで勝ち進んだことの反動のためか、インディアンスが調子が上がらず、戦力的に十分ではないツインズが首位を走っているため、大型の連勝があれば一気に抜け出すこともできます。

もし地区優勝を目指すのであれば、イアン・キンスラー、ミゲル・カブレラ、ビクター・マルティネス、ジャスティン・アップトン、アレックス・アビラに、J.D.マルティネスを残した打線で戦いたいところではあります。

しかし、これらの強力なラインナップを維持したとしても、投手陣に不安が多くあるため、ポストシーズンを勝ち抜くことは厳しいと考えられます。投手陣の防御率は4.74で両リーグ25位で、特にリリーフ投手陣は防御率5.14で同29位に沈んでいて、トレード期限前に大幅なテコ入れをしないと期待はしにくい状態です。

難しい判断とはなりますが、今季と来季以降を両立させる方法として考えられるのは、打線の厚みは多少薄くなるもののJ.D.マルティネスを放出し、見返りとしてメジャーレベルに近い投手を複数獲得することです。打線はマルティネスがいればベストではありますが、いなくなってもある程度の水準は維持できると考えられます。そして、必要としているメジャーレベルの若い投手を獲得できれば、来季以降を見据えながらも、ポストシーズンを争うことも期待できます。

ワールドシリーズ制覇、地区優勝を目指すにはどちらにしてもバランスが悪いデトロイト・タイガーズのため、今季終了後にFAとなるJ.D.マルティネスを有効活用する道を選ぶ可能性が高そうです。

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