マリナーズのオフの最も成功している補強はレオニス・マーティン!?打撃が好調なその理由とは

Seattle Mariners Top Catch

ジェリー・ディポトGM体制となったシアトル・マリナーズはシーズンオフに忙しく動いたチームのひとつとなりました。

岩隈久志との再契約、青木宣親、スティーブ・シシェックとの契約、アダム・リンド、ネイサン・カーンズ、ウェイド・マイリー、ホアキン・ベノワ、そして李大浩とのマイナー契約など、多くの動きがありました。

そのような多くのシーズンオフの動きの中でも、現時点でベストの補強になっているとの声があるのがレオニス・マーティンです。

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守備を期待されていたレオニス・マーティンが打撃で大きな貢献

レオニス・マーティンは打率.259/本塁打9/打点19/出塁率.337/長打率.483でOPSは.820と、規定打席に到達しているマリナーズの選手の中ではロビンソン・カノのOPS.916、ネルソン・クルーズの.885に続く数字で、カイル・シーガーの.818も上回っています。

目につくのは出塁率の向上です。

キャリア全体では打率.255に対して出塁率.308と、その差は.053で、四球率は6.4%とあまり四球を選ぶタイプではなかったのですが、今季は打率と出塁率の差は.078になり、四球率は10.3%と四球を選ぶことが増え、キャリア平均を上回る出塁率となっています。

また補強の際にもっとも重要視された守備面の貢献ですが、センターフィールダーとして守備防御点(DRS)が+4、アルティメット・ゾーン・レイティング(UZR)が+3.0、そしてアルティメット・ゾーン・レイティング(UZR)を150試合換算にしたUZR/150は14.4と、十分な数字を残しています。

センターとショートが泣き所だったマリナーズにとって、このレオニス・マーティンの守備力は非常に大きいものがあります。

また特筆すべきは打者有利のアーリントンから投手有利のセーフコフィールドに本拠地が変わったにもかかわらず、本塁打を量産していることです。

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これまでは2013年の147試合508打席の8本塁打、2014年の155試合583打席での7本塁打がベスト言える数字だったのですが、今季は43試合165打席で既に9本塁打を記録しています。

そのことについてESPNのシニアライターであるDavid Schoenfieldが、ProspectInsider.comのJason Churchillの分析を引用して、その打撃について説明しています。

In 2016, Martin’s bat is at an angle more consistent with the kind of trajectory that produces hard-hit line drives and fly balls, and the barrel, while still somewhat pointed toward the pitcher, is much more ideally angled, too. He still waggles it toward the pitcher pre-pitch sometimes, which ideally will go away altogether, eventually.

We’ve heard Mike Blowers comment on the Root Sports Broadcast about the bat wrap and that Edgar Martinez has been working with Martin on that very thing.

The hands are in a better position to trigger the swing, the bat head is in a better spot to be sent to attack the pitch and the bat angle helps Martin create a more consistent and healthier bat path (swing plane). The swing itself is a bit shorter, too, which can help with contact and consistency. I also have noticed he’s setting up a little more closed at the feet, hip and shoulder than he was a year ago. It’s not easily noticed by the naked eye, but it’s there and part of his set of adjustments this seasons.

引用元:http://prospectinsider.com/checking-leonys-martin/

長い文章のため内容を要約すると、打席で構えたときのバットのグリップの位置をトップに置いた状態するように変えたのですが、その置いているポジションが良いため、打つポイントでのバットのボールへの角度も良くなり、その結果、強いラインドライブなどボールに角度がつくようになったとのことです。スイング自体はやや小さいものですが、逆にそのことによってコンタクト率が上がり、打撃の安定感にもつながっているとのこです。

これまでは投手が投げた時に、バットをトップに持っていくというスイングだったのですが、はじめからトップの位置に置いておくように変えたということです。

その分、体に動きが少なくなり、反動も使いにくくなるのですが、動きが少なくなるためバットをコントロールしやすくなりコンタクト率が良くなります。

これに加えてレオニス・マーティンの場合は、構えている時のトップの位置が良いためボールに角度がついて長打がでやすいアングルでバットがボールに入るようになったので、長打が増えたということのようです。

マリナーズはこのレオニス・マーティンのトレードで、リリーフのトム・ウィルヘルムセンと外野のプロスペクトであるパトリック・キブルハンを放出しました。

レンジャーズとしてはリリーフ陣の強化としてウィルヘルムセンに期待していたのですが、15.1イニングで6本の本塁打を献上して防御率9.98となった後3Aに降格となっています。

そしてパトリック・キブルハンは3Aで打率.184/出塁率.252/長打率.262/OPS.514と惨憺たる成績で低迷しています。

レオニス・マーティンは28歳という年齢で2018年までマリナーズがコントロールできることを考えると、現時点ではマリナーズにとって良いトレードで、最も貢献度の高い補強となっていると考えられそうです。

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